SS暫定まとめwiki~みんなでSSを作ろうぜ~バキスレ SOS団はいつもハルヒのちキョン49-1


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ガリバー旅行記という物語をご存知だろうか?
冒険者ガリバーが、現実世界にはありえない国々―――例えば巨人の国などを旅行する物語だ。

「ちょっと有希!みくるちゃんに古泉くん!?何でそんなに大きくなっちゃたのよ?
いいえ、それよりもあの蜘蛛男は一体どこに・・・。」

そんな絵空事でしかない出来事が、俺の目の前で現実として起こっている。
しかも三人の巨人が、一人の巨人と闘うという、ちょっと卑怯な情景なのは内緒だ。
無論、この巨人達は、全てSOS団の提供でお送りしている訳だが。

「すいません理由は聞かないでください。でも仕方ないんです。こうなっちゃったんです。
だから・・・・、へ~んしん!!」
朝比奈さんは本当に申し訳なさそうな顔をしながら、自分なりの変身ポーズ。
―――左手を天に向かって掲げた・・・が!
「へ、変身ってみくるちゃん?何も起こらないんですけど・・・。」

しかし何も起こらなかった!!

「ほえ?あ、あれ?おかしいな・・・。魔法少女って手を天に掲げれば変身出来るはず・・・。
        • あっ、そうか!すいません涼宮さん。少し待っていただけませんか?」
「えっ!?ああ・・・、はい・・・。」
朝比奈さんはその場で自己完結した後、ほんの少し頬を赤らめながら長門の元へ走り出す。
そして長門の元に着いた矢先、開口一番にこう言った。


「あ・・・、あのう・・・・。
グウさんが先程言っていた強化スーツって・・・、どこですか?
わ、私・・・、持って無いんですけど・・・。」

渡してないのかよ!!
って、ハルヒの朝比奈さんを見る目付きは一体なんだ?
あれか!この状況で、またよからぬ事を思いついたのか?
このままだと、この話は100kバイトを超えてしまうぞ!!

作者の奴も、最初はすぐに終わるだろうと構成を考えて書いていったら、
俺の喋りのせいで、ここまで長くなるとは思わなかったみたいだからな!

「これ。」
「あ、ありがとうございます。じゃあ、これに着替えて闘えば・・・。あれ・・・?」
あっ、朝比奈さん。今気付きましたか。
そうですよ。貴方がそのスーツを着て闘う以上、その場で着替えなくちゃいけないんです。
いくら状況が状況でも、流石に花も恥らう年齢の女子(おなご)の生着替えは・・・。

ほらっ!ハルヒの目が、まるで獲物を捕らえた狼のように。

「あ、あのう・・・、涼宮さん。キョンくん。」
「はい?」
「なあ~に?みくるちゃん。それにキョンって言うけど・・・、アイツはここに居るの?
さっきから姿が見えないけど。」
当たり前だハルヒよ。お前の身長は、いまや20m級の巨体なのだぞ。
スモールライトの効果によって、害虫クラスの大きさになった俺の姿が目視できるか?

答えはNO。目視できるはずが無い。

何故ならお前は大きくなった分、目の分解能がガクッと堕ちたはずだ。
例えお前の視力が両目1.5だとしても、せいぜい地面に落ちている千円札を目視するのが精一杯だろうからな。

「えっ・・・?あっ、キョンくんは、涼宮さんがさっきから蜘蛛男だと思っている・・・。
え~と・・・、どこかな・・・。キョンくん小さくなっちゃったから。」
そんなハルヒの問いに答えようと、人の良い朝比奈さんが余所を向いたその刹那!
「ふふ、隙を見せたわね!!そ~れ!!」
「はわ!?涼宮さん?」
ハルヒは朝比奈さんの背後へこっそりと回ると、予想通り胸を鷲掴みしながら制服の上を脱がす。
おいおい、古泉もそこにいるのだが。

ったく、ハルヒの奴・・・、古泉のことが見えてないのか?
いや、むしろそういう事をして楽しんでるのか?

