《帝国ニュース第五八號》聖上陛下、永綏律令、永綏格及び永綏式を施行
~構成国を解体により令制国へ。太政官制の強化及び伝統の継承へ~
畏くも聖上陛下は1月18日に永綏律令及び補完する格式をご施行及びご公布あらせられ
ました。聖上陛下は1月14日に今までの体制を新たに刷新する大権行使及び詔書を渙発
あらせられました。それに伴い1月15日に正院が永綏律令及び補完する格式制定の上書
を太政官に提出。太政大臣により即日奏上され17日に聖上陛下が勅許あらせられ18日に
ご施行あそばされました。
これにより大本営政治介入権限を剥奪し、天皇大権の強化と官制の完全復古が完遂され
ました。
《帝国ニュース特別號》国民に對する我が帝国の爾今についての大本営発表
皇紀2677年1月7日、大本営より帝国の忠良なる臣民たる全帝国民に告ぐ。本日の昼過
ぎに常春国より人帝による侵掠が伝えられ、その数時間後には神楽月共和国が人帝に宣
戦を布告するに至った。
常春国は同盟国で盟友であるが近くもなく遠方であり、今征夷には夷狄存在している。
それ故に侵攻が不可能である。また他の友邦らに助力を所望しても、神州たる我が国は
綿津見を隔て渡るるを要する。我が国は今回の件で目の前にある困難は尋常ではな
く、依然としてこの様な旧き状態を貫き、今や耐え難き苦難を耐えることへの望みは無
し同然であり、仮にこのまま難たる現況を護持しても、東亜の連なる国々、文明、人種
が次々と滅するのをただ傍観することになり、かくして我々神州も穢れた人国に領はく
国となり、亡国となるのみである。
遂に神州たる伊予洲帝国は、今上より皇祖皇宗の遺訓を貫く英断をあらせられたがた
め、天佑神助を授かることに決した。故に、この苦難たる時局の打開と収拾を行う。そ
して東亜に平和の恩寵を齎し、万邦共栄の楽を取り戻す。
それ故に暫時、一層の苦境を強いられる。だがこれは2677年続く万世一系の神州と爾今
においては、一刹那であり、万世のための一時の苦難である。国家国体を守り維持しえ
て、忠実にして善良なる臣民たる全帝国民の赤誠に信頼し、大本営の所為に全身全霊で一
致団結し賛助してほしい。
《帝国ニュース第五七號》国家総動員法明日より発令
~戦時体制へ突入。すべての生活用品及び食料品は配給制へ~
1月8日9時に大本営と政府は合同記者会見を行い、国家総動員法の発令を決定したと
発表しました。これにより生活用品及び食料品は配給制へと移行し、国家総動員法に
より予備役の徴兵が開始されました。
遂に戦時体制へと突入しました。これに伴いデフコンレベルの引き上げを決定。デフ
コンレベルは2となり、即時武器使用が可能となりました。
大本営の関係者によると「いつでもデフコンレベル1への引き揚げの準備は完了して
おり、核兵器の使用も常時可能である。」とのことであります。
《帝国ニュース第五六號》大本営所属幕僚緊急召集
~緊急の大本営会議か?~
1月7日に大本営会議の開会による緊急招集があったことが分かりました。これは常春
国の電報を受けたとされ、緊急事態による召集だとされています。
本部のある伊予京に続々と幕僚級の軍人が入営していく姿が確認されました。ある武
官にインタビューしたところ「大本営会議ではない。これ以上は何も言えない」と否
定してその場を去りました。
しかし、20時頃に大本営より厳重なる通達が国民にある故心して聞くこととのお達し
が在るため、大本営会議は在るものと考えられています。
《帝国ニュース第五五號》帝国国防方針が漏洩。
~軍機の漏洩に軍部動揺。犯人は国際ハッカー集団か~
仕事始めの1月5日に早速事件が起こりました。
大本営の帝国国防方針が国際ハッカー集団「ブレーメン」に漏洩されました。
帝国国防方針とは、軍事的外交戦略の基本方針を定めたもので、他国では防衛大綱等
の名称で呼ばれるものであり、我が国では国防上の観点から潜水艦の航路や2式爆撃
機に準ずる軍機とされており、内容に触れることが出来るのは大本営に属する上級
士官(大佐以上)であります。漏洩が判明したのは、1月5日に発行に向けた準備の際
に正月休暇たる1月3日にアクセスが確認され、詳しく調べると一部内容が漏洩して
いたとのことです。
内容に関しては以下の図に掲載されておりますが、大本営の年始会見では内容に関す
る詳しい質問に対して、大本営の報道武官は「軍機のため回答はできない」とのこと
でありました。
犯人とされている国際ハッカー集団「ブレーメン」は同日に起きた我が国の同盟国た
る釈国の航行監視システムの位置情報漏洩をせしめており、その際の釈国の調査によ
ると我が国にも支部がある可能性が確認されました。これにより政府と大本営は憲兵
警察と特高警察を動員して合同捜査及び一斉検挙を行うことを決定。
政府関係者によると「釈国の呼び掛けがあれば国際的な合同捜査も行う」とのことで
あります。
追記:新たに情報流出一件
漏洩内容 |
種別 |
専門家の意見及び詳細 |
征夷軍編成計画 |
軍編成 |
侵攻及び攻撃に関する総軍と思われる。海空軍は8割完了とされている。 |
陸海空軍特殊作戦部隊及び特殊作戦軍編成計画 |
軍編成 |
一般の陸海空軍等では困難な対テロ作戦などの任務を遂行する部隊及び総軍の編成とされる。 |
我が国を取り巻く情勢と仮想敵国 |
外交及び情勢 |
仮想敵国の記載は「大ヒトラント帝国の版図拡大政策を輔弼する組織及び地域(属州とみなす)は、速やかに排除されなければならないならず者」と記載されている。(内容の解釈では国家承認していないものとされている。) |
外国人師団編成計画 |
軍編成 |
征夷軍隷下に外国人を主とした歩兵部隊の創設と思われる。これは神州大和帝國の要望を受けて創設したものとされる。 |
《帝国ニュース第五四號》空軍幕僚監部、北日本に爆撃機展開を指示か?
