悪の組織フロシャイム・川崎支部。
今ここに、新たなる恐怖の化身が舞い降りようとしていた―――!
「ふもっふ!」
「…………なにこれ」
我らがヴァンプ将軍は、玄関口で元気よく手をフリフリしているクマだかネズミだかよく分からんナマモノを前
に困惑するのであった。
今ここに、新たなる恐怖の化身が舞い降りようとしていた―――!
「ふもっふ!」
「…………なにこれ」
我らがヴァンプ将軍は、玄関口で元気よく手をフリフリしているクマだかネズミだかよく分からんナマモノを前
に困惑するのであった。
読者の皆!今回は、ニクたら可愛い奴らが大活躍しちゃうぜ!
天体戦士サンレッド ~決死の潜入作戦!軍曹、命を賭した任務!
「もー!なにこれじゃなくて、新しくアニマルソルジャーに入った凶悪無比のボン太くんですよっ」
どこぞのハムスターによく似た声のウサギのぬいぐるみ型怪人・ウサコッツはプンプンしながら抗議する。
<アニマルソルジャー>。それは愛くるしいぬいぐるみ型怪人達で構成された、恐るべき殺戮集団。
女学生を中心に絶大な支持を誇る彼らだが、その容姿に騙されてはならない。
奴らは使い古しのフライパンを空き缶入れに不法投棄しようとするほど悪辣で狡猾なのだ。ああ、恐ろしい!
メンバーは以下の通りである。
どこぞのハムスターによく似た声のウサギのぬいぐるみ型怪人・ウサコッツはプンプンしながら抗議する。
<アニマルソルジャー>。それは愛くるしいぬいぐるみ型怪人達で構成された、恐るべき殺戮集団。
女学生を中心に絶大な支持を誇る彼らだが、その容姿に騙されてはならない。
奴らは使い古しのフライパンを空き缶入れに不法投棄しようとするほど悪辣で狡猾なのだ。ああ、恐ろしい!
メンバーは以下の通りである。
ウサコッツ(リーダー格。川崎支部でも有数の凶暴性と対サンレッド戦における実績を持つ)
デビルねこ(ネコ型。最大の敵は糖尿と四十肩。インシュリンが相棒)
Pちゃん・改(鳥型。無口。液体金属のボディを持ち、飛行速度は米軍の戦闘機に匹敵する。最終兵器は核)
ヘルウルフ(狼型。満月を見ると凶悪な姿に変身する。アニマルソルジャー期待の新人)
ムキエビ先輩(殻を剥いた海老。川崎支部最年長者。ウザい。可愛くない。そもそもメンバーじゃない)
デビルねこ(ネコ型。最大の敵は糖尿と四十肩。インシュリンが相棒)
Pちゃん・改(鳥型。無口。液体金属のボディを持ち、飛行速度は米軍の戦闘機に匹敵する。最終兵器は核)
ヘルウルフ(狼型。満月を見ると凶悪な姿に変身する。アニマルソルジャー期待の新人)
ムキエビ先輩(殻を剥いた海老。川崎支部最年長者。ウザい。可愛くない。そもそもメンバーじゃない)
それはさておき、ボン太くんである。
「ワハハハハハハハハハ!」
「ヒーッヒッヒッヒッヒ!」
居間に入るなり大笑いしてきたのは、川崎支部所属の二人の怪人であった。
肩に装着された砲門は鋼をも容易く溶かす、不気味な仮面を被った人型怪人のメダリオ。
太古の呪いで敵を確実に死に至らしめる悪夢の呪術師、ミイラ怪人のカーメンマン。
ちなみに二人まとめてサンレッドにワンパンチで倒された。誤解しないでほしいがこの二人が弱いわけでは
なく、レッドさんがアホほど強すぎるだけである。
「もー、皆してボン太くんのことをバカにしてー!」