ん・・・?おい!ちょっと古泉!
全く見てない振りをして、『実は指の隙間から見てました!』なんてベタな事をするんじゃない!!

          • おっと、律儀に心の中でツッコんでいる場合じゃない。
早くハルヒを止めなければ。


「おいハルヒ!やめるんだ!朝比奈さんが嫌がってるじゃないか!!」
「キョンく~ん!助けてくださ~い!このままだと私、ダメにされちゃいま~す!」
「ちょっとみくるちゃ~ん。そんな言い方はないんじゃな~い?
せっかく脱がしてあげてるのに。ほら!どんどん脱ぐのよ!」
俺や朝比奈さんの叫びに全く聞く耳持たないハルヒは、とうとう彼女のスカートへと手を伸ばす。
脱がす!そこまで脱がすのか。ハルヒよ!
地上波では無理だった難題も、創作SSでいっちゃうんですか!?
「や、やめてください。後生ですから!涼宮さん~!」
「ふふふ・・・。みくるちゃん、人間諦めが肝心よ。
さあ!見せるところまで見せちゃいなさい~~!!」
そして、遂にハルヒは朝比奈さんのスカートのホックを・・・。
「ダメ~~~!!」
PTA会議モノの描写まで行く寸前、遂に朝比奈さんが動く!
何と彼女は、スカートのホックに手をかけたハルヒを突き飛ばしたのだ。
いや、まあ普通の人間ならば当たり前の反応なんだが、彼女が動いた事自体が正に奇跡。
あの全自動受身人間―――朝比奈みくるが拒否という行動をとったのだから。
「うわっ!みくるちゃん!?」
そして、朝比奈さんの反撃を無防備に受けたハルヒは、そのまま俺の方へ勢い良く倒れる。
「あ、危ない!!」
これが条件反射というモノなのだろうか。
俺は無意識のうちにハルヒを受け止める。
「だ、大丈夫か?」
「あたたた・・・。まさか・・・、みくるちゃんが反撃してくるだなんて。
って!蜘蛛男!
そうよ、すっかり忘れていたわ。アンタを踏み潰して倒す予定が・・・・。あれ?」
ハルヒは俺の顔見て、一瞬あっけに取られた表情を作る。


俺の顔・・・、そんなに変か?
まあ、確かに今の俺は怪人の姿をしているから、人間目線で考えたら変だろうが。
「アンタ・・・、いつの間に大きくなったの?
まさか、今時の怪人は全て巨大化できるっていうの!?
これは迂闊だったわ・・・。一歩間違えたらウルトラマンと被っちゃうじゃない。」
何言ってんだハルヒの奴。
俺はグウのスモールライトのせいで、害虫サイズにされてるんだぞ。

      • あれ?

俺って・・・、ハルヒの奴を受け止めたよな?
そういえば、ハルヒの大きさがいつもと同じように見える・・・。
「キョンくんも大きくなったんですね~。良かった~。」
朝比奈さんの言葉で俺は全てを理解する。
俺は・・・、大きくなってる!

一体いつの間に・・・?
確か、スモールライトの効力は一週間くらいだったはずだが。

「いや~、そろそろ作者が展開を進めろと五月蝿いんでな。
不本意ながらビックライトを使わせてもらった。」
「だからそういったネタは安易に入れるな!一回も使えば読者はお腹満腹なんだよ!
大体ここまで読んでもらってるかもわからねーのに、それ以上読者人口を減らすよーなことをするな!!
後、ありがとうグウ!やっと話が進みます!」
やはりグウのおかげ―――いや、せいか。
ともかくこれで話は振り出し・・・、まだ振り出しか・・・。

まあ、後はどうにかして、蜘蛛男=キョンだということ。
後、この世界を『ハルヒにとって居たくない世界』にすればいいんだ。

―――後者が最も厄介なんだが・・・。


「みくるちゃん?何で蜘蛛男に向かってキョンだなんて言っているの?
えっ・・・、もしかして本当にその姿・・・、キョンなの?」
しかし、前者の方は案外早く達成できそうだ。
やはりノーマークである朝比奈さんの意見は、非常に耳へ通りやすいとみえる。
普段は受身マシーンのような人だからな。
「えっ?ああ・・・、グウの奴に突然改造―――みたいなことをされてな。」
冷静な言葉と裏腹に、俺は内心小躍りしながらハルヒと話す。
何しろ、やっと状況が前進したのだから。

