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長門有希 銀河を超えた戦い」(2007/09/15 (土) 17:40:06) の最新版変更点

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<p> </p> <p>長門有希 銀河を超えた戦い</p> <p> </p> <p>プロローグ</p> <p> </p> <p>~宇宙を漂う宇宙船内部</p> <p><br> 青年「マスター地球です。」<br> マスター「そうか。ここにフォースを操る女性がいる」<br> 青年「マスターそれはホントですか?」<br> マスター「確証はない。R2を先に一体送り込んだ。そろそろデータが送られてくるだろう」</p> <p> </p> <p> </p> <p>~その頃文芸部室</p> <p>ホームルームが終わり、掃除当番と指導のあるハルヒを励ましてから俺は<br> いつも通りに、SOS団アジトの文芸部室へと向かっていた。<br> コンコン・・・返事がない。朝比奈さんはいないみたいだ。</p> <p>ガチャ<br> キョン「長門だけか」<br> 長門「・・・・・・見て」<br> 突然のことに俺は驚いた。長門が手のひらを向けただけでリンゴが吸いよせられてきた。<br> 古泉「おや、長門さん超能力ですか?」<br> お前いつきた。<br> 長門「わたしは超能力者ではない。」<br> 超能力者よりすごいぞと言うか迷ったが、ここは言うことが違う。<br> キョン「いつからそんな事できるようになったんだ?」<br> 長門「あなたも知ってる通り、プログラムにアクセスすれば大抵のことはできる。」<br> それは、確かに知っている。長門なら一人で野球もできそうだ。<br> 長門「でも、さっきのはプログラムにアクセスしていない。わたしの力」<br> なんだか長門が嬉しそうに、自分の手のひらを見ている。</p> <p> </p> <p>バタン<br> みくる「ふぇ~遅れてすいません。あれ?涼宮さんは?」<br> キョン「あいつは今日掃除の後個人面接です。5時30までに来なければ今日は解散でいいと」<br> みくる「そうなんですかぁ、もう25分ですし着替えなくてもいいですよね。」<br> キョン「いいと思いますよ。」<br> この人もまじめな人だ。毎日メイド服に着替え、帰る時は制服に着替える。<br> こんなめんどくさいことを、自分からしてるんだから大したもんである。</p> <p>長門「・・・・・・見て」<br> めずらしく、長門が朝比奈さんを呼んだ。うれしそうである。<br> みくる「なんですかぁ?長門さん」<br> カエルの着ぐるみの頭の部分がロッカーの上にあるわけだが<br> それが、長門が手を上から下に降るアクションをしただけで落ちたのだ。<br> みくる「ふぇっ、、、長門さん今何か力を使ったんですか?」<br> 長門「使ってはいない。わたしに芽生えた力。」<br> みくる「・・・キョンくん」<br> キョン「俺もびっくりしましたよ。リンゴを吸い寄せましたから」<br> 朝比奈さんは、俺がするだけでも驚いている。</p> <p>古泉「超能力でもなく、思念体の力でもない。なんでしょうね?」<br> みくる「う~ん、不思議ですね。他に何かできるんですか?」<br> 長門「朝、枕元に置いてあった。」<br> 長門が俺たちに見せたのは、シルバーの短い筒と、長門にはでかすぎる茶色の布でできたかぶり物だった。<br> キョン「心当たりないのか?」<br> 長門「・・・ない」<br> キョン「なにかわかるか?」<br> 長門「・・・わからない。」<br> 古泉が勝手にかぶり物をかぶっていた。背の高い古泉でもフードをすると顔が隠れる。<br> 見た目はカッパのような感じだ。</p> <p>古泉「とても、大きいですね。長門さんが着たら半分以上引きずりますね」<br> 長門「・・・・サイズを調整する。貸して」<br> そういうと、長門はそれを着た。古泉の言ったとおり長門には半端なくでかい。