「だ、だってお前、その顔と名前で凶悪無比って!そりゃねーって、ギャハハハハハ!」
「ますますお前らの偏差値上がっちゃうじゃん、可愛さの!あーもー可愛いでちゅねー!プップクプー!」
「ムッカー!ぼくは全然可愛くなんてないもーん!」
「オマエタチ コロス」
笑い転げる二人と、怒りのボルテージが上がっていくウサコッツとヘルウルフ。傍らに控えていたデビルねこ
も猛抗議する。
「笑っていられるのも今のうちだよ!ボン太くんはその実力から<地獄の鋼鉄魔獣(フルメタルビースト)>
とまで呼ばれてるんだからねっ」
「じ…じごくのふるめたるびーすとー!?」
「どこが地獄だよ、魔獣だよ!どー見ても遊園地のマスコットキャラじゃん!」
「もー、その辺にしときなよ、二人とも。失礼でしょ!」
「だってヴァンプ様。明らかにサンレッド抹殺に向いてないでしょ、この子」
「これじゃ精々小さなお子様がターゲットじゃないっすか」
「うーん…」
悩むヴァンプ様。と、ボン太くんはその肩をポンポンと叩く。
「ふもふも、もふもっ(将軍殿。上官達が仰ることには一理あります。組織としてもロクに実力も分からぬ者を
雇う訳にはいかないでしょう。自分がフロシャイムの一員として相応しいかどうか確かめていただきたい!)」
「…何言ってるのかよく分からないけど、要するに入団テストをやってくれって言いたいのかな?」
ボン太くんはブンブン首を縦に振った。
「よし。じゃあちょっと外に出て。戦闘力をテストしてみるから」
「ワハハハハハハハハハ!」
「ヒーッヒッヒッヒッヒ!」
居間に入るなり大笑いしてきたのは、川崎支部所属の二人の怪人であった。
肩に装着された砲門は鋼をも容易く溶かす、不気味な仮面を被った人型怪人のメダリオ。
太古の呪いで敵を確実に死に至らしめる悪夢の呪術師、ミイラ怪人のカーメンマン。
ちなみに二人まとめてサンレッドにワンパンチで倒された。誤解しないでほしいがこの二人が弱いわけでは
なく、レッドさんがアホほど強すぎるだけである。
「もー、皆してボン太くんのことをバカにしてー!」
「だ、だってお前、その顔と名前で凶悪無比って!そりゃねーって、ギャハハハハハ!」
「ますますお前らの偏差値上がっちゃうじゃん、可愛さの!あーもー可愛いでちゅねー!プップクプー!」
「ムッカー!ぼくは全然可愛くなんてないもーん!」
「オマエタチ コロス」
笑い転げる二人と、怒りのボルテージが上がっていくウサコッツとヘルウルフ。傍らに控えていたデビルねこ
も猛抗議する。
「笑っていられるのも今のうちだよ!ボン太くんはその実力から<地獄の鋼鉄魔獣(フルメタルビースト)>
とまで呼ばれてるんだからねっ」
「じ…じごくのふるめたるびーすとー!?」
「どこが地獄だよ、魔獣だよ!どー見ても遊園地のマスコットキャラじゃん!」
「もー、その辺にしときなよ、二人とも。失礼でしょ!」
「だってヴァンプ様。明らかにサンレッド抹殺に向いてないでしょ、この子」
「これじゃ精々小さなお子様がターゲットじゃないっすか」
「うーん…」
悩むヴァンプ様。と、ボン太くんはその肩をポンポンと叩く。
「ふもふも、もふもっ(将軍殿。上官達が仰ることには一理あります。組織としてもロクに実力も分からぬ者を
雇う訳にはいかないでしょう。自分がフロシャイムの一員として相応しいかどうか確かめていただきたい!)」
