Visual Studio 2005でのインストール手順について。
http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/
からWin用のバイナリをダウンロードしてインストール。

OpenCVで作成した実行ファイル(*.exe)を実行するには、OpenCVのライブラリ (*.dll) にパスを通す必要がある。インストール先がデフォルトの場合、
C:\Program Files\OpenCV\bin
にあるため、パスを通しておく(システムのプロパティから環境変数を設定する)。

それとは別に、コンパイラにヘッダとライブラリの位置を教えてやる。
「ツール」→「オプション」→「プロジェクトおよびソリューション」→「VC++ディレクトリ」を選択する。「ディレクトリを表示するプロジェクト」で、以下の項目を設定する。

「インクルードファイル」
C:\Program Files\OpenCV\cv\include
C:\Program Files\OpenCV\cvaux\include
C:\Program Files\OpenCV\cxcore\include
C:\Program Files\OpenCV\otherlibs\highgui

「ライブラリファイル」
C:\Program Files\OpenCV\lib

注意事項

実行時には、プロジェクトを作るたびに
cv.lib
cxcore.lib
cvaux.lib
highgui.lib
の4つのdllをリンクする必要がある。いちいちプロジェクトのプロパティからリンクするのは面倒なので、
#pragma comment( lib, "cv.lib" )
#pragma comment( lib, "cxcore.lib" )
#pragma comment( lib, "cvaux.lib" )
#pragma comment( lib, "highgui.lib" )
をコードに書いておく。
最終更新:2007年01月22日 16:26