2002年2月12日 
フランス・ヴォクリューズ県オランジュの軍事基地 
デモンストレーション中のミラージュ2000(Mirage 2000)BA戦闘機が
背面ループから上昇しようとしますが操作判断のミスから機体が地面に接触
機体は急上昇しますが、操作不能となりパイロットがパラシュートで脱出します
操縦者を失った機体は墜落し爆発・炎上します

パラシュートで脱出したパイロットは無事でした

観客が撮影した事故の一部始終です




2002年2月26日
韓国・忠南 瑞山(チュンナム・ソサン)市 
韓国の第20戦闘飛行団所属のKF-16C戦闘機が空中でエンジン故障
(タービンブレードの脱落)し、エンジン部分から炎を噴き出しながら
制御不能となり墜落、爆発・炎上します 

この事故でパイロットはパラシュートで脱出し無事でした

KBS(韓国放送公社)のカメラが捉えた墜落の瞬間です




2002年4月20日 
アメリカ・カリフォルニア州ポイントマグー(Point Mugu) 
航空ショーでマイケル・ストーム・ノーマン(Michael Storm Norman)海軍司令官(39)操縦の
QF-4S【愛称:ファントムⅡ(Phantom II)】が過剰操縦により制御不能となり墜落・爆発炎上します

墜落の直前にアンドリュー・マッツ・マズ(Andrew Mutt Muhs)海兵隊大尉は脱出を試みますが
パラシュートが開かずに地面に落下し死亡しました
海軍司令官も直前に脱出しようとしますが、間に合わず死亡しました

観客が捉えた墜落の瞬間です





2002年5月31日 
アメリカ・オレゴン州フッド山 
クレバスに落下し身動きが取れなくなった重傷者を搬送していた山岳救助隊の
UH-60ブラックホーク(Black Hawk)が、重傷者を搬送しようとした瞬間に
気流の激しい変化により制御不能となり墜落し、山の斜面を横転します 
途中、機体から隊員が1人投げ出されて機体の下敷きになりますが
顔に火傷を負っただけで済みました

この事故でヘリの隊員2人が重軽傷を負いました
また、事故直前にワイヤーでヘリに繋がれていた重傷者は
地上の隊員が素早くワイヤーを外したため巻きこまれずに済みました

墜落までの一部始終を捉えたヘリからの映像です


墜落の瞬間を正面から捉えたTV局のヘリからの映像です




2002年7月20日
イギリス・イングランド・グロスターシャー州(Gloucestershire)
フェアフォード基地で開催されたRIAT[Royal International Air Tattoo]2002で
イタリア空軍のG-222輸送機が「サラエボ ランディング」と呼ばれる急降下からの着陸を行いますが
前輪が過重に耐えきれずに折れ、機体は前のめりの状態で火花を上げながら滑走路を進み、停止します

この事故でけが人は出ませんでしたが、航空ショーは中止となりました

観客が捉えた事故の瞬間です




2002年8月2日 
イギリス・サフォーク州ローストフト 
ローストフトビーチで行われた航空ショーでイギリス空軍のハリヤーGR7・ZD464が
空中で静止し、急降下を繰り返すパフォーマンス中にエンジンが故障し海に墜落

この事故でパイロットのトニー・キャン中尉はパラシュートで脱出し無事でした

ネット上でよく見かける映像です
降下を始めた瞬間に高度が異常に下がり、パイロットが脱出します


この映像の他に別角度から捉えた墜落の瞬間とパイロット脱出の瞬間、
脱出し海に着水したパイロットがヘリコプターによって救助される映像が存在します



2002年11月4日 
佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷 
2002佐賀インターナショナルバルーンフェスタで競技中の熱気球が
急降下し着地した瞬間にバケットが横倒しになり衝撃でガスバルブが破損
漏れたガスに引火し炎上したまま再び浮上してしまいます
その後気球は爆発しながら炎上後墜落しました

この事故で乗っていた2人は気球が炎上した瞬間に脱出し無事でしたが
操縦していたイギリス人のリチャード・パリー氏(53)が顔と頭に軽度の火傷、
競技委員会役員で陸上自衛隊久留米駐屯地所属の山下政幸氏(23)が打撲を負いました
また、落下物により周囲のビニールハウスに穴が開く被害が出ました

炎上し爆発、そして墜落する気球の映像です


この映像の他にも複数の観客により炎上と爆発する瞬間が捉えられた映像が存在します
最終更新:2011年01月23日 02:11