■※ BABYMETAL Concert Setlists & Tour Dates 「setlists.fm」
+ ニュースサーチ

● BABYMETAL〔Wikipedia〕
2010年11月、「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成[1][注 1]。女性アイドルグループのさくら学院から派生したクラブ活動ユニットのひとつである重音部としてスタートし、目標は世界征服としている
+ メンバー/ブログ
SU-METAL(スゥメタル) 中元すず香(なかもと すずか) 1997年12月20日(16歳)広島県出身 ボーカル、ダンス 元可憐Girl's 元さくら学院
MOAMETAL(モアメタル) 菊地最愛(きくち もあ) 1999年7月4日(15歳)愛知県出身 スクリーム、ダンス さくら学院と兼任
(旧メンバー)YUIMETAL(ユイメタル) 水野由結(みずの ゆい) 1999年6月20日(15歳)神奈川県出身 スクリーム、ダンス さくら学院と兼任
現在のサポートメンバー【神バンド[KAMIBAND]】
大村孝佳(C4) - ギター Takayoshi Ohmura Official Site(旧サイト?) / Takayoshi Ohmura Official Site
Leda(元DELUHI) - ギター LEDA オフィシャルブログ / Leda@Leda_Cygnus〔Twitter〕
BOH(元BINECKS) - ベース BOHオフィシャルブログ「六弦BASS道」
青山英樹(EVER+LAST) - ドラムス 英樹オフィシャルブログ「ヒデキのカンゲキブログ」 / 青山英樹@aoyama_hideki〔Twitter〕
前田遊野(元Blue Man Group) - ドラムス 前田 遊野〔Facebook〕 / 前田遊野@yuya_maeta〔Twitter〕 / C4 / TOKI`S BAR
宇佐美秀文 - マニピュレーター ||: 宇佐美秀文 :||@Hidefumi_Usami〔Twitter〕 / usamix's note "baby talk" Rev.E

【故人】
藤岡幹大 - ギター 藤岡幹大@mikio158cm〔Twitter〕
+ BM情報
+ Youtube動画
■ BABYMETAL試論
BABYMETALについて考える by KONAKA-METAL
■ BABYMETALの楽園
アイドルとメタルが融合したオンリーワンのBABYMETALを応援するブログです。BABYMETAL関連動画や情報をまとめています。幅広い世代で楽しめる色々なBM楽園特別企画もやっていますので、BABYMETALに興味をお持ちの方はぜひ訪問してください。
■ BABYMETALの使徒
※ BM関連リンク集あり
■ ハワイとプログレとBABYMETAL
■ BABYMETAL2chまとめアンテナ
■ BABYMETAL BLOOD
BABYMETALにハマってしまった管理人がメタラー・バンドマン的視点からBABYMETALについて綴っています。
■ 文書の形
■ ブログ「Sleeping Turtle - 眠る海亀」のBABYMETALカテゴリ
■ ブログ運営のためのブログ運営
ワイアードな二次元論壇です
(...中元すず香は本田圭佑と同じ立ち位置だから欺瞞を受け入れる信者しかいないし、このような血腥い狂疾が帝国主義として輪を広げ、無辜の民が蹂躙され、マーケティングの怪物と言うべき征服王朝ができあがるのである。...)

■ BABYMETALの歴史〔naverまとめ〕
■ GrindHouse
「US/UK/日本」を中心とした、ロックシーン最前線のアーティストを紹介する音楽メディア〜




(※mono.--普段は日付順にほぼ並べるのだが、この項は見つけ次第の紹介なので日付順不同。↓)


■ blanklink プラグインエラー: URLかページ名を入力してください。Modern Metal / J-Metal / Female Vocal){https://www.youtube.com/watch?v=H6va60nZv1Q

}

(※最良のプレイリスト)


■ 【西山瞳の鋼鉄のジャズ女】第25回 こんな時こそ、好きなもの=BABYMETALのことだけを考えたい! 「Mikiki(2020.04.13)」より
/
ジャズ・ピアニストでありながらメタル・ファンとしても知られる西山瞳さんによる連載〈西山瞳の鋼鉄のジャズ女〉。連載はまる2年を迎え、今回で25回目を迎えました。そんな記念すべき今回のテーマは、やはりBABYMETALについて!です。先日のYouTubeでの〈LIVE AT TOKYO DOME〉二夜連続配信の余韻も冷めやらぬなか、この1年のBABYMETALの歩みを西山さんとともに振り返りましょう……。 *Mikiki編集部


ーーー
今回は連載25回目、この4月でちょうど2年目です。これまで沢山の方にご覧いただき、本当にありがとうございます。

3月末から新型コロナウイルスで仕事が片っ端から無くなった私は、原稿を書く時間が山ほどあります。ありすぎます。次に人前で演奏するのはいつになるのだろうと考えてしまいますが、考えても仕方ないので、いまはここで好きなもののことだけを考えたいと思います。



好きなもの、それはもちろんBABYMETAL。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)




■ 変化を乗り越えたBABYMETAL、二人の証言から伝わるユニットとしての“強さ” 「Real Sound(2019.05.04)」より

/
 BABYMETALがゼロ地点へと戻った。一度はユニットの“崩壊”すらも頭をよぎった彼女たちの物語、メタルレジスタンスは今再び動き出そうとしている。

 さて、少しばかりごくごく主観的な感想にお付き合い願いたい。時が経つのは早いもので、振り返るとここ一年ほどは、彼女たちに対する気持ちのやり場にとまどっていた。中央のSU-METAL、両翼のYUIMETALとMOAMETALの三位一体で客席を虜にしていた片翼がステージを去り、道中では、ギターの神が永遠の存在となる悲しみにも打ちひしがれた。

 そして、2018年10月にYUIMETALが脱退を発表して以降。いや、正確にいえば時間はもっと前からで、2017年12月に彼女が広島グリーンアリーナ公演を欠席し、ステージに姿を現さなくなって以降は、思い出を引きずるべきなのか、それとも変化を受け入れるべきなのか。二者択一を迫られながら、その時々でいずれかの選択肢に心の中の針がふれ続けていた。

(※mono....中ほど略)
/
みずから“ぶち壊した”1年を乗り越えて強さを示すSU-METAL
 国内のメディアで、彼女たちの声が伝えられるのはきわめて珍しい。同誌(※注:ぴあMUSIC COMPLEX Vol.13)でも2016年10月発売の「Vol.7」で掲載したメールインタビュー以来の約2年5カ月ぶりで、先述した最新号では、SU-METALとMOAMETALのそれぞれ1万字にも及ぶ貴重なインタビューが収録されている。

(※mono....中略)
/
 さらに、昨年は2017年12月に20歳を迎えたことから「大人とは」と、自問自答していたというSU-METAL。「今までは『学ぶ』立場だったのが、今は人に与えていく立場になってきている実感はあります」とみずからの成長も伝えるが、自分たちの活動についても従来の形を前向きに「ぶち壊したのが去年」だったと振り返りつつ、「私たちはずっと挑戦者」と述べながら今年からは「新たなBABYMETALの形を提示できると思います」と強い意思を示している。

SU-METALに寄り添ったMOAMETAL
 自分たちの存在を「ライブの中に生きている」と語ったのは、MOAMETALだ。昨年の活動を振り返るとやはり、新たなイメージを見せる上で「どう表現するのか、お客さんにちゃんと伝わるのか」と不安も抱えていたというが、フォーメーションの変化によるプレッシャーもあったと打ち明ける。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ BABYMETALアメリカ初のアリーナ単独公演開催決定、5月に新曲配信 「音楽ナタリー(2019年4月23日 1:00)」より
/
BABYMETALが10月11日(現地時間)に自身初のアメリカでのアリーナ公演を、ロサンゼルスのThe Forumで開催する。

BABYMETALが海外でアリーナ単独公演を行うのは2016年4月のイギリス・ウェンブリーアリーナでの日本人アーティスト初のワンマンライブ以来2回目。アメリカでは初となるアリーナ公演の会場The Forumは、アメリカでは「東のマディソン・スクエア・ガーデン、西のフォーラム」とも呼ばれ、数々のアーティストが伝説を残してきた歴史のあるアリーナ会場だ。チケットマスターでは4月23日10:00(現地時間)にチケットのプレセールを開始し、4月26日10:00(現地時間)より一般発売を行う。

(※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で)
/
BABYMETALは2019年内にニューアルバムをリリース予定。その中から新曲「Elevator Girl」を5月10日に先行デジタルリリースすることが決定した。



ぴあ株式会社より4月11日(木)発売の 『ぴあMUSIC COMPLEX(PMC) Vol.13』 に BABYMETAL が登場することが決定。 約3年ぶりとなる撮りおろし表紙とSU-METALとMOAMETALの独占インタビューが巻頭を飾る。 2016年4月のアルバム『METAL RESISTANCE』リリース以降、 メディア露出はほとんどなく、 PMCではVol.7でのメールインタビュー以来2年5カ月ぶり。 「自分が置かれている状況を見つめ直した1年だった(SU-METAL)」という2018年を経て、 ふたりの今の気持ち、 そして新章への決意を、 それぞれ1万字インタビューで、 真っ直ぐに語っている。 アルバムリリースを予告し、 6月28・29日横浜アリーナ、 7月6・7日ポートメッセなごやにて開催される日本公演に期待は高まるばかりだが、 巻頭グラビアで見せた説得力のある大人びた表情、 海外スタッフの証言なども交え、 2018年の軌跡とBABYMETALの新章を見つめている。

(※mono....以下略)


■ 【総括】BABYMETALの2018年を一気に振り返ろう! 「rockin'on(2019.01.06 12:00)」より
/
もうすぐ2018年も終わりということで、rockinon.comでは2018年の音楽ニュースをまとめています。

今回は【BABYMETAL】。

ワールドツアーとして5月にアメリカ、6月にヨーロッパを巡っていたBABYMETALは、10月に幕張と神戸にて日本公演も発表。ですが、かねてより体調不良で活動を休止していたYUIMETALの脱退が正式に発表され、この日本公演からは新体制で臨むことになりました。YUIMETAL脱退後も、日本公演はもちろん海外のバンドを招き初めて主催したフェス「DARK NIGHT CARNIVAL」も大成功に収め、勢いはとどまることを知らず、激動の中でも精力的に活動した1年となりました。

それでは、2018年のBABYMETALの活動を振り返ってみましょう!

(※mono....以下略)


■ 【速報】BABYMETAL、新編成の日本凱旋ツアーは僕らの「BABYMETAL観」も刷新する 「rockinon.com(2018.10.25 10:30)」より
/
「BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN」幕張メッセイベントホール2日目。

今年春からアメリカ→ヨーロッパを巡ってきたBABYMETALの凱旋公演であると同時に、先日YUIMETALの脱退が発表された直後の国内ツアーということもあり、開演前の場内には祝祭感よりも拭い難い緊迫感が強く漂っているように見えた。

しかし――この日の舞台で繰り広げられていたのは、久々の日本公演を待ち侘びていたオーディエンスの頭と心に焼きついた「BABYMETAL観」ごと新次元へダイナミックに撃ち放つような、圧倒的な歌とステージングだった。場内狭しと拳とフォックスサインが突き上がり、雄叫びにも似た大合唱と巨大サークルがピットを埋め尽くす熱狂祝祭空間。最高の風景だ。

まだツアーは続くので、演出含め詳細は後日公開のライブレポートに譲らせていただくが、そのライブアクトにおいてより比重の高まったSU-METALの熱唱はいよいよ強さと眩しさを増し、幕張メッセイベントホールの広大な距離感すらもすぐそこに感じるほどの訴求力を体現していたことだけは記しておきたい。

ライブを観終わったばかりなのに、まだまだもっと「次」が観たくなる。唯一無二のメタルポップアートとして歩んできた極限進化の道程が鮮やかに浮かび上がる、至上の一夜だった。(高橋智樹)


■ 幕張メッセ初日の模様 Road of BABYMETAL 「私、BABYMETALの味方です。(2018-10-24 07:44:10)」より
/
―May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ

本日10月24日は、2011年「ド・キ・ド・キ☆モーニング」DVD+タオルが限定販売され、2012年にはBABYMETAL特集が掲載された雑誌『Studio Voice』が発売され、2015年には名古屋放送「ドデスカナイト」に出演し、2018年にはBABYMETAL World Tour 2018 in JAPAN幕張メッセ二日目が行われる日DEATH。

<セットリスト>
1.IN THE NAME OF
2.Distortion
3.ギミチョコ!!
4.Elevator girl
5.GJ!
6.紅月-アカツキ-
7.Starlight(初披露)
8.メギツネ
9.KARATE
10.Road of Resistance
11. THE ONE

メンバー:SU-METAL、MOAMETAL
ダンサー:5人
神バンド:下手G=大村孝佳、ベース=BOH、ドラムス=青山秀樹、上手G=Leda

(※mono....中ほどのツイートなどの引用は略、詳細はサイト記事で)
/
確かに現地は寒かった。ぼくがいたのは午前中だけだが、明日は雨が予想されるのでもっと寒くなる可能性もある。物販列に並ぶ方はヒートテックを一枚着ていた方がいいかも。

本日24日は、すべてをこの目で見届け、ライブの模様を「文章カメラ」でレポートしたいと思います。

では行ってまいります。


◆ BABYMETAL★5495 「5ちゃんねる」より
476名無し募集中。。。2018/10/22(月) 17:34:06.220
ずっと狼勢いトップとか似合わないことすんなよおまえ等

明日、BABYMETALの可愛い要素の復活くるから
よんよんはないけどな

これ以上は言えない


◆ BABYMETAL★5495 「5ちゃんねる」より

384名無し募集中。。。2018/10/22(月) 17:12:33.790>>401>>406>>432
読んでない人用に重要なリークだけ貼っておくね

133 ◆7SM4ZOyiISsa [sage] 2018/10/22(月) 13:16:00.13 ID:CJEPIw3U [2/5]
前にも言ったけどサバトンと銀河帝国は前座ではなく共演扱い
前座もやるけどベビメタと絡みもある
衣装は白タイプと銀タイプがあってどちらを使うか不明
魔法使いみたいなフード衣装もある
欧米ツアー時の変な衣装は使わないからご安心を
サポートダンサーは今回のツアーだけでなく中元ソロ後もずっと一緒にやるとのこと
水野脱退発表に小林は最後まで抵抗
そして水野側に罵詈雑言の嵐
スタッフも中元菊地も嫌気がさして小林無視状態
中元菊地は小林に水野脱退についてなにも言うなと厳命されたけどさすがに鈍感な中元でもそれはおかしいと反抗
たぶん中元からステージ上で簡単なコメント有るかも
もう小林独裁体制ではないのでそれをやっても問題なし
欧米ツアーでも二人が勝手にメイクを変えて怒られたらしいけど詳細は不明

