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「二人のハルヒ ハルヒの気持ち」(2007/04/04 (水) 20:16:39) の最新版変更点
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<div class="main">
<div>「二人のハルヒ ハルヒの気持ち」<br></div>
<br>
<div>
さて、キョン君に代わって、未来の涼宮ハルヒである私が語るわ!<br>
</div>
<br>
<div>北高校に教師を勤めて間もない頃。<br>
家を買ったので、生活するのに必要な物を買って帰った。<br>
自宅の途中に公園に入って通る事になる。<br>
そこで、一人の少女が俯いたまま座り込んでだ。<br>
よく見ると、この時代の涼宮ハルヒだった。<br>
私は、気になって声かけてみた。<br>
「何をしてるの、ハルヒちゃん」<br>
その彼女は吃驚して顔上げた。<br>
いつ見ても、可愛いわね…。<br>
だから、モテたんだな…私って。<br>
「え、あ…あなたは、確か…キョンの従姉の…鈴見ハルカさん…ですよね」<br>
そういえば、そうだった。<br>
私が勝手に決めた設定だったわね。<br>
「で、こんな所にいて、どうしたの」<br>
ハルヒちゃんは、まだ俯いた。<br>
「それは、その…えっと…」<br>
ははーん、さてはキョン君の事ね。<br>
この頃の私って、ウブだったっけ。<br>
「もしかして、キョン君の事で悩んでたりして?」<br>
ハルヒちゃんの肩を少し動いてたのは見えた。<br>
…図星なのね。<br>
私は、買い物で缶ジュースを思い出し、袋の中から取り出した。<br>
「はい、喉渇いたでしょ、飲んでいいよ」<br>
「あ…ありがとう」<br>
私は、ジュースを受け取ったのを見てハルヒちゃんの隣に座った。<br>
それにしても、こんなに落ち込むような事あったかしら…。<br>
色々思い出しても答え見つからないわね…数年前の出来事だったからね。<br>
「で、どうしてキョン君の事で悩んでるの」<br>
いきなりの質問で、ハルヒちゃんがかなり動揺してた。<br>
「それは!その…」<br>
「大丈夫よ、キョン君には言わないから言っていいよ」<br>
ハルヒちゃんは、ゆっくりと顔上げた。<br>
「あたし、前に夢見てたの…周りに巨人が出た夢を…」<br>
あー、あれね。<br>
思い出したわ、最後は確か…。<br>
「あたしの側にキョンがいたの、それで巨人が出た途端…キョンがあたしを連れて<br>
逃げたわ。あたしはあの世界がいいと思ったの…でも、キョンは「俺達がいた世界がいい」<br>
と…。その後、キョンは私の肩を捕まって言ったの「俺、実は…ポニーテールなんだ」と…。<br>
それを言った後…その…えっと、キ…キスしたの…」<br>
あぁ、そうだった…アレがファーストキスだったわね。<br>
「それなら、いいじゃないの」<br>
「ダメよ!アレは夢だったんだから、実際どう思ってるのが怖いのよ!」<br>
と、ハルヒちゃんが叫んだ。<br>
ちょっと、こんな所で叫んだら近所に迷惑でしょ…。<br>
「キョンは、分かってないのよ!あたしの気持ちを…」<br>
ハルヒちゃんは、まだ落ち込んだ。<br>
古泉君、悪いわね…仕事入っちゃって…。<br>
キョン君は鈍感だから、分かってないのも無理も無いわね。<br>
「…うっ…ひっく…キョンなんか…ひっく…あたしの気持ちをぉ…」<br>
あらら、ハルヒちゃんが泣いちゃったよ。<br>
でも、私は知ってる…いつか告白されるのを…。<br>
「ねぇ、ハルヒちゃん…聞いてくれる?」<br>
ハルヒちゃんは、泣きながら頷いた。<br>
「私はね、昔…そうね、高校時代だったわね…。<br>
私は、入学式当日にある男の子に出会ったの。<br>
その人はキョン君に似てるぐらい優しい男だったのよ。<br>
アレから何ヶ月経ったかな、部活に入ったんだけど…その人も同じ部活に入ったのよ。<br>
偶然としか言いようが無いよね、その後、部活の仲間と一緒に楽しく活動したわ。<br>
で、数ヵ月後…私は夢見たの、静かな世界で私とその男の子だけ残った夢を。<br>
その男の人は何したと思う?」<br>
「…キス?」<br>
あら、分かったわね。<br>
「そうキスしたの、した途端、目覚めたのよ。<br>
夢なのか現実なのか分からなかったわ、それでもあの人の側にいたいとね。<br>
私は、あの人は実際どう思ってるのが怖かったけど。<br>
告白されるまで、頑張って、彼の側に居ようと必死に必死にやって来たわ。」<br>
「あの、その人とはどう…なったの」<br>
いつの間に、泣くのを止んだみたい。<br>
「ん、ちゃんと告白されたわ。アレから何年経ったかな…その人とは無事に結婚したのよ。」<br>
「そうなの…」<br>
ハルヒちゃんが、いつものハルヒちゃんになった。<br>