「…何言ってるのかよく分からないけど、要するに入団テストをやってくれって言いたいのかな?」
ボン太くんはブンブン首を縦に振った。
「よし。じゃあちょっと外に出て。戦闘力をテストしてみるから」
いつもはサンレッドとの対決の場である公園。
「もっふー、ふもふもふも、ふももー!」
やる気満々のボン太くんの眼前には、二体の量産型ロボット。しかし決して侮るなかれ、平均的な怪人と同等の
能力を持ったそれは、そう易々と打ち破れるものではない。
「おいおい、大丈夫かー?」
「一体だけにしといた方がいいんじゃないのー?」
「黙って見てなよ二人とも!ヴァンプ様、ボン太くんはもういけるよ!早速始めて!」
「よし―――ボン太くんよ!我が前にその力を示せ!力なくばこの地で土に還るがいい!」
その声と同時に疾駆する、二体のロボット。だがボン太くんは、より速く、より疾く動いた。
「ふもっふーっ!」
強烈な電撃を放つ特殊警棒を振り下ろす。その衝撃で動きが止まったロボットに対して馬乗りになり、嵐の如き
連撃を叩きこむ。完全にその機能を停止したのを確認し、もう一体のロボットに向き直った。接近戦は分が悪い
と判断したか、距離を取るロボット―――だが。
「ふもーっ!」
ボン太くんは懐から手榴弾・マシンガン・散弾銃・バズーカ砲・その他諸々を取り出し、一斉に放った。
轟音。閃光。キノコ雲。
哀れ、ロボットは爆発し、爆散し、爆裂し、爆滅した。
戦闘開始より、実に10秒も経過していない。まさに圧倒。まさに瞬殺だった。
「どう?すっごいでしょー、ボン太くんは!」
「ね、ね?鋼鉄魔獣の異名はダテじゃないでしょ!」
「ボン太くん スキ」
「うん、うん!すごいよー、ボン太くん!頼もしいよ!」
大はしゃぎするアニソルメンバーとヴァンプ様。
「ま…まあまあ、かな…結構やるじゃん、ははは…」
「と、とりあえずは合格ってことにしといてやるか、あはは…」
そして、冷汗をダラダラ流すメダリオとカーメンマンだった。
―――ざっ、ざっ、ざっ。不意に聴こえた足音に振り向くと。
「んー?お前ら、何してんだ。ガン首揃えちゃってよー」
「おっお前は…我らが宿敵・天体戦士サンレッド!…いたっ!なんで頭を叩くんですか、もー!」
「急に悪役っぽくなるんじゃねーよ。で?こいつ何?新しい怪人?今度はこいつが俺と闘うのか?」
「一度にそんな色々訊かないでくださいよ。この子は新人のボン太くんです。まだレッドさんと闘う予定はない
んですけど…あ、そうだ。折角だからレッドさんに脅し文句の一つでも言ってみようか。予行演習に!」
「んな予行演習すんじゃねーよ…」
「まあまあ、そんなこと言わずにちょっとだけ付き合ってくださいよ。ほらボン太くん、何か言ってみて」
「ふもっ!」
大きく頷き、ボン太くんはレッドににじり寄った。
「ふもふもふもふもふもー、もっふふもふもふー、ふもっふ!」
「…………何て言ったんだよ。こいつは」
「え?えーっと…ボン太くん、悪いけど紙に書いてみて。ほら、ペンとメモ帳あるから、ここに」
ヴァンプから手渡された紙に、さらさらと走り書きしていく。そこにはこう書いてあった。
<ウジ虫のクソほどの価値もないアカ野郎が!ママの○○にこびり付いたパパの○○で生まれたのがお前だ!
この地球上で最も劣った生物だ!この俺が貴様の口に銃を突っ込み、ケツから鉛のクソをひり出させてやる!