水野「メタルと聞くだけで疲れる。もうメタルとは関わりたくない」


136 ◆7SM4ZOyiISsa [sage] 2018/10/22(月) 13:17:29.70 ID:CJEPIw3U [4/5]
菊地はやけっぱちになりすぎて謎のハイテンションになってる模様
かと思うと自分が辞める時もあんな言われ方するのかな、と急に落ち込んだりするみたい
いまのままなら3月の契約切れで一旦芸能界から距離おく可能性があるということです

小林が水野側に詰めよった件で今朝、畠中社長と小林が言い争っていた

水野の病気はやはり根治はしてなく何年もかかる
でも運動したり適度に甘いもの食べたりは出来るから生活に問題はないでしょう



急いで書いたから抜けてるかもしれないけどこんなところかな


■ ゆいちゃん、今までありがとう。YUIMETALへのメッセージまとめ「水野由結さんお疲れ様でした」 「BABYMETALまとめもりー(2018/10/19)」より
/
(※mono....詳細はサイト記事で)


■ 新体制BABYMETALが新曲発売&MV公開 「ORICON NEWS(2018-10-19 23:22)」より
/
BABYMETALは19日、YUIMETALの脱退発表とともに、新体制の新曲「Starlight」を配信リリース。あわせて同曲のミュージックビデオ(MV)も公開された。


2010年11月の結成から約8年間、SU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALの3人で活動してきたが、公式サイトでは今後の活動について「SU-METAL、MOAMETALを中心とした新たBABYMETALへと生まれ変わる」と説明。10月23日の千葉・幕張メッセイベントホール公演を皮切りに開幕するワールドツアーの日本公演『BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN』から新体制をスタートさせる。

 日本公演を前に、きょう19日に配信リリースされ、MVも公開となった新体制の新曲「Starlight」は、BABYMETAL のグラフィックノベル『Apocrypha:The Legend of BABYMETAL』のブックトレーラーにも起用されている楽曲。日本公演では新曲を携えて新たな一歩を踏み出す。



■ YUIMETAL脱退に海外ファンも衝撃「本当に悲しい」「信じたくない」 「ORICON NEWS(2018-10-19 21:06)」より
/
3人組メタルダンスユニット・BABYMETALのYUIMETALが脱退することが19日、公式サイトで発表され、国内外のファンに衝撃が走った。

 BABYMETALのSNSでもコメントが殺到。国内のファンは「ここ数年で1番ショックな出来事…受け入れられるまで時間がかかりそう」「ある程度覚悟はしてたけど正式に発表されるとやっぱつらいな」「ゆいちゃん、ゆっくりでいいから、元気になってね」などと投稿。

 欧米でツアーを行うなど海外ファンも多いことから、英語などで「本当に悲しいです」「信じたくありません、でも私は彼女の幸運を願っています」「YUIは私の好きなメンバーでした。これからも応援しています」とショックを受けつつも、YUIMETALこと水野由結を応援し、幸せを願うメッセージであふれている。

 昨年12月2・3日の広島グリーンアリーナ公演を体調不良のため欠席して以降、BABYMETALの活動から離れていたYUIMETALはこの日、「しばらく欠席が続き、沢山の方にご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。何度も考え直したのですが、私はこの度BABYMETALを辞めさせていただくことになりました」と脱退を発表。

 「この決断でメンバーやBABYMETALを支えてくださっている方々にご迷惑をかけてしまうこと、申し訳なく思っております。そして、BABYMETALを応援してくださっているファンの皆様、悲しませてしまって本当にごめんなさい」とファンにメッセージを送った。

 今後の活動については「SU-METAL、MOAMETALを中心とした新たBABYMETALへと生まれ変わり、10月23日の千葉・幕張メッセイベントホール公演を皮切りに開幕する『BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN』から新体制をスタートいたします」としている。


■ BABYMETAL新体制についてのお知らせ 「BABYMETALオフィシャルサイト(2018.10.19)」より
/
いつもBABYMETALを応援して頂きありがとうございます。

昨年12月の広島公演を体調不良のため欠席して以降、活動をお休みしておりましたYUIMETALですが、本人の復帰への希望を受けて、メンバーおよびスタッフによる長きにわたるサポートを続け、ステージへの復帰を待っておりましたが、この度、本人の意向により「BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN」10月公演への出演を見送るとともに、BABYMETALを離れることとなりました。

今後はSU-METAL、MOAMETALを中心とした新たなBABYMETALへと生まれ変わり、10月開催の「BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN」より新体制でスタート致します。

これまでの活動を見守ってくださったファンの皆様への感謝と共に、新体制となるBABYMETALへの応援のほど宜しくお願い致します。


ファンの皆様へ 「AMUSEのオフィシャルサイト - 水野由結」

ーーーーー
◆ 【悲報】『BABYMETAL』のYUIMETALが脱退!今後は2人で活動へ 「はちま寄稿(2018.10.19 20:32)」より
/


■ ベビーメタルのユイメタル脱退 「水野由結として…」 「朝日新聞(2018年10月19日23時37分)」より
/
 3人組メタルダンスユニット、BABYMETAL(ベビーメタル)は19日、メンバーのYUIMETAL(ユイメタル、水野由結)さんがグループから脱退すると発表した。

 公式サイトによると、昨年12月の広島公演を体調不良で欠席してから活動を休止していたが、本人の意向で10月公演の出演を見送り、グループを離れることになったという。

 BABYMETALは2010年、アイドルとメタルの融合をテーマに結成。2枚目のアルバム「METAL RESISTANCE(メタル・レジスタンス)」は、16年に米ビルボードのアルバムチャートで39位に入った。米国の歌手レディー・ガガさんの北米ツアーで前座に抜擢(ばってき)され、海外の音楽フェスにも出演するなど国際的に活躍していた。

本人のコメント全文は以下の通り。

     ◇

 しばらく欠席が続き、沢山(たくさん)の方にご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。

 何度も考え直したのですが、私はこの度BABYMETALを辞めさせていただくことになりました。

 この決断でメンバーやBABYMETALを支えてくださっている方々にご迷惑をかけてしまうこと、申し訳なく思っております。そして、BABYMETALを応援してくださっているファンの皆様、悲しませてしまって本当にごめんなさい。

 もう1度ステージに立ちたいという強い思いもありましたが今も体調が万全ではないこと、そして以前からの私の夢、水野由結としての夢に向かって進みたいという気持ちもあり、今回このような決断をいたしました。

 BABYMETALとして、貴重な経験を沢山させていただき感謝しています。

 私は恵まれているなと感じる日々でした。みんなで笑ってひとつになれたライブ、楽しくて幸せな時間でした。

 またいつか水野由結として皆様にお会いできるように努力し邁進(まいしん)します。

 8年間本当にありがとうございました。

● ファンの皆様へ 「AMUSE 本人のプロフィールページから」


■ 顧客を怒らせ、敵に回す覚悟 「日経 xTECH(2018/05/24)」より
/
 「最近一番面白いと思っていることは何ですか」

 5月15日の夕方、あるコンサルタントからこう聞かれ、答えに窮した。肩書きは「研究員」である以上、「こういう分野のこの動きが興味深い」という説明を期待されていたはずだが大した話ができなかった。

 面白いかどうかは別にして最近一番驚いたことなら頭の中にはっきりあった。5月9日、筆者にとって大事件が起き、それ以降ずっと気にしていたのだが彼女には言いにくかった。

 大事件の内容それ自体が衝撃であったし、事件の前日である8日に大事件と関わりがあるコラムを偶然書いていたことに我ながら驚いた。

日本時間で5月9日に起きた大事件
 コラムは「プロジェクトリーダーには『待つ力』が求められる」という主旨のもので5月10日に公開した。

関連記事:「待てない、もっと早く」と言うべからず
 「待つ力」とは「待つという選択が将来において好影響を及ぼすことを見抜く力」である。コラムの中で「今はあえて動かずに待ち、然るべき時期が来たら行動する、そのほうが長い目で見ると大きな価値を生む。こう決められる力」と説明した。

 待つ力を持つ一例として、ある音楽プロデューサーに触れ、どちらかと言えばそのプロデューサーを褒めた。彼はアイドルグループ出身の20代の女性1人と10代の女性2人からなる3人組のマネジャーであり、3人組のコンセプト、彼女達が演じるストーリー、楽曲、ライブの内容、衣装などすべてを決めている。

 彼はとことん待つ人であり、したがってファンも待つしかない。だが5月8日、3人組の新曲と宣伝動画が久しぶりに発表された。コラムの中で「8日の夜9時過ぎに動画の再生回数は60万回を超え、世界中のファンがおそらく喜びのコメントを投稿している」と書いた。

 ところが翌9日、世界中のファンがプロデューサーと彼が勤務するエンターテインメント会社を罵倒し、糾弾する怒りのコメントを続々と投稿する事態になってしまった。

 10日に公開したコラムを8日に書き終え、9日に校正をしている時に事態の急変を知った。コラムを書き直そうかと思ったが、大事件で筆者自身、気が動転していたし、そもそも書き替えようがないことに気付き、そのまま公開した。

3人組が2人組になってしまった
 大事件は日本時間で5月9日午前11時ごろ起きた。3人組の世界征服ツアーの最初の公演が米国で開かれたが3人組のうちステージに現れたのは2人だけであった。世界ツアーの告知に使われた写真に3人が映っていたにもかかわらず1人の欠場について事前説明は無かった。

 ステージに現れなかった彼女のファンは多く、彼女見たさでチケットを買っていたファンは落胆し嘆き、一部のファンは激怒した。不在の情報は瞬時に世界へ広がり、事前に説明しなかったプロデューサーとエンターテインメント会社を名指しで非難する発言が続々とインターネットに投稿された。

 知り合いのIT企業経営幹部は米国公演を見に行くため成田空港に向かう電車の中で事件に気付き、「前向きに、ポジティブに、何があっても受けとめます」と電子メールを送ってきた。彼は欠場した10代の大ファンである。メールには「前向きに」と書いてきたが空港に着くと彼は午前中にもかかわらず酒を飲み始めた。出発直前に送られてきたメールには次のように書いてあった。「長時間のフライトの間、寝られるように準備しています。もっとも彼女のことを考えないようにする方が大きいかもしれません」。

 米国ツアー初日の公演内容も衝撃であった。3人組、ではなかった、2人組のライブは従来とまったく変わっていた。2人の衣装と髪型は一変し、冒頭から立て続けに新曲が4曲も披露された。演出も大きく異なり、女性バックダンサーが新たに2人登場、従来曲における振り付けも変えられた。

 ボーカリストの素晴らしい歌声と堂々とした立ち振る舞いはそのままだったが、それ以外は一見すると別物と言ってよい。1人の欠場で我を失ったファンはあまりの変わりように「私が見たかったものではない」「元に戻せ」「もう終わった」「二度と見ない」などと感情的な意見をインターネット上に書き込んだ。

「何があっても信じて待て」
 こういう状況下で「待つ力」の大事を説いた拙文を公開した。3人組ファンの知り合いは「記事の趣旨とは違うかもしれませんが復帰をずっと待っていたいと思います」とメールしてきた。別のファンは「何があっても信じて待てというメッセージに見えました。待ちます。が、そこに希望がないと挫ける人も出てくるでしょう」と書いてきた。

 確かに記事の趣旨とは違うし、そういうメッセージを書いたつもりはない。だが、事件の一報に接した直後、拙文を読むとそう読めなくもない。幸い、希望につながる報道がなされた。

 米メディアのALTPRESSは5月10日、“A spokesperson from the American mangement company representing BABYMETAL has confirmed Yuimetal remains a member of the Japanese pop/metal alloy act.”と報じた。欠場した1人は引き続き3人組の一員のままだと分かり、世界のファンは一応安堵した。

 報道によると3人組の「ストーリーラインは変更された」。確かに4月1日、公式サイトに今年の活動について語っているかのような動画が公開されていた。「語っているかのような」と書いたのは何を言っているか分かりにくい動画だったからだ。

 改めて動画を見直すと「3人組の話とは別の話がある」といった主旨のことが語られていた。プロデューサーとしては「必ず3人が登場するかどうか分かりません」と事前にほのめかしたつもりなのであろう。ただし動画を見てそう察知したファンがいたかどうか定かではない。

 当然というべきか、「あんな動画で分かるはずがない」と怒るファンが現れた。「メディアの質問に応えるだけではなく自分からステートメントを出せ」という意見も出た。それでも3人組の公式アカウントに「ただ前に進むのみ」という意味の一言が流されただけで3人組のうち2人もプロデューサーも所属会社も黙ったままであった。

 3⼈組のうち2⼈は⽶国各地でライブを続けた。「ひょっとしたら次の公演で本来の3人組に戻るのでは」と期待したファンが多かったものの米国ツアーの最終日まで2人だけがステージに立った。まさに「ただ前に進むのみ」をやり抜いた。

 それでも公演を重ねるごとにファンが投稿する意見の内容が変わっていった。「1人いないのは寂しいが新しいスタイルも素晴らしい」「聞き慣れると新曲はどれも抜群の出来」「バックダンサー2人は卓越しており応援したくなる」「バンドメンバーはいつも以上に頑張っている」といったように好意的な意見が増えた。さらに一箇所の公演が終わると地元紙などが3人組のうち2人を絶賛するライブ評を掲載、それらがインターネットに流れた。

 日本時間で5月21日朝9時、3人組のうち2人は米国のロックフェスティバルに出演、セカンドステージのトリを務め、米国ツアーを終えた。この段階になると新たなストーリーを歓迎する、あるいは認める投稿が大半を占めるようになった感がある。問答無用の力業で世界のファンをねじ伏せた恰好だ。

批判覚悟で変身を強行
 ここから先は推測になる。プロデューサーは確信犯で今回の変身に踏み切った。当初激しく非難されるのは覚悟の上だろう。こう言い切れるのは彼が以前にもファンを怒らせることをやったからだ。

