書名
パリ 都市の詩学
書誌情報
- 共著者
- 出版社(叢書・シリーズ名)
- 発行年月日
- 版型 造本データ ページ数
- 定価
- 装丁
目次
- パリの時代 5
- 広場 13
- 大通り 21
- 盛り場 25
- 路地 37
- 市場 45
- 墓地 53
- 橋 61
- セーヌ左岸 65
- 駅 77
- 美術館 85
- 庭園 93
- 噴水 101
- 運河 109
- パリ、パリ 117
- あとがき 125
- パリ市街図 126
あとがきより
いつかパリについての一冊の本を書きたいと私は思ってきた。これまで何度かパリについて書いているが、そのまとめをやってみたかったのである。その願いがようやく叶ったことはとてもうれしい。この本に〈都市の詩学〉とつけたのは、都市は詩を持たなければならない、と思っているからである。都市は描かれ、歌われるようになって、はじめて人間的なものとなる。
この本を長年の友人である村井修さんと一緒につくることができたのは幸せである。都市空間のあわいを、くっきりした陰影のうちにとらえる村井さんの写真への誘いに、私の文章が役立つことを願っている。
『パリ 都市の詩学』はNTT都市開発の十周年記念として企画された。私にこのすばらしい機会を与えてくれ、内容についてはまったく自由に書かせてくれた大らかなNTT都市開発の方々に厚く感謝する。また、編集と出版を引受けてくれた河出書房新社にもお礼を申し上げる。
主な初出
書き下ろし
補記
最終更新:2007年02月02日 01:52