~B-2爆撃機が滑走路から発進。北へ向かう~
《帝国ニュース第五三號》帝国政府と大本営、人夜間の外交に深刻な懸念
~列島及び東亜の情勢を揺るがす事態~
政府と大本営は12月25日に今年最後の定例記者会見に臨み、世界情勢に関して夜濃
共和国と大ヒトラント帝国の外交に深刻な懸念を表明しました。
日本列島諸国はFETOに属する国家しかいなかったために、大きな脅威が近くに生じ
て政府も大本営も困惑しており、現在制裁等を検討中とのことであります。
さらに駐留軍が夜濃共和国に来ることもあり、大本営は深い溜め息をついております。
今年最後ということもあり、太政大臣たる霧島大臣が自ら赴き記者らに対し「侵略者を
支援するならず者国家は国家とは認められないし、存在しないと思ったほうがいい。東
亜の情勢を揺るがす行為は大日本帝国の継承国たる伊予洲帝国が許さないことである。」
と表明しました。
《帝国ニュース第五二號》蒼龍型原子力航空母艦一番艦「蒼龍」が就役
~伊予洲帝国聯合艦隊旗艦へ~
↑就役式を終え航空機と搭載して観閲航海を行う蒼龍
今年も残り僅かとなった12月23日に、大本営海軍は蒼龍型原子力航空母艦の一番艦
「蒼龍」の就役式を執り行いました。
蒼龍は伊予洲帝国の保有する軍艦の中で最大級の軍艦で排水量は10万トンを超えて
おり、動力は原子力であるためほぼ永続的な航海が可能となっています。さらに、大
量の航空機を搭載し、敵から制空権を奪います。
蒼龍は他国の空母と違い電磁カタパルトを採用。くわえて対空兵器にはレーザー砲を
装備しています。先進的かつ大きな脅威となるこの蒼龍は抑止力となり、東亜の平和
に貢献するでしょう。
《帝国ニュース第五一號》大本営、白き虎作戦の終了を発表。
~海空軍、逐国より帰投へ。~
大本営は12月15日に対北筑作戦である「白き虎作戦(Fo-1201)」の終結を、発表し
ました。
この作戦に海空軍が出動し、ウォンサン上陸作戦等では大きな手柄を立てました
が、海軍艦が損傷して味方航空隊の防空に支障が出ており、更に対人戦が備えている
ことを見据えて、今回の終了に至ったとのことです。
大本営司令官の宮江統帥は「大きな戦争前であるため、将兵には年末年始くらいゆ
っくり家族と過ごしてもらい、次の戦争までに精をつけて欲しい」と言われまし
た。
《帝国ニュース第五〇號》恵飛須沢重工よりIRJ計画・EB762計画を発表。
~中・短距離輸送機業界に進出か。世界有数の旅客機メーカーへの躍進を標榜~
恵飛須沢重工はIRJ計画とEB762計画を発表し、中・短距離輸送機業界への進出を
表明しました。
まずIRJは主に500km~1000km程度の地域間輸送に特化した小型ジェット機にする
とのことで、低コストで効率よく輸送し、地方空港に適応させるため、かなりの小型
になるそうです。
次にEB762は主に周辺国間での輸送に特化させるとのことで、中型機になるとのこ
とであります。
登米会長は「伊予洲の航空機ブランドを世界へと躍進させ、世界有数の航空大国と
しての地位を確保していきたい。」と意気込みました。
《帝国ニュース第四九號》聖上陛下、国名と元首号の改めの勅命を下す。
~列島最古の国家の誇りを護るため~
今年も残ること僅かとなった12月7日に聖上陛下は、国名と元首号を改める勅命をお下
しになりました。
今まで名乗っていた「秋津洲」と言う言葉は、本州を指す言葉で、四国に領土を構える
我が国において、全く以って皆無な名前であり、四国より本州のほうがいいと言う捉え
方もでき、元より先住する四国の国民にとっては侮辱も同然でありました。
そこで聖上陛下は四国を意味する「伊予洲」に改め、元首号も歴史の浅い「てんのう」
から、古くから言われる「すめらみこと」に改めるよう仰せられました。
また、淡路島、四国は古くから伝わる古事記では国産みに於いて、一番目と二番目に
生まれたものとされており、本州よりも神聖にして、古くから存在する土地であります。
これを基に陛下は、四国と淡路島に領土を構えられることへの誇りを以って今後、精力
的に政へ参加して行くべきだと、仰せになられました。
《帝国ニュース第四八號》大本営、三次元計画を発動。
~戦略、戦術の強化と確実な勝利へ~
《帝国ニュース第四七號》蒼龍型原子力航空母艦が竣工!