 2016年、当初1日だけ予定されていた東京ドーム公演に追加公演をすると決めた。ここまでは良かったが、彼は初日に演奏した曲を2日目に演奏しないという暴挙に出た。どちらか1日しか行けなかったファンから恨みの声が上がったが2日間の東京ドーム公演の映像は3人組の代表作の一つになっている。

関連記事:50代を熱狂させる10代の「ぶれない強さ」
 3人組はまもなく3人とも成人し、従来の売り物であった「可愛いメタル」を演じ続けることが難しくなる。どこかでイメージチェンジを図らなければならない。そこに当面2人で活動せざるを得ない事情ができた。その事情を機会と見なし、一気に変えてしまおうと考えた。

 それにしても3人組を2人組に変え、世界征服の試金石となる米国公演でいきなり披露する。事前説明は意味不明の動画に留め、後は何と言われようとも沈黙を守る。これだけの賭けに出るのは相当な度胸と覚悟だと思う。

 顧客あっての商売ではあるがそれは顧客の言うなりになることを意味しない。今までの顧客を怒らせ、敵に回してしまう危険を冒しても、最終的に顧客を納得させ、さらに多くの顧客を獲得できればよい。

 テクノロジーに関わるビジネスにおいても同様である。企業向けのビジネスをしているとしよう。顧客企業の担当者が要求してきたことが顧客企業全体にとって不要であると判断できたら要求を蹴らざるを得ない。担当者が怒り「どうしてもやれ」と要求してきたら担当者の上司にかけ合うことになる。

 一般消費者向けのビジネスをしているとしよう。消費者の意見を聞き、それに基づいて製品を作ったのにさっぱり売れなかったという失敗がしばしば起きる。わざわざ消費者を怒らせる必要はないが期待を良い意味で裏切るくらいの製品を出さなければ勝ち残れない。

 だが「顧客を怒らせ、敵に回す覚悟」を決めるのは相当に困難である。無理難題を言う顧客の担当者の説得に向かった上司が腰砕けになり、「何とかします」と難題を引き受けて帰ってくる。斬新な仕様と意匠を備えた製品を開発したにもかかわらず上層部からあれこれ注文が付き、それらを反映していくうちに凡庸な製品になる。

 書き上げた文章を読み直したところ「当面2人で活動せざるを得ない事情」を説明していないと気付いた。実は今もって分からない。そもそも知りたくもない。3人組のうち2人による別のストーリーラインを当面楽しみつつ、3人組への「復帰をずっと待っていたい」と思う。


■ BABYMETALの女の子たちが幹大に関して発言することを許されるべきだ 【海外の反応】 「BABYMETALアンテナ(2018.1.11)」より
/
Taengoosundies
すぅの素晴らしい新しい写真がたくさんある。
幹大のことがあってから、女の子たちのことを考えないようにしてたんだ。
打ちのめされてるに違いないし。
バンドのメンバーが俺たちに考えてることをシェアすることが許されたのが嬉しい。
アミューズは、今回のすべてに対する女の子たちの反応に関する限り、どう対処するんだろうか。


KalloSkull
個人的に、もし彼女たちが幹大に関して話すこと、或いはインタビューされることは許されないと言われたなら、俺はマジで怒るね。
確かに、女の子たちの“キャラクター”を取り巻く芝居じみたものはたくさんある。
でも、そこはそういう芝居じみたものを受け入れるにはギリギリのラインだ。
女の子たちは、幹大と親しかった人たちと同じくらい打ちのめされてるに違いないし、おそらくある時点で自分の気持ちを言いたいと思ってる。
女の子たちだろうとバンドの他のメンバーだろうと、こういう状況で気持ちを述べることを許されるというのは、俺たちが感謝するべきだと感じるものでさえない。
それは全員にとって基本的な人権であるべきだ。
ごめん、まだ感情が高ぶってるんだ。
女の子たちが望むなら、幹大に関して自由に話すことが認められることを願おう。


  ronnie23ayala
  ↑君の言ったすべてに同意する。
  これに関して投稿するのは早すぎるかどうか考えてたけど、もし女の子たちが幹大に
  関してなんらかの声明を出さなかったら、俺はすげえ失望する。
  幹大はBABYMETALを成功させる上で大きな役割を担ったし、こういう状況で女の子たち
  がなにかを言うことを阻止する理由などあるべきじゃあない。


  Taengoosundies
  ↑同意する。
  だけど、当然分かってるように、アミューズは自分たちの商品を物凄く保護し、
  女の子たちの言うことややることをしっかりコントロールしてるってことだ。
  まぁどうなるか見てみようぜ。


  bogdogger
  ↑マジでアミューズは、会社の収益に損害を与えない限り、女の子たちの言うことを
  気にするとは思わない。
  パブリックイメージや、彼女たちが公で言えることややれることの管理は、KOBAの
  やることだと信じてる。
  文句を言ってるわけじゃないけど、もし女の子たちが公の場に、キャラクターではなく、
  おさげでもなく、普通の服で出る時があったら、“ハンドラー”なしで、自分たちの
  気持ちを話せると思う。
  でも、俺はその時を待ち焦がれたりしない。
  それに多分、女の子たちは幹大の家族に個人的に話したさ。


  Gasian_Gaond
  ↑KOBAはおそらく、彼女たちの現在のイメージにおいて巨大な役割を果たした。
  だが、そうするのにアミューズからサポートされてもいるとも思う。
  もし間違ってたら訂正してくれ。
  One OK Rockも、ある種の“メディア禁止令”があったような記憶があるんだ。
  彼らもPerfumeも、Twitterのアカウントなんて持ってない。
  彼らが過去に言ったことからも、アミューズはちょっとコントロールすることを
  示してるし、その戦略は上手くいってるように思えるから、近いうちにそれを変えて
  くるとは思えない。


  Facu474
  ↑One Ok Rockのメンバーは、ソーシャルメディアですげえアクティブだぞ。
  https://www.instagram.com/10969taka/?hl=en
  https://www.instagram.com/toru_10969/?hl=en
  https://www.instagram.com/ryota_0809/?hl=en
  https://www.instagram.com/tomo_10969/?hl=en
  そしてPerfumeは、BABYMETALのようにソーシャルメディアをやらないことはメンバーの
  選択だと断言する。
  もちろん、BABYMETALの場合は、すぅ、ゆい、もあの選択ってより、両親が影響してる。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


★ ベビメタ「私たちはひとつ」急死の藤岡幹大さん追悼 「Yahoo!news[日刊スポーツ](2018.1.10)」より
/
 女性3人組メタルダンスユニットBABYMETALが、5日に急死したギタリスト藤岡幹大さんを追悼した。

 BABYMETALは、自身のバックバンド(通称:神バンド)でも活躍した藤岡さんの死去を受け、SNSに追悼文を掲載。「BABYMETALの神バンドの『小さな』ギターの神がメタルの銀河で死去しました」と報告し、「私達は今頃彼がギターマスターのA.ホールズワースとともに最高のギターセッションを楽しんでいることを望みます。 私たちはひとつ ともに私たちはかけがえのないひとつ かけがえのないあなたよ 永遠なれ」と追悼した。

 藤岡さんの死去は、夫人が9日にツイッターで報告。「ギタリスト藤岡幹大が平成29年12月30日に天体観測中高所から落ち療養の最中、平成30年1月5日夜容態が急変し娘2人に見守られながら享年36歳で永眠いたしました」と伝えた。













Kazuki Sumino
2017/06/23 に公開

From Dusk Till Dawn : BABYMETAL LIVE - combination of good video and good audio -

ファンカムのうち映像がいいものと音声がいいものを組み合わせたものです。
コメントにもある通り、映像と音声のタイミングが少しずれています。私の環境ではこれが精一杯なので、ご承知おきください。



Mr. Jaytc tries to catch the lyrics on his blog.
If you can catch the lyrics of this song,
I want you to leave a comment on his blog below, please.
https://ameblo.jp/jaytc/entry-12286746099.html?frm_src=favoritemail




■ BABYMETALの姿に涙が止まらなくなるのDEATH! ジャズ・ピアニスト西山瞳が熱く綴る、3人の少女たちが挑んだ偉業の記録:BABYMETAL「LIVE AT WEMBLEY」 「MiKiKi(2016.11.22)」より
(※mono....前後略)
/
ABYMETALのコンサートに行ったり、何かイヴェントがあるごとに、得難い興奮に襲われ、勢いに取り憑かれたままブログを書くということを繰り返していたら、Mikikiから招集がかかりました(なぜか、アニメとアイドルで声がかかるMikiki)。

私のブログは、主に真面目なジャズ・リスナーの皆さんが見てくださっているので、〈西山さん、どうしてしまったんですか!?〉と言われることも、多々あります。
しかし、BABYMETALを体験するとですね、
〈私もメタル・レジスタンスしなければいけない……〉
と、キツネの神様に取り憑かれてしまうのですよ。
/
普段、アイドルやメタルに一定のイメージがあって、食わず嫌いしている音楽ファンにも、聴けばそのクォリティーの高さは、おわかりいただけるかと思います。ただし一瞬、少女の声や歌詞に戸惑いが起こると思いますが、BABYMETALの場合、最初に抱いた違和感はむしろその後で偏愛の対象になります。私がそうでした。

最初に私が気になり出したのは、YouTubeでライヴ映像を観て、バンドがちゃんとメタルで、しかも若くて上手いなと思ったところから。
そうするうちに、
〈ライヴ・パフォーマンスのクォリティーが、物凄く高いな〉
〈曲の作り込み具合が、ただのアイドル・ソングのレヴェルじゃないだろこれ……〉
〈歌、上手だな……良いな……〉
〈ダンスもキレキレだし可愛いな……〉
〈ライヴ行って聴きたいな……〉
〈ライヴのチケット欲しいから、ファンクラブがあったら入ろうかな……〉
〈(iTunesでダウンロードした後)なんだよこのミックス! 本気だ!〉
〈(盤で買い直して)これ、凄いモノ聴いてるんじゃない?〉
という流れで、現在に至っております(37歳女性)。
/
最初こそ、バンドのテクニカルな部分に耳を惹かれて聴き出したのですが、いまはもう、3人の虜です。
ライヴもすでに何度も参加していますが、そのたびにメイン・ヴォーカル=SU-METALの歌唱力に、プロ・ミュージシャンとして驚かされます。あれだけの動きをしているなか、MCもなくノンストップで歌っていて、終盤まで歌唱が崩れることも、歌唱のエネルギーが落ちることもない。また、YUIMETALとMOAMETALのダンスの運動量も相当なもの。BABYMETALを知らずとも、3人とも音楽やダンスの基礎体力が相当に高く、プロフェッショナルなトレーニングを積んでいることは、このウェンブリー公演の映像を観ていただくとわかると思います。
/
彼女たちのライヴにはMCがない、アンコールもない。ただ徹頭徹尾、音楽とパフォーマンスがあるのみです。普段から、一般的なファンクラブ(会報がある、本人のプライヴェートに近いメッセージが聞けるとか)もない、もちろん握手会もないなど、パフォーマンス以外の情報やファン・サーヴィスがほとんどないのです。それがいいんですよ。

リスナーは、コンサートまで飢餓状態にありますから、演奏が始まれば、その場の空気の一体感は物凄いことになります。3人の巫女と、〈水をくれー!〉と言う民衆との祈りの儀式のように見えるんですが、屈強なメタラーや男性ファンの上がりまくったヴォルテージを軽く凌駕するSU-METALの歌唱と圧倒的な存在感、YUIMETALとMOAMETALの可愛すぎる笑顔とキレキレのダンスに、私はなぜか涙が止まらなくなるのです……あ、間違った、止まらなくなるのDEATH!

10代の女の子の半年は、短いです。
この4月のウェンブリー・アリーナ公演は、今年行われたワールド・ツアーの最初のステージ。この映像を観ながら、ツアー最後の公演である9月の東京ドームでのパフォーマンスを思い返すと、半年でどれだけ成長したんだこの少女たちは……と、改めて驚いています。


■ BABYMETALの7つの美点 【海外の反応】 2016.12.10
/
今回は、BABYMETALの美点です。
でも、ひとつ引っかかるところがあるようで、その話ばかりになってます><
それでは、どうぞ。

BABYMETALの美点。
今からあげるのは、BABYMETALが普通のバンドではなく、これまでにないレベルの僅かなバンドのうちのひとつである理由だ。

(※mono....以下略)


BABYMETAL 「森ハヤシ先生、東京ドーム公演を見た感想を語る... 投稿者 babymetalfan

■ BABYMETALの三人が海外アーティストやファンから愛されている理由 「BABYMETALまとめDEATH(2016.7.31)」より
/
240: 2016/07/31(日) 03:25:27.03
BABYMETALの三人が素晴らしいのは、
鼻に付くところがない。
自然な笑顔、一生懸命さ、透明感だな。


243: 2016/07/31(日) 03:31:23.90
<<>>240
うん、間違いない
だから海外アーティスト達やファンにも好かれるんだろう

249: 2016/07/31(日) 03:36:35.46
鼻に付くところがないってのは凄い重要

だからBABYMETALは最高なんだよ

250: 2016/07/31(日) 03:38:01.96
Suは幼少期からエリート街道歩き続けて周りの大人やファンからちやほやされてるのに
ずっと性根がまっすぐなんだから天狗だのスターの自覚だのじゃなくこの謙虚さも一つの才能だと思うぞ

256: 2016/07/31(日) 03:46:00.80
<<>>250
天才が謙虚に努力するんだから敵なしだわなw

253: 2016/07/31(日) 03:42:20.27
人前でステージに立つ事なら小さいころからかなりの経験積んできてると思うけど
表舞台ってのがTV出まくる事ならそうかもね

257: 2016/07/31(日) 03:46:37.58
すーさんは五万人のステージの前よりスタジオのTVカメラの前の方が緊張しそう

260: 2016/07/31(日) 03:49:40.01
<<>>257
実際Mステは緊張しまくりがメイトにも伝わったからな
狐サインする手が震えているところを見たメイトは多い
あのSUがここまで緊張するとはと話題になった

