自由音場(free field)
反射波の影響を全く受けない音場。自由音場を近似的に実現するために"無響室"(anechoic room)が作られる。

自由音場では"逆自乗則"が成り立ち、これは点音源から自由音場に放射された音場の音圧は音源からの距離に逆比例し、音圧レベルとしてはその距離の自乗に逆比例する(距離が2倍になると音圧レベルは-6dB)というものである。

無響室の自由音場としての特性を評価する場合、音源から離れるに従って測定される音圧レベル分布が逆自乗則からどの程度はずれるかを検討する。一般的にはずれが±1dB程度なら良いとされている(JIS Z-8732参照)。

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最終更新:2007年01月23日 20:48