~大本営海軍最大級の軍艦、近日中に就役か~
大本営は皇紀2676年11月13日に蒼龍型原子力航空母艦一番艦「蒼龍」が竣工したと
発表しました。蒼龍型は秋津洲帝国の有する軍艦においては最大級で、秋津洲帝国初の
原子力を動力源とする軍艦で、航続距離はほぼ永久的であります。
悪化する世界情勢において、苦境を転ずる希望の艦として国内では、大きな期待が持
たれています。
《帝国ニュース第四六號》釈国と有事支援条約を締結
~アジアにおける有事に備えて~
帝国政府は神聖リサイルド・シャクベレルギ貴族民主主義的共和国及びシノファフテ
リア・リストアニア連合王国の諸王国連邦(以下釈国と略)と「緊急事態に際して両国の
安全を保障するための相互支援措置に関する条約(通称:釈秋有事支援条約)」を新たに
締結すると発表した。
東南アジアは戦争まで秒読みとされておりますが、敷島連邦との国交をほぼ断絶した
我が帝国は、資源などの補給源は満州又は東南アジアのみとなっております。
何れにしても、敵に囲まれていて戦争が勃発した際には、相当の補給源が絶たれ、補給
が不安定となり、我が帝国及び日本列島における緊急事態に際して軍事行動が大幅に制
限される恐れが危惧されており、我が帝国は比較的安全で資源潤沢である釈国と条約を
締結するに至りました。
当条約は地政学上、双方は有事の際に既存の安全保障条約を適用しての武力行使はリ
スクとなっており、緊急事態時に軍による対処の即応性が無に等しいため、予め緊急事
態が予測される場合、双方の不足する物資等を提供して間接的支援するのが内容です。
本条約はデフコンレベル3以上より、支援が開始され取り決めで、我が国は現在デフコ
ンレベル3にあり、釈国による資源等の補給支援が開始されました。
《帝国ニュース第四五號》門州連邦より特1等共和国勲章を授与
~舞羅内戦において共和国を支援し、共和国の勝利を後押し~
帝国政府は舞羅連合帝国改め、門州連邦より特一等共和国勲章を授与したことを発表し
ました。
更に政府は、「先日終結した舞羅内戦において我が国は正しい選択肢を選んで得られた
結果だと確信している。更に今回に勝利において門州連邦内での特権が付与されるこ
とになった。この権利を活かして、我が国と門州連邦の発展のため寄与していく方針
である。
たとえ主義が違えど、困ったときは互いに助け合うべきなのである。」と声明を発
表しました。
《帝国ニュース第四四號》極東条約機構再加盟か
~突然の急転換か?!政府は複雑怪奇なり!~
《帝国ニュース第四二號》極東条約機構脱退
~機構よさらば! 遂に協力の方途盡く。我が代表堂々退場す~
皇紀2676年10月18日に我が秋津洲帝国は、極東条約機構を堂々と脱退しました。
脱退の理由としては、極東条約機構の大半は敷島聯邦の加盟国であり、更には将来的に
は東アジアは敷島聯邦に牛耳られ、独立そのものが危うくなり得ると大本営が進言した
ためであります。正院も有識者を招集し、会議を開いた結果、大いに有り得ると判断
し、脱退に至ったのであります。
また今後CUに着くべきだと云う世論が高まりつつありますが、政府としては「両陣営に
声がかからない限りは中立を保つ方針である。また、我が国の領海または接続水域で戦
闘が起こったり、我が国に侵略すれば、陣営など皆無で叩き潰す方針だ。」と発表しま
した。
《帝国ニュース第四一號》敷島聯邦脱退
~聯邦よさらば! 遂に協力の方途盡く。我が代表堂々退場す~
皇紀2676年10月18日に我が秋津洲帝国は、敷島聯邦を堂々と脱退しました。
脱退の理由は諸事情ありますが、FETOが存在しても結局は敷島に東アジアは牛耳られる
こととなり、それに加盟している我が国の体裁は属国同然。純粋なる日本民族が混血た
る敷島人の下に従うなど言語道断。という国民の世論が高まりつつあり、さらにアジア人
種を重視するCUに着くべきだとの世論も本格化しています。
更に、舞羅内戦の敷島による敵陣営の支援で不信感が高まったためとのこともあります。
それ故に正院では脱退の是非を話し合い、満場一致で賛成となり、聯邦脱退の通知を敷島
聯邦に宣言しました。
《帝国ニュース第四〇號》政府、敷島帝国に懸念
~アジアの負担を増やす行為として断固抗議~
帝国政府は金曜日の政府定例記者会見で、舞羅連合帝国の内戦に触れ北畠正院報道官は
「南米の舞羅連合帝国の内紛にて、我が国は民主化を推し進め、国際平和を希求する正
統共和国政府を支援している。それに対し、我が同盟国たる敷島帝国はCU派であり、現在
及び未来永劫において敵国たる正統帝国政府を支援している。これは現在において緊迫す
るアジアに対してさらなる混乱を招き、余計な不安を齎す行為であり、同じ味方とは思え
ない行為である。これは真に遺憾であり、断固抗議する。」と現在の舞羅連合帝国内の内
戦で新たなる敵を作る同盟国たる敷島帝国に抗議の声明を発表しました。
10月の初めから舞羅連合帝国は内戦で4つに分裂し、戦闘状態が続いています。
現在は共産党が滅亡し、反乱同盟軍、正統共和国政府、正統帝国政府が戦闘をしております。
秋津洲帝国は正統共和国政府を支援し、親CU陣営である正統帝国政府の殲滅に助力しています。
しかし、何故か同盟国の敷島帝国は、ヒトラント及びCUに否定的であるのにもかかわらず、正統帝国政府を支援しています。
《帝国ニュース第三九號》聖上陛下、対人作戦の計画を指示
~計画名だけ公開~
作戦名は「白き虎作戦」(通称:白虎作戦)となった。
《帝国ニュース第三八號》聖上陛下、全面戦争の準備を指示
~~
《帝国ニュース第三七號》常春国との同盟を締結
~対人の新たなる抑止力へ~
政府は友好国であった常春国との同盟を締結し、「核兵器共有協定(ニュークリア・シェアリング協定)」を軸に通商条約などを締結。
大ヒトラント帝国暴走に対しより一層の抑止力になるでしょう。
《帝国ニュース第三六號》神楽月共和国との同盟を更新
~新たに条約を追加~
政府は神楽月共和国との同盟を更新し、新たに「核兵器共有協定(ニュークリア・シェアリング協定)」を追加。
近年、益々問題となる大ヒトラント帝国を核の抑止力を以って抑えようという作戦です。
《帝国ニュース第三五號》大本営、常春国へ新型爆撃機を派遣へ
~正体不明の爆撃機?一体いつ行くのか?~
大本営は大ヒトラント帝国が人国および同盟国並びにFETO加盟国周辺海域で行った暴挙に抗議すべく「東亜の自由作戦」を決行。
