遂にハルヒと闘うために変身した、俺達SOS団とグウ。
死ぬほど格好悪い変身ポーズを取ったんだから、それ相応の価値はあるはず。
さあ!この俺達を包む光が消えたならば、早速その姿お披露目だ!!
死ぬほど格好悪い変身ポーズを取ったんだから、それ相応の価値はあるはず。
さあ!この俺達を包む光が消えたならば、早速その姿お披露目だ!!
「鳥人戦隊ジェットマン!!」
そう、俺達は天空に飛び立つ他かの如き力を・・・。
「って、まんまじゃねーか!!少しは捻れよグウ!それに長門!!」
俺ことレッドホークは、右手に持ったブリンガーソードを振り回しながら二人に問い詰める。
はっきり言って、まさかここまで東映に睨まれそうな展開になるとは思わなかったぞ。
「トレンディー。」
「相変わらず文句が多いな~。キョン吉は。」
しかし二人はまったく悪びれた様子も無く、俺の言葉を華麗にスルーする。
ったく、グウの奴は当たり前として、まさか長門がそんなキャラになっちゃうとは・・・。
俺ことレッドホークは、右手に持ったブリンガーソードを振り回しながら二人に問い詰める。
はっきり言って、まさかここまで東映に睨まれそうな展開になるとは思わなかったぞ。
「トレンディー。」
「相変わらず文句が多いな~。キョン吉は。」
しかし二人はまったく悪びれた様子も無く、俺の言葉を華麗にスルーする。
ったく、グウの奴は当たり前として、まさか長門がそんなキャラになっちゃうとは・・・。
二次創作、おそるべし・・・。
「二人で俺の言葉を軽く流そうとするなよ!!
ともかくこの姿はダメだ!!大体、俺達は六人じゃないか。
一人多いんだよ、一人!せめてダイレンジャーにするとか、人数くらいは合わせろよ!
特に長門!紫って何だ!?ジェットマンに紫のキャラはいないぞ!!キャラ名はどうなるんだよ。」
「パープル鳩。」
「帰れ。」
ともかくこの姿はダメだ!!大体、俺達は六人じゃないか。
一人多いんだよ、一人!せめてダイレンジャーにするとか、人数くらいは合わせろよ!
特に長門!紫って何だ!?ジェットマンに紫のキャラはいないぞ!!キャラ名はどうなるんだよ。」
「パープル鳩。」
「帰れ。」
ああ~~!! まったくもう!!
これじゃあ、また変身しないと・・・。
これじゃあ、また変身しないと・・・。
「は~い、そろそろ攻撃してもいい~?」
「お前も少し黙ってろ!それに、変身中は攻撃しちゃいけないのがお約束だろうが!
悪の軍団だって、それは守るぞ。守らないはバイキンマンくらいだ。
よしっ。じゃあ次!さっさと変身シーンは終わらすぞ!!
グウ、長門!頼んだぞ!!」
俺は場の空気でハルヒの言葉を一蹴すると、グウと長門に変身のやり直しを促(うなが)す。
「了解。」
「では、次はジャッカー電撃隊で。」
「だ・か・ら!!人数が合わないだろうが!初期は三人だぞ!!
オリジナルでいいんだよオリジナルで!!」
「お前も少し黙ってろ!それに、変身中は攻撃しちゃいけないのがお約束だろうが!
悪の軍団だって、それは守るぞ。守らないはバイキンマンくらいだ。
よしっ。じゃあ次!さっさと変身シーンは終わらすぞ!!
グウ、長門!頼んだぞ!!」
俺は場の空気でハルヒの言葉を一蹴すると、グウと長門に変身のやり直しを促(うなが)す。
「了解。」
「では、次はジャッカー電撃隊で。」
「だ・か・ら!!人数が合わないだろうが!初期は三人だぞ!!