<br> 小さい子が親の服を着ているみたいな感じだ。かわいいぞ、長門。<br> 長門「~~~~~~~~」長門が呪文を唱えると少し引きずる程度の大きさになった。<br> キョン「長門似合ってるな。いいぞ」<br> 長門「そう。」コートのようにフードをかぶっている。</p> <p>みくる「あのぉ、この筒ボタンが付いてますよぉ」<br> 朝比奈さんは、ずっと筒を見ていた。<br> キョン「未来に似たような何かありますか?」<br> みくる「未来のものじゃないみたいです。あえて言えば、もっと古いもの…」<br> 古泉「このようなものが昔に?」<br> みくる「はい、教科書で見たことがあるんです。」<br> 朝比奈さんは、思い出しながら語るように話しだした。</p> <p>「はるか昔、遠い銀河系の彼方で、ジェダイと呼ばれる騎士の集団があった。<br> 彼らは、光の剣で戦い、光より早い乗り物で移動する・・・」</p> <p>みくる「こんな感じのお話なんですが・・・」<br> キョン「朝比奈さん、それは実話ですか?」<br> みくる「多少実話も入っているかと…」<br> どうやら、ただのお話らしいな。それもそうだ、こんな話聞いたことがない。<br> もし事実なら、現代に少しくらいその陰があってもいいだろうよ。</p> <p>古泉「このボタンなんでしょうね?」<br> 長門「・・・朝は気付かなかった。押してみる。」<br> ビィィィン!ジリジリジリ<br> さぁ、状況を説明してみようか。<br> 長門がボタンを押した瞬間、筒から光の棒が伸びカエルの頭が乗っていたロッカーを貫通しているのだ。<br> キョン「なんだこれは!」<br> R-2「urukoowat-ed」</p> <p> </p> <p>~地球上を旋回中の宇宙船<br> 青年「マスター、データが送られてきました。」<br> マスター「表示しろ」<br> 青年「はい!」カチッ シュルーン<br> そこには、長門・キョン・みくる・古泉が立体映像で映し出されていた。<br> 会話内容は、先ほどの部室での会話である。</p> <p>青年「このような少女がフォースを…?」<br> マスター「それより問題は、生まれつきではないフォースの力だ。」<br> 青年「朝目覚めたら急に、だなんて・・・・」<br> マスター「彼女との接触を試みる。」<br> 青年「了解しました!」<br> こうして、宇宙船は地球大気圏へと突入した</p> <p> </p> <p>~文芸部室<br> 長門「・・・ユニーク」<br> キョン「それどころじゃない!早くそれを消すんだ。」<br> 古泉「触ってはだめです。貫通ですよ?しかも切り口が溶けている・・・」<br> 長門「・・・しまう。」シュルル<br> なんなんだ、この剣は。朝比奈さんが言った光の剣。もしや…!<br> キョン「朝比奈さん!」<br> みくる「ふぁい?」<br> まったく気の抜けた返事をする人だ。だが、かわいらしい。<br> キョン「朝比奈さんの教科書で昔の事って、今のことじゃないですか?」<br> 目をまん丸くして驚く朝比奈さん。<br> 古泉「確かに、話がつながりますね。僕らは知らず、朝比奈さんが知っている昔の話。つまり今の話なんですよ。きっと」<br> みくる「どうしよう。ほんとなら私未来のこと話しちゃった。」<br> 大丈夫です。あなたはえらくなって同じミスをまたします。<br> 長門「…大丈夫。はっきりしたことではないから。」<br> みくる「だと、いいんですがぁ」<br> ふと、外を見るとすっかり暗くなっていた。<br> 時刻は6時を回ったところ。ハルヒは今日は来なかった。<br> 古泉「今日はもう帰りましょうか。」<br> みくる「そうですね、暗くなってきましたし」<br> キョン「長門、それはお前が家に保管しといてくれ。」<br> 長門「わかった」</p> <p> </p> <p>帰り道。4人で歩いてると、俺たちの前に二人の男が現れた。</p>

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