SS暫定まとめwiki~みんなでSSを作ろうぜ~バキスレ 七人の超将軍!50-1


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頑強なる心を持ちて
悪を駄(の)せし輩を
無に帰せしめし者━━━


天宮の国を治める新世頑駄無大将軍の頑駄無結晶(がんだむくりすたる)が八つに砕け散った日、
閃光結晶(びーむくりすたる)に選ばれし七人の武者が超将軍となった!
力を失った大将軍!再び跋扈した闇の者たちから無辜の民を護る為の、頑駄無たちの戦いが始まったのである!

そして!新世闇軍団本陣と化した伝説の地・悪無覇域山(あなはいむさん)についに七人の超将軍が結集!
決戦の火蓋は切って落とされた!

そして━━━

「千力ぃいいいい!!」

闇魔神吏偶遮光(やみまじんりぐしゃっこう)の攻撃から新世大将軍の子・飛駆鳥(びくとりー)をまもって、
嘗ての千生将軍(せんなりしょうぐん)、千力頑駄無超将軍(せんりきがんだむちょうしょうぐん)は地に伏した!
その姿に怒り心頭となったのは彼の朋友・爆流頑駄無超将軍である!(ばくりゅうがんだむちょうしょうぐん)

「よくも千力を!
 喰らえ!」

爆流の叫び声と共に、彼の両手が蒼く光り輝きだした!

「爆狼!疾風拳!」

自らの潜在能力を限界まで引き出す支援メカ・魂嵐乱打(コアランダー)を装着する事により、
爆流頑駄無は超エネルギーの打撃を放つことが出来るのだ!
それこそが彼の超必殺技!爆狼疾風拳!(ばくろうしっぷうけん)
闇魔神にダメージこそ与えることこそできたものの、
闇魔神の創り出した「闇の結界」によって爆流もまた倒れてしまった。
いや、ここは闇の結界下でここまでの威力の攻撃を放つことが出来た彼を讃えるべきだろう。
大将軍の代行であり、大将軍の約十分の一の戦闘力を持つとされる超将軍だからこそ、
通常の武者では、たちどころに行動不能となってしまうこの「闇の結界」で、ここまでの攻撃を繰り出せたのだ!

同胞の超将軍たち、そして大将軍の子・武者飛駆鳥もまた闇の結界の前には伏したままだ。
その姿に、元新生闇軍団という異色の出自をもつ超将軍・鉄斗羅は覚悟を決めた。
覚悟とは、暗黒の荒野を切り開く光り輝く道だ。
かつては闇の者であり、十五年前の戦役以後、頑駄無軍団に組してきた鉄斗羅にとっては、
頑駄無たちこそが、大将軍こそがその光り輝く道であった。

「今、なら…。
 今ならば!禁じ手を使えば闇魔神を倒すことが、出来る…ッ!」

そう、大将軍に罪を許され、以降十五年封印してきた闇の力を持つ彼だからこそ!

「大将軍さま…。
 お許しください!」

大将軍によって光の力を与えられ、光と闇の力を持つ彼だからこそ!
闇魔神を打倒す一撃を放つことが出来るのだ!
頑駄無軍団の末席を許されたその時から、彼は自らの闇の力を封じて生きてきた。
だが、今こそその封をやぶらねばならぬ。



「闇ッ!変ッ!幻ッ!」

鎧を突き破って現れる刃と衝角!それは闇の者の証!

「…そう、俺の名は鉄斗羅。
 もと新生闇軍団・氷魔の牙忍だ!
 闇魔神よ、受けるがいい」

左からから突き出した衝角に、彼本来がもっていた闇の力が宿る。

「闇の力と…」

右から突き出した衝角に、彼が持つはずの無い力が宿る。
それは━━━

「大将軍さまにいただいた光の力をぶつけあう」

黄金に煌き光るそれは、光の力だ。
闇の者を滅し清める大いなる力だ。
今は光に身をおいている鉄斗羅だからこそ扱うことが出来るが、本来闇の者にとっては猛毒に等しい力なのだ。

