ファイナルファンタジー2



こいつは最後のボスキャラ、驚くほど弱い

やってみた理由

ファミコンでプレーしたころ「パーティアタック」という裏技ではまってしまいクリアできなかったゲームです。この頃のゲームはほとんどやっていたのに、このゲームのみクリアしていなかったのでとても気になっていましたので、復活したGBA版をやってみました。

ゲームの特徴

このゲームは、異常に難易度が高いいわれていました。しかし、これはパーティアタックという誤った攻略法が広まってしまったためです。パーティアタックとは味方のキャラを攻撃して最大HPを増やす裏技なのです。序盤は、この方法でゲームを進める事ができます。しかしこの方法でゲームをすすめると、中盤以降に一撃で死んでしまう即死攻撃を敵が頻繁に繰り出すために、これを回避できなくなってはまってしまいます。私もこれにはまってしまっていました。この攻略がひろまったのは、このゲームが経験値がないというシステムを採用したためです。使用した武器、魔法、盾など、それぞれに熟練度というステータスがあり、キャラクターがどのような行動をとったかによって、キャラクターの成長のしかたがまったく変わってしまいます。武器には、短剣、剣、弓、槍、斧、素手などいくつかあり、どの武器を選択して成長させるか? それとも魔法に強いキャラに成長させるか? かなり自由度の高いゲームシステムなのです。この自由度を逆手にとって、HPは初期の値のまま、最後のボスまで倒してしまうというような、かなりカルトな遊びもできるようです。このあたりが、今でもまだ根強いのファンがいるとう理由かもしれませんね。

バグ技

このゲームには、ABキャンセルという有名なバグ技が存在します。詳しくは攻略サイトを見て欲しいのですが、この裏技を駆使すると様々な遊び方できるようです。私がプレーしたのはGBA版だったために、このバグ技は使えませんでした。***プレーしての感想キャラクターの成長をある程度コントロールできるというのはとても魅力的です。このシステムは、この後サガなどに受け継がれていっているようですが、とても斬新なアイデアだと思います。ですから、はじまってしばらくはかなりキャラクターの成長が楽しくてはまってしまいました。ただ、中盤以降、キャラクターがある程度強くなってしまうと敵がちょっと弱すぎました。ただ、単純に敵を倒してゆくためだけの作業になってしまいました。そのアタリがちょっと残念です。ただ、これはいくつかの武器と魔法をあえて使わないという事を選択する事でかなり改善されるようです。なかでも「アスピル」という敵のMPを吸収する魔法と、攻撃力をアップさせる「バーサク」はあえて憶えさせない方がよさそうです。この2つを駆使すると敵のMPを奪い敵の強力な攻撃を封印してタコ殴りにするという単純な方法で最後のボスまで簡単に倒せてしまいます。慌ててクリアしないで、キャラを育てながらじっくり遊び尽くせばかなりの長期間遊べそうな印象です。

最終更新:2007年02月21日 16:18
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