貴様の苦しむ顔を見ることが俺の楽しみだ、この(以下更に過激な表現のため検閲)>
あまりといえばあんまりな内容に、ゾーッ…とヴァンプ達の背筋に戦慄が走る。
「ひでえ…俺だったらこんなん言われたら立ち直れないよ」
「ケツから鉛のクソって、どういう怪人生送ってたらこんなフレーズ浮かぶんだよ…」
レッドもまた、ゲンナリした様子でああった。
「…帰るわ、俺。じゃあな」
「あ、どうも、お疲れ様です…」
とぼとぼ歩いていくレッドを見送るフロシャイムの面々。そしてレッドはこう思った。
(俺主役なのに、出番これだけかよ…)
「もっふー、ふもふもふも、ふももー!」
やる気満々のボン太くんの眼前には、二体の量産型ロボット。しかし決して侮るなかれ、平均的な怪人と同等の
能力を持ったそれは、そう易々と打ち破れるものではない。
「おいおい、大丈夫かー?」
「一体だけにしといた方がいいんじゃないのー?」
「黙って見てなよ二人とも!ヴァンプ様、ボン太くんはもういけるよ!早速始めて!」
「よし―――ボン太くんよ!我が前にその力を示せ!力なくばこの地で土に還るがいい!」
その声と同時に疾駆する、二体のロボット。だがボン太くんは、より速く、より疾く動いた。
「ふもっふーっ!」
強烈な電撃を放つ特殊警棒を振り下ろす。その衝撃で動きが止まったロボットに対して馬乗りになり、嵐の如き
連撃を叩きこむ。完全にその機能を停止したのを確認し、もう一体のロボットに向き直った。接近戦は分が悪い
と判断したか、距離を取るロボット―――だが。
「ふもーっ!」
ボン太くんは懐から手榴弾・マシンガン・散弾銃・バズーカ砲・その他諸々を取り出し、一斉に放った。
轟音。閃光。キノコ雲。
哀れ、ロボットは爆発し、爆散し、爆裂し、爆滅した。
戦闘開始より、実に10秒も経過していない。まさに圧倒。まさに瞬殺だった。
「どう?すっごいでしょー、ボン太くんは!」
「ね、ね?鋼鉄魔獣の異名はダテじゃないでしょ!」
「ボン太くん スキ」
「うん、うん!すごいよー、ボン太くん!頼もしいよ!」
大はしゃぎするアニソルメンバーとヴァンプ様。
「ま…まあまあ、かな…結構やるじゃん、ははは…」
「と、とりあえずは合格ってことにしといてやるか、あはは…」
そして、冷汗をダラダラ流すメダリオとカーメンマンだった。
―――ざっ、ざっ、ざっ。不意に聴こえた足音に振り向くと。
「んー?お前ら、何してんだ。ガン首揃えちゃってよー」
「おっお前は…我らが宿敵・天体戦士サンレッド!…いたっ!なんで頭を叩くんですか、もー!」
「急に悪役っぽくなるんじゃねーよ。で?こいつ何?新しい怪人?今度はこいつが俺と闘うのか?」
「一度にそんな色々訊かないでくださいよ。この子は新人のボン太くんです。まだレッドさんと闘う予定はない
んですけど…あ、そうだ。折角だからレッドさんに脅し文句の一つでも言ってみようか。予行演習に!」
「んな予行演習すんじゃねーよ…」
「まあまあ、そんなこと言わずにちょっとだけ付き合ってくださいよ。ほらボン太くん、何か言ってみて」
「ふもっ!」
大きく頷き、ボン太くんはレッドににじり寄った。
「ふもふもふもふもふもー、もっふふもふもふー、ふもっふ!」
「…………何て言ったんだよ。こいつは」
「え?えーっと…ボン太くん、悪いけど紙に書いてみて。ほら、ペンとメモ帳あるから、ここに」
ヴァンプから手渡された紙に、さらさらと走り書きしていく。そこにはこう書いてあった。
<ウジ虫のクソほどの価値もないアカ野郎が!ママの○○にこびり付いたパパの○○で生まれたのがお前だ!
この地球上で最も劣った生物だ!この俺が貴様の口に銃を突っ込み、ケツから鉛のクソをひり出させてやる!
