2002年7月27日 
ウクライナ・リボフのスクニリフ空軍基地 
ウクライナ空軍・第14師団の創設60周年記念航空ショーで演技飛行中の
ウクライナ・ファルコンズ所属のロシア製スホーイSu-27UB機が、
低速で急降下しながら一旋転をしてリカバリーするために機首を上げようとしますが、
エンジンが停止し機体は失速、パイロットが最後まで制御しようとしますが観客のいる方向へ降下し、
制御不能のまま左翼が地上のIl-76輸送機に接触しそのまま地面へ激突します
機体は炎上しながら横転し、大爆発します

この事故で観客85人が死亡・200人以上が重軽傷を負いました
この死者数は過去の航空ショーでの事故で最も多く、史上最悪の事故となりました
(以前は1988年の旧西ドイツ・ラムシュタインでの事故でした)

パイロット2名は地面に激突した瞬間に脱出し無事でした
(これによりK-36DM射出座席の性能が高性能であると証明されました)

パイロット脱出の瞬間です
画像

その後パイロットのVolodimir Toponarと副パイロットのYuriy Yegorovと軍当局者3人が逮捕され、
軍事裁判所で2人のパイロットにはそれぞれ懲役14年と8年の刑が宣告され、
当局者は2人が懲役6年・1人が懲役4年を宣告されました
そして、ストレルニコフ空軍総司令官が解任されました

複数のカメラが捉えた墜落の瞬間です





【グロ注意】
事故の発生の瞬間・発生直後の事故現場が映っています
2:20秒過ぎから犠牲となった人々の遺体や肉片が映っています、ご注意ください


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最終更新:2011年06月18日 01:17