「ふう…予定より、随分到着が遅れちまったな」
船から降りたオリオンがぼやく。既に深夜といっていい時間だ。
「ほんとなら、昼頃には着くはずだったのにね」
「ああ。おまけに何だか、嫌な予感がするぜ…くそっ。思い過ごしならいいんだが」
オリオンはいつになく苛立っている様子だった。遊戯も頷く。どこか…何かが、歪んでいる。そんな嫌な雰囲気を
二人は感じ取っていた。
(ねえ、キミはどう思う?)
(オレも同じ意見だ―――どこか、キナ臭い気配を感じるぜ)
もう一人の自分も、緊張を滲ませている。
(相棒!ここはオレに任せてくれ。何か、大変なことが起こっている。そんな気がするんだ)
(うん…頼んだよ!)
その瞬間、千年パズルが輝き<武藤遊戯>は姿を消した。代わりに現れたのは―――
「あれ…?遊戯。お前、なんか顔が変わってない?…なんで?」
「小せえことにこだわるんじゃねえ―――行くぞ、オリオン!星女神の神殿へ案内してくれ」
「お、おお…遊戯、なんか今のお前、怖いぞ…」
オリオンは目を丸くしつつも、遊戯と共に走り出した―――。
船から降りたオリオンがぼやく。既に深夜といっていい時間だ。
「ほんとなら、昼頃には着くはずだったのにね」
「ああ。おまけに何だか、嫌な予感がするぜ…くそっ。思い過ごしならいいんだが」
オリオンはいつになく苛立っている様子だった。遊戯も頷く。どこか…何かが、歪んでいる。そんな嫌な雰囲気を
二人は感じ取っていた。
(ねえ、キミはどう思う?)
(オレも同じ意見だ―――どこか、キナ臭い気配を感じるぜ)
もう一人の自分も、緊張を滲ませている。
(相棒!ここはオレに任せてくれ。何か、大変なことが起こっている。そんな気がするんだ)
(うん…頼んだよ!)
その瞬間、千年パズルが輝き<武藤遊戯>は姿を消した。代わりに現れたのは―――
「あれ…?遊戯。お前、なんか顔が変わってない?…なんで?」
「小せえことにこだわるんじゃねえ―――行くぞ、オリオン!星女神の神殿へ案内してくれ」
「お、おお…遊戯、なんか今のお前、怖いぞ…」
オリオンは目を丸くしつつも、遊戯と共に走り出した―――。
―――レスボスからやや離れた海上。波間を漂う船の上で、紫眼の男―――エレフがイライラした様子でレスボス
の方角を睨み付けていた。
「フン。そんな顔をしても船は進まんぞ、エレフ」
「一々うるさいぞ、海馬。そんなことは分かっている」
エレフは完全に心ここにあらずといった有様だ。海馬はつまらなさそうに鼻を鳴らす。
「仕方のない奴だ…勘違いするなよ。鬱陶しくてかなわんから、さっさとレスボスに向かいたいだけだ」
そう前置きして、海馬はディスクに二枚のカードをセットする。
「ブルーアイズ…同時召喚!」
雄叫びをあげながら、美しき白龍―――ブルーアイズが二体、出現する。海馬は身軽にその背に飛び乗り、エレフ
に手招きする。
「特別だ…エレフ。貴様に、この白龍の背を貸してやる」
「海馬…感謝する」
「フン、うるさいわ。さっさと乗れ」
エレフも海馬に倣い、ブルーアイズの背に乗る。そして二つの翼は、夜空を舞い踊るように空を駆け抜ける―――
の方角を睨み付けていた。
「フン。そんな顔をしても船は進まんぞ、エレフ」
「一々うるさいぞ、海馬。そんなことは分かっている」
エレフは完全に心ここにあらずといった有様だ。海馬はつまらなさそうに鼻を鳴らす。
「仕方のない奴だ…勘違いするなよ。鬱陶しくてかなわんから、さっさとレスボスに向かいたいだけだ」
そう前置きして、海馬はディスクに二枚のカードをセットする。
「ブルーアイズ…同時召喚!」
雄叫びをあげながら、美しき白龍―――ブルーアイズが二体、出現する。海馬は身軽にその背に飛び乗り、エレフ
に手招きする。
「特別だ…エレフ。貴様に、この白龍の背を貸してやる」
「海馬…感謝する」
「フン、うるさいわ。さっさと乗れ」
エレフも海馬に倣い、ブルーアイズの背に乗る。そして二つの翼は、夜空を舞い踊るように空を駆け抜ける―――
神殿の中庭。泉に映る月を、ミーシャはぼんやりと見つめていた。心中は、意外なほどに静かだった。
(我ながらに、ついてない人生だったと思うわ…)
残酷な女神が統べる、不条理に満ちたこの世界。けれど、思い返せば、嫌なことばかりではなかった。
(ソフィア様…フィリス…それに神殿の皆も、本当に親切だったな)
風の都から逃げ出した先、嵐に遭って流れ着いたこのレスボス島で、彼女達に出会えたことはきっと幸運だった。
浜辺で倒れていたのをフィリスに助けられて、ソフィアから教えを受け、星女神の巫女として生きた。辛いことも
あったけれど、楽しいこともたくさんあった。
(オリオン…私きっと、あなたのことが好きだった―――か、勘違いしないでよね!変な意味じゃなくて、友達と
して好きだっていうことだからね!)