オリジナルでいいんだよオリジナルで!!」
うむ。オリジナルこそが一番無難なのである。
それこそセンスが重要だが、別にこの場しのぎの戦隊ゴッコなのだから、多少のダサさは問題ないだろう。
例えばSOS戦隊キョンレンジャーとか。
それこそセンスが重要だが、別にこの場しのぎの戦隊ゴッコなのだから、多少のダサさは問題ないだろう。
例えばSOS戦隊キョンレンジャーとか。
「では何だ、こっちはSOS戦隊キョンレンジャーとかでもやるのか。」
うおっ!いきなり急所とは・・・。
くそう!ハルヒに続いてグウの奴もニュータイプか!?
「い、いや・・・、別にオリジナルといってもそう言ったものでは・・・・。」
「じゃあどういったモノだ?」
「え、え~と・・・・、そ、そうだ朝比奈さんはどういった名前が良い?」
「逃げたな。」
うおっ!いきなり急所とは・・・。
くそう!ハルヒに続いてグウの奴もニュータイプか!?
「い、いや・・・、別にオリジナルといってもそう言ったものでは・・・・。」
「じゃあどういったモノだ?」
「え、え~と・・・・、そ、そうだ朝比奈さんはどういった名前が良い?」
「逃げたな。」
うるさい。
ともかくこんな変身する戦隊の名前など適当でいいのだ。
俺達の目標は、このハルヒが無意識のうちに創り出した世界から元の世界に戻る事。
だから変身後の名前など・・・。
俺達の目標は、このハルヒが無意識のうちに創り出した世界から元の世界に戻る事。
だから変身後の名前など・・・。
「えっ、えっ?わ、私ですか・・・?そんな・・・、いきなり言われても・・・。」
無茶振りでスイマセン。
確かにどんな人でも、唐突に『カッコいい戦隊モノの名前を考えろ』なんて無理なもの。
せめて、そのことを常に考えている人間じゃないと・・・・。
「では僕が。う~ん・・・、そうですね。ジャパン戦隊フジヤマファイブなんかどうですか?」
無茶振りでスイマセン。
確かにどんな人でも、唐突に『カッコいい戦隊モノの名前を考えろ』なんて無理なもの。
せめて、そのことを常に考えている人間じゃないと・・・・。
「では僕が。う~ん・・・、そうですね。ジャパン戦隊フジヤマファイブなんかどうですか?」
居たよここに!
速攻で俺の問いに答えてくれる奴が!
速攻で俺の問いに答えてくれる奴が!
「よしっ!それを採用だ!古泉、よくやった。」
「え~、グウは光戦隊マスクマンになって、プールサイドで踊りたかったん・・・。」
「版権モノは却下だ。長門、グウの変わりによろしく頼むぞ。時間が惜しい。」
グウの意見は即座に却下して、俺は古泉の案を採用する。
確かにセンスの欠片も無い名前だが、姿やイメージが浮かびやすく、意外と秀作とも言えるのではないか。
「え~、グウは光戦隊マスクマンになって、プールサイドで踊りたかったん・・・。」
「版権モノは却下だ。長門、グウの変わりによろしく頼むぞ。時間が惜しい。」
グウの意見は即座に却下して、俺は古泉の案を採用する。
確かにセンスの欠片も無い名前だが、姿やイメージが浮かびやすく、意外と秀作とも言えるのではないか。
そうだな、例えば俺がフジヤマカミカゼ。
朝比奈さんがフジヤマゲイシャ。古泉がフジヤマハラキリといった具合に・・・。
朝比奈さんがフジヤマゲイシャ。古泉がフジヤマハラキリといった具合に・・・。
「分かった。愛國戰隊大日本をモチーフに構成する。」
お~い、長門さーん?
貴方は毎日図書館で何を読んでいるんですか~?
お~い、長門さーん?
貴方は毎日図書館で何を読んでいるんですか~?
――――いやいや今は変身して戦う状態まで持っていくことが大切だ。
「そ、それで良い長門・・・。ともかく俺達を変身させてくれ。
じゃあ皆!もう一度変身ポーズを!!」
「OK!キョン!!」
じゃあ皆!もう一度変身ポーズを!!」
「OK!キョン!!」
こうして俺達は、無事に二回目の変身をするのだった。
はあ~・・・・、やれやれ終わるのか?
この話・・・。
この話・・・。
――――――――――涼宮ハルヒの正義改め、SOS団はいつもハルヒのちキョン・8――――――――――