芝村:
いいかい?
蝶子:
お帰りなさいませ。はい。大丈夫です。
/*/
日向:
「事情が話せないというのは、どういうことだ」
蝶子:
「すみません。説明が、難しいといいますか。」
ヤガミ:
「あまり、関わると良くない。としかいえない」
日向:
「話にならんな」
蝶子:
「すみません。でも、助けたい人がいます。」
日向:
「俺を殺してか」
蝶子:
「いいえ、違います。」
ヤガミ:
「いや、単なる気絶だ」
蝶子:
「気が焦って本当に失礼なことをしました。本当にすみませんでした。」
(深く頭を下げます
日向:
「銃をよこせ、話はそれからだ」
芝村:
ヤガミは銃を渡した。
ヤガミ:
「俺を撃ってもいいが、ほんとに気絶しかしないぞ」
日向:
「……」
蝶子:
「あなたが撃たれる所なんか見たくないから物騒なこと言わないで下さい!」>ヤガミ
日向:
「話せる範囲で、話せることはないのか」
蝶子:
「・・・大勢の人が、助けたいと思っている人がいます。」
「その人を助けるために、あなたの協力がどうしても必要と知って、不躾ながら、伺いました。」
日向:
「……誰を助けるんだ」
蝶子:
「・・・ヒューガ、という人です。あなたと同じ名前の方です。」
「私は直接の面識はありませんが。優しくて、勇敢な方だと聞いています。」
日向:
「……」
蝶子:
「その人を失って心を痛めている方が。たくさんいます。」
ヤガミ:
「狼知類だ」
日向:
「なんだそれは」>知類
蝶子:
「知類というのはええと。うまく説明できるかな。生き物、ということです。」
日向:
「・・・」
蝶子:
「人間以外だってものを考えて、心を持っています。だから人間とそれ以外、って分けないで。知類、って呼ぶんです。私たちの、ええと、住んでるところでは。」
日向:
「俺の分かる言葉で言ってくれ」
蝶子:
「すみません頑張って説明します。ううん、ううんと。」
「みんな生きて、心を持ってるから。人間と動物、っていう分け方を、やめたんです。」
「だから人間なら人知類。猫なら猫知類。狼なら、狼知類。」
日向:
「……」
蝶子:
「みんな、平等。そういう、考え方なんです。(む、難しい説明難しい!)」
日向:
「夢のような話だが、そんな世界がどこにあるんだ」
ヤガミ:
「・・・言えないが」
蝶子:
「あるんです。」
にっこり笑います。
「みんながそういう風に考えるようになれば。この世界だっていずれそうなります。」
ヤガミ:
「その狼は、なんというか、貴方に近い」
日向:
「いかれた理想主義者の考えそうなことだ」
蝶子:
「そうでしょうか。」
日向:
「そうだね」
蝶子:
「夢みたいな話かもしれませんけど。でも、多分、そんなに難しい話じゃないと思うんです。」
「例えば私とこの眼鏡の人はものすごい怪しくて。あなたも狼になれたりして。でも、今、私たちはこうやって向かい合って、お話をしています。」
日向:
「いきなりぶっ殺されかけた」
蝶子:
「はい、もうそれはほんとに申し訳なかったです。全面的に。もう本当にすみませんでした。」
ヤガミ:
「だから気絶だと」
日向:
「機械でできているようだな」
ヤガミ:
「機械知類とでもいったがいいかな。元は人間だが」
蝶子:
「(私は今どっちだっけな・・・柔らかい方だっけかな・・・)」
「この人は機械でできてる人ですが。あのその、私の好きな人、です。失礼を働いてすみませんでした。」
日向:
「……」
蝶子:
「機械でできてたっていいじゃないですか。それがなんだっていうんでしょうか。」
芝村:
我はこれより、M*より始まるゲームの目的を記述する
M*日向を説得して情報提供を得る 難易度10 1ターンゲーム
蝶子:
成功要素の登録はできますか?
芝村:
ええ。
蝶子:
あと、ゲーム内容に関する質問はいくつまでできますか?
芝村:
成功要素はあと3個登録できる。
知類関係の能力が3つだ。
ゲーム質問はルールどおりだ
蝶子:
質問です。知類関係の能力、というのはなんですか?
芝村:
人知類が持ちえる能力さ。柔軟性とか。体が弱いとか
蝶子:
なるほど。では普通の人が持ってそうな成功要素なら大丈夫なわけですね。
芝村:
システム質問は数に含めないよ
ええ
蝶子:
ありがとうございます。
芝村:
伏線を使って、前提変換をかける場合は伏線数は4だ。
これはすでに踏まれていて、今難易度は10→5になっている
蝶子:
わあ。
すみません、具体的にどんな伏線を踏んだのかお聞きしてもよろしいですか?
