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長門有希銀河を超えた戦いエピソードⅣ」(2007/09/18 (火) 20:44:42) の最新版変更点

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<p> </p> <p>第4章<br> 先の見えない物語。 中心惑星への上陸<br> 長門を受け入れるもの拒むもの。 戦いの準備が整う時、俺はどうしているか<br> <br> ヨーダ「ふむ、おぬしらが地球からの客か」<br> 部屋に入った俺たちを待っていた3人の中の小さな宇宙人が話しかけてきた。<br> ちなみに、もう一人の黒人は普通の人間のようだ。<br> オビワン「マスター・ヨーダ、この小さな女性がナガトです。」<br> ヨーダ「厖大なフォースの力を感じるぞ。」<br> ウィンドウ「フォースを感じるのはナガトだけ。なぜ、他の者をもつれてきた。」<br> オビワン「彼女の友であるからです。帰宅途中だったので成り行きから・・」<br> つまり、ぶっちゃけ俺たちはいなくてもいいわけか。<br> ヨーダ「本当にそう思うか?」<br> ウィンドウ「と、言いますと?」<br> ヨーダ「栗色の髪の女性からも、スマイル顔の男からも普通の人間ではない力を感じる」<br> 明確には分からないようだが、なにかを感じるとはすごいな。この宇宙人はいったい…<br> 古泉も朝比奈さんもびっくりしているようだ。<br> ヨーダ「手前にいるおぬし」<br> え?俺?自分のことを指差す。軽くうなずき、落ち着いた口調でこう言った。<br> ヨーダ「暗黒面には気をつけるのだ。」</p> <p><br> ウィンドウ「オビワンよ、お前が評価するナガトの腕前を見たい」<br> ヨーダ「ふむ。気になるところだからの」<br> オビワン「わかりました。ナガトはついてきてくれ。みんなは先ほどの部屋に」<br> 黒人・宇宙人・オビワン・長門の順で部屋から出ていく。<br> 宇宙人がすれ違う時に、こんなことを言ってきた気がする。<br> 『異色のフォースを持つ男キョンよ』ってな。<br> 身長差があったせいで聞き取れなかったが、『キョン』って言ったのには自信がある。<br> <br> 女性に先導され部屋に戻ってきた俺達。<br> キョン「あの、先ほどの人たちは?」<br> 女性「小さなお方は、すべてのジェダイのマスター。マスター・ヨーダです。」<br> 古泉「全てのジェダイのマスター!?一番強いって解釈してよろしいんですか?」<br> 女性「その解釈で大丈夫かと。すべてのジェダイはまずあのお方と修行をするのが規則です」<br> あんな小さくてそんなすごい人だったのか。<br> 女性「隣にいらしたのは、マスター・ウィンドウ。マスター・ヨーダの次に値すると言っていいでしょう」<br> みくる「じゃじゃあ、長門さんを見るために、ジェダイで1番目と2番目の人が来てたんですかぁ?」<br> 女性「そういうことです。彼女のケースは今までにありませんから。」<br> 古泉「ところで、今長門さん達はどこへ?」<br> 女性「マスター達に実力を見せている所かと思われます。」<br> みくる「あの、長門さんのケースはそんなに珍しいんですか?」<br> 女性「はい、本来フォースの力を持って生まれたものは、ジェダイ聖堂で育てられます」<br> キョン「じゃあ、急に目覚めた長門は…」<br> 女性「今までにないケースです。」<br> 女性が言い終わると同時にオビワンが部屋に入ってきた。</p> <p>オビワン「マスター・ヨーダから名前を聞いた。キョンよ、私が言う部屋へ行ってくれ」<br> 俺は地球を出てもキョンなのか。<br> ふと、そんなことを考えていると、オビワンの言葉が聞こえてきた。<br> キョン「それじゃあ、ちょっと行ってきます」<br> <br> なんなんだ。今の感覚は。それに場所が明確に分かって何となく体が引っ張られている。<br> 俺は1つの部屋の前に立っていた。