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『キョンの夢』」(2007/01/22 (月) 02:10:07) の最新版変更点

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俺はハルヒに呼び出されて今日は日曜日だというの学校までやって来たのだが相変わらずこの坂はきついな。<br> 一体何の用だ?クリパなら一昨日みんなでこの部室でやったしな……。<br> しかしあいつは今日この日に異性を呼び出すという事が世間一般ではどう受け止められるかわかってんのかね?<br> まぁあいつのことだ世間の常識なんかどうでもいいって感じかなんだろうか?<br> おっと部室に到着だ、今日は一体何があるんだ。<br> サンタを捕まえるためにどこぞで張り込むとかそういう話だったら遠慮したいんだが……。<br> どれっと、デフォルトでノックしてしまう自分がかなしいね。<br> <br> 「キョンなの? ちょっとまってて」<br> ん? なんかごそごそやってるな。<br> 「いいわよ、はいって」<br> あぁってハルヒよなんだその格好は……<br> <br> ttp://www.asosbrigade.com/<br> <br> 「ばかねぇ、サンタに決まってるじゃない!」<br> サンタねぇ、ミニスカでヘソだしてセミビキニでウサミミ付けてか……。<br> 一体何を考えてるんだこいつは……。<br> <br> あぁハルヒそれで今日は一体何をするんだ?<br> 「ちょっと話があるのよ、そこに座って」<br> その前に上着を脱いでいいか、どれと俺は椅子の背に上着をかけた。<br> で話ってなんだ? サンタを張り込むとかなら勘弁して欲しいんだが。<br> 「となりいい?」<br> あぁ、って随分隣過ぎないか? なんだかハルヒの体温が感じられるくらいだし<br> それにこれだとハルヒの胸の谷間がその……こいつ結構胸あるんだよなぁ<br> やばい落ち着け俺、理性を保て……そうだ歴史の暗唱だ<br> 三皇五帝、夏、殷、周、春秋戦国、秦、前漢、新、後漢、三国、東晋、南北朝、隋、唐、五代十国……<br> <br> ハッハルヒあれだ、ちょっとくっつき過ぎじゃないかな?<br> 「いいじゃない、だって寒いだもん!」<br> だったら上になんか着ろ、大体なんでそんな格好なんだ?<br> 「そっそんなの人の勝手よ……」<br> ってなんかさらに体を寄せてきたぞ、一体なんだんだ? ってハルヒはやわらかいな……。<br> やばいぞハルヒが可愛い過ぎるじゃないか……、落ち着け俺。<br> 家康、秀忠、家光、家綱、綱吉、家宣、家継、吉宗、家重、家治、家斉、家慶、家定……<br> <br> そっそれで話ってなんだ?<br> 「えっ話? そう話よね。……おかしいわね、ミニスカサンタならキョンもイチコロだっていってたのに」<br> <br> んっなんだいまのは? 俺がイチコロってどういうことだ? ここは天下一武道会の試合場か?<br> おい今の俺がイチコロって一体何の話だ?<br> 「きっ聞こえてたのキョン……」<br> 聞こえるも何も一体どうしたんだ? 今日のハルヒはおかしいぞ。どうしたんだ?ちゃんと話してみろ。<br> <br> 「……一昨日のクリパでアンタが寝てる時に谷口達があんたの好きなタイプを話してて……<br>  アンタがミニスカサンタに超萌だって……<br>  そうしたら古泉君がクリスマスの部室でミニスカサンタさんと二人っきりなんて男の夢とかいいだすし ……<br>  鶴屋さんは鶴屋さんであたしがミニスカサンタを着ないんだったら<br>  みくるちゃんに着せてアンタをとっちゃうっていうし……<br>  キョンにはあたしの事だけを見ていて欲しいのに……<br>  ……キョンったら有希とみくるちゃんとか他の子のことばかっりみてて<br>  その……あたしはアンタを他の子にとられたくなかったから……」<br> <br> それで今日その格好な訳か? どこから突っ込めばいいんだか……やれやれだな。<br> どうりで俺が目覚めたあとのみんなの反応が微妙だったわけだ。<br> 泣くなハルヒ、可愛い顔が台無しだぞ。<br> あぁ……なんだハルヒ、お前はみんなに担がれたんだよ。<br> 俺はミニスカサンタに超萌なんかじゃないしミニスカサンタ絡みの変な夢ももってないぞ。<br> <br> 「ちょっとそれどういうことよ! みんなあたしのこと騙したのね!」<br> まぁまぁハルヒそういうな、お陰で俺の夢がかなったんだからみんなにはお礼をいわないとな。<br> 「なによそれさっぱりわかんない! あんたミニスカサンタ萌じゃないんでしょ」<br> <br> ハルヒ、俺の夢はなクリスマスに好きな女の子から告白されるってやつなんだ。<br> その子はなハルヒ、普通が大嫌いとか恋愛感情なんて精神病の一種とかいつも言っててな<br> 当分そんな事はないだろうと俺は諦めてたんだ。<br> でもどうやら今さっき俺の夢がかなったらしい。ほら涙を拭け可愛い顔が台無しだぞ。<br> <br> 「そっそれって……」<br> <br> ハルヒ、さっきの俺の夢には続きがあってな、告白のあとその子とキスをするんだ。<br> <br> 「キョン……」<br> <br> こういうときは目は瞑るもんだぞ、ハルヒ。<br> <br> 「んっ……」<br> <br> 二度目のキスは涙のせいかかなりしょっぱかった。<br> <br> - お わ れ<br> <br>

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