貴様の苦しむ顔を見ることが俺の楽しみだ、この(以下更に過激な表現のため検閲)>
あまりといえばあんまりな内容に、ゾーッ…とヴァンプ達の背筋に戦慄が走る。
「ひでえ…俺だったらこんなん言われたら立ち直れないよ」
「ケツから鉛のクソって、どういう怪人生送ってたらこんなフレーズ浮かぶんだよ…」
レッドもまた、ゲンナリした様子でああった。
「…帰るわ、俺。じゃあな」
「あ、どうも、お疲れ様です…」
とぼとぼ歩いていくレッドを見送るフロシャイムの面々。そしてレッドはこう思った。
(俺主役なのに、出番これだけかよ…)
―――翌日。
某所に存在する、某高校にて。
とある少年と少女の会話。
「どーしたのよ、ソースケ。疲れた顔しちゃって」
「千鳥か…実は昨日から、悪の組織の元へ潜入していてな」
「へー、そう」
話半分といった様子で聞き流す少女。この少年、実はとある組織に所属する凄腕のエージェントである。
少女とてその事情は分かっているが、少年は大真面目に大ボケをやらかすことが日常茶飯事なので、こういう
話を一々真に受けていたら身が持たないのである。
「で、どんな感じなのよ」
「うむ…例のパワードスーツを持ち出さねばならないほどの激務といえば分かってもらえるだろう」
「あ、そう」
会話はますます右の耳から左の耳へと抜けていく。<例のパワードスーツ>の正体を知る彼女にしてみれば、
アレを持ち出す時点でシリアス展開とはほど遠いと容易に推測できた。
「そんなに大変な任務なら、ウチに来て晩御飯食べてきなさいよ。どうせロクなもん食べてないんでしょ」
「いや、その悪の組織の将軍が大変な料理上手でな。千鳥の料理より美味かった…」
パシン!と何処からともなく少女はハリセンを取り出し、少年の頭をどついた。
「痛いぞ、千鳥」
「うっさい、バカ!」
傍から見れば痴話喧嘩そのものの、平和な光景がそこにあった。
何でもないようなその時間が何より大切だったと、いつか彼らは思うのだろう。
某所に存在する、某高校にて。
とある少年と少女の会話。
「どーしたのよ、ソースケ。疲れた顔しちゃって」
「千鳥か…実は昨日から、悪の組織の元へ潜入していてな」
「へー、そう」
話半分といった様子で聞き流す少女。この少年、実はとある組織に所属する凄腕のエージェントである。
少女とてその事情は分かっているが、少年は大真面目に大ボケをやらかすことが日常茶飯事なので、こういう
話を一々真に受けていたら身が持たないのである。
「で、どんな感じなのよ」
「うむ…例のパワードスーツを持ち出さねばならないほどの激務といえば分かってもらえるだろう」
「あ、そう」
会話はますます右の耳から左の耳へと抜けていく。<例のパワードスーツ>の正体を知る彼女にしてみれば、
アレを持ち出す時点でシリアス展開とはほど遠いと容易に推測できた。
「そんなに大変な任務なら、ウチに来て晩御飯食べてきなさいよ。どうせロクなもん食べてないんでしょ」
「いや、その悪の組織の将軍が大変な料理上手でな。千鳥の料理より美味かった…」
パシン!と何処からともなく少女はハリセンを取り出し、少年の頭をどついた。
「痛いぞ、千鳥」
「うっさい、バカ!」
傍から見れば痴話喧嘩そのものの、平和な光景がそこにあった。
何でもないようなその時間が何より大切だったと、いつか彼らは思うのだろう。
―――天体戦士サンレッド。
これは神奈川県川崎市で繰り広げられる、善と悪の壮絶な闘いの物語である!
これは神奈川県川崎市で繰り広げられる、善と悪の壮絶な闘いの物語である!