核兵器を搭載した新型爆撃機であるB-2爆撃機の派遣をすると発表しました。
詳しい日時も明かされておらず機体も一切公開されていないので不明な点が多く存在し、国内でも様々な疑問があります。
《帝国ニュース第三四號》大本営、ミノリニア領空への侵犯を認める。
~侵犯したのは爆撃機か~
大本営は先日起こったミノリニアでの領空侵犯の件に関して、帝国空軍によるものと発表しました。
使用したのはB-2爆撃機だとのこと。しかしB-2爆撃機という名前は今まで書類に記されていない爆撃機で実態は不明とのこと。
《帝国ニュース第三三號》先帝陛下、堂々と蘇る。
~現行陛下は廃位監禁へ~
先日、共産主義者によって暗殺されたとされた先帝陛下である吉野宮尊宣陛下が、なんと突如宮城に現れ復位をご宣言なされました。
陛下によると、侍従長らに匿われ、秘密裏で治療を行っていたとのことです。
陛下は今までの国家方針を強制的に変更し、更には国家の堕落へと導いたとして、現天皇である尊鬨陛下の廃位と監禁を勅命、先帝陛下は第128代天皇として秋津洲帝国では第四代天皇として復位いたしました。新たな元号は宗堯となりました。
《帝国ニュース第三二號》大本営、本四連絡橋爆破
~大本営、敢行す!~
大本営は本四連絡橋を爆破したと発表しました。安全保障上の問題で封鎖では生ぬるいとの判断がありました。
そこで大本営陸軍部は爆破を決行。見事爆破を敢行いたしました。
大本営は淡路島と阿波を結ぶ鳴門海峡大橋については爆破していないため、ご安心ください。とのこと。
《帝国ニュース第三一號》同盟破棄についての緊急記者会見
~極東新組織の存在が明らかに。誤った選択をした氷帝~
帝国政府は9月18日、氷山大日本帝國及び北瀬戸内連合王国との同盟を破棄しました。これより九条太政大臣の会見を放送します。
よく耳を通してお聞きください。
「本日、皇紀2676年9月18日を持ちまして、氷山大日本帝國及び北瀬戸内連合王国(以下「氷山」と略称)との同盟破棄を通告。向こうが破棄を承諾したため、同盟関係を破棄しました。
これは帝国臣民へ伝えるべき緊急事態ということでありますので、今回は特別に聖上陛下が忠良なる臣民にお伝えします。今回このような事態を招いたのは、極東においての新組織で
の条約の採択決議においてであります。ADTOとJADTOを解体、統合をするため、新たに条約を採択した際、貿易の自由化に氷山は反対しました。しかし、日本列島は狭く限られた領土
内で、食物を作らねばなりません。人口を鑑みても他国からの輸入をしざる得ないところがあります。しかし、氷山は国民を守ると称して、固く反対を貫き通しました。
新条約では当初、基本的人権の尊重を認める条約文も入れておりましたが、氷山の要求で削除し、最低限度の自由と記載しました。それでも新たに改正を要求し、自国の利益を主張しま
した。この組織は極東の加盟国に平等でなくてはなりません。 一極端に偏らせては、欧州の某連合さながらです。意味のなさない組織へと陥ってしまいます。我々は崇高なる大
日本帝国の末裔として、常に東亜、極東の平和と幸福を祈り、恒久の平和のため戦っていかなければならないのです。今こそ東亜は結託し脅威と戦っていかなければなりません。
今ここで立ち止まってはなりません。もう一度、極東の我々の手で極東から混乱を取り除こうではありませんか。」
以上九条太政大臣によるお言葉でした。
《速報》氷山大日本帝國および北瀬戸内連合王国との同盟を破棄
~帝国政府混乱。22時より会見~
内容はしばし待たれよ
《帝国ニュース第三〇號》大本営、予備役の充員召集を開始
~戦争段階へ突入?国家総動員法の発令はせず~
大本営は兵役義務を終えた在郷軍人たる予備役の充員召集を開始すると発表しました。
近日中に武力支援の参戦を決定している朝鮮事変に向けて徴兵するとのこと。
国家の存亡たる有事ではないので政府は国家総動員法の発令を行わない方針であります。
現在、現役軍人は人口の1%にあたる47万人程度ですが、予備役も含めて50万人を上回ると判断しています。
《帝国ニュース第二九號》島風型駆逐艦、北筑に対し艦砲射撃か?
~漁師が目撃か~
《帝国ニュース第二八號》朝鮮半島沖に帝国海軍駆逐艦現る。
~北筑支援国への挑発?新型艦も写る~
9月3日に大本営が公開した海軍活動履歴の写真の中に、朝鮮半島沖と思われる海域を航行する秋津洲帝国大本営海軍の複数隻の駆逐艦の写真を見つけました。
その中に、特異な形状で1000と書かれた艦番号の謎の軍艦※が先陣きって航行しており、謎が深まっております。
また、大本営は逐国動乱への参戦を決定しており、優勢な北筑サイドのリクシリアやソレナへの挑発ではないかと思われています。
現在のこの艦隊の行方は知りませんが、噂によれば、朝鮮半島沖で今なお航行しているとのことです。
※数時間後に大本営が島風型駆逐艦であると発表。
《帝国ニュース第二七號》帝国政府、新中央銀行を創設か?
~大蔵省予算に新中央銀行出資金の明記~
帝国政府が8/31日に政府予算及び各省庁予算内訳を公開しました。
大本営は海軍省への予算が前年度予算より増額されました。
大蔵省では新中央銀行出資金が明記されており、話題となっています。
今までの伊予銀行は銀行上層部の汚職や不透明性が国民から問題視され、顰蹙を買っていたため、新たに創設するに至ったようです。
また伊予銀行は中央銀行の指定を解除し、地方銀行への手続きを勧めているそうです。
また、伊予銀行の株や出資関係は一切引き継がない方針で、出資国はJADTO加盟国のみに制限するなどとし、国民への信頼回復へ務めるそうです。
《帝国ニュース第二六號》帝国政府、逐国への武力支援を示唆
~JADTOへの早期加盟の援助か~
帝国政府はJADTO発足後に初の会見を行いしました。
JADTOについて霧島太政官は「日本列島規模はおろか、東アジア規模に拡大しつつあるJADTOは独立と平和の礎となるであろう。私としては大変嬉しい」と語っており、大本営の最高司令官である宮江統帥は「これにより、軍事的な結束も強固となり、吾々帝国軍に於いては心強い味方が増えることだ」とおっしゃり、更に続いて「今後大本営は加盟を検討している大逐民国が有事にあるということで、迅速な解決を行うため、吾々帝国軍が武力行使を行うかも知れない」と発しました。
現在大逐民国は戦時体制で、北筑と交戦中。これは逐国動乱と言われており、北筑により劣勢立たされてる状態で、国家の存亡にも関わってきています。