258: 2016/07/31(日) 03:47:04.54
Mステの時が一番緊張してるもんなすぅさん

263: 2016/07/31(日) 03:53:53.76
可愛いじゃん 大観衆の前では糞度胸 TVカメラの前では子羊ちゃんとか


★■ 巷の「BABYMETAL論」は、ほぼ間違っている - この3人組は、なぜ世界で成功できたのか 「東洋経済(2016.7.30)」より
/
「海外に殴り込み、彼の地でもコンサートを成功させた歌手」「海外での好評を得て凱旋帰国した日本人アーティスト」――。こうした肩書きは、かつてインターネットが存在しなかった時代に繰り返し使われてきた。情報が拡散しにくい時代にあっては、海外で何かの実績を残したという事実だけでも、国内での売り込みに大きなプラスが見込めたからだ。

もちろん、中には本当の実績を残したアーティストもいる。しかし日本発のメタル・ダンスユニット「BABYMETAL」ほど大きな実績を残したグループ(プロジェクトと言ったほうがいいかもしれない)は、これまでに存在しない。

BABYMETALは、メインボーカルのSU-METALの歌を中心に、天使をイメージさせる女の子2人(YUIMETAL、MOAMETAL)が周囲で踊るアイドルグループだ。近年のアイドルグループと異なるのは複数の少女が合唱するのではなく、歌唱力のあるひとりを中心に立てたうえで、本格的なメタルミュージックのスタイルを踏襲したバッキング(伴奏)が当てられていることだ。

その様式は日本のエンターテインメント業界に根付いている“アイドルグループ”というフォーマットそのものだが、彼女たちは信じられないほど大きな実績を挙げている。

日本人初のワンマンライブが大成功


この記事をこのタイミングに、しかもアイドル業界とは何の接点もなかった筆者が書いているのは、彼女たちが4月2日から始まった欧州、米国を股にかけたワールドツアーを成功させた直後だからだ。

昨年の段階でロックミュージックの母国ともいえる英国でいくつもの賞を受賞していた彼女たちだが、今年はアジア系女性アイドルグループには厳しいと目されていた北米の会場でも軒並みソールドアウトを記録した。

彼女たちの海外での実績が作られたものでないことは、ツアー最初のライブイベントとなった英国ウェンブリー・アリーナでの日本人初となるワンマンライブで1万2000人(しかも日本から渡航したファンは500人程度で大多数が欧州のファン)を集めたことでも証明されている。このワンマンライブの模様は、7月31日にBS衛星放送局のWOWOWで初放送される予定だ。

ツアー開始直前に発売された2枚目のアルバム「METAL RESISTANCE」は、英国の総合アルバムチャートで15位、米国の総合アルバムチャートでも39位を記録したほか、各国のアルバムチャートを席巻した。米国でのトップ40入りは、坂本九の「Sukiyaki and Other Japanese Hits」以来53年ぶり2度目、という快挙だ。

その後、北米で快進撃を続けた。好きか嫌いかは別として、ロックファンならば「あぁ、あの女の子たちね」と認識するような存在になっている。メタルファンともなれば、奇異の目で見るアンチから熱狂的ファンまでが毎日のようにネットで議論を交わしているほどだ。

一方、この日本的アイドルグループというフォーマットが成功したのはなぜか、J-POPカルチャーを輸出するためのヒントにならないのか、といった文脈での議論も繰り返し行われてきた。

筆者もひとつの成功事例として昨年来、BABYMETALを取り巻くビジネス環境や議論に注目していたのだが、いまひとつシックリした仮説に出会えていない。もちろん、BABYMETALを生み出したプロデューサーのKOBAMETALに取材し疑問を直接ぶつけることができればいいのだが、取材を打診した4月以降、ワールドツアーもあってその機会を得ることはできていない。

KOBAMETALに話が聞けないとしても、なんとかBABYMETALについて深く分析できないものだろうか――。そこで企画したのが、純粋な音楽ファンとしてBABYMETALにハマっている3人の男性を集めての座談会である。

A氏は40代後半のオーディオ機器メーカー広報。学生時代からメタルバンドを聴きまくってきた、今もモッシュピット(ステージ前のスタンディングフロア)に突撃する生粋のメタルファンである。B氏は40代半ば。IT系マーケティング職で、こちらも学生時代からのメタルファン。しかしスタンディングで暴れるほどではなかったというが、前述のウェンブリー・アリーナのコンサートにも弾丸ツアーで参加するほど熱心なBABYMETALファンに変貌した。

C氏は50代前半、元ミュージシャン(ギタリスト)でありながらプログラマー、写真家という肩書きも持ち、座談会に参加したメンバーの中では唯一、自分の連載を持つライターでもある。

「逆輸入」と表現するのは誤り

この日、初めて顔を合わせた3人が声をそろえたのは「BABYMETALは逆輸入アイドルではない」ということだ。4月からの海外での快進撃を見て、それまで彼女たちを知らなかった層が注目しているのを「逆輸入と表現するのは誤り」と指摘する。

今年9月の東京ドーム公演はあっという間にソールドアウトし、翌日の追加公演も売り切れるだろう。しかし、2年半前(2014年3月)の時点で武道館を2日連続で満杯にした彼女たちを逆輸入と表現するのは、メディアとしてあまりに感度が悪すぎるとC氏は指摘する。「日本では小さな会場では入りきらず、ドームのような大会場でもチケットは取り合い。しかも今年のワールドツアーは3回目ですよ。一昨年はレディ・ガガのオープニングアクトに指名され、ツアーの最後にはドラゴンフォース(英国のトップメタルバンド)と共作した作品を発表。昨年、2回目のワールドツアーでは共演も果たしていました」(C氏)。

A氏も次のように指摘する。「2年前、英国で行われたフェスのSonisphere Festival UKでメインステージを大いに盛り上げ、このときの映像がYouTubeで広がり、メタルファンに拡散していったことが、僕らのような“アイドルファンではない”BABYMETALファンが急増するターニングポイントだったと思います。武道館のわずか半年後のことですよ。彼女たちは、もう何年も前に音楽ファンの心を揺らしていたんです」。

「当時、“メタルなんか聴いたこともなかった女の子に、大人たちが面白おかしくメタルで飾り付けをしただけ”などと酷評する声も多かった。しかし、彼女たちがBABYMETALを始めたのはローティーンですよ。メタルが音楽カルチャーとして定着している欧米を見ても、低年齢の女の子がメタルを理解できているほうがおかしい。そんなことではなく、結果としての彼女たちの実績を見るべきだ」(C氏)

さて、3人はそれぞれ、BABYMETALのどんな部分に注目したのか。

ファン歴が最も長いA氏は「“イジメ、ダメ、ゼッタイ(ファンの間ではIDZと略される人気楽曲)”がリリースされ、その2カ月後に最初のアルバムが発表された頃からメタル仲間のあいだで話題になっていました。IDZをパフォーマンスしているライブ映像をネットで見たらビックリ。アルバムのデキも素晴らしかった。メタルには本来、メロディアスな曲も多い。そこに“期待通り”のリフが重なり、曲の展開もメタルファンが想像するとおりに進んで行く。そこが気持ちいい」と話す。

A氏はBABYMETALファンになった理由をまとめ、社内報にまとめてレポートしたことがあるという。

  • 楽曲やTシャツデザインがヘビーメタルへのオマージュにあふれている
  • バックバンドに国内でも有数の超絶技巧派が集結し完璧なメタルの音を奏でている
  • ライブ中はMCなし、アンコールなし、進行はすべて映像コンテンツで物語を伝え、プロフェッショナルな歌・演奏・ダンスパフォーマンスに特化している
  • そして3人ともかわいい

期待どおりの音、リズムがそこにある


メタルファンとして、過去にもたくさんのメタルサウンドを用いた新しいバンドを聴いてきたA氏だが「そこには、所詮は色物しか存在せず、“本物のメタル“を感じることができなかった。しかし、彼女たちのやっている音楽はホンモノのメタルですよ。期待どおりの音、リズムがそこにある。そのうえで3人ともかわいく、父親的な視点で成長を見守りたくなったのもハマった理由ですね」と話した。

英国ウェンブリー・アリーナのライブに参加したB氏はBABYMETALとの出会いについて、次のように話す。

「武道館後、ワールドツアー前に行われたO-EASTでのライブが初参加でしたが、そもそものきっかけはIDZのビデオですね。流行に釣られてリンクをクリック。“なんじゃ、これは!”と。イロモノ扱いされがちですが、正面からズドンと殴られるような衝撃を受けたました。しかし、O-EASTでのライブに参加したら、もうこれがショーとして素晴らしい。もっと早くから知っていたかった、武道館ライブにも行きたかった、彼女たちの成長を見たかったと後悔したんですよ。同じような思いのファンは多いと思います。それからはファンクラブに入って、都合がつくかぎり欠かさずイベントには参加。でも、“時間をさかのぼって彼女たちを見たい”という気持ちは、今でも強くありますね」

海外公演にも参加してB氏が感じたのは、BABYMETALファン層の厚さだという。「日本でも来場する年齢層が10代からお年寄りまでいて、幅広いなぁと感じていたんですが、ウェンブリー・アリーナに行ってみると、まったく同じなんですよ。こんなに年齢層の幅、ファン層の幅が広いメタルのアーティストなんて過去に見たことがない。下は10歳、上は70代までライブに足を運んでます。BABYMETALファンという10歳の娘を連れてライブに来ていた英国人もいました。メタルの新境地を開拓している証のひとつじゃないでしょうか」。

元ミュージシャンのC氏は具体的にBABYMETALの魅力を語りながら、確かな実力を感じたからこそファンになったと語り始めた。BABYMETALの魅力には、かわいさも含めた“アイドルユニットとしての完成度の高さ”にもあるが、世界的に人気が広がっていったのは、SU-METALの声質と歌唱力の高さ、身体能力の高さがあるからだと指摘した。「BABYMETALはダンスユニットだし、彼女たちは“演らされてるだけだ”と揶揄されることも多いですね。でも、一線級のメタルバンドのフロントマンで、作曲、編曲、演奏までやってる人が何人いるでしょう? そんな些末なことではなく、ボーカリストとして、アイドルとしてのSU-METALの才能に注目すべきですよ」。

以下、やや長くなるがC氏が一気に語ったことをまとめて紹介する。

「BABYMETALの楽曲は、どれも難しいリフをたくさん取り入れて、リズムの取り方も難しいし、曲全体の構成も複雑です。でも、日本のスタジオミュージシャンは上手な人が本当に多いから、練習すれば十分にこなせるレベルです。海外ツアーを経験して、バックのKAMIBANDと呼ばれるサポート隊も進化しているんですが、彼らは換えが利く(交換できる)存在なんですね。しかし、3姫の交換はできない」

核は「SU-METAL」のボーカル


「そもそも、音楽としてのBABYMETALは、SU-METALが持っている歌唱力や身体能力、体格などを活かすことによって、その核となる部分が生まれてるんですよ。彼女をグループの中に入れると、ひとりだけダンスも大きく目立ってしまい、歌い出すとほかの子たちとのバランスが取れなくなる。それに対して、BABYMETALはSU-METALを中心に、ダンスでパフォーマンス全体を彩るYUIMETALとMOAMETALで構成され、SU-METALの魅力が最大限に活かされる構成になってます。もちろん、YUI-MOA2人のダンスやかわいさあってのBABYMETALなんですが、個人的には核はやはりSU-METALのボーカルですね」

「彼女の声は会場の奥にまでよく“通る”んですよ。脳みその真ん中に直接入ってくるような声。実際のライブは録音音源とは違って、特にメタルとなるとすさまじい爆音の中で行われます。ボーカルの音量も抑えめで、むしろオマケ的だったりするんですが、“がなり”も“ビブラート”もなしに、カーンとすっ飛んできて、クリアさや伸びやかさを失わずに胸に突き刺さる。こんなボーカリストはほかに知らないし、世界的に見ても希有な才能。バンドをやってきた人間なら、巨大なフェス会場でメタルバンドをバックにした爆音の中で、“歌を聴かせる”ことがどれだけスゴイかわかるはず。しかも、2時間のライブパフォーマンスで踊りながら、あの歌唱を維持できるんですから」

「加えて偶然とはいえ、3人共にそれぞれ違ったタイプの美女に成長して行ってる。これがブサイクだったら、結果は違っていたかもしれない。いろんな偶然が重なった結果が今のBABYMETALだけど、メインボーカルを中心にほかの2人やプロジェクトメンバーの才能によってチームの力が引き出されているという意味では、少し古いけどキャンディーズの21世紀進化版だと思う」

C氏は、ここまで一気に喋りきった。

なるほど。くしくも3人組アイドルのキャンディーズの元マネージャーが彼女たちの所属するアミューズの会長、というのも巡り合わせなのだろうか。

3人が口をそろえるのは「逆輸入アイドルではない」という点だけではない。注目を集めた時期がちょうどよかったことも、BABYMETAL成功の理由だと主張する。

 アイドルが入り口ではなかった、と口をそろえる3人。「音楽性とパフォーマンスのすばらしさがファンへの入り口だった」という。一方でアイドル的要素を受け入れられ、今ではBABYMETALの一部として素直に捉えているという「かわいさ」について、「もし、IDZのリリースとアルバム発表で話題になる時期があと1年早ければ、ファンになりそこねていた」という意見も一致している。

確かに、それ以前に撮影された映像は、いずれも幼すぎた。3人が少し成長し、SU-METALの女性ボーカリストとしてのキャラクターが確立し始め、2人の天使が舞うスタイルが一般男性層にも受け入れられるギリギリのタイミングで最初のアルバムが出た。そういう意味ではタイミングがよかったという見方もできる。

A氏は「自分はメタル側からBABYMETALのファンにエントリーしたと言っていますが、ではアイドル側の要素がないかというとそんなことありません。この2年半の成長はパフォーマンスの向上だけでなく、顔つきや背丈の変化など、ずいぶん大きくなったなぁ……という父親的視点も入ったりして感情移入していることも、継続的に彼女たちを応援している理由」と話す。

「あともうひとつ。確かにSU-METALのボーカルがバンドの核です。彼女の歌唱力や楽曲のよさ、サポートする演奏者の質の高さもあるんですが、それだけでBABYMETALは成立しません。SU-METALだけのグループではなく、YUI-MOAの2人あってのライブパフォーマンスなんです。武道館ライブの初日、YUIMETALがステージから2メートル下に転落。ダンスはMOAだけで曲を完遂し、次曲のIDZでは復帰して何ごともなかったようにステージをこなしました。この事件がきっかけになって、YUI-MOAの重要性、認知が広がってBABYMETALが3人であることの重要性が認識されたんです。だから、われわれは誰もYUI-MOAの2人を"添え物のダンサー"だとは思っていません」(A氏)