「あたし、待った方がいいの」<br>
「うん、待ったらいいよ…だから、頑張りなさい」<br>
私は、ハルヒちゃんの頭を撫でてやった。<br>
「うん、頑張るよ!」<br>
この調子で頑張ってくれたら、告白されるのは私は分かってるから安心していいよ。<br>
「あら、ハルヒ…こんな所にいたのね」<br>
ん、今のは…。<br>
「お母さん」<br>
え、お母さん!?<br>
「あ、こんにちわ…と言っても、こんばんわですね」<br>
私は、呆然してたが慌てて。<br>
「えっと、こんばんわ!」<br>
社会のルールとして、お辞儀した。<br>
「あ、お母さん!この人は新人の先生で、あたしのクラスの担任の先生よ」<br>
私は、まだ慌てて自己紹介した。<br>
「あ、えっと、私は最近、北高校に就職しました。えー…す…鈴見ハルカです!」<br>
危ない危ない、『涼宮ハルヒです』と言ったら終わりになる所だった。<br>
「はい、分かりました…あぁ、この子をよろしくお願いします、この子は無邪気でね……」<br>
喋り続けるお母さんを姿を見ると、涙が出そう。<br>
だけど、我慢しないと…会いたがった人が目の前にいるとは思わなかった。<br>
思い出す…あの日を…。<br></div>
<br>
<div>とある病院で…。<br>
『お母さん!お母さん!』<br>
『ハルヒ…ゴメンね、私はもう…』<br>
弱くなったお母さん。<br>
『いやよ!このままで別れるなんで…』<br>
『…ハルヒ、あなたを育てて…本当に良かったわ』<br>
震える母の手をゆっくりと挙げた。<br>
私は溜まらず母の手を掴んだ。<br>
『ハルヒ、これからも生きてね…私の…大切な娘…うっ!』<br>
『お母さん!』<br>
『ありがとね…さよ…なら…』<br>
掴んでいた母の手は静かに崩れる。<br>
そして、心電図はピーと言う音がずっと鳴る。<br>
『うっ…ひっく…おかあぁさーーーーーん…』<br></div>
<br>
<div>
あの日はずっと泣いた。私はお母さんの事を愛してた。お父さんも…。<br>
「…では、もう遅いので、これで」<br>
私は、ずっと考えてたから、全て話を聞けなかった。<br>
「あ、はい!}<br>
お母さんはお辞儀したのを見て、私も慌ててお辞儀した。<br>
慌てるのは、これで3回目だっけ。<br>
「えぇ、これからも、よろしくお願いします」<br>
まだお辞儀する私。<br>
そろそろお辞儀する癖はやめようかしら。<br>
「ハルカさん、ありがと!明日から頑張るよ」<br>
「頑張りなさいよ」<br>
私は、ハルヒちゃんとお母さんが去るまで見守った。<br></div>
<br>
<div>言えなかった言葉…今なら、言える。<br></div>
<br>
<div>「ありがとう、お母さん」<br></div>
<br>
<div>
私は、誰も居なくなった公園を後にして、自宅へ歩きながら夜空を見上げ思った。<br>
</div>
<br>
<div>あなたは、昔とは変わらないわね…。<br>
必死に、私を楽しくしたり、私を守ってくれたんだよね。<br>
だから、そういうあなたが好きよ。<br>
あなたの事を愛してるわ。<br>
私は深呼吸してから叫んだ。<br></div>
<br>
<div>「そうでしょ!――ン!」<br></div>
<br>
<div>夜空に、一つの流れ星が流れた。<br></div>
<br>
<div>
翌日、学校の廊下で歩いてると後ろから何やら騒いでる。<br>
私は、何かなと思って振り向いた。<br>
「バカキョン!いい事思い付いたわ!」<br>
「だーかーらー、ネクタイを引っ張るなって!破れるから」<br>
「つべこべ言わなーいっ!ほらほら、早く!」<br>
やっぱりね、いつものハルヒちゃんとキョン君を見ると安心出来るね。<br>
少しでも、からかっちゃおうかな。<br>
っと、その前に…キョン君ゴメンね、あなたの代わりに私がやるわね。<br>
私は、少し溜息してから。<br>
「やれやれ…」<br></div>
<br>
<div> 完<br></div>
</div>
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<div>「二人のハルヒ ハルヒの気持ち」</div>
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<div>さて、キョン君に代わって、未来の涼宮ハルヒである私が語るわ!</div>
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<div>北高校に教師を勤めて間もない頃。<br />
家を買ったので、生活するのに必要な物を買って帰った。<br />
自宅の途中に公園に入って通る事になる。<br />
そこで、一人の少女が俯いたまま座り込んでだ。<br />