政府は迅速な解決を要求しているため、参戦を検討しております。
《帝国ニュース第二六號》帝国政府、大東亜共栄圏の建設を示唆
~東亜諸国との連携を重要視か~
《帝国ニュース第二五號》大本営、核兵器の保有を認める。さらに増備へ
~抑止力の増大へ~
《帝国ニュース第二四號》新陽炎型約二〇隻の建造予算を承認
~戦争が近づいている?~
《帝国ニュース第二三號》陽炎型、吹雪型の初期設計図および計画書が流出か
~流出先は紫電共和国~
《帝国ニュース第二三號》出版物適正内容検査法と集会・結社規制法を廃止
~言論の自由を国民が手に入れる。~
帝国政府は言論抑圧の二法を廃止し、言論の自由を認めることに至りました。
《帝国ニュース第二二號》三代目で国家体制を改め
~国内は騒然、異例の陳謝~
昨日の聖上陛下の玉音放送にて、只今政府などは混乱を極めております。
聖上陛下は、今まで貫き通してきた反共主義を撤廃し、さらには太政官制を廃し、帝国議会の設立と憲法の制定をご明言なさった
ため、政府や行政、大本営は混乱しており、様々な対応に追われています。霧島大臣は帰国し、本日の10時より正院にて早速、即
位後初の政を行い、まず手始めに、社会主義や共産主義などの反社会的勢力とされてきた者の協力者や当事者を裁く特法の廃止を
勅命。また他には「武装勢力の組織及び結社を禁ずる法律」なども制定しました。
一方、国民は「秋津洲の夜明け」として大いに喜ばれ、阿波踊り等の祭りが特別に行ったりと、お祭り騒ぎであります。
また、いち早く土佐にて政党を立ち上げたとの情報も入っており、これからの民主化に期待が高まっている様子であります。
《帝国ニュース第十五號》聖上陛下、三軍元帥へ退任を勅命す。
~高齢化と軍部内の指揮向上、刷新が原因か。~
聖上陛下は畏くも7月24日に陸海空軍の元帥らへ7月31日付で退任する勅命をお下しになりました。三軍元帥は三人とも72歳と非常に高齢※であり、目まぐるしく変化する軍事兵器の発達もあり、若い世代を幕僚のいち員にしたほうが賢明との聖上陛下の聖慮もあったため、退任の命をお下しになったそうです。後任の元帥は既に決まっており、海軍は楠木正隆 海軍大将(45歳、伊予鎮守府司令長官)、空軍は足利義永 空軍中将(46歳、空軍航空総隊幕僚長)、陸軍は新田義和 陸軍中将(43歳、陸軍航空団司令官)の三人で、三人とも、嘗て南北朝時代に活躍した英雄である武士の一族だそうです。
《帝国ニュース第十四號》伊予銀行の株、敷島帝国へ一部譲渡
~独占の解消へ~
我が秋津洲帝国の中央銀行の伊予銀行は7月4日、敷島帝国の皇室へ伊予銀行の株の20%の売却を発表しました。
今まで帝国政府が独占状態であり、このままだと経済の停滞や信頼の低下が招きかねないとの太政官の奏上が天皇陛下に対して行われたため、天皇陛下は畏くも伊予銀行に譲渡をご指示いたしました。
また同時に貿易や安全保障条約などの同盟締結もとり行われ、今後の関係の発展が期待されます。
今現在、政府の株保有率が80%ですが、残る20%も売り払う方針だと明かしました。
《帝国ニュース第十三號》聖上陛下「首をはねるのみだ」
~聖上陛下、大森林共和国に対し冷徹な対応をご要望~
天皇陛下は7月4日、かしこくも開戦前記者会見をご開きになりました。取材陣から「大森林共和国に対し、いかなる対応で望むつもりでありますか。」と質問が来たのに対し、天皇陛下は「首相と大統領共々の首をはねるのみだ。」と仰せになりました。これに対し記者は「非人道的ではないのでありませんか。陛下がいくら現人神であろうともそこまでの蛮行、皇祖皇宗がお許しになりましょうか。」と質問。近衛兵がこの記者を追い出そうとしましたが、陛下がお止めに入り、このようにお答えになりました。「我々の敵は、元同盟国でも、旧来の友邦でも何でもない。侵略者を列島に引きこもうとする戦争犯罪国である。我々が勝利しようが、奴らを野放しにしておけば、また同じようなことが起こりかねない。そのような奴らを朕は許さず。朕はこの世界情勢を鑑み、今後の動向を鑑みて首をはねるべし。と言っているのだ。貴様は理解したか。」と記者におっしゃられると、記者は沈黙を続け答えられませんでした。
《帝国ニュース第十二號》帝国政府、戦時体制令を発令
~国民の安全を確保、本土決戦の準備も~
帝国政府は7月4日、戦時体制令を発令しました。これにより、避難用シェルターが開放され、明日より地方自治体単位での避難訓練開始され、本土決戦のために成人した国民へ自動小銃と拳銃が貸与されます。
また即応予備役および予備役の徴兵及び訓練も開始することになり、いよいよ戦争ムード一色となってきました。
国内の軍需企業には生産力の強化を要請し、戦時報酬補助金を支払うことが決定しました。これにより一層戦争へと秒読み段階へと突入。更には空軍が偵察機を配備し、偵察を近頃始めることが決定。
戦争まであといくつ寝るのでしょうか。
《帝国ニュース第十一號》帝国政府、声明を発表
~南米戦争と日本内戦への声明~
帝国政府は7月4日、第二次日本内戦と南米戦争に対する声明を発表しました。侵略を止めない暴走国家大ヒトラント帝国とその従属国への牽制や、反人有志連合への協調を呼びかけ、団結する内容となっています。
「神州秋津洲帝国はこの一ヶ月間、日本の今後の平和と独立のために、同盟国で隣国である氷山大日本帝國及び北瀬戸内連合王国と共に最善を尽くし、侵略国から防衛に尽力を尽くしました。そのためにも中枢連合への加盟は不可欠です。そして地域主義を世界に広め、郷土愛を育み、『自分の土地は自分で護ろう』という意識を活性化するために日本連盟を発足しました。しかし、大森林共和国をはじめとする親ヒトラント国家は加盟を拒否し、日本列島侵略は愚か、列島が属するアジア侵略を許そうとしています。これはアジアと列島の独立に対する脅威であり、またアジアと列島の文明を破滅しかねません。このようなことを許してもいいでしょうか。これは中南米にも言えることであります。大愚なアルデラ帝国は愚劣大ヒトラント帝国の設ける南米侵略のための航路に対して、何も抗議をせず黙許をし無関係だと主張する。しかし無関係であっても抗議はしなかった。これは南米の侵略を黙許したのと同然であって、国際社会において許されざる行為であります。さらに大愚な舞羅連合帝国は国内の武装勢力の掃討と主張し、我が同盟国で舞羅連合帝国の同盟国でもあるあのシシ王国へどさくさに紛れて侵略行為を開始した。この大ヒトラント主義を賞賛し、狂信的に信仰し、さらにはそのために貢献することは誠に荒唐無稽で哀れで卑劣極まりない行為であり、帝国政府は甚だ遺憾であります。