「そうなんだ、グウちゃんに・・・。」
ハルヒは何か思うような表情で、俺のことを見つめ始める。
「どうしたんだよ。そういえばグウの事を知ってんだよな。何でだ?
昔からの知り合いなのか?」
個人的には姉妹だという展開を押したい。
何といっても性格が同じだからな。
「さあ、いつの間にか知ってた。普段は知らないわ。でも今日は知ってたの。」

えっ・・・、ハルヒさん。貴方は一体何を言っているのですか?
『いつの間にか知ってた』って、まるで漫画みたいに・・・。
と、ともかく、ここは話を進めなければ。
これ以上の後退は、本当に元の世界へ帰れなくなる気がするぞ。

「えっ?そうなんだ。いや~、それにしても、この姿は困っちゃうものだな。
お前にも誤解されちゃうし。」
俺はグウとの関係を聞き出すのは諦めて、どんどん別の話題を振る。
アイツとの関係は確かに気になるところだが、それは帰ってから聞けばいい。
今はそれよりも、この世界に嫌悪感を持って欲しいところだからな。

――――俺達皆で元の世界に戻るために・・・。


「そうね。誤解してた。でも、本当のキョンならば体育館で私を投げたりしないよね。
私を虐めたりしないわよね。実際はそうじゃない。つまり・・・、敵なわけだ。」
「ああ、そうなんだよ。俺ってば怪人になっちゃったからお前を投げて・・・、っておい!
何でだよ!何で俺が敵になるんだよ!」
この瞬間、俺はループ地獄というもの恐ろしさを初めて知った。
行けども行けども同じ事を繰り返す地獄。
それは決して体験しているものに安息の地を与えず、常にあらゆる状況に擬態して、こちら苦しめる暗黒の事象。

せっかくハルヒに言葉が通じたというのに・・・・。

そこで体育館での出来事を持ち出してくるか?
全く・・・、何でコイツは、こんなにも正義の味方にこだわるんだ!?

「だって・・・、だって私はライダーだもの!正義の味方だもの!!
怪人相手に引くわけにはいかないわ!!」
「だから何だ。その正義の味方って!俺が何か悪い事をしたか?
確かに俺は怪人の姿をしているが、決して何も悪い事はしていないぞ!
それに世の中には『人は見かけじゃ解らない。』という言葉がある。
だから考え直せハルヒ!俺とお前が闘っても意味なんてないんだ!!
別にお前が正義の味方とやらになる必要なんかないんだ!」
俺は思いつく限りの言葉を並べて、ハルヒの説得に入る。
はっきりいって、ハルヒの正義の味方への執着は異常だ。
唯の気まぐれで始めたのではないのか?

確かに今までにハルヒがした奇行は数え始めればキリが無い。
しかし、その奇行はどれも一つの信念―――『普通の生活からの脱却』もしくは、
『宇宙人とか未来人とかと遊ぶ』を目指したものだった。
ところが今回は、全くそれとは逸れている。

はっきりいって何の信念も見えない!感じない!!
ハルヒよ。一体お前はどうしちまったんだ?
これじゃあ、唯の子供の駄々っ子と同じだぞ。


「ふふん、言いたい事はそれだけ?じゃあ、こっちからいくわよ。」
「お、おい!待てハルヒ!俺の話を!!」
しまった!また現実世界をおろそかに・・・。
「そう~れっ!!」
おいおい、俺は何の体制もとっていないぞ。
このままではハルヒの攻撃がダイレクトに・・・。

