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たった1度の高校生活 序章」(2007/09/10 (月) 23:26:53) の最新版変更点

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<p>序章<br> もう12月に入り季節は冬。試験も終わってあとは冬休みを待つだけの日々だ<br>  <br> 今日は珍しく団活がなく俺、谷口、国木田の三人で放課後の屋上に来ている<br>  <br> この物語の全ては今谷口が発しようとしている一言から始まったと言っても過言ではないだろう<br>  <br> 「なぁなぁ、知ってるか?」<br> 「何をだい?」<br> 「校内で暴力事件が多発してるらしいぞ」<br> まぁ、どこの学校だって問題児の1人や2人いるだろう<br> 「うちの学校でもそういうのあるんだね。平和だと思ってたんだけどなぁ」<br> 苦笑いを浮かべながら国木田は言った<br> 「表向きには暴行らしいが実は強姦という話も聞いている」<br> おいおい、強姦とか平気で喋る言葉じゃないぞ<br> 「へぇ、うちの学校もずいぶん物騒になっちゃったね」<br> ある意味ハルヒのおかげで物騒というか変な方向にうちの学校は走っているのだろう。間違いなく<br> 「お前の部は女子が多いんだ!しかも性格には少し問題があるがそろって美少女だ!いざとなったらお前が守るんだぞ!」<br> いつもより少し真面目な顔で谷口が言ってきた<br> やれやれ、なんでこいつにそんなこと言われなきゃならんのだ。なぜか意地を張った俺は<br> 「あぁ、そうだな」<br> と、少し拗ねた感じで流した<br> 「お前は気楽だな」<br> 谷口め。なぜ今日のお前はそんなに突っ掛かって来るんだ<br> 俺は「ほっとけ」と軽く言い、違う話題を出した・・・<br>  <br> その後、ごく普通の高校生らしい会話をし、その場で解散した<br>  <br>  <br>  <br> 帰り道にて俺は谷口の「お前の部は女子が多いんだ!しかも性格には少し問題があるがそろって美少女だ!いざとなったらお前が守るんだぞ!」という事を思い出して少し考えてみることにした...<br>  <br> まぁ、朝比奈さんならともかくハルヒや長門は大丈夫だろう<br> それに谷口が言ってた事だって所詮は噂だ。深く考えることはないだろうという結論が俺の中で出た<br>  <br>  <br>  <br> 今、思えばこの考え方が間違っていたのかもしれない</p>

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