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<解答1> 児玉 閾とは境目の意味であり、閾に対応した刺激量を閾値という。閾値には、大きく分けて刺激閾、弁別閾の2種類ある。刺激閾(絶対閾)[stimulus threshold]は、感覚を生じるか生じないかの境界の刺激値である。しかし、感覚を生じさせる刺激値の境界は明瞭ではなく、刺激強度が徐々に増すことにより感覚が生じる確率も徐々に増加していくため、刺激閾を定義するのに感覚が生じる確率(0.5であれば二分の一の確率なのでばらつくため、0.75 が適当である)を用いる。弁別閾[difference threshold]は、2つの刺激量の相違に気づくか気づかないかの境界の刺激変化量である。 * 刺激閾(絶対閾)は、感覚を生じるか生じないかの境界の刺激値である。 * 弁別閾は、刺激量の相違に気づくか気づかないかの境界の刺激変化量である。 →極限法と恒常法・マグニチュード推定法 →次のキーワードに進む <解答2> (田代) [刺激閾] 物理量(無限小から無限大まで存在)に対して、心理量は刺激に対する間隔が存在する範囲内に限られる。 刺激閾は、統計的に50%反応を生起させる刺激量である。 心理量の下限及び上限に対応する物理量をそれぞれ最小刺激閾、最大刺激閾という。 聴覚に関していうと、物理量は周波数や音圧、心理量は音の高さや大きさである。最大可聴値を越すと、音の感覚ではない別の感覚(痛覚、不快感など)に移行する。 [弁別閾] 弁別閾は、心理尺度上で変化が認められるときの、物理尺度上の最小の変化値である。 変化を検知できる確率が50%であるときの、物理尺度上での変化量となる。 聴覚に関していうと、音の強さや周波数の変化に対して考えられる。
<解答1> 児玉 閾とは境目の意味であり、閾に対応した刺激量を閾値という。閾値には、大きく分けて刺激閾、弁別閾の2種類ある。刺激閾(絶対閾)[stimulus threshold]は、感覚を生じるか生じないかの境界の刺激値である。しかし、感覚を生じさせる刺激値の境界は明瞭ではなく、刺激強度が徐々に増すことにより感覚が生じる確率も徐々に増加していくため、刺激閾を定義するのに感覚が生じる確率(0.5であれば二分の一の確率なのでばらつくため、0.75 が適当である)を用いる。弁別閾[difference threshold]は、2つの刺激量の相違に気づくか気づかないかの境界の刺激変化量である。 -刺激閾(絶対閾)は、感覚を生じるか生じないかの境界の刺激値である。 -弁別閾は、刺激量の相違に気づくか気づかないかの境界の刺激変化量である。 <解答2> (田代) [刺激閾] 物理量(無限小から無限大まで存在)に対して、心理量は刺激に対する間隔が存在する範囲内に限られる。 刺激閾は、統計的に50%反応を生起させる刺激量である。 心理量の下限及び上限に対応する物理量をそれぞれ最小刺激閾、最大刺激閾という。 聴覚に関していうと、物理量は周波数や音圧、心理量は音の高さや大きさである。最大可聴値を越すと、音の感覚ではない別の感覚(痛覚、不快感など)に移行する。 [弁別閾] 弁別閾は、心理尺度上で変化が認められるときの、物理尺度上の最小の変化値である。 変化を検知できる確率が50%であるときの、物理尺度上での変化量となる。 聴覚に関していうと、音の強さや周波数の変化に対して考えられる。

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