「女古泉'ちゃん'の憂鬱 番外編「St.バレンタインデー」」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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バレンタインデー。それは女の子が、男の子にチョコを送る日。<br>
「あぅ~・・・」<br>
でも、僕には出来ないんです。だって、彼の前では男の子だから<br>
渡したくても渡せない。どうしたら良いんでしょうか。<br>
とにかく、渡したい。好きって、言いたい、けど、言うわけにもいかない。<br>
せめて、チョコレートだけでも。こういう時、誰に相談したら良いんでしょうか。<br>
・・・とりあえず、森さんに電話してみますか。<br>
プルルルル・・・ギーガガガーゴァーギギャーン!!<br>
突然変な音がなってからしばらくして、<br>
『やっほー!どうしたのどうしたの?』<br>
森さんが凄くハイテンションで出てきた。<br>
『あ、も・し・か・し・て、バレンタインデーの相談!?』<br>
「よく解りましたね」<br>
『キャーーーー!!いっちゃん可愛い!!でも、キョンキョン受け取ってくれるかなぁ?』<br>
「そこで悩んでるんです・・・どうしたら良いですかね?」<br>
『んーとねーんーとねー・・・わっかんなぁいのれす~!あはははは――――――』<br>
ピッ。ツー、ツー、ツー。<br>
こんな奴に相談した僕が馬鹿でした。機関はほぼ変な頭の人達で統一されてますしね・・・。<br>
「あぅ~・・・解んないです」<br>
どうしたら。どうしたら・・・。仕方ない。新川さんに聞いてみましょうか。<br>
トゥルルルル・・・トゥルルルル・・・ガチャ。<br>
「あ、もしもし」<br>
『珍しいな。どうした?会長のアナルでもゲットしたか?』<br>
「違います。バレンタインデーなので、キョンくんにチョコを渡したいんですけど、どうしたらいいかなぁって」<br>
『あぁ・・・成るほど。むぅ・・・ならば―――――――――』<br>
「あ、ありがとうございます!!」<br>
『あはは。別に礼などいらんよ。ただ、会長のアナr―――』<br>
ピッ。ツー、ツー、ツー。<br>
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翌日。<br>
僕は新川さんの案を実行する為に朝から準備をしていた。<br>
人工テドドンの準備も大丈夫。<br>
さぁ、この愛を受け取って、キョンくん!!<br>
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「スペシャルマッガーレ!!」<br>
「うわぁあ!?テドドンにチョコが塗りだくられてる!?アッーーーーまアッーーーーーーい!!」<br>