3人のトークはその後も盛り上がっていくのだが、このあたりで切り上げて、話をビジネスの話に引き戻そう。

BABYMETALの魅力は「ライブ」にある


一連の話を読んで、“BABYMETALの魅力はライブにあるのか”と気づいた人も多いのではないだろうか。YouTubeに掲載されているファンカム(ファンが独自撮影した動画)を見れば、日米欧を問わず、どの会場でもライブ会場、フェス会場ともにすさまじい盛り上がりを見せていることがわかるはずだ。

実際、“アイドルとメタルの融合”と言われてはいるが、BABYMETALは一般的なアイドルのように、適度なテレビ露出を繰り返したり、雑誌のグラビアでかわいさを訴求するといったプロモーションを行ってこなかった。純粋にYouTubeでのPV公開、楽曲の売り上げとライブパフォーマンスを中心に口コミなどで広がった。

確かに“様式”としてはアイドルなのだが、その人気の広がり方は一般的なアイドルとはまったく違う。

実際、アニメ、和食とともに、BABYMETALをエンターテインメントビジネス輸出の成功事例としてとらえ、J-POPカルチャーをマネタイズするうえで見逃せないという論点はこれまでもあった。実際、筆者もそこが興味の入り口だった。

しかし、今回、ファンへの取材を通じて感じたのは、BABYMETALの事例は“テンプレート化”が極めて難しいということだ。この事例はひとりの少女の才能を活かす過程で生まれた、偶然の要素が強いプロジェクトだったように思う。

一方で、エンターテインメントビジネス全体を見たとき、“モノからサービスへ”とコンシューマ市場におけるお金の流れが変化している中にあって、動画共有サイトやSNSを通じた新しいコンテンツビジネスの形を示しているとは言えるだろう。

消費者は実用品には最低限の金額しか支払わないが、エンターテインメント(娯楽)の値付けに上限はない。かつてソニーが成長した理由は、家電の技術をエンターテインメントに応用したからだった。しかし、エンターテインメント製品が当たり前の存在となり、さらにスマートフォンに多様な価値が集約されたことで、可処分所得の行方として相応しい分野ではなくなってきた。

高級テレビやオーディオ機器に50万円を支払っていた消費者は今、1万円を使って食事会や美容、健康サービスなどに所得を消費する。極論だが贅沢な一品を買うよりも、50回の食事会に参加したほうが持続的に満足感を得られる。昨今、美容、健康、音楽ライブ、食事などが盛り上がってる背景には、消費者の“エンターテインメント”に対する捉え方とお金の使い方の変化がある。

日本だけの潮流ではない


しかも、この流れは日本だけで起きているわけではなく、グローバルでの大きなメガトレンドだ。CD売り上げの低下と交錯するように、ライブでの売り上げが増加しているのである。こうした背景を考えれば、ライブパフォーマンス指向が極めて強いBABYMETALは、現代の音楽ビジネスがその形を変えていく中、新しい時代に完璧にフィットする形で活動していたことがわかる。


すなわち、メディア露出で売り込み、大量の物販を通じてビジネスを成立させるのではなく、露出を制限してライブパフォーマンスに人を動員することにフォーカスしたことが、BABYMETALの国内での成功、そしてその後の海外での大成功、凱旋といった現象につながっていったのではないだろうか。

もちろん、彼女たちが今後、どこまで成長するのか、どこまでプロジェクトとしてのBABYMETALが続けられるのか。おそらくBABYMETALの生みの親でさえ想像できていないのではないだろうか。

話をきいた3氏は、いずれもBABYMETALというプロジェクトは終わってしまうのではないか……と毎年のように心配していたという。武道館で2日間のライブを成功させ、海外ツアーに出かけて大失敗して帰るパターンもあったかもしれない。3人が成長し、成人になったときにBABYMETALが続けられるのだろうか、という心配もあるようだ。

YUI-MOAの振り付けは小柄な少女向けに作られており、あの激しいダンスパフォーマンスを成長後にも続けられるのか?といった具体的な心配事もファンの中にはあるという。

しかし、ライブでのパフォーマンスは、CDや音楽ファイル配信とは異なり、コピーが蔓延しにくいうえ、簡単に真似もできない。

B氏が話していたように「武道館ライブのときに、彼女たちを知っておきたかった」と思っても、もうそのライブに参加はできない。こうした参加型イベントで、強烈な存在感をグローバルで示しているBABYMETALは、今後しばらくは活動と成長をやめることはないだろう。

世界中どこの国でも日本語で歌う


「その日はいつか来るとは覚悟している」という3人だが、C氏は次のように話した。「世界中、どの国のフェスでも彼女たちは日本語で歌い、会場を沸かせている。日本語で会場を盛り上げられるワールドクラスの歌手がほかにいるだろうか? BABYMETALというプロジェクトが終わるときが来たら、SU-METALはトップクラスのバンドからボーカリストとしてのスカウトが来るはずだ」。

先日、米国でAlternative Press Music Awardsの授賞式が開催された。このときBABYMETALは惜しくも受賞を逃したのだが、授賞式イベントではBABYMETALとロブ・ハルフォード(“メタル”というスタイルの元祖を作ったと言われるJudas Priestのボーカリストで“メタルゴッド”の愛称で知られる)が共演。SU-METALと共にメタルの神がヒット曲を歌い、YUI-MOAの2人がミニギターを演奏するパフォーマンスを成功させて話題を呼んだ。

ライブでのパフォーマンスを人気の源泉とする彼女たちの進化には、まだまだ先の物語があるようだ。

■ 【ネットニュース】 BABYMETAL、英紙の取材に答えたKOBA-METALのインタヴューが掲載に 「ベビメタだらけの…(2016.4.10)」より
/
今回、KOBA-METALは英『ザ・サン』紙の取材に答え、プロデューサーの視点からBABYMETALについて語っており、イギリスでの大きな反響については次のように語っている。

「僕たちの最初のイギリスでのライヴは、2014年のソニスフィア・フェスティバルだった。そこからザ・フォーラム、ブリクストン・アカデミーなどでもライヴをやったことがある。だけど、その当時から考えてまさかウェンブリーでライヴがやれるとは想像もしなかった。ロンドンはもはや第2の故郷だよ。
僕たちにとってウェンブリーでの公演は、日本以外では初のアリーナ公演だったんだ。そして、ウェンブリーで演奏した最初の日本のグループが僕たちだと思う。本当に大成功だったし、名誉なことだよ。
そして、僕たちのニュー・アルバムがUKチャートの週の中間売り上げで7位を記録するなんて本当にすごいしBABYMETALの将来が本当に楽しみだ」
また、BABYMETALはどのように「メタル」なのか、という質問には次のように答えている。
「僕は物心ついたときからずっとメタルのファンだけど、メタル・シーンは徐々に衰退している気がするんだ。まあ、衰退はしていないとしても、停滞しているよね。マンネリ化してるような感じだよね。
僕の大好きなヘヴィ・ミュージックと、日本の音楽シーンの主流であり常に人気の高いポップ・ミュージックを融合させたらどうかと思い、BABYMETALを2010年に創ったんだ。新しい音楽のジャンルとしてね!
ドイツのメタルとも違うし、スカンジナビアや南米のメタルとも違うし、世界中のどんなメタルとも違う。
ひと口にメタルといっても、皆やっていることは少しずつ違うんだ。BABYMETALは新しいジャパニーズ・メタルの形の1つだけど、人々がどのように捉えるかは、その人次第だよ。
メタル・シーンは宇宙のようなものだ。太陽があって月があって、様々な異なった神々がいて、宗派がある。BABYMETALも、その中の1つに含まれていると思いたい」



※mono.--感動的なレビューでした。
■ BABYMETAL WORLD TOUR 2016 in The SSE Arena, Wembley @ UK(Live Viewing) - 「たとえ世界がひとつにならなくても」 「たけうちんぐダイアリー(2016.4.3)」より
(※mono.--前半大幅に略、是非詳細をブログ記事で)
/
BABYMETALは“メタルで世界をひとつに”という壮大なテーマを身に纏うことになった。
でも正直、世界はひとつにならなくていい。「なってほしい」その願いこそが、「なるために」そこに向かうことこそが重要に思う。
“自分との戦い”の決着は世界が決めることではない。己自身が一歩でも進むことでその景色は変わり、世界が変わる。世界はいつだってこの目で見る景色でしかない。規模が小さくても大きくても、それは変わらないのだろう。
この日のBABYMETALにはそう教えられた。

世界各国のヒットチャートを賑わそうが、前代未聞の記録を更新しようが、いつまでも根強く残る場所は人の心の中だ。
一過性のものや刹那的なものに興味はない。 そこで目にしたものは“自分との戦い”がテーマの後世に語り継がれるべき優れた作品であり、強烈な映像体験だった。
この日のライブは海外の人が9割を占めていたそうだが、その中に小さなお子さんの姿もあった。YouTubeやTwitterに投稿されたその姿はどれも、日本から来たヒロインに熱狂し、恋焦がれている様子だった。
中でも、クリスマスプレゼントにチケットをプレゼントされた姉妹が印象的だった。チケットを手に取った時は発狂レベルで大喜びしていたが、ライブになると一瞬でも見逃してたまるものかと言わんばかりに真剣に鑑賞する姿が微笑ましい。

  • Babymetal christmas (headphone warning) - ウェンブリーのチケットを貰って大喜びする姉妹
  • Babymetal bliss - 真剣にライブを鑑賞する姉妹

そして、BABYMETALの魅力を表す写真として何よりも広めたいのが、Twitterに投稿されたこの一枚。



■ BABYMETALの世界的“熱狂”はどこまで広がる? 新作『METAL RESISTANCE』までの歩みから読む 「Real Sound(2016.4.8)」より
(※mono.--前半略)
/
 『METAL RESISTANCE』の初回生産限定盤ジャケットでは、漆黒の背景に黒装束を身にまとった3人の姿、そして、対照的な金色に輝きを放つユニット名とタイトルが並ぶ。通常盤も同様にまぶしいほどに金色に輝くBABYMETALのロゴが光るが、これは、メタルの世界を知るために挑んできたこれまでの軌跡を経て、「自分たちが光をもたらすんだ」という決意に思えてならない。

 その象徴となるのが、最終曲の「THE ONE」である。新たな物語のはじまりにも、逆にひとつの物語の終焉にも捉えられるミステリアスな楽曲だが、遠く彼方へ旅立つような壮大なメロディに乗せて歌われるのは、人びとがひとつにつながる光景。メタルで「世界をひとつに」というのは、BABYMETALが掲げてきた命題でもある。事実、2016年の初陣を飾ったウェンブリー・アリーナ公演では、Zepp DiverCity Tokyoでのライブ・ビューイングの光景が現地に生中継され、まさに国境を超えてファンがひとつになった。

 誇りをもって世界へと羽ばたいたBABYMETALは、どこまでその熱狂を広げていくのだろうか。その未来はメタルの世界を司る神“キツネ様”のみぞ知るところではあるが、少なくとも、3人の少女と神バンドによるステージを求める声は、もはや日本語や英語だけでなく、世界中の多様な言語で発せられている。国内外からは、東京ドーム公演での”終焉”を危惧する声もあがっているが、メタルの世界を超高速で駆け抜けてきた彼女たちのステージに、そもそも刹那的な輝きを見出しているファンも少なくないだろう。常に、ある種の“覚悟”を胸に秘めてステージを見届けることが、BABYMETALの魅力を最大限に味わう方法かもしれない。


◆ BABYMETALウェンブリー公演を英紙ガーディアンが絶賛(★星5 / 5の評価) 「べビメタだらけの・・・(2016.4.5)」より
/
[The Guardian] BABYMETALウェンブリー評
BABYMETALレビュー — Jポップ・ティーン・メタラーが大人に

フィル・モングレディアン(2016年4月3日)

星5 / 5

ウェンブリー・アリーナ、ロンドン
これまでで最大の英国の会場で、シュガーポップでちっちゃなアイドルたちが、自分たちはギミックではなく、使命を帯びた非凡なメタル・バンドであることを証明

デビル・ホーンは、ヘビーメタル崇拝の普遍的なシンボルだ。指と親指を合わせて鼻を作ると、この手ぶりが、フォックス・ゴッドに対するBABYMETALの寺院で掲げるキツネの影絵となる。バンドによれば、フォックス・ゴッドは、世界と分かち合う音楽を自分たちに届ける存在だ。今夜、このシンボルは、一時間半以上にわたって、筋骨たくましいメタルヘッド、幼児、そしてカワイイ女の子たちによって高く掲げられた。

2014年に、BABYMETAL熱が英国に達し、ロンドンのフォーラムにおけるヘッドライナー・ショーとして上陸した。昨年、バンドはブリクストン・アカデミーへと階段を上り、そしていま、誰もが信じられないことに、ウェンブリー・アリーナを人で一杯にした。チュチュを着た3人の十代の少女たちがフロントに立つメタルJポップ・バンドをどんなものか確かめようと好奇心と新規さは過ぎた。これは単なるメタル・ギミックではない。これは本格的で非凡な存在なのだ。

BABYMETALのセット自体が、ものすごい灰色の教会であり、少女たちは垂直に上昇するプラットホームに乗って、"Babymetal Death"のときの声の中へと上がってくる。登場から数秒のうちに、BABYMETALは歓声とサイバーゴスの狂乱、そしてBABYMETAL独自のヘッドバンギング—ポニーテイルが繊細に振れ、前後にゆれる振り子—へと入り込んでいった。

発売されたばかりのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は、ケープをまとったバンドメンバーのスゥメタルによるソロ・パワー・バラードを含む多くの新しいマテリアルを与えてくれる。それはスピード・メタルを間奏曲にしたユーロビジョン、それも想像できる最高の形によるものだ。セットの後半では、ナレーション画面が、ユイメタルとモアメタルがダース・ベイダーによってダークサイドに落とされてしまったと告げる(そうならない理由がないよね?)