<br> ヨーダ「キョンだな。入るがいい」<br> 中から声がすると、ドアが開いた。マスター・ウィンドウはいなくヨーダと長門だけだった。<br> ヨーダ「ここまでどうやってきた」<br> キョン「急にオビワンさんの声が頭に入ってきて、後はなぜか体が動いて」<br> ヨーダ「ふむ、『マインドトリック』だな」<br> 長門「…マインドトリックってなに」<br> ヨーダ「フォースの力の中にいろんな能力があってな。」<br> ヨーダの話を要約するとこんな感じだ。<br> フォースという力の中には、精神的・肉体的にに働く力があるという。<br> さっきのオビワンの能力は、相手の心に「確信」を植え付け、ある程度行動を操作できるものらしい。<br> 他にはテレパシーや筋力増加のようなものがあるらしい。<br> キョン「それで、俺を呼んだ用はなんですか?」<br> ヨーダ「さっき言った言葉を覚えているか?」<br> この後俺は、長門の驚く様子を表情から伺うことになった。</p> <p> </p> <p>~そのころの地球<br> 私はクワイ=ガン・ジン。異国の惑星、地球で孤立している。<br> 通信によると迎えが地球に向かっているらしい<br> ハルヒ「おじさん!」<br> 私は今地球で会った女性。スズミヤハルヒという女性とともに行動している。<br> クワイ「どうした?」<br> ハルヒ「あたしも宇宙船に乗せてよ!」<br> 言い忘れていた。彼女はちょっと変わっている。<br> 私のする話や、私の出身のことなどをほんとに信じているようだ。<br> クワイ「すまないが、それはできない。」<br> ハルヒ「なんでよ。いいじゃない、ちょっとくらい」<br> クワイ「この銀河系とは別の銀河系の惑星でね。事情がないと他の銀河系の人を入れてはいけないんだ」<br> ハルヒ「あら、理由ならあるじゃない。地球で面倒見てるのは誰かしら」<br> それを、言われては何も言えない。人の弱みにつけ込むとは…<br> クワイ「それは、間違いなく君だ。ひとつ聞くが君には家族や友人はいるかね?」<br> ハルヒ「えぇ、いるわ。あたしねSOS団って団の団長なのよ。もちろん仲間がいるわ」<br> クワイ「ほう、聞かせてもらえるかな?」<br> ハルヒ「SOS団はね、不思議なことや不思議な人を探して遊ぶことが目的なの」<br> クワイ「それは、楽しそうだ。仲間についてもいいかな?」<br> ハルヒ「えぇ、いいわ。無口だけど可愛い有希に、女でも好きになっちゃうほどかわいいみくるちゃん。それにハンサムな古泉くんに、雑用係りのキョン」<br> クワイ「君は仲間が好きかい?」<br> ハルヒ「もちろんよ。SOS団が成り立つのもみんながいるからだわ」<br> クワイ「その仲間が知らないところで、知らない人に殺されたいかい?」<br> 私は少し、強めに言った。</p> <p>ハルヒ「え・・?」<br> クワイ「私は仲間を敵から守るためにここに残った。つまり、追う身であり追われる身だ」<br> ハルヒ「そ、そんな嘘は信じないわ」<br> クワイ「あれを見てどう思うかい?」<br> 私が指さした先には、斜めにつながれていた坂が真っ二つになっているはしごがある。<br> ハルヒ「気付かなかった…すべり台が・・・」<br> クワイ「信じてもらえたかな?」<br> その時、迎えが来た。R2-D2が呼びかけてきている。<br> 彼女ともお別れだ。<br> クワイ「私は行くよ。」<br> 茫然としている彼女に私は言った。<br> ハルヒ「待って!仲間に見せたいから写真撮らせて!」<br> 写真…瞬間記憶装置のことか<br> クワイ「いいだろう。」<br> 私は彼女と写真を撮り、船へと乗り込んだ。<br> クワイ「また会おう」<br> ハルヒ「さようなら。仲間にあなたのこと話すわ!」<br> 彼女が手を振りながら笑っている。<br> さて、コルサントへ急ごう。</p> <p> </p> <p> </p>

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