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<解答1> 児玉

母音は、声帯より発せられた振動がそのまま音声化されたもので、空気が口腔の中を通過する際の舌の位置によって異なる母音が発せられる。母音の音色は口の開きや舌の位置、口蓋帆による鼻腔への通路の開閉などによって変わる。母音の音質は、第一フォルマントと第二フォルマントの相対的な距離によって決まり、そのフォルマントの分布の具合によって、それぞれ母音[a i u e o]が区別される。スペクトログラムを見るとフォルマントの様子がよく分かるが、母音と子音の区別は、スペクトログラム上の定常部(ほぼ時間軸に平行)と遷移部(時間軸に対する急激な立ち上がり)を見れば分かる。遷移部があれば子音として知覚され、遷移部がなければ母音として知覚されるのである。
→フォルマント
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<その2> コヤ

母音と子音の大雑把な違い→母音は発声の際、声道において、極端な「せばめ」が生じない音素。それ以外が子音。
            子音は非周期的で複雑な波形を示す雑音成分が中心の言語音声でもある。
でも、一概には言えきれないので、詳しいことは「音声学」のテキスト【3-1】へ。 ex.)半母音

母音は舌の位置や、唇の丸めによって以下に分類される。

  ・舌の上下の位置→高母音、低母音、中母音
  ・舌の前後の位置→前舌(マエジタ)母音、後舌母音、中舌母音
  ・唇の丸め→非円唇母音、円唇母音

また、子音の分類は以下のとおり。

①調音方法(manner of articulation)
  ・破裂音→口腔内の空気の通路を完全に閉じた後、急激に開放することによって生じる音。
  ・摩擦音→空気の通路を狭めて、呼気を妨害したときに生じる音。
  ・破擦音→完全閉鎖からゆっくり開放することで生じる音。
  ・弾き音→/r/
  ・鼻音→/m/、/n/
  ・半母音→/j/、/w/

②調音位置(place of articulation)→声道中に「せばめ」が形成される位置に基づいた分類基準。
  ・両唇音
  ・歯茎(シケイ)音
  ・硬口蓋音
  ・軟口蓋音
  ・声門音
 など。詳しくは「音声学」のテキスト【3-6】へ。

③有声/無声(voiced/voiceless)→音源の種類に関する基準で、発声時に声帯の振動を伴うか否かで決まる。
  無声音の音源の種類は、破裂、摩擦、破擦音の3種。ただし、この3種は有声の場合もある。 ex.)/p/と/b/
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