「とうりゃああ~~!!」

そして、無防備な俺に向かって繰り出された拳は、無常にも顔面へと一直線に撃ち貫・・・、

「だめ。」
「な、長門!?」

      • かなかった。
なんと横から割って入った長門の手が、ハルヒの拳をしっかりと受け止めたからだ。
「ちょ、ちょっと有希!何で止めるの?何で怪人の味方になるの?」
「今の貴方は原因不明の興奮状態に陥っている。それに貴方が殴ろうとしているのは・・・・。」
「そんな言葉は聞きたくないわ!そうなの!有希・・・、貴方の事を信じていたのに。」
何だか・・・、変な方向に話が展開してないか?
このままだと、ハルヒは近づく者、逆らう者、全てを『悪』だと断定しそうだぞ。
「じゃあ有希も敵ってワケね・・・。わかったわ!容赦しないから覚悟しなさい!
この仮面ライダーセブンハルヒRXが、正義の名において成敗してくれるわ!」
「だからお前は人の話を聞けって!!それにいつのまにRXが!!
あれか!?そのうちロボットとかバイオとか、無駄に機械化したり、液体状になったりするのかお前は!」
「うっさい!!」
俺が叫んだ後、ハルヒはそれに意を返さず、怒声と共に右ストレートを放つ。
「どいて。」
      • が、その右ストレートは、再度長門の手によって防がれる。


「長門!!」
「大丈夫。特に損傷は無い。貴方はここでじっとしていて。」
「はん!いつまで耐えられるかしら!正義の力の前にひれ伏しなさい!」
ハルヒは俺よりも長門の方が脅威だと感じ取ったのか、今度は彼女に向かってマシンガンの如くパンチを放つ。
―――高速と形容するのは忍びない程の速度で。
「・・・・。」
しかし、そんな常識外れの速度を持つパンチにもかかわらず、
長門はいつも通り無表情な面持ちで的確に防御する。

それにしても・・・、長門さんは余裕のある表情で防御するものだ。
まさか・・・、この速度を見切ってるとか言うんじゃないだろうな。
俺には拳の動き始めすら判らないのに・・・。

いやまあ、長門ならありか・・・。

「ったく!まったく亀のように硬いわね!有希!たまにはアンタも攻撃しなさいよ!」
無茶言うな。長門が攻撃したらお前は死んでしまうだろうが。
「わかった。」
「おい!長門!」
長門の予想外の言葉に、俺は思わず彼女を羽交い絞めにする。
当たり前だ。いくらハルヒが超人的強さを手に入れたらとはいえ、
物質の構成そのものを改変する長門の能力に適いっこない。
それとも、ハルヒの望んだ世界では、長門の能力はハルヒに通じないのか?
「大丈夫。この世界に来る前に説明した通り、
私の力は彼女の前では発揮できないようプログラムされている。」
「えっ・・・、それって・・・。」
「そらっ!隙だらけよ!!」
闘いの最中にお喋りという三流な行動をしている俺と長門に、今度はハルヒの容赦ない前蹴りが襲う。
ヤバイ!このままじゃ俺達二人に当たるぞ!!


「しゃがんで。」
「えっ。おお!!」
長門の言葉に従った途端、ハルヒの前蹴りが俺達の頭の上を過ぎていく。
危機一髪とは正にこのことだ。
しかも、僅かに掠った頭髪の残骸が黒焦げに・・・。

どうみても当たれば即死です。
本当にありがとうございました。

「よけるのは・・・、上手いみたいね。
この正義の味方の決め技であるライダーハルヒキック(唯の前蹴り)を避けたのは貴方達が始めてよ。」

当たり前だ!そんなキックが、そうそう他の人に炸裂してたまるか。
ただでさえ日本は少子化だというのに、これ以上人口を減らしてどうする!