どうしようもなくバカで、どうしようもなく口が悪くて、どうしようもなく女の子が好きという、困った人。
その上―――どうしようもないくらいに本当はお人好しで、勇敢で、誰よりも優しい心の持ち主だった。
最期だし、認めてしまおう―――勘違いなんかじゃない。自分の、初恋だった。
(城之内。あなたはちゃんと、お友達と再会して、自分の帰るべき場所へ帰れるといいわね…)
つい先日出会ったばかりの、ヤンチャだけど暖かい心を持った、芯の強い男の子。
<また、会えるよ。絶対に、あんたと、あんたの兄貴はまた会える>そう言って、自分を励ましてくれた。
それは、本当に―――嬉しかった。
(…エレフ。ごめんね…私は、あなたに会えないまま…運命に従い、散っていくわ)
これ以上ないほどに血を分け合った、双子の兄妹。幼い時からずっと一緒だった。そして―――
幼い時から、ずっと離れ離れだった。最期に―――もう一度だけ会ってさよならを言いたかった。
(もう一人の私…エレフ。あなたは、幸せになってね)
「さて、星女神の巫女アルテミシア。覚悟はいいかな?」
返事はしない。ただ黙って、瞳を閉じた。スコルピオスが、ゆっくりと剣を振り上げる。
「ヒュドラよ―――受け取りたまえ!」
そしてそれを、振り翳そうとした刹那―――
「…………ぉ」
「む…!?何だ、空耳か…?」
思わずスコルピオスは動きを止め、ミーシャから距離を取る。ミーシャは思わず目を見開いた。
「今の…声は…!」
「……ぉぉぉおお…!」
声は次第に大きくなる。そして―――
「うおおおおおおおおおおっ!待ちやがれぇ、悪党共ォォォッ!」
旋風を巻き起こしながら、ミーシャの眼前に、巨大な影が降り立った。その異形の姿に、スコルピオス達は思わず
息を呑んだ。
「な、にィ…竜、だと…!?」
「ギャオオォォーーーーーッ!!!」
それは、紅き瞳の黒竜―――彼は兵士達を威嚇するかのように、凶暴な唸り声をあげている。その背中から、一人
の少年が地面に飛び降りた。
「へへ、間一髪ってとこだな…ミーシャ!」
「じょ…城之内!どうして、ここに…」
どうしてじゃねーだろ、と城之内は口を尖らせた。
「あんたを助けに来たんだよ。決まってるだろ?」
「―――!」
ミーシャの心に、様々な感情が渦巻く。感謝、嬉しさ、希望―――そして。
相反するような悲しみと、絶望だった。
「よっしゃ!それじゃあ早速―――」
「…頼んで、ないわ」
「え?」
城之内は、思わず鼻白む。ミーシャの声は、驚くほどに冷たかった。
「…頼んで、ないわよ。助けてなんて…」
「おい、ミーシャ…」
「何で―――そっとしておいてくれなかったの…?私はもう、ここで、静かに死ぬつもりだった!なのに!」
城之内が来てくれて―――嬉しかった。心に確かに、希望が灯った。そして。
覚悟を決めていたはずなのに―――死ぬことが、怖くなった。
城之内がここから逃がしてくれたとしても、そうなればこの男達は見せしめとして、島の者達を手にかけるだろう。
それを考えれば、やはり自分は、逃げるわけにはいかないのだ。
希望がちらついたからこそ―――その絶望は、耐え難かった。
「どうして、来るのよ!?あなたが来なければ…希望なんて、持たずにすんだのに!」
細い身体のどこから絞り出したものか、ミーシャは凄まじいほどの声で怒鳴った。
「私が、死ねば…それでもういいのよ!それでもう…誰も傷つかないのに!」
「―――おい。待てよ。今、なんて言った…!?」
「え…?」
「何が、もう誰も傷つかない、だ…ふざけんじゃねえ!」
城之内は怒りを顕わにして、ミーシャに怒鳴り返した。
「あんたは、本気でそんなことを言ってやがるのか!?あんたは…まだ、兄貴にだって会ってないだろう!好きな男
だっているんだろうが!今あんたが死んだらそいつらがどんだけ悲しむと思ってんだよ!?そいつらの心が―――
どれだけ傷つくと思ってるんだ!」
「…………!」
ミーシャは思わず顔を強張らせる。城之内はそれにもかまわず、叫び続ける。
「生きろよ!地面に這いつくばってでも、泥被ってでも、どれだけ汚れちまったとしても―――それでもだ!お願い
だから―――生きてくれ!生きることを…諦めんな!奇麗に死ぬより…カッコ悪くても、生きることを考えろよ!」