もはやばからしいと思えるものは存在しない。バンドはタイトであり、泣きのソロやブレイクダウンのためのスポットライトが当たる時間も十分にある。この自由なスペースと制作予算、巧みなダンス・ルーチンとトラップからバブルガム・ポップまであらゆるジャンルの融合が完璧な意味を持つ。このグループはアイドル文化の真正の産物であり、汚れのないそれぞれの少女が、私たち12,000人が崇拝するためにそこにいたように、私たちを見るためにそこにいたのだ。涙を浮かべた男たち一人一人から、崇拝の念がわき出ていた。

グランド・フィナーレ:ファンに囲まれ、きらめく三人の少女は、通路の外れで回転する。これは幸福感に満ちている。メタルを世界に届けるというBABYMETALのミッション・ステートメントは、どのライブ・ショーでも繰り返される。日本にもライブ・ストリーミングされたこのショーの会場、非メタル・ファンの存在、そして少なくとも10カ国の旗を考えると、BABYMETALは近づきつつあるように思える。メタルへの抵抗は無意味だ。


/
707: 2016/04/05(火) 14:04:33.33
ガーディアンのアルバムレビューの方を読んだけど良く分かったわ。
要はジャンル破壊が一番の評価ポイント。
既成の概念に囚われない自由さ・斬新さがいいと。
だから形式に嵌ったNRNRは退屈と評され、英語詞のTHE ONEも良くないとハッキリ書かれてる。



◆ BABYMETALの2ndアルバム「METAL RESISTANCE」を聴いた結果!! ←メタル板の反応 「べビメタだらけの・・・(2016.3.31)」より
/
237: 2016/03/29(火) 21:21:48.39 et
うーん、でも
なんか、音が上品すぎるかな
NU-METALだな

249: 2016/03/29(火) 22:12:50.00 et
この程度って言う奴がよく1st聴けたなw
1stがもし存在しないでこのアルバム初めて聴いたら度肝抜かれるレベルだと思うけども

ちょっと高レベルなもの求めすぎじゃね

267: 2016/03/29(火) 22:53:22.34 et
2周目終了
やっぱりSis.Angerの超絶デスに今までにない汚い歌詞
最高だ
蒼星とTales~The Oneの流れもいいし
これ普通にラウパ持っていけるだろ

270: 2016/03/29(火) 22:56:41.20 et
アモーレは打ち込み丸出しだよな


272: 2016/03/29(火) 23:34:19.94 et
シンコペーションイントロはなぜかこれが思い浮かんでくる
視聴即買いした思い出


287: 2016/03/30(水) 03:06:08.73
なんか全体にガチャガチャした曲ばっかり
グルーブを失ってしまった ウェンブリー大丈夫か?
心配を通り越してこわくなってきた


289: 2016/03/30(水) 03:35:16.45
提供曲集めたプロジェクトCDとしては凡作だな

296: 2016/03/30(水) 07:54:45.89
karateとThe Oneはベビメタの本質からは
外れてるんだよなぁ。リードトラックの
選択間違えたんじゃないか。


297: 2016/03/30(水) 08:43:26.04
今回はアイドルソング色が薄いね
全体的にドラゴンフォースっぽいやり過ぎ感がある
悪くないんだけどカワイイメタルをもう少し聴きたかったな


299: 2016/03/30(水) 09:26:06.96
ベビメタの本質って何?


300: 2016/03/30(水) 10:05:21.23
<>299
かわいい×メタル

GJでいよいよクラウドサーフ解禁かなあ。
この曲で次から次へとサーフしてくと凄い光景になるよな


301: 2016/03/30(水) 10:40:02.10
本質なんかねーし
ずーっと手探りでやってる


302: 2016/03/30(水) 11:03:34.25
ベビメタらしさって、音楽+ライブで完成されるものじゃない?
振り付けを見てこそカワイイメタルになる

346: 2016/03/30(水) 21:14:20.11
シンコペーションはV系のケツを蹴り上げたよ
SU−METALの一番おいしいところが出てると思う
意外にも?ああいうのがハマるんだな
お耽美に演ってる場合じゃないってV系ボーカル


347: 2016/03/30(水) 21:25:17.61
<>346
確かに。
V系ボーカルのへなへなした歌い方は俺には合わない。
正統派の声の出し方でこういう曲を歌い上げたSU-の凄さか。
だがそれだからこそやっぱり歌の録り方がもったいない。


■ BABYMETALに否定的な意見 翻訳 海外の反応 「天然らくだ(2015.1.20)」より
/
以下訳

BABYMETALを聴いてるとパイプカットしたくなるね

日本という国は多くの異様なものがあることで知られている。奇妙なテレビショーや変態ゲームをしているポルノ。メディアが衝撃的なニュースを求める時は、日出ずる国の俺たちの友人をあてにすることになる。

俺はしぶしぶBABYMETALのダンスを見てみたが、彼女たちは恐ろしいほど厳しく演出されている。(これはいい意味で言っているのではない)三人の少女がつくりだすバブルガムポップの世界を、メタルの地獄のくぼみに連れていく。結果的に、残念ながら本当にひどい出来になっている。二年前ぐらいにこのバンドの事を聞かされてから、一度も気に入ったことはない。

彼らのメタルは翻訳すると失われちまうね。俺は彼女たちが日本で信じられないほど人気があることがうれしい。だが、ここ北米では目新しさ以上のものはないだろう。

ポップスのファンは”デスの核の部分”には近付かないだろう。
本物のメタルヘッズはこんなものには小便をぶっかけるだろうね。

これはとんでもない失敗作だ。俺が今までに聞いたどんなメタリカのパロディバンドよりも最悪の出来だ。

以下コメント

  • 私は素晴らしいと思うけどね、なんだかんだメイドインジャパンなんだから...

  • BABYMETALについてもう少し真剣に考えてみなきゃいけないと思うよ。カンニバルコープスはほんとに悪魔的なのかい?アリス・クーパーのショーは単に”厳しく演出されたもの”ではないかい?俺は君のスタンスがわからんよ。
メタリカの”エンターサンドマン”やオジーオズボーンの” Bites Bats Head Off! ”はどうなんだい?あれは...本物のメタルってことでいいの?

  • 2014年3月28日にBABYMETALはituneのロックチャートでトップになり、ヨーロッパツアーのアナウンスがされ、ほかにもなんやかんや。
誰かさんがものすごくバカに見えるよ。

 -そうだね、人気ってのはそれの品質を測るものなんだね。へへっ。お前の中ではそうなのかもな。

  • 同意できんな。BABYMETALは最高だろ?多くの奴らがBABYMETALを悪にしようとかなり時間を費やしてるのは明らかだ。80年代にメタリカとスレイヤーを聴きまくったのと同じくらい、今はBABYMETALを聴きまくってるよ。

  • 俺はマジでBABYMETALが好きだけどね。それにマジでライブも見てみたい。俺のお気に入りのグループは、ヴェルサイユ、ラムシュタイン、カタトニア、スリープ、 Eisbrecher、エヴァネッセンス、 ミニストリー、アイアンメイデン、 ナイトウィシュ、こんな感じ。

  • メタリカのパロディバンドよりもひどいってどういう意味なの?

  • 俺は50年ぐらいメタルを聴いてきてる。お気に入りのバンドは、デス、 エンペラー、 スレイヤー、ディーサイドだね。ほかにもオールドスクールなデス/スラッシュメタルバンドも聴く。(歌詞は戦争や、連続殺人者、アンチキリストについてのもの)自分では本物のメタルヘッズだと思ってるよ。だが俺はBABYMETALがとんでもなく好きだね。

補足

バブルガムポップ:明るいサウンドのプレティーンやティーンエイジャー向けに作られるポップ・ミュージックのジャンル

(※mono.--以下メタルバンドの紹介記事は略、詳細はブログ記事で)


■ BABYMETALとフィンランド 「文書の形(2015.8.7)」より
/
「もし君が本当にメタルでありたかったら、ルールなんか気にするな。君が本当に気にしなければならないのは、この宇宙で最も凶悪で、最もいけてる、くそ野郎のことだ。そう、それがBABYMETALだ」

BABYMETALとフィンランド
BABYMETAL
「もし君が本当にメタルでありたかったら、ルールなんか気にするな。君が本当に気にしなければならないのは、この宇宙で最も凶悪で、最もいけてる、くそ野郎のことだ。そう、それがBABYMETALだ」
Redditに、フィンランドの「The Magic of Metal」というメタルサイトで、BABYMETALのアルバムをレビューしたのが紹介されていた。


レビュアーは、Teresa Hopkinsという人である。名前からすると女性だ。

これが、なかなか良くできている。さすが、ヘビーメタルが盛んな北欧の国らしい。私は冒頭にあげた部分が気にいっている。もちろん、これは最高のほめ言葉だ。これはEric Richardsという人物のコメントを引用したものらしい*1。

この記事は既に日本語訳されていたのだが、明らかに急いで訳したとみえ*2、妙なところも多い。たとえば、著者は女性であるのに、地の文に男言葉を使っている。

そこで、自分で訳してみた。なお、曲目リストや演者リストなどは省略している。また、全体がかなり長いので、私のかってで、小見出しをつけた。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


■ チェコのメタルサイトがBABYMETALと日本人を侮辱した記事を掲載 【海外の反応】 「BABYMETALIZE(2016.3.10)」より
(※mono.--前略)
/
なぁ…、俺はBABYMETALがファッキン嫌いだ。
記事全体がそれでお仕舞いでも、俺は満足出来たね。
だが、これについて10以上の言葉で書かなければならないって言われたんだよな。
だから、OK、俺はもっと書くし、きっと俺はなんで俺がマジでBABYMETALを嫌ってるかをおまえらに伝えるわ。

おまえがこのアクトのことをよく知ってるかどうか分からねーんだ。(意図的に“バンド”という言葉は使わねえ)
もし知らないなら、一端読むのを止めて、下にあるギミチョコのビデオを観てくれ。
終わったら、読みに戻ってくれ。
ビデオを観終わってからか、吐き終わってからな。

(※mono.--動画略)

/
(※mono.--中略)
/
俺は、BABYMETALの音楽やビジュアルを分析するのは御免だね。
俺の目と耳は、この完全に唾棄すべきものから害を与えられるだけだ。

(※mono.--中略)

/
メタルの始まりから、常に彼ら自身の演奏、歌詞、リフとかそんなもんがあったんだ。
それらすべてを持って、メタルバンドを形作るんだ。
彼らは自分の曲をプロデュースするから、メタルバンドのメンバーを俺は称賛するし、それはアートだ。
だが、この女の子たちはなにをやってんだ?
なんにもやってねえ。
クソが。
彼女たちは振り付けと歌詞を記憶してるだけだ。
全てが、どっかのタレント事務所によってまとめられてるんだ。
そいつらはスタンダードな例に従ってるが、超ムラムラしてるオ○ってる奴らだ。
彼女たちのやらなければならない全てのことは、出来る限り凄くてKawaiiく見せ、出来る限り多くのペ○を釣ることだ。
俺はそんなもんを受け入れられねえ。
これはメタルバンドじゃあなく、良いマーケティングをする集団だ。

(※mono.--中略)

/
“Buttoners”っていう映画を観たか?
ストーリーの最後の部分で、子供たちの集団が、1945年に広島に原爆を落としたアメリカ人の爆撃機のパイロットを喚問するんだ。
子供たちは、彼がどれだけの人たちを殺したのかを話した。
この幽霊のパイロットは、それを聞いた後に明らかに打ちのめされて、ラジオ局に行ってリスナーを呼び出して許しを請う。
まぁ、俺は思うんだ、もし彼にBABYMETALを見せたら、喜んで日本にもうひとつの原爆を落とすだろうなって。
OK…、ちょっときつかったかもな。
じゃあな。

(※mono.--後略)



(※-Wembley公演の模様をセトリ順に並べてみた。)
(※2016.4.4記:昨日載せたのだが、一日経ってすでに消されている。)


BABYMETAL - BABYMETAL DEATH Wembley 投稿者 J-Shock



BABYMETAL - Awadama Fever Wembley 投稿者 J-Shock



[Wembley Arena, London 160402] Babymetal - いいね! 投稿者 rifkysutanto



BABYMETAL - Yava Wembley 投稿者 J-Shock



BABYMETAL - Akatsuki Wembley 投稿者 J-Shock



BABYMETAL - Catch me if you can Wembley 投稿者 J-Shock



BABYMETAL 「GJ!」 WEMBLEY April 2nd,2016 投稿者 babymetalfan



Babymetal - Meta Taro (Wembley Arena, April 2... 投稿者 Aphrodite444


(※ー『4の歌』みつからず)




BABYMETAL- AMORE Wembley 投稿者 J-Shock



Babymetal - Megitsune At The SSE Arena, Wembley... 投稿者 news-goal



BABYMETAL Live in Wembley ~KARATE~ 投稿者 MSDCF0416



BABYMETAL - Ijime,Dame,Zettai Wembley 投稿者 J-Shock


(※ーWembleyでは見つからず↓)

BABYMETAL - Gimme chocolate!! Frankfurt... 投稿者 rararata1



Babymetal The One (English) live at Wembley 02... 投稿者 bitsnbobs



BABYMETAL - Road of Resistance Wembley 投稿者 J-Shock


■ 海外「史上最高のライブだ!BABYMETALのウェンブリーアリーナ・ライブの完成度に、現地ファンは大歓喜!」 「海外の反応|マグナム超語訳!(2016.4.3)」より
/
見事、日本人初のイギリス・ウェンブリーアリーナでのライブが無事大成功に終わったようです。また歴史を作りましたね。本当にお疲れ様でした!


セットリスト:
BABYMETAL DEATH
Awadama Fever
Iine!
YAVA!
Akatsuki
GJ!
CMIYC (w/ extended Kami-band intro)
Doki Doki Morning
Meta Taro
4 no Uta
Amore
Megitsune
KARATE
I,D,Z
Gimme Chocolate
THE ONE (English ver.) (with video intro)
Road of Resistance

以下、海外の反応
  • スロバキア|極上のライブだった。音、照明、もちろん君たちも。+6

  • イギリス|信じられない夜だった。でも君たちはいつだって最高だけどね。ウェンブリーに来てくれてありがとう。+13

  • アメリカ|超良かった!米国から飛んでったよ。今回が初ベビメタだったが...払った分の価値はあったよ!!