「しかし次は無いわ!観念しなさい!そう、正義の味方の前には悪は無力なのよ!」
ハルヒは天高くジャンプする。
次は大技か?いや、あのジャンプの高さは・・・・。
「レオキック。」
「えっ、そこ?何か微妙な・・・・。というか長門!
どこでそんなことを覚えてきたんだよ!!」
いやいや、いちいちツッコんでいる場合じゃない。
今のハルヒがする攻撃は本物の必殺技。読んで字の如く必ず殺す技なのだから。

「じゃあ行くわよ!ライダー・・・、雷光・・・。」
「えっ?レオキックじゃないの?それよりも、またのその技!
あれだって!死ぬって!そんな足に力を込められたら!ねえ長門さん?
貴方もあの人になんか言ってやってくださいよ!」
「右から来る。」
長門は文字通り一言だけコメントすると、俺の体を左に突き飛ばした。
するとその刹那、俺の居た場所は一瞬の閃光が走ったと同時に大爆発を起こす。
「す、凄い威力だ・・・。あれ・・・?そういえば・・・。」

そう、俺の足元ってショッカー基地だったはずでは・・・。
じゃあグウは!?

アイツはどうした?

アイツは確か巨大化していないはず。
まさか・・・、ショッカー基地と共に・・・。

「大丈夫だ。ここにいる。」
俺の思いに反応するかのように、グウはちゃっかり巨大化した状態で俺の横に現れる。
無事なのは嬉しいが、やっぱり居なくなっていた方が状況を引っ掻き回さずに済みそうな・・・。
「グウちゃん・・・、確か貴方がキョンのことを怪人に改造したのよね。」
「そうだ。しかし勘違いしてもらっては困る。
グウは決してお前を苦しませたくてキョン吉を改造したわけではない。
ハルハル。お前を救うためだ。」
「何を戯言を、グウちゃん!そんな言葉では私の正義は揺るがないわ!」
「やはり解らないか・・・・。
まあ、似た者同士という事だし、心をぶつけないとダメなだろうな・・・。」
ハルヒを助けるって・・・。

アイツは苦しんでいるのか?
一体何に?それに似た者同士って誰だ・・・?



グウか・・・?

「じゃあ、行くぞ似た者同士。
先程言ったとおり、著作権を無視した放送コードぎりぎりの展開を今見せてやるぞ。」
「似た者同士って・・・、俺か?おい!一体どういう・・・。」
俺はそこまで言ってグウの言葉の意図に気づく。

『何もかも自分で抱え込んで被害者面して騒ぐあたりがな。』

そうか、俺とハルヒが似ている点。
それは・・・・。

「では、そろそろ変身しましょうか?朝比奈さん、長門さん。そしてグウさん。」
「古泉・・・。それに変身って本当にするのか?スーツに着替えるには時間が足りないぞ。」
「問題ない。」
「長門!?」

何もかも自分で抱え込んで・・・、

「さっきのスーツは偽者。演出の都合上実体化した普通のスーツ。
本物はこのベルトを身に付けて次のポーズをすればいい。」
「ふえ~、じゃあ私の苦労は・・・。」
「ご苦労様です。では、皆さん!
長門さんからベルトを貰ったら、彼女がこれからするポーズを真似してください!」

――――誰にも相談せずに悩むところか。

「変身。」
長門はポツリとそう言葉を漏らすと、右斜め上に凛と右腕を伸ばす。
そして同じく左腕も右腕の位置まで持っていくと、その左腕で右腕を高速で擦り始めた。
「何か・・・、かっこいいポーズですね。」
「朝比奈さん・・・。そ、そうですね。
あの摩擦っぷりなんて惚れ惚れしますよね・・・。ははは・・・。」
なんなんだ?この変身ポーズ。
はっきり言って格好悪い。

死ぬほど格好悪い・・・が、今は状況が状況。やるしかない!

「まさか古泉くんや、みくるちゃんまでが敵だったなんて・・・。悪夢だわ。
でも!そんなことで私の正義は揺るがないわ!覚悟しなさい!!」
「ええい!もはや滅茶苦茶でワケが解らないが、ハルヒの攻撃が来る前に変身だ!
行くぞ皆!!へ~んしん!!」
俺は、半ばやぶれかぶれに長門と全く同じポーズをとる。
「な、何よ!この光は!!眩しい!!」

そして・・・。

各々の腰に着けたベルトは、変身ポーズに呼応するかのようにまばゆい光を放つと、
俺達5人を瞬時に包み込んだ!

――――――――――涼宮ハルヒの正義改め、SOS団はいつもハルヒのちキョン・7――――――――――