よく見ると、この時代の涼宮ハルヒだった。<br />
私は、気になって声かけてみた。<br />
「何をしてるの、ハルヒちゃん」<br />
その彼女は吃驚して顔上げた。<br />
いつ見ても、可愛いわね…。<br />
だから、モテたんだな…私って。<br />
「え、あ…あなたは、確か…キョンの従姉の…鈴見ハルカさん…ですよね」<br />
そういえば、そうだった。<br />
私が勝手に決めた設定だったわね。<br />
「で、こんな所にいて、どうしたの」<br />
ハルヒちゃんは、まだ俯いた。<br />
「それは、その…えっと…」<br />
ははーん、さてはキョン君の事ね。<br />
この頃の私って、ウブだったっけ。<br />
「もしかして、キョン君の事で悩んでたりして?」<br />
ハルヒちゃんの肩を少し動いてたのは見えた。<br />
…図星なのね。<br />
私は、買い物で缶ジュースを思い出し、袋の中から取り出した。<br />
「はい、喉渇いたでしょ、飲んでいいよ」<br />
「あ…ありがとう」<br />
私は、ジュースを受け取ったのを見てハルヒちゃんの隣に座った。<br />
それにしても、こんなに落ち込むような事あったかしら…。<br />
色々思い出しても答え見つからないわね…数年前の出来事だったからね。<br />
「で、どうしてキョン君の事で悩んでるの」<br />
いきなりの質問で、ハルヒちゃんがかなり動揺してた。<br />
「それは!その…」<br />
「大丈夫よ、キョン君には言わないから言っていいよ」<br />
ハルヒちゃんは、ゆっくりと顔上げた。<br />
「あたし、前に夢見てたの…周りに巨人が出た夢を…」<br />
あー、あれね。<br />
思い出したわ、最後は確か…。<br />
「あたしの側にキョンがいたの、それで巨人が出た途端…キョンがあたしを連れて<br />
逃げたわ。あたしはあの世界がいいと思ったの…でも、キョンは「俺達がいた世界がいい」<br />
と…。その後、キョンは私の肩を捕まって言ったの「俺、実は…ポニーテール萌えなんだ」と…。<br />
それを言った後…その…えっと、キ…キスしたの…」<br />
あぁ、そうだった…アレがファーストキスだったわね。<br />
「それなら、いいじゃないの」<br />
「ダメよ!アレは夢だったんだから、実際どう思ってるのが怖いのよ!」<br />
と、ハルヒちゃんが叫んだ。<br />
ちょっと、こんな所で叫んだら近所に迷惑でしょ…。<br />
「キョンは、分かってないのよ!あたしの気持ちを…」<br />
ハルヒちゃんは、まだ落ち込んだ。<br />
古泉君、悪いわね…仕事入っちゃって…。<br />
キョン君は鈍感だから、分かってないのも無理も無いわね。<br />
「…うっ…ひっく…キョンなんか…ひっく…あたしの気持ちをぉ…」<br />
あらら、ハルヒちゃんが泣いちゃったよ。<br />
でも、私は知ってる…いつか告白されるのを…。<br />
「ねぇ、ハルヒちゃん…聞いてくれる?」<br />
ハルヒちゃんは、泣きながら頷いた。<br />
「私はね、昔…そうね、高校時代だったわね…。<br />
私は、入学式当日にある男の子に出会ったの。<br />
その人はキョン君に似てるぐらい優しい男だったのよ。<br />
アレから何ヶ月経ったかな、部活に入ったんだけど…その人も同じ部活に入ったのよ。<br />
偶然としか言いようが無いよね、その後、部活の仲間と一緒に楽しく活動したわ。<br />
で、数ヵ月後…私は夢見たの、静かな世界で私とその男の子だけ残った夢を。<br />
その男の人は何したと思う?」<br />
「…キス?」<br />
あら、分かったわね。<br />
「そうキスしたの、した途端、目覚めたのよ。<br />
夢なのか現実なのか分からなかったわ、それでもあの人の側にいたいとね。<br />
私は、あの人は実際どう思ってるのが怖かったけど。<br />
告白されるまで、頑張って、彼の側に居ようと必死に必死にやって来たわ。」<br />
「あの、その人とはどう…なったの」<br />
いつの間に、泣くのを止んだみたい。<br />
「ん、ちゃんと告白されたわ。アレから何年経ったかな…その人とは無事に結婚したのよ。」<br />
「そうなの…」<br />
ハルヒちゃんが、いつものハルヒちゃんになった。<br />
「あたし、待った方がいいの?」<br />
「うん、待ったらいいよ…だから、頑張りなさい」<br />
私は、ハルヒちゃんの頭を撫でてやった。<br />
「うん、頑張るよ!」<br />
この調子で頑張ってくれたら、告白されるのは私は分かってるから安心していいよ。<br />
「あら、ハルヒ…こんな所にいたのね」<br />
ん、今のは…。<br />
「お母さん」<br />
え、お母さん!?<br />
「あ、こんにちわ…と言っても、こんばんわですね」<br />
