本来の江田島は実力者なので、調子に乗せるとけっこう怖い。アカギとドラえも
んは言わずもがな。四人の中では、のび太が一番分が悪い。
「ドラミちゃーん! ボクにトップをとらせてよー!」
のび太はドラミに助けを求めた。四人の他にも、ノースウエストにはのび太の仲
間が何人か来ていた。ドラミは奥のベッドでのび太に背を向けて寝ていた。
「オーケー! あたし、のび太さんのためなら括約筋全開で頑張っちゃう!」
ドラミの返事は百点満点だった。しかしベッドから出てくる気配はない。のび太
の方を見もしない。
「だったらこっちに来て一緒に打ってよー!」
「アドバイスしてあげるから、どんな手牌でどんなツモか全部教えてー!」
「そんな事したらボクの手がバレちゃうだろ! そこまでバカじゃないやい!」
のび太は引っかからなかった。ドラミは小さく舌打ちをした。
「さっすがのび太さん! それじゃあ、全部じゃなくていらない牌だけ教えて!」
んは言わずもがな。四人の中では、のび太が一番分が悪い。
「ドラミちゃーん! ボクにトップをとらせてよー!」
のび太はドラミに助けを求めた。四人の他にも、ノースウエストにはのび太の仲
間が何人か来ていた。ドラミは奥のベッドでのび太に背を向けて寝ていた。
「オーケー! あたし、のび太さんのためなら括約筋全開で頑張っちゃう!」
ドラミの返事は百点満点だった。しかしベッドから出てくる気配はない。のび太
の方を見もしない。
「だったらこっちに来て一緒に打ってよー!」
「アドバイスしてあげるから、どんな手牌でどんなツモか全部教えてー!」
「そんな事したらボクの手がバレちゃうだろ! そこまでバカじゃないやい!」
のび太は引っかからなかった。ドラミは小さく舌打ちをした。
「さっすがのび太さん! それじゃあ、全部じゃなくていらない牌だけ教えて!」
三四(223578)1389南北
「えーとねー、北と南がいらないんだけど、どうしたらいーい?」
「えいって叫んでどっちも切っちゃえ!」
「はーい! えいっ!」
のび太の第一打、北と南。のび太の手牌は12牌になった。
「ドラミちゃーん! なんか手牌が短くなっちゃったんだけど、ボク大丈夫ー?」
「どっかから適当になんか持ってくれば全然大丈夫なのだー!」
「ホントだ普通の長さになった! なのだなのだー!」
「なのだー!」
ドラミとのび太は無邪気にはしゃいでいる。ただしドラミはずっと壁の方を向い
ているので、どんな表情をしているのかは分からない。
「えいって叫んでどっちも切っちゃえ!」
「はーい! えいっ!」
のび太の第一打、北と南。のび太の手牌は12牌になった。
「ドラミちゃーん! なんか手牌が短くなっちゃったんだけど、ボク大丈夫ー?」
「どっかから適当になんか持ってくれば全然大丈夫なのだー!」
「ホントだ普通の長さになった! なのだなのだー!」
「なのだー!」
ドラミとのび太は無邪気にはしゃいでいる。ただしドラミはずっと壁の方を向い
ているので、どんな表情をしているのかは分からない。