1966年6月8日
アメリカ・カリフォルニア州エドワーズ空軍基地近辺
ゼネラル・エレクトリック製エンジン塔載の軍用機を集めての
同社の宣伝用フィルムを撮影する編隊飛行が行われ、
ノースアメリカン・XB-70試作戦略爆撃機の2号機を先頭に、
ロッキード・F-104戦闘機など計5機がV字編隊を組んでいました

フィルム撮影終了後、F-104が逆さまの状態になり、XB-70に異常接近し上部から接触
F-104は爆発し、パイロットのジョセフ・ウォーカーが死亡しました
XB-70は両垂直尾翼と左の主翼が破損し、制御不能となりモハーヴェ砂漠に墜落
機に搭乗していた機長のアルヴィン・ホワイトは脱出カプセルで脱出、
着地時にエアバックが作動しないというアクシデントにも関わらず奇跡的に生還しました
しかし、副操縦士のカール・クロスは脱出に失敗し死亡しました


編隊飛行とコックピット映像、衝突の図説、墜落後の様子が映っています




1966年12月
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー
ドキュメンタリー番組撮影のため飛行していた公共放送ABCのヘリコプターが
突如制御を失い回転しながら地上へ墜落し大破

この事故で乗員3人全員が死亡しました

機内のカメラマンが捉えた映像と地上から撮影された墜落の様子です


最終更新:2016年08月21日 13:18