さらに南米のモーリンバロタ独立皇国は平和的紛争解決の為に、大ヒトラント帝国に首相御自ら危険を顧みず政府専用機で向かいました。しかし愚劣な大ヒトラント帝国は政府専用機を破壊しさらには首相を拉致し、幽閉しました。これに対しモーリンバロタ独立皇国は賢明なる判断で首相を無事に救出しました。しかし愚劣なる大ヒトラント帝国の行いは話し合いによる解決を武力で拒否し、さらには国の長である首相すらも拉致しました。それでも従属国である大愚な舞羅連合帝国とアルデラ帝国は狂信的であります。日本でも、大森林共和国が大ヒトラント帝国の脅威を知らず、シュバルツラント王国を背き親ヒトラント国家へと変貌しました。これは南米と列島の地域主義に対する挑戦であり、両地域の平和を撹乱する悪行であります。反ヒトラント有志連合は団結し、大ヒトラント主義を排除しなければなりません。従属国らを叩き起こし、もう一度、争いのない平和を取り戻しましょう。 秋津洲帝国 太政大臣 九条響」
《速報》聖上陛下、緊急玉音放送
~即位後初の玉音放送。今後の帝国の行く末を国民に伝える。~
只今より重大なる放送があります。全国の聴取者の皆様御起立願います。天皇陛下におかせられましては、全国民に対し、畏くも御自ら全国民に今後の国家行く末の理解を示すため、宣らせ給う事になりました。これより謹みて玉音をお送り申します。
~君が代~
帝国の爾臣民よ、朕は新たに帝国が天皇に即位した吉野宮尊鬨である。朕は父であり先帝である尊宣が暗殺されたため即位した。
父は反社会的勢力である共産主義者暗殺された。だが、朕は決して恨まない。この様な事態を招いたのは、過去の束縛や強硬路線
によって言論の自由が弾圧され、共産主義者が苦しめられこの国ではしゃべることは愚か、生きていくことすら許されざる状況と
なった。だからこそ武力でしか何も出来なかったにすぎない。朕はこの様な事態に非常に憂いており、悲しきことだと思っている。
そして厳しい監視下の元、今まで国民は抑圧され、ただ働くか、寝るか、食うか、戦うかしか出来ぬ国であった。そのような圧政で
何も楽しからぬ国である。ある思想家は「おもしろきこともなき世におもしろく すみなすものは心なりけり」と詠んだ。
朕はこの詩が好きなのだ。朕はこの詩を元に「おもしろきことなき国におもしろく」と読む。
朕は国民にも、世間一般言われる華族にも、国民にもおもしろきと感ずる国家を創り上げる。本当の秋津洲の夜明けは朕が行う。
朕は必ず帝国議会を開会させる。憲法を制定する。
そして最後になったが、朕は陳謝しなければならない。今まで弾圧してきた反社会的勢力と言われる社会主義者、共産主義者に、
今まで朕の先代が行ってきた無駄な虐殺、抑圧、弾圧を許して欲しい。この責任は朕が全て引き受けよう。いままで申し訳なかった。
もう武器を捨てても構わない。これからは言論で朕に立ち向かってきて欲しい。
~君が代~
謹みて天皇陛下の玉音放送を終わります。
《帝国ニュース第二一號》皇太子殿下が践祚
~秋津洲帝国最年少の天皇へ~
世界情勢を鑑みて、皇太子殿下は8月22日に簡易的な即位の礼を行い、践祚しました。
また、先帝陛下の大喪の礼は行わず、簡易的な葬儀を至急執り行うとのこと。
これにより、皇太子殿下が第127代大日本帝国天皇、第3代秋津洲帝国天皇となりました。
《帝国ニュース第二〇號》日本列島防衛条約機構発足
~地域主義本格化へ~
《速報》聖上陛下、ご崩御
~共産主義組織が暗殺か~
聖上陛下は8月22日にご崩御あらせられました。
伊予京より広島へ向かわれる道中に、何者かによって銃撃され、緊急搬送されましたが、伊予国立病院にて息を引き取りになられました。
霧島大臣は「日本列島防衛条約機構という朗報が待ち受けていたのに、大変残念だ。悔やむほかない。」とおっしゃられました。
天皇陛下のお体から、狙撃銃に使用される銃弾が出てきたことから、狙撃によるものだと判断。また、大本営では採用されていない種類の銃であるので、反社会的勢力の可能性が高いとされています。
後継者には皇太子の吉野宮尊鬨(よしのみやたかとき)皇太子殿下が、即位される模様です。
《帝国ニュース第十九號》緊急の御前会議へ
~世界情勢に帝国政府は急ぎ対応へ~
聖上陛下は8月21日に太政大臣を除いた左大臣、右大臣、大納言、参議、そして各省の大臣を緊急のご招集を勅命しました。
この御前会議は世界情勢の急変を鑑み、今後の国家方針を固めていくとのこと。
太政大臣は日本列島首脳会議で欠席で代理執行者を御前会議に派遣しました。
秋津洲帝国と大森林共和国は世界情勢に鑑みて、この戦争に利害が双方に及ばないことを確認し、この条約を締結する。
一、 両国は今後同じ列島諸国として共存していかなければいけない存在であり、共闘する兄弟国同然と確認する。
二、大森林共和国は日本列島内に混乱を招き、撹乱したとして秋津洲帝国ほか西日本諸国に賠償金として203兆1062億円を支払うこと。
三、秋津洲帝国は大森林共和国の民主化と再建を援助することを義務とする。
《速報》秋森平和条約を締結
~法外なる賠償金が問題~
帝国政府は8月21日に大森林共和国政府と平和条約を締結するに至りました。
第二次日本内戦の利害が双方に存在しなくなり、交戦の意味が薄れたためであります。
以下が秋森平和条約の内容です。
秋津洲帝国と大森林共和国は世界情勢に鑑みて、この戦争に利害が双方に及ばないことを確認し、この条約を締結する。
一、 両国は今後同じ列島諸国として共存していかなければいけない存在であり、共闘する兄弟国同然と確認する。
二、大森林共和国は日本列島内に混乱を招き、撹乱したとして秋津洲帝国ほか西日本諸国に賠償金として203兆1062億円を支払うこと。
三、秋津洲帝国は大森林共和国の民主化と再建を援助することを義務とする。
《速報》D作戦を打ち切る。
~国際情勢を鑑み撤退か~
8月21日、大本営はD作戦の中止を発表しました。
世界情勢が急変し、双方に利害の生じない無駄な戦争となったからとのこと。
また、明日の昼、京都にて列島諸国の首相が首脳会議を行うため、霧島太政大臣は急ぎ、公用車で京都へ向かわれました。
《速報》D作戦(東の自由作戦)発動!