私は、呆然してたが慌てて。<br />
「えっと、こんばんわ!」<br />
社会のルールとして、お辞儀した。<br />
「あ、お母さん!この人は新人の先生で、あたしのクラスの担任の先生よ」<br />
私は、まだ慌てて自己紹介した。<br />
「あ、えっと、私は最近、北高校に就職しました。えー…す…鈴見ハルカです!」<br />
危ない危ない、『涼宮ハルヒです』と言ったら終わりになる所だった。<br />
「はい、分かりました…あぁ、この子をよろしくお願いします、この子は無邪気でね……」<br />
喋り続けるお母さんを姿を見ると、涙が出そう。<br />
だけど、我慢しないと…会いたがった人が目の前にいるとは思わなかった。<br />
思い出す…あの日を…。</div>
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<div>とある病院で…。<br />
『お母さん!お母さん!』<br />
『ハルヒ…ゴメンね、私はもう…』<br />
弱くなったお母さん。<br />
『いやよ!このままで別れるなんで…』<br />
『…ハルヒ、あなたを育てて…本当に良かったわ』<br />
震える母の手をゆっくりと挙げた。<br />
私は溜まらず母の手を掴んだ。<br />
『ハルヒ、これからも生きてね…私の…大切な娘…うっ!』<br />
『お母さん!』<br />
『ありがとね…さよ…なら…』<br />
掴んでいた母の手は静かに崩れる。<br />
そして、心電図はピーと言う音がずっと鳴る。<br />
『うっ…ひっく…おかあぁさーーーーーん…』</div>
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<div>あの日はずっと泣いた。私はお母さんの事を愛してた。お父さんも…。<br />
「…では、もう遅いので、これで」<br />
私は、ずっと考えてたから、全て話を聞けなかった。<br />
「あ、はい!}<br />
お母さんはお辞儀したのを見て、私も慌ててお辞儀した。<br />
慌てるのは、これで3回目だっけ。<br />
「えぇ、これからも、よろしくお願いします」<br />
まだお辞儀する私。<br />
そろそろお辞儀する癖はやめようかしら。<br />
「ハルカさん、ありがと!明日から頑張るよ」<br />
「頑張りなさいよ」<br />
私は、ハルヒちゃんとお母さんが去るまで見守った。</div>
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<div>言えなかった言葉…今なら、言える。</div>
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<div>「ありがとう、お母さん」</div>
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<div>私は、誰も居なくなった公園を後にして、自宅へ歩きながら夜空を見上げ思った。</div>
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<div>あなたは、昔とは変わらないわね…。<br />
必死に、私を楽しくしたり、私を守ってくれたんだよね。<br />
だから、そういうあなたが好きよ。<br />
あなたの事を愛してるわ。<br />
私は深呼吸してから叫んだ。</div>
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<div>「そうでしょーーーー!」</div>
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<div>夜空に、一つの流れ星が流れた。</div>
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<div>翌日、学校の廊下で歩いてると後ろから何やら騒いでる。<br />
私は、何かなと思って振り向いた。<br />
「バカキョン!いい事思い付いたわ!」<br />
「だーかーらー、ネクタイを引っ張るなって!破れるから」<br />
「つべこべ言わなーいっ!ほらほら、早く!」<br />
やっぱりね、いつものハルヒちゃんとキョン君を見ると安心出来るね。<br />
少しでも、からかっちゃおうかな。<br />
っと、その前に…キョン君ゴメンね、あなたの代わりに私がやるわね。<br />
私は、少し溜息してから。<br />
「やれやれ…」</div>
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<div> 完</div>
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