  • イギリス|The Oneで涙が出て、RoRでサブイボでたよ。

  • ドイツ|君たちと神バンドはホント凄かった! なんて豪勢なパフォーマンスなんだ! またケルンで会うのが楽しみだ! 移動に気をつけて、ちゃんと休みなよ! +4

  • イギリス|驚きました! マジで私が観に行ったライブで一番ですし、初めての日本人のライブでしたが、100%また行きます。また美しいあなた達に会えるといいのですが。またUKに戻ってきてね。みんな愛してます。+5

  • ほんと驚くほどの才能です。こんなに若いお嬢さんなのに。ダンスの動きや歌詞と、豪華なメタルサンドで大変楽しめましたよ。フォーラムのライブはグレートでしたが、今夜はアメージングでした +2

  • イギリス|ソニスフィアで初めて見て凄いと思ったし、今でもそう思ってる。Karateが新たなお気に入りだね。神バンドも最高だし、彼らみたいに演奏したいもんだ!+4

  • とても良かった。でもあまり良くない点はチケがソールドアウトじゃなかったことと、いくつか音響の問題があったこと。でもライブは面白かったし、彼らのパフォーマンスは期待通りに一流だった。

  • 他のウェンブリーに行ったことあるやつに聞くけど、客はどんな感じだった?

  • 十分いい感じだったよ。Steel Panther + SkindredとかNightwishほどとまでは思わないけど。でもSlipknotやFive Finger Death Punchよりは断然良かったと思う。

  • オレは他のベビメタのライブと同じ感じだと思った。後ろの方は結構退屈そうにしてたけど、前は本当にノリノリだった。だからオレにとっては、ベビメタのコンサートは前列がマストなんだ。


  • 完売じゃなかったのが殘念だが観客が素晴らしかったし、もちろん彼女たちと神バンドも。若い男女が沢山いたし、元気をもらったよ。

  • 会場の後方席にいた私の感想:
少女たちは本当に立派だった。照明とステージは本当に良かった。きっとこのDVDは素晴らしいものになると思う。ずっと後ろにいても見事な光景だった。が音にはガッカリしたと言わざるを得ない。多分自分がいた席が特に酷かったのかも。観客に活気がなかったってコメがあったけど、そうだね、もっとかなり盛り上がるかと思ってた。ライブ前半はかなりの客が眠そうだったが、最後はみんなかなりノってたっと思うよ(4の歌で目が覚めたと思う)。でもThe Oneでファンたちが国旗振ってたのが素晴らしかったな!

曲が新旧とてもよくバランスが取れてたのが良かった。Black Babymetalはダークサイドに落ちたってくだりで、かなりウケてたよ(Angry Sisを期待してたけど、4の歌だった)。ライブ終了後、感動して泣いてた10代後半の女の子がいたけど、席を離れずにじっと座って泣いてた。それにはグッときたね。

  • イギリス|驚異のコンサートをありがとう! 超楽しかったし曲がとてつもなかった。We are Babymetal! +2

  • イギリス|今日は偉大な夜になった。彼女たちが存在してくれて本当に感謝してる。彼女たちの最後の言葉に超感動した。スーとユイとモア、あと後ろの4人の才能あふれるミュージシャンたちへ。素晴らしい公演をありがとう! +3

  • 最後に何て言ったの?? オレはthe oneの演奏前に帰らなくちゃならなかったんだ。




2016/03/13 に公開
Babymetal International Fan Club

■ BABYMETAL欧米待望論!! 「GrindHouse」より
/
BABYMETAL周辺がかまびすしい――。

決して今に始まったことじゃないけど、欧米での注目度、期待感、飢餓感の強さ、高さは相当なレベルだ、と思う。2枚目の新作『METAL RESISTANCE』4月1日発売を機に、欧米メタル誌からの引きがかなり強く、お馴染み『METAL HAMMER』をはじめイギリスの『KERRANG!』、『ROCK SOUND』などが3人を表紙に登用するにあたり、やれ独占取材だ、独占写真だと、日本の担当者はその対応に追われている。実際、各誌の記者がそのために来日し、3人に対面取材を行っている。自分の対面取材の前は、実は『ROCK SOUNDS』だった。若き和製ユニットがここまで欧米のメタルメディアに興味を持たれ、本格的な取り組みをされる、というのは前例がない。しかも3人が表紙を飾った号を日本の最大手通販サイトや大型CDショップチェーンのサイトが、事前に輸入雑誌として予約を募っている、というのもそれまで聞いたことがない。そして仕事柄、日頃欧米の関係者とのやり取りが多いのだけど、メール上にBABYMETALの名が踊ることは少なくないし、来日した洋楽メタルバンドのメンバーの口からもよくBABYMETALの話が出る。今のこの仕事に就いて長いけど、こういったことを経験するのは今回が初めてだ。まさに今、BABYMETALは日本はもちろん、欧米でも喧騒のただ中にいるのだ。
かつて取材などで頻繁に欧米諸国を訪れていた。80年代中盤以降はそれが顕著で、90年代中盤から2000年代初頭にかけてはそれにさらに拍車がかかった。冗談でもなんでもなく、トータルで1年の1/3は欧米各国/各地を飛び回り、現場を見てきた。イギリスのロンドン、アメリカのニューヨーク、ロサンゼルス、ドイツのベルリン、オランダのアムステルダムといった大都市から、「あなたは中国人? それとも韓国人?」と聞かれ「いえ、日本人っス!」と答えたら「あら、わたし日本人を初めて見たわ!」なんていう直球をフツーに返されるような片田舎のちっちゃな町にまで足を踏み入れ(笑)、ひたすらバンドを追っかけ、取材し、ライヴも観る、という経験をしてきた。

+ 続き
日本のロックバンド、メタルバンドの多くが「いずれは海外でも活動してみたい」という夢や憧れを持っている。洋楽からの音楽的影響が強いことから育まれる想いなんだろうけど、事実日本のバンドの海外進出は70年代から始まっていた。故ジョー山中(vo)がフロントに立ったFLOWER TRAVELLIN’ BAND、外道をはじめ、80年代にはLOUDNESS、VOW WOW(=BOW WOW)、EARTHSHAKER、ANTHEM、EZO(前FLATBACKER)、KUNI、90年代には少年ナイフ、Hi-STANDARD、2000年代にはeastern youth、MAN WITH A MISSION、ONE OK ROCK、coldrain、the GazettE、10-FEETらが挙げられる。なかにはそのために活動拠点をロンドンやロサンゼルスに移したバンドもいるし、メジャーレーベルと契約したり、メタルインディーレーベルから作品を出したりするバンドもいるなど、活動方法はそれぞれだ。自分はそうしたバンド群のなかでいくつかロサンゼルスやロンドンでライヴを体験したことがある。Atlanticと契約し、メジャーデビュー作となった通算5枚目『THUNDER IN THE EAST』(‘85年)がUSチャート初登場74位をマークしたときのアメリカにおける“LOUDNESS旋風”は本当に凄まじかった。LAメタルムーヴメントから出てきたクリスチャンバンド、STRYPER、ノルウェー産のメタルバンド、TNTとの三つ巴ツアーをロサンゼルスの野外会場グリークシアターで観たのだけど、6,000人収容可能な会場は完全にソールドアウト、LOUDNESSは2番手として出演したのだけど、その盛り上がりようといったらなかった。観戦中、何度「日本のバンドもついにここまできたか」と思ったことか。eastern youthもインディー域だったものの大勢の観客の心をガッツリと掴んでいた。カリスマバンド、AT THE DRIVE-INの結果的に最終ツアーとなってしまった(後に再結成)2000年のUS西海岸数公演にサポートアクトとして出演した。言うまでもなく、彼らは日本語詞で歌う。MCもすべて日本語だ。時折、客席から「英語を話せ!」との野次が飛んだけど、吉野寿(vo,g)はそんなのどこ吹く風で最後まで我流を押し通し、見事場内をひとつにした。「英語じゃなくても、日本のバンドはアメリカで通用するんだ」を強く思わされた瞬間だった。

その2バンドは特例中の特例と言っていい。上記したほかのバンド陣も多くが現地でおおむね好意的に迎えられている。が、しかし、こういったケースは実は稀だ。勇んで欧米に乗り込みライヴは演ったはいいけど、結果的に想い、期待、ロマンなどを木端微塵にされ失意のまま帰国したバンドの方が断然多い。場内に十数人しかお客さんがいない。それも大方現地に住む日本人だ。そうした少ないお客さん=同朋たちを相手にライヴを演る。終演後メンバーはみなうなだれ、押し黙る。タウン誌に載るライヴ告知のバンド名のスペルが平気で間違ってたりもする。そういう現場を過去何度か目撃してきた。自分のこれまでの経験から言うと、むしろこっちの方が日本のバンドにとっての“動かしがたい現実”と言える。Japan Expoの大成功例を見るまでもなく、ヨーロッパはまだ日本やそのカルチャーに寛容的なところがある。だけどアメリカにはそういったものがほとんどないに等しい。日本のバンドにとっては敷居が相当高く、即座に手を差し伸べ、同じ土俵に上げてくれるようなフレンドリーな国/音楽市場じゃない。現在、BABYMETALはそのアメリカのウェブ音楽メディアから引く手数多だと聞く。

大学卒業後、ロンドンに住んでいたことがある。その前にも現地を何度か訪れ、その後も出張で幾度となくいった馴染みのある都市だ。4月2日にBABYMETALがピンでライヴを演るウェンブリーアリーナにはこれまでに何回か足を運び、再結成DEEP PURPLEや欧米で国民的人気を誇ったMEATLOAF、ゴスロックの世界的代表格、THE CUREなどのライヴを観たことがある。とにかくデカい。場内に入り、あちこち見回すと思わず尻込みしてしまうくらいのデカさだ。BABYMETALが昨年末にやった横浜アリーナのキャパシティとほぼ同じの12,500人だ。そうしたデカい会場でのライヴを日本国内でやるのと、異国でやるのとじゃわけが違う、大違いだ。券売状況も好調との報告を受けている。日本人アーティストにとってはまさにまったく前例のない前代未聞のことであり、今現在のBABYMETALのイギリス/ヨーロッパにおける人気度の高さと、求心力の鋭さがそこから窺い知れる。5月よりキックオフされるUSツアーの各会場にも親しみがあるところがいくつかある。5月4日初日公演の会場ニューヨークのプレイステーションシアターはかつてノキアシアターと言い、2005年12月にRoadrunner Records設立25周年を祝した記念イベントが催され、自分も現場にいた(そのときの模様は後に『ROADRUNNER UNITED THE CONCERT』のタイトルでDVD化された)。その後のシカゴ公演、シアトル公演、ロサンゼルス公演の各会場でも以前何回かライヴを観ている。名の知れた欧米の中堅バンドが出演するところで、キャパはだいたい1,500~2,000人の中規模会場だ。THE PRODIGY、BULLET FOR MY VALENTINE、THE USEDなどのライヴを満喫した。こうした規模の会場を使用しての全米各地を転戦するツアーなんて、日本人アーティストがそうやすやすと組めるもんじゃない。この点から今現在のUSロック/メタルシーンにおいてのBABYMETALの立ち位置や、そこからの期待感、嘱望感のほどが浮き彫りになってくる。
新作『METAL RESISTANCE』が発売後欧米でどう評価され、受け入れられるのか非常に興味深く、また楽しみだ。全英アルバムチャートやUSアルバムチャートに初登場でいいポジションで飛び込む可能性は大いにある。それが現実のものになるや、BABYMETALが新しい門戸を開き、新たな道も開拓し、これまでにない斬新で画期的なことをも生むことを意味する。BABYMETALは間違いなく今年、欧米ロックシーンの“台風の目”となり、あちこちを席巻する! そうしたBABYMETALを日本人として誇りに思う。


■ 抵抗は無駄だ 「BABYMETAL翻訳(2016.3.2)」より
/
非常に長いテキストの為、前中後編に分けて投稿します。
[中編] [後編]

RESISTANCE IS FUTILE (抵抗は無駄だ): 前編

物珍しさを超え、現象以上に。我々は日本へ上陸しBABYMETALによる世界征服の加速度を知る。

「いまBABYMETALの力を 理解できました」
この儀式の規模がSu-metalの理解を促している

横浜アリーナの廊下に並ぶ額に入れられたツアーポスター達が、その歴史に名高い過去を証明している。
その17,000人のキャパシティを誇るコンサートホールは、東京の著名な武道館のような文化的名声を持ち合わせてはいないかもしれないが、国内で独自の地位を獲得している: ローリングストーンズ、The Who、AC/DC、クイーン、Kissがそのステージを飾り、先駆的なジャパニーズメタルの象徴であるX Japanも会場のヘッドライナーとなり — ニューヨークの伝説的なマディソンスクエアガーデンを模範としている — そして2001年8月26日、Slayerとの共同ヘッドライナーとしてPANTERAが彼らの最後となるライブを、日本初の終日を通したメタルフェスティバルBeast Feastにて行った場所もここなのだ。

2013年のある日、今や世界中に広くBABYMETALのメンバーSu-metal、Yuimetal、Moametalとしてより知られている中元すず 香、水野由結、菊池最愛は、彼女達の指導者である小林”Kobametal”啓に、このアリーナへとJ-POPのコンサートの為に連れて来られた。いつの日か彼女達のグループがこのステージに立ち、熱狂的なファン達が彼女達の曲を彼女達に向かって歌い上げる事になると約束したのだ。その十代の3 人は、彼女達のプロデューサーの未来へ向けたビジョンに熱心に耳を傾けながらも、そんな不可能におもえる夢がどうやって実現するというのだろうと、各々に密かに訝しんでいた。

2年が経ち、その予言は現実となっている。クリスマス2週前の週末、そのトリオは純真な音楽ファンとしてではなく、二夜連続の主演者として横浜アリーナに帰ってきたのだ。12月12日の夕方早くには、数千のファンが軽い午後の雨の中、我慢強く並んでおり、会場を取り囲む多数の物販ボードには「Sold Out」のステッカーがベタベタと貼られている。開演を何時間も前にして、そこにはすでにパーティーの趣がある。ライクラ*1製のスケルトンボディスーツを着た男が、小さなBABYMETALドッペルゲンガー達の横でポーズを決めて写真に写る一方、十代の女の子達ははしゃいだ様子で、友人だけでなく他人にも同様に黒と白のフェイスペイントを施している。ただ単なるライブである以上に、これはある種の「イベント」のようだ。