「城之内…」
「あんたが大事に想う奴らを…あんたを大事に想ってくれる奴らを置いて…勝手に死ぬんじゃねえよ、バカ野郎!」
最後は涙すら浮かべ。肩で息をしながら。城之内は、喉が裂けるほどに吼えた。
「どうなんだよ…ミーシャ…」
「…………」
「あんた…ほんとに、いいのかよ…?このまま、死んじまっても!」
「いいわけ…ないわよ…」
ミーシャは―――泣いていた。大粒の涙が、止めどなく溢れる。
「ミーシャ…!」
「私だって―――本当は死にたくなんてない!ソフィア様にも、フィリスにも、神殿の皆にも、城之内にも―――
オリオンや、エレフにだって、さよならも言わずに、死にたくなんてない!生きて…皆と、また会いたいよ!でも、
それでも…じゃあ、どうすればいいの!?」
ミーシャは泣きながら言い募る。
「私が逃げていれば…この人たちは手当たり次第にみんなを殺していたかもしれないわ!そんな事になるくらいなら
―――私は―――他の誰かを犠牲にしてまで、生きることはできない!」
「…!そうか…そういうことかよ!汚え奴らだ…」
城之内は、怒りを込めてスコルピオス達を睨み付けた。両手を強く握りしめ、仁王立ちする。
「それならなおさら、何も問題ねーな。ミーシャは逃げる必要はねーし、誰も犠牲になんざ、ならなくてもいい」
「え…?」
訳が分からないといった様子のミーシャを尻目に、宣言する。
「オレがこいつら全員、ブチのめす。それで全部解決だ!」
城之内は声を張り上げ、咆哮する―――!
「蠍頭!テメエは、オレがぶっ潰してやる!デュエルモンスターズ大会において決闘者の王国では準優勝に輝き、
バトルシティベスト4に残った決闘者(デュエリスト)にして、星女神の神殿雑用係―――
漢・城之内克也がな!」
(我ながらに、ついてない人生だったと思うわ…)
残酷な女神が統べる、不条理に満ちたこの世界。けれど、思い返せば、嫌なことばかりではなかった。
(ソフィア様…フィリス…それに神殿の皆も、本当に親切だったな)
風の都から逃げ出した先、嵐に遭って流れ着いたこのレスボス島で、彼女達に出会えたことはきっと幸運だった。
浜辺で倒れていたのをフィリスに助けられて、ソフィアから教えを受け、星女神の巫女として生きた。辛いことも
あったけれど、楽しいこともたくさんあった。
(オリオン…私きっと、あなたのことが好きだった―――か、勘違いしないでよね!変な意味じゃなくて、友達と
して好きだっていうことだからね!)
どうしようもなくバカで、どうしようもなく口が悪くて、どうしようもなく女の子が好きという、困った人。
その上―――どうしようもないくらいに本当はお人好しで、勇敢で、誰よりも優しい心の持ち主だった。
最期だし、認めてしまおう―――勘違いなんかじゃない。自分の、初恋だった。
(城之内。あなたはちゃんと、お友達と再会して、自分の帰るべき場所へ帰れるといいわね…)
つい先日出会ったばかりの、ヤンチャだけど暖かい心を持った、芯の強い男の子。
<また、会えるよ。絶対に、あんたと、あんたの兄貴はまた会える>そう言って、自分を励ましてくれた。
それは、本当に―――嬉しかった。
(…エレフ。ごめんね…私は、あなたに会えないまま…運命に従い、散っていくわ)
これ以上ないほどに血を分け合った、双子の兄妹。幼い時からずっと一緒だった。そして―――
幼い時から、ずっと離れ離れだった。最期に―――もう一度だけ会ってさよならを言いたかった。
(もう一人の私…エレフ。あなたは、幸せになってね)
「さて、星女神の巫女アルテミシア。覚悟はいいかな?」
返事はしない。ただ黙って、瞳を閉じた。スコルピオスが、ゆっくりと剣を振り上げる。
「ヒュドラよ―――受け取りたまえ!」
そしてそれを、振り翳そうとした刹那―――
「…………ぉ」
「む…!?何だ、空耳か…?」
思わずスコルピオスは動きを止め、ミーシャから距離を取る。ミーシャは思わず目を見開いた。
「今の…声は…!」
「……ぉぉぉおお…!」
声は次第に大きくなる。そして―――
「うおおおおおおおおおおっ!待ちやがれぇ、悪党共ォォォッ!」
旋風を巻き起こしながら、ミーシャの眼前に、巨大な影が降り立った。その異形の姿に、スコルピオス達は思わず
息を呑んだ。