~交戦状態本格化へ~
8月11日、大本営はついに陸軍に大森林共和国への出撃命令を発令。歩兵師団2個と機甲師団1個が動くことになった。
しかし未だに陸軍の航空機の開発に遅れを取っているため、多少の問題があると指摘がある。
四国北部で待機していた3個師団は本四連絡橋を活用して、同盟国である氷山大日本帝國及び北瀬戸内連合王国へ向けて進軍を開始。
詳しくは後ほど
《帝国ニュース第十八號》憲兵警察、陸軍兵器開発企業へ家宅捜索
~装薬数水増しか~
8月5日、憲兵警察庁は陸軍の兵器を受注している霧島重工が装薬量を水増ししていたとして、家宅捜索をしたと発表しました。
霧島重工は技術的に困難とされている70装薬を実現したと偽り、実際は57装薬の火砲や戦車を納入したとのこと。
憲兵警察庁はこの違反行為の処罰として10億円の罰金と戦車10両の無償製造を要求しました。
《帝国ニュース第十七號》大本営、近々「D作戦」を発令か
~日本内戦本格化へ~
《帝国ニュース第十六號》帝国陸空軍兵器、続々登場
~日本内戦へ備え大量生産及び大量開発~
大本営陸空軍は兵站輸送及び兵員輸送の要となる偵察車両、貨物自動車。野戦特科の要であり、歩兵師団の火力支援を行う榴弾砲など多くの火砲。そして、空軍は制空戦闘機および爆撃機を開発しました。爆撃機は以前に大森林共和国への爆撃を行っており、当時は試験として行っておりました。
《帝国ニュース第十號》帝国政府、創国と同盟を締結、通商条約も結ぶ。
~帝国初の貿易相手国へ~
帝国政府は7月1日、クラフティア独立国家王国と同盟を締結しました。クラフティア独立国家王国といえば、遠い大西洋とカリブに面する貿易大国であります。そんな大国を何かの縁あってか、同盟を締結する事になり、更には、貿易を行うことも決定しました。
帝国政府は声明で「神州秋津洲帝国の開放社会への大きな一歩であり、貿易という未知の領域での初参加となる。帝国の発展の為、貿易に尽力を尽くす。」と発表しました。
《帝国ニュース第九號》聖上陛下、玉音を放送する。
~国民へ開戦の理解へ~
只今より重大なる放送があります。全国の聴取者の皆様御起立願います。天皇陛下におかせられましては、全国民に対し、畏くも御自ら全国民に開戦の理解を示すため、宣らせ給う事になりました。これより謹みて玉音をお送り申します。
~君が代奏楽~
朕が爾臣民に告ぐ。朕は神州秋津洲帝国天皇である。朕は日本列島の独立と安全を列島諸国と共に掴むがため、日本連盟を西国三国同盟で提唱し、発足した。しかし、列島諸国はアジアの一員になるのを拒み、朕が同盟国たるシュバルツラント王国を中心とする組織へ日本連盟としての加盟を拒否した。当初よりシュバルツラント王国を中心とする中枢連合に日本連盟として加盟し、然るべき大ヒトラント帝国の日本列島侵略に備えんとする行いであった。されども列島諸国は大ヒトラント帝国と結託し、日本列島侵略を促し、日本列島を再び惨禍へ導かんとしている。これは日本列島の分裂とアジア侵略を暗示するものである。よって朕は朕が臣民の生命と神州秋津洲帝国の独立を脅かす脅威になりうると憂いている。それであるから朕は朕が臣民が為、神州秋津洲帝国が爾今が為、朕が決断と大本営が決断によってこの度の開戦に至らん。
抑々、大森林共和国は朕が国、神州秋津洲帝国を盟邦だと誓言していれども、神州秋津洲帝国においては単なる隣国であり、同盟を結ばざる国家である。かつて皇祖皇宗が同盟を結びた国家という事実は存在せず。従って、この悪事において温情を排し挑まんとす。
朕が爾臣民は爾今のことを考慮し、今回の戦争に挑め。
~君が代奏楽~
謹みて天皇陛下の玉音放送を終わります。
《帝国ニュース第八號》【臨時ニュース】神州秋津洲帝国、交戦状態に入れり。
~大森林共和国首都を爆撃~
大本営発表
臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。
6月26日、大森林共和国に戦を宣す。
神州秋津洲帝国大本営空軍は大森林共和国の首都名古屋を爆撃。交戦状態に入れり。
《帝国ニュース第七號》西国三国同盟政府、日本連盟の発足の準備
~伝播せよ地域主義。列島の共同防衛!~
我が神州秋津洲帝国をはじめとするカーライル連合王国、氷山大日本帝國及び北瀬戸内連合王国の西国三国同盟は6月26日に、日本連盟の発足をすると発表しました。
地域主義の促進で南米や周辺諸国に連帯を考えさせる狙いが有ります。また、自由貿易化などと言った画期的な組織として発足を準備しています。
人種、思想、主義、宗教を超越した地域主義こそは、まさしく現代版大東亜共栄圏です。
《帝国ニュース第七號》大本営、第一次戦備体制を発令
~周辺国非常事態下へ、我が国の安全保障にも影響の恐れあり。~
大本営は6月26日に、第一次戦備体制を発令しました。
今、隣国のタルト・アトラ帝国で反体制派と帝国政府が戦闘状態になっているのを受け発表しました。
また北の朝鮮半島では大逐民国と北筑民主主義共和国が交戦状態に入れたとの一報を受けたとのことです。
大本営は「北と東が戦闘状態で、我が国は周辺国として国民を守るため、武力制裁を課す場合もある。タルト・アトラ帝国と大逐民国とは国交を結んではいないが、支援をする準備ができている。」と発表。また「大逐民国の一件は参戦する気は、無いが隣国の氷山大日本帝國及び北瀬戸内連合王国の共同防衛も含めて、警戒監視活動を行う。」と発表しました。
《帝国ニュース第七號》シュバルツラント王国のアジア連合を支持
~地域主義の貢献へ~
帝国政府は6月24日に「アジア連合に関する声明」を発表。声明で「帝国政府としてシュバルツラント王国の進めるアジア連合は賛成である。これは地域主義を尊重し、賞賛するものであって、愚かなる親人中南米諸国に相対して、果敢で賢明な行動である。」と発表しました。さらに「我が国は四国と淡路島に構えるものとして、是非加入したい」とのことでした。また、「愚かなるアルデラ帝国や舞羅連合帝国のように、大ヒトラント帝国の所業を黙許し、南米侵略に加担するのを抑止する働きもある。」と発表しました。
《帝国ニュース第六號》帝国の国名を変更へ
~神州の復古へ~
帝国政府は6月24日、帝国の国名を変更すると発表しました。
これはかつての大日本帝国が神州と呼ばれていたことなどから、大日本帝国の復興を願ひ「神州秋津洲帝国」と国名を変更することとなりました。
明日の25日にかしこくも天皇陛下は、国名の改名の儀にご参加されます。
《帝国ニュース第五號》帝国政府、名指しでアルデラ帝国を批判せり!