「決死の技を!」

覚悟を決めた彼を、闇魔神は嘲る。
彼は死兵の恐ろしさを知らない。

「馬鹿者めが!
 裏切り者めが!
 そんな事をすればお前も死ぬぞ!」

今の鉄斗羅は死兵だ。
その彼を止めることは、誰にも出来ない。

「もとより承知よ!
 負け戦で頑駄無たちに取られたはずの命だ!
 今ここで頑駄無たちにかえしてやるのさ!」

荒鬼頑駄無。もっとも若輩でありながら、曲者ぞろいの超将軍をまとめ、ここまで誰一人欠けることなく連れてきたリーダー。
雷鳴頑駄無。精密無比の彼の砲術には何度も助けられた。もっと腹を割って話していればよかったかもしれない。
獣王頑駄無。修験者あがりで理性よりも感性に重きをおいたその性分とは馴染めなかったが、いい奴だ。
天地頑駄無。陽気で裏表ない性格には助けられた。できたらもう一度一杯やりたかった。
千力頑駄無。一緒にいた期間は短かったが、この極地で立ち上がることの出来たその姿は、まさしく正義の武者だ。
爆流頑駄無。そのからくりの力はきっとこれからの天宮の為になるだろう。ここで死んではならない。
舞威丸君。古の機動武者に認められた貴方は、きっと大きな武者に成られるのでしょう、どうか御武運を。
武者飛駆鳥君。あなたには無限の光の力がある。これからの天宮を担うのは貴方なのです。
鉄斗羅はそう心の中で同胞たちに呼びかける。
こんなナリのこの俺を、仲間と呼んでくれた皆に呼びかける。
きっと届いているだろうと思いながら。

「そうだ、俺はきっとこの時の為に超将軍に選ばれたに違いないのだ!
 光の武者たちよ、貴方たちならきっとこの困難を打ち砕けるはずだ!
 闇魔神ごときに、屈っするんじゃない!」

鉄斗羅の言葉によって、飛駆鳥の瞳にふたたび光が宿った。
それを満足げにみると、鉄斗羅は微笑んだ。
不器用な男の笑みだった。

「…みんな、あばよ」

静かな一声と、天地を覆わんばかりの閃光、そして大爆音。

「俺のために…。
 千力どの…。鉄斗羅どのまで…。
 俺に、もっと力が…。
 力があれば…!」

滂沱の涙とともに、武者飛駆鳥の中から大いなる光の力があふれ出す。
雄叫びとともに、武者飛駆鳥は新たな姿へと孵化を始めたのだ!

「うぁああああああああああああああああああ!」

光が!光の力が!飛駆鳥の中からあふれ出す!

「ッ死ンでたまるぅかぁ…!
 この目で!この目で天宮の最期を見るまでは!死んでたまるかぁあああああ!」

なんという事か!鉄斗羅の決死の技をもってしても、闇魔神は倒れなかったのだ!

「小僧ぉぉぉう!
 貴ィ様ぁをぉ!殺す!」

その巨体から繰り出す槍の一撃は、しかし、光の力を覚醒させた飛駆鳥の掌によって止められていたのだ!

「な・ン・だ・トぉ!
 この力ぁ!この力はああ!」

驚愕と恐怖に目を見開く闇魔神━━「飛駆鳥!」━━脅威の覚醒を遂げた若武者に驚愕の超将軍!

「見つけたぞ俺は…!
 自分自身の血に流れる!
 無敵の光の力を!」

━『飛駆鳥、覚醒!? 次回を待て!』━


~用語集~

  • 頑駄無
闘将!ラーメンマンの悪役ではなく、SD戦国伝世界におけるガンダムの名称

  • 武者、将軍、超将軍、将頑駄無、副将軍、大将軍(だいしょうぐん)
SD戦国伝世界における階級。ノーブレスオブルージュなんです。
偉さは、大将軍>副将軍>将頑駄無>超将軍>将軍>武者
戦闘力に関しては不明
歴代超将軍の中にはあきらかに大将軍に匹敵するような奴もいるので、言及は避けます

  • 頑駄無結晶(がんだむくりすたる)
大将軍の光の力の源。時代毎に形が変化している。
劇中では自由意思をもった存在である結晶鳳凰(くりすたるふぇにっくす)へと進化している。

  • 闇軍団
頑駄無ら光の武者たちに敵対する集団。
混沌と荒廃を望み、常に頑駄無たちと死闘を繰り広げる運命にある。
鉄斗羅は「七人の超将軍」編の前日談になる「伝説の大将軍」編での敵軍・新生闇軍団から離反し
頑駄無たちの側へ寝返ったという異色の存在

  • 天宮(あーく)
武者たちが暮らす戦国時代の日本風の世界。
余談だが、この名称が明らかになったのはなんとシリーズ第四作だったりする
他に、中華風の世界観の「影舞乱夢(えいぶらむ)」、インド風の世界観の「赤流火穏(あるびおん)」があり
天宮は火砲、影舞乱夢は戦術思想、赤流火穏は機械工学が発達しいている

  • 闇魔神(やみまじん)
ヤミの権化。歴代の大将軍たちが命がけで打倒してきた存在。
異次元からの侵略者ともいわれている。
ヤミが支配する平行世界の天宮からやってきたとも言われている。

  • 機動武者大鋼(きどうむしゃだいはがね)
もとは発掘兵器であったが火炎の駄舞留精太が
武者頑駄無たちのような2.5等身から
八頭身のモビルスーツ体型への変形機構を有する変形機構を付加するなどの
想像を絶する大改修を行った後、大将軍誕生の聖地・悪無覇域夢山に封印されていた。
武者飛駆鳥の弟・舞威丸の魂に呼応して復活した。

  • 闇の結界
光の武者の力を封じ、闇の者たちの力を増す結界
これにより超将軍たち超ピンチ!