「な、にィ…竜、だと…!?」
「ギャオオォォーーーーーッ!!!」
それは、紅き瞳の黒竜―――彼は兵士達を威嚇するかのように、凶暴な唸り声をあげている。その背中から、一人
の少年が地面に飛び降りた。
「へへ、間一髪ってとこだな…ミーシャ!」
「じょ…城之内!どうして、ここに…」
どうしてじゃねーだろ、と城之内は口を尖らせた。
「あんたを助けに来たんだよ。決まってるだろ?」
「―――!」
ミーシャの心に、様々な感情が渦巻く。感謝、嬉しさ、希望―――そして。
相反するような悲しみと、絶望だった。
「よっしゃ!それじゃあ早速―――」
「…頼んで、ないわ」
「え?」
城之内は、思わず鼻白む。ミーシャの声は、驚くほどに冷たかった。
「…頼んで、ないわよ。助けてなんて…」
「おい、ミーシャ…」
「何で―――そっとしておいてくれなかったの…?私はもう、ここで、静かに死ぬつもりだった!なのに!」
城之内が来てくれて―――嬉しかった。心に確かに、希望が灯った。そして。
覚悟を決めていたはずなのに―――死ぬことが、怖くなった。
城之内がここから逃がしてくれたとしても、そうなればこの男達は見せしめとして、島の者達を手にかけるだろう。
それを考えれば、やはり自分は、逃げるわけにはいかないのだ。
希望がちらついたからこそ―――その絶望は、耐え難かった。
「どうして、来るのよ!?あなたが来なければ…希望なんて、持たずにすんだのに!」
細い身体のどこから絞り出したものか、ミーシャは凄まじいほどの声で怒鳴った。
「私が、死ねば…それでもういいのよ!それでもう…誰も傷つかないのに!」
「―――おい。待てよ。今、なんて言った…!?」
「え…?」
「何が、もう誰も傷つかない、だ…ふざけんじゃねえ!」
城之内は怒りを顕わにして、ミーシャに怒鳴り返した。
「あんたは、本気でそんなことを言ってやがるのか!?あんたは…まだ、兄貴にだって会ってないだろう!好きな男
だっているんだろうが!今あんたが死んだらそいつらがどんだけ悲しむと思ってんだよ!?そいつらの心が―――
どれだけ傷つくと思ってるんだ!」
「…………!」
ミーシャは思わず顔を強張らせる。城之内はそれにもかまわず、叫び続ける。
「生きろよ!地面に這いつくばってでも、泥被ってでも、どれだけ汚れちまったとしても―――それでもだ!お願い
だから―――生きてくれ!生きることを…諦めんな!奇麗に死ぬより…カッコ悪くても、生きることを考えろよ!」
「城之内…」
「あんたが大事に想う奴らを…あんたを大事に想ってくれる奴らを置いて…勝手に死ぬんじゃねえよ、バカ野郎!」
最後は涙すら浮かべ。肩で息をしながら。城之内は、喉が裂けるほどに吼えた。
「どうなんだよ…ミーシャ…」
「…………」
「あんた…ほんとに、いいのかよ…?このまま、死んじまっても!」
「いいわけ…ないわよ…」
ミーシャは―――泣いていた。大粒の涙が、止めどなく溢れる。
「ミーシャ…!」
「私だって―――本当は死にたくなんてない!ソフィア様にも、フィリスにも、神殿の皆にも、城之内にも―――
オリオンや、エレフにだって、さよならも言わずに、死にたくなんてない!生きて…皆と、また会いたいよ!でも、
それでも…じゃあ、どうすればいいの!?」
ミーシャは泣きながら言い募る。
「私が逃げていれば…この人たちは手当たり次第にみんなを殺していたかもしれないわ!そんな事になるくらいなら
―――私は―――他の誰かを犠牲にしてまで、生きることはできない!」
「…!そうか…そういうことかよ!汚え奴らだ…」
城之内は、怒りを込めてスコルピオス達を睨み付けた。両手を強く握りしめ、仁王立ちする。
「それならなおさら、何も問題ねーな。ミーシャは逃げる必要はねーし、誰も犠牲になんざ、ならなくてもいい」
「え…?」
訳が分からないといった様子のミーシャを尻目に、宣言する。
「オレがこいつら全員、ブチのめす。それで全部解決だ!」
城之内は声を張り上げ、咆哮する―――!
「蠍頭!テメエは、オレがぶっ潰してやる!デュエルモンスターズ大会において決闘者の王国では準優勝に輝き、
バトルシティベスト4に残った決闘者(デュエリスト)にして、星女神の神殿雑用係―――
漢・城之内克也がな!」