(知類関係の話題でしょうか。
芝村:
これまで、日向にとっては理想的なはなしをしてたからね。
ええ。知類関係の話です。
さ。そろそろ時間だよ
蝶子:
ぐうう。
成功要素【大きなたれ目】【落ち着いた声】【諦めが悪い】を登録します。
芝村:
はい。
提出をどうぞ。
蝶子:
提出します。
【恋心】ヤガミは日向を助けるためにここまできました。それならその思いを助けるのが女子の本懐。
【言葉遣いが丁寧】丁寧に、心と礼を尽くして説得に当たります。
【大きなたれ目】相手の目を見てきちんとお話します。真剣であることをわかってもらいます。
【落ち着いた声】自分の言いたいことを、不快感を持たせないようきちんと伝えられます。
【諦めが悪い】どんなに否定されたってめげません。ゴージャスタイムズはあるのです。私の大好きな世界です。
一時も出ます。
芝村:
10
蝶子:
一時的成功要素
【みんなの祈り】日向さんを助けたいみんなの祈りを背負っています。頑張って説得します。
【ヤガミが傍にいる】ヤガミが傍にいる時はいつもの5倍は頑張れます。頑張って説得します。
以上です。(あああ思いつかなかった・・・!
芝村:
以上ですね
蝶子:
はい。出せるものは全部出しました。
芝村:
【言葉遣いが丁寧】【落ち着いた声】【諦めが悪い】
【ヤガミが傍にいる】【みんなの祈り】 がとおりました。
蝶子:
ええと、前提変換で5まで下がっていたはずなので。
せ、成功、ですか?
芝村:
成功だ。
日向は痛くないだろうなと念を押しながら、同意した。
蝶子:
わーーーー!!!!
芝村:
光太郎のことを思い出したのかもしれない
蝶子:
「ありがとうございます日向さん!絶対痛くしません!ありがとうございます!!」
半泣きでお礼を言います。わーん!よかったー!
ヤガミ:
「……」
蝶子:
「ヤガミ、ヤガミ、よかったですね!ね!」
「・・・?ど、どうかしましたか・・・?」
「もしかしてい、痛いですか。首。痛いですか。」
芝村:
ヤガミは息をついた。
蝶子:
(あわあわ。
ヤガミ:
「よかった」
蝶子:
「はい!」
(わあー なんか抱きつきたい けど いいのかしら 日向さんもいるしなあ
芝村:
ヤガミは5分ほどデータをとった後、頭を下げて外に出た。
蝶子:
では、私も深々と頭を下げたあと、ヤガミを追って外に出ます。
芝村:
二人で外に出た。
ため息を同時についた。
蝶子:
「・・・ヤガミ。首、痛くないですか。大丈夫ですか。」
ヤガミ:
「ああ。大丈夫だ」
芝村:
ヤガミは貴方を抱いた。お姫様抱っこ
蝶子:
「Σ」
ヤガミ:
「靴を探さないとな・・・」
蝶子:
「す、スリッパだけでも、借りて来ればよかったですかね。」(赤面
ええと、抱っこされたまま、抱きついていいでしょうか。
芝村:
いいですよ
蝶子:
じゃあ首が絞まらない程度に抱きつきます。
「ヤガミが無事でよかったです。日向さんに噛み付かれたとき、心臓止まるかと思った。」
芝村:
これから5分だけは。貴方の時間だ
蝶子:
わー!
ヤガミ:
「いや、アレぐらいでは死なない」
蝶子:
(なんかへ、変な動悸が
ヤガミ:
「前より丈夫だ。生身に戻ったときが怖いが」
蝶子:
「死ななくても。あなたが傷つくところはやっぱり見たくない。」
「丈夫じゃなくても好きです大丈夫!」
「て、そういうことじゃないですよね。すみません。」(赤面
蝶子:
ヤガミを見つめてみます。
芝村:
ヤガミは貴方を見ています。
蝶子:
(が、頑張れ。頑張れ私。
芝村:
ヤガミは貴方をだきしめている。もっと密着するように。
貴方を大切にしている。
蝶子:
大切に抱きしめ返します。
「あ、あの、ヤガミ。一つだけ、お願いがあるんですが。」
「あ、あの。あの。その。」
ヤガミ:
「?」
蝶子:
「・・・き、キスしても、いいですか。」
「だ、だめですか?はしたない?」
ヤガミ:
「時間切れしているんじゃないか」
芝村:
ヤガミはいたずらっぽく貴方を見ている
蝶子:
「じ、時間切れですか・・・。」(赤面したまましょんぼり
芝村:
ヤガミは貴方にキスした。
蝶子:
「・・・じ、時間、間に合ってましたか。」(ゆでだこ
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最終更新:2007年11月22日 03:30