~中南米で止まらない蛮行。大ヒトラント帝国の南米侵略への加担に猛烈な抗議と批判~
帝国政府は6月17日、政府定期記者会見にてアルデラ帝国と大ヒトラント帝国の止まらぬ蛮行を批判。
丘田帝国政府報道官は「帝国政府は、大ヒトラント帝国とアルデラ帝国のこの蛮行は、決して許されざる行動にして愚かなる行為である。アルデラ帝国政府は大ヒトラント帝国の哨戒航路は無関係であると主張していたが、それでも黙許したも同然。いや、黙許している。無関係なことはないであろう。そしてアルデラ帝国は大ヒトラント帝国にさらなる増援をし、南米方面軍の暴走に力を貸している。アルデラ帝国は大ヒトラント帝国とともに南米の侵略を企てているからこそ、力を貸すのである。このような愚行を国際社会が黙っているのであろうか。自国の労働力が不足しておきながら、他国を侵略するならばその無駄な武器を溶かし工具や機械に変えて、兵士は労働者にしたらどうなのだ。この二国は愚帝である。」と批判しました。
国内からも開戦論がちらほら聞こえておりますが、帝国政府は開戦については慎重な様子であります。
《帝国ニュース第四號》聖上陛下、第一號粛清作戦を発動
~近衛師団、国内で出動。政府破壊主義者を即時粛清へ~
政府破壊主義者が活発化する今日このごろでありますが、遂にかしこくも天皇陛下は粛清作戦を承認。二時間後には近衛師団を出動せしめました。政府破壊主義者はことごとく粛清されてゆき、国内で残り僅かとなつております。
近衛師団随一の剣士の門木中佐と西田軍曹は、常人では出来ない100人斬りを敢行し、3時間14分で100人斬りを達成しました。この二人を同小隊の仲間たちは非常に感服しており、特別に第三等国防勲章が与えられることとなりました。
門木中佐は「お国の平和と国民の安全のために、100人斬りは必要と存じています。この様な些細な仕事で、お国から勲章を拝領出来るなんて、感謝感激でございます。」西田軍曹は「まだ戦闘中なので、話は後にしたいが、このようなことで勲章を得られるとは感無量だ。門木中佐とともに蛮族をあと900人程度斬り倒し、1000人斬りを達成したい」と意気込んでいました。
帝国政府によると、今なお政府破壊主義者は逃走しており、国民には外出を控えるように、とのことです。
《帝国ニュース第三號》聖上陛下、同盟国の軍事演習を批判
~南米侵略の暗示と阿帝の二枚舌外交を懸念~
かしこくも天皇陛下は、天皇陛下定例記者会見におかせられて「今現在、南米は中南米三国と豪州の一国によって、存立の危機に直面してをり、同盟国国境付近では今現在も緊迫としております。この南米三国は自国領土内に豪州の一国の軍隊を招いて起こった結果であります。中南米三国には自ら招いた責任を負う事を要求します。そして、緊迫状態の続く同盟国は、不思議にも、豪州国家を招き入れた愚かなる中南米の一国の軍事演習に参加しました。これは自らの首を絞め、一国家としての存立を危うくさせ、中南米国家の一国に南米侵略を許可し助長させたと捉えかねません。中南米の一国は同盟国を緊迫状態に陥れている国と同盟を締結し、更には自国領土内に軍隊まで招きいれているのです。同盟国はこの様な国家と国交を続けて良いのでしようか。自国の宗主国が中南米三国と豪州一国になっても良いのでしようか。今現在、同盟国の同盟国が国境付近に自国民の安全保障がため、自国の同盟国や独立の維持がために軍隊を展開しています。断交も含めてよく考えてみてください。」と仰せになられました。
帝国政府報道官も「同盟国が属する地域の平和を乱す国家の軍事演習に参加するのは、極めて遺憾である。自重ある行動を要請し、関係を維持していきたい。」と発表しました。
今までは、外交や内政干渉を控えてきた天皇陛下と帝国政府でありましたが、珍しくも今回ばかりは御批判されました。
《帝国ニュース第二號》帝国政府、政府転覆主義排斥法を発布。
~列島政府の蔑ろを懸念~
政府は現在増えつつあるヒトラント主義者や社会主義者が、反政府武装勢力と結託し、横行している事実を受け止めて、太政官正院は政府転覆主義排斥法を制定せり。
中矢政府報道官は「陛下が国体の危機を憂かれており、今後野放しにしてゐたら、国家は思わぬものとなって、危険な国家が成立するだらう。」と発表せり。
九条大臣は「今現在、中南米の平和を脅かさむとする中南米三ヶ国と豪州は平和を乱さむとしている悪党そのものである。」と仰せた。
《帝国ニュース第一號》帝国政府、大日本帝国再興を宣言
~栄光在りし日の帝国への再興へ~
帝国政府は世界各国に大日本帝国再興を宣言しせり。
日本列島近隣諸国と協調と連携を確保し、再興へとすすまむとする。
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