横浜でのライブはBABYMETALにとって「トリロジー最終章」と掲げられ、国内において大変に重要であった一年を締めくくるものだ。その1年で彼女達はさいたまスーパーアリーナ(キャパシティ: 30,000)と幕張メッセ(キャパシティ: 25,000)で単独ライブを開催した。
統計調査会社であるオリコンの収集した数値によれば、トリオはその母国で47,241枚のセルフタイトルアルバムを2015年に売り上げ、そこにLIVE AT BUDOKAN ~RED NIGHT & BLACK NIGHT APOCALYPSE~とLIVE IN LONDON -BABYMETAL WORLD TOUR 2014-による26,667枚のDVDと52,240枚のBlu-Rayという驚くべき数字が加えられる。BABYMETALにとっての日本国外最大のマーケットであるイギリスでは、バンドの次なる単独ライブが4月2日、12,500人のキャパシティのSSEアリーナ・ウェンブリーで開催される。このような大いなる統計は音楽業界を超える波紋を起こす事となる: 影響力の大きな日本の雑誌である日経ビジネスは先ごろ「次代を創る100人」の記事でこのグループを取り上げ、「彼女達はアイドルではない: 彼女達は一流のアーティストだ。」と記した。

トリオによるここ横浜での週末において、最も興味をそそる側面とは、このショーが日本人トリオを地球上最も話題にのぼった新しいバンドへと押し上げた2年間のキャンペーンの功績たるビクトリーラップとして用意された単なる祝賀会ではなく、思わせぶりに垣間見せるBABYMETALの未来を提供するという事だ。

両夜共に馴染み深い様式ではじまる。Kobametal個人のプレイリスト — Bring Me The HorizonのThrone、Judas Priest のPainkiller、そしてPanteraのCowboys From Hellなど— が、観客達が上品にそれぞれのシートや「HAPPY MOSH’SH PIT」のプラカードが印された指定のスタンディングエリアへと入場する最中、アリーナに鳴り響く。Metal Hammerが1月、BABYMETALのさいたまスーパーアリーナでのショーに参加した際、私たちの編集者Stephen Hillは、このグループの母国での核となる観客は未だポップスファンによって大部分が形成されている事を観測している。それは「アイドル」グループさくら学院の分家であるという起源の残存だが、この素晴らしいサウンドトラックに合わせて熱を帯びた合唱が起こり、空へと手が挙げられている事が、この東京を基盤としたバンドがオールドスクールなメタルヘッズを更に取り込んでいるか、もしくは彼女達の観客が — トリオ 自身と同様に — 我々の世界へと急速に同化してきている事を示している。

Su-Metal、Yuimetal、Moametalが、閃光する爆破の弾幕、炎、一斉掃射されるレーザーの最中、「狐の神」のサインを掲げ登場すると、かん高い音による地獄のような騒音が噴出する。

純粋なエンターテイメントに捧げられたその95分間の時間は、どこか他所で見られるものとは全く異なるものだ。まばゆいステージは歴史の反映を含み — ある一定の年代のメタルヘッズならIron MaidenのWorld Slaveryツアー*2の設営の面影をスロープとランウェイ上にそびえるスフィンクススタイルの狐の神から見抜くだろうし、そこではRammstein*3と肩を並べる 激しさと火薬量のパイロテクニックも使われている — 並列に並んだトリオの大いに快活な振り付けと、Kami Bandによる口をあんぐりとさせる技巧は、愉快で独創的な催眠術である。その二夜のセットリストには変更が施されていた。 — 土曜日の観客は紅月とYuimetalとMoametalの曲、4の歌をセット中盤に聴き、日曜日には悪夢の輪舞曲と、馬鹿げた程に伝染性の高いおねだり大作戦が代わりに演奏された — だがエネルギーのレベルはレッドゾーンから落ちる事は決してなく、観客はライブを通して彼女達のダンスをコピーし、観客自身がライブにとって不可欠な要素へとなる。ギミチョコとヘドバンギャーではアリーナフロア上でサークルピットが渦を巻く様を眺める事でも喜ばせてくれ、Ozzy Osbourne、James Hetfield*4、Corey Taylor*5やその他多くを侍として描写したアニメーションフィルムがDragonforceの手によるRoad of Resistanceの前に流れる事も悪趣味な笑いを提供してくれる。

来たるアルバム「メアルレジスタンス」収録に選ばれたBABYMETALの真新しい産物の初公開がその夜に最も興味をそそる瞬間となった。合わせて三曲の新曲が演奏される。疾走感があり、未来における観客のお気に入りとなる事が必然のKARATEは概してアップビートなジャンルをマッシュアップする曲で、感情に満ちたパワーバラード*6的な曲は仮にThe Oneと名付けられ (だがプロダクションノート上では La La Laと記されていた) — Su-metalの素晴らしく美しいボーカルを披露するもので、疑う余地もなく必ずやこの先幾年もの間BABYMETALのライブにおけるドラマティックな中心点となる楽曲だ。土曜の夜のライブのオープニングとなり、日曜日にはセットの最後へと移され、3名の女の子達がそのアンセミックなサビ — 「We are The One. Together we’re the only one…」をスポットライトで照らされる赤熱したピラミッド型の「ゴンドラ」の上から届け、そのピラミッドはステージからアリーナへ向かい、今や狂乱状態の観客の頭上20フィートをゆっくりと滑空する。それは魅惑的なショーを締めくくる息を飲む劇的なクライマックスであり、そこにいた全ての人々の記憶の中、長く生き続けるスペクタクルであった。

けれども、その夜はそれでまだ終わりではない。Kobametalはさらに二つの初公開となるサプライズを用意していた。ステージ側面にあるビデオスクリーンが、今や公式に「FOX DAY」と銘打たれる4月1日 — ウェンブリーでのライブ前夜 — にメタルレジスタンスが発売されるというニュースを届ける為に今一度明滅する。二つ目の啓示は明らかに彼女達をも驚かせるものであり、観客が息を飲む音が聴こえ、BABYMETALの2016年ワールドツアーが55,000人のキャパシティを誇る東京ドームでの単独ライブにて締めくくられる事が発表されたのだ。BABYMETALはただの一時の流行で、既にメタルの残忍かつ荒唐無稽な歴史上の愉快な小事件の一つだったなんて考えているのか?その偏見は見直すべきだな…


■ BABYMETALの背後にある才能たち 【海外の反応】 「BABYMETALIZE(2015.9.26)」より
/
BABYMETALの背後の面々
by ryotaroao

へヴィメタルアイドルグループBABYMETALは表面上、USA Today、he Huffington Post、The Guardianでの彼女たちをフィーチャーした記事で、ここ1週間で世界を魅了した。
日本のアーティストが欧米のメディアによって取り上げられる時はいつだってエキサイティングだ。
しかし残念なことに、特にBABYMETALのようなグループと同じくらい華やかで風変りだったなら、それらのひとつひとつで同じことが繰り返される傾向がある。

“クレイジーなジャップたち”

そしてもちろん、必須のコメント欄があり、BABYMETALに関しては驚きで目を見開くってものから、どれだけ“これがメタルじゃないか”、“スレイヤーがこれを嫌ってるか”についての論評の嫌悪で満たされてる。
グループの3人の女の子はメタルを好きじゃないと主張して火に油を注ぐ。
だが、そんなものはマジで重要なことじゃあない:彼女たちはアイドルなんだ。
Perfumeだって最初に始めた時はエレクトロポップが好きじゃあなかった。

そういった反応が起こる理由を理解するのは簡単だ。
この手の音楽が欧米に存在しないってだけでなく、BABYMETALを紹介する記事の殆どが、このプロジェクトの背後のクリエイティブな才能についての研究や文化的な脈絡も大してなく、クレイジーさと奇妙さを指摘するだけなのだ。

このグループについて話をする時、日本のポップミュージックの最近の流行に注目するのは大切なことだ。
“アイドルマニア”ってのは、Bellring Shojo Heart、BiS、でんぱ組、ももいろクローバーZ、AKB48のようなグループで、少なくともここ5年は日本のもので、殆ど全ての音楽文化の層で急増している。
アイドルはずっと前から日本の音楽のものだったが、21世紀には他も似たようなものになり、ここ2年で過度な飽和状態になった。

また、日本で音楽業界とシーンがどのように作動するかを考えることも重要だ。
おそらく、他のどの国よりももっとメインストリームの音楽とアンダーグラウンドの音楽の間のギャップは大きい。
これが砂糖をまぶして作り出すポップシーンを生み出し、凄くアバンギャルドで孤立したアンダーグラウンドシーンを生み出した。
この音楽的な状況で、アンダーグラウンドのミュージシャンがメインストリームになったり、音楽をプレイして生計をたてることは難しい。
いくつかのバンドは、そのギャップを乗り越えたが、ファン層は限定されてるし、同時に有名なシンガーに音楽を提供している。
そして、もちろんアイドルグループにも。

アイドルグループもそういったことで利益を得た。
何故なら、今の流行は、他のなにより奇妙でクールであることが全てだと思えるからだ。
ももいろクローバーZやBiSのようなアイドルグループは、特定のサブカルチャーのニッチなファンのグループに目標を定めることで、そしてより正当で本物に感じるプロジェクトと音楽を作るために、サブカルチャーから評判の高いミュージシャンを雇うことで成功した。
だから、人々がBABYMETALのようなグループの“メタルさ”を非難する時、それは実際にちょっと皮肉だわな。
彼女たちは、特にある程度の基準を満たすために遺伝子を組み替えられたのだ。
基本的に、彼女たちはメタルだ。
少なくとも音楽的に、そして美学的には。

/
それはBABYMETALの背後にクリエイティブなチームを俺たちにもたらした。
ずっと続けてるグループのメインプロデューサー(モーニング娘のつんくのように)がいるようには思えない一方で、しっかりまとまったミュージシャンチームがいることは明白だ。

明らかに傑出した人物のひとりは、Coaltar Of The DeepersのNarasakiだ。
“Pinky Jones”、“Kuroi Shuumatsu”、“Birth Ø Birth”のような曲をももいろクローバーZに提供したのに加えて、アニメのサントラをプロデュースすることで、ここ2年間で認知されてきた。

Narasakiは彼のメタルを分かってる。
彼のバンドはめったにない完全なメタルである一方、彼のセカンドアルバムのThe Cureのカバー“Killing An Arab”から“Mars Attacks!”まで、Narasakiの速弾きがあった。
ももいろクローバーの“黒い週末”を聴けば、あらゆる種類のブラックサバスを参考にしたものを聴くことになるだろう。

NarasakiのBABYMETALへの貢献は、今のところシングルの“ヘドバンギャー”とカップリングの“Catch Me If You Can”だった。
後者はほぼCoaltar Of The Deepersのようなサウンドだ。
Penguin EPのメタルが混じった“Dead By Dawn”と比較してみてくれ。
同じセッションから生まれたようなサウンドだ。

/
これは、日本の多くのプロデューサーにも言えることだ。
誰がきゃりーぱみゅぱみゅのシングルがCapsuleのアルバムにあるはずがないと言えよう。
誰がももいろクローバーZの曲がひゃだいんのレコードにないと言えよう。

アイドルミュージックは、多くのミュージシャンが遊ぶ砂場になった。
彼ら自信で面白いバンドをやってるけど、彼らのやってることがニッチな性質のものな所為で、それらのミュージシャンが音楽をプレイすることで生計をたてるのは難しいのだ。
そして、日本ではこの手の音楽に対するサポートが十分ではないというシンプルな事実のために。
それが、ポストロックバンドNatsumenのAxSxEのような人たちが、木村カエラのために“L. Drunk”のような曲を書く理由だ。

もうひとりの傑出した人物は、彼のソロプロジェクトAA=と同様に、Mad Capsule Marketsのベーシストとして最もよく知られている上田剛士だ。
彼の曲はネットで広まった曲のひとつであり、間違いなくアルバムのハイライトのひとつである“ギミチョコ”だ。
ギミチョコはメタルとエレクトロポップの組み合わせだが、上田はキャッチーなオートチューンの間奏において洒落たやり方でそれをおこなって、まぁ、その結果、君はMad Capsule Marketsのレコードを聴くだろうね。
しかしエレクトロの要素は決して安っぽい領域にはいかないし、上田は明らかに、凄く精通した領域にいる。

/
もうひとりの貢献者は、シングルの“メギツネ”を書いたDugoutのNorizoとして知られるNorimetalと、ボーカロイドのプロデューサー/DJ/ロックミュージシャンのゆよゆっぺだった。
Dugoutは全然メタルじゃないけど、ある意味ではメタルとJポップのハイブリッドの道を切り開いたマキシマムザホルモンのようなバンドと一緒に八王子シーンの一員だった。
マキシマムザホルモンのボーカリスト津田大輔は、当初はDugoutでドラムを叩いていたのだ。
60年代のガレージスタイルのようなものに移る前は、元々Dugoutはポップパンクの曲を書いていたのだ。
どっちにしろ、彼らはキャッチーなインディーズロックソングを書いていた。

/
クレジットを見ると、ゆよゆっぺの名前が1番多い。
彼は実践的で、メタルのソングライターじゃない人たちにメタルアレンジをもたらしたように思える。
彼は“悪夢の輪舞曲”を書いて、“BABYMETAL DEATH”と“メギツネ”を含む、3つの曲のアレンジをやった。

EDMとメタルのミックスは、ゆよゆっぺのMy Eggplant Died Yesterdayと名付けられたバンドのようなサウンドだ。
正直言って、俺はゆよゆっぺの曲の大ファンってわけじゃないけど、どちらかというと安っぽいSkrillex風にも関わらず、へヴィな音楽を理解してることは明白だ。

/
リストのもうひとつの面白い人物は、EversetのギタリストであるTatsuoだ。
彼は、最近“女々しくて”で一世を風靡したエアバンドセンセーションであるゴールデンボンバーの音楽をプロデュース/アレンジを担当してることでも知られている。
バンドは本質的にパロディ(面白いとは思うが、俺は酷いと思う)だが、日本のヴィジュアル系シーンとの強い結びつきを持っている。
Tatsuoは、“おねだり大作戦”と“4の歌”というアルバムの2曲をアレンジした。

/
BABYMETALとヴィジュアル系の間の繋がりは重要だ。
“ヘドバンギャー”や“イジメ、ダメ、ゼッタイ”のようないくつかの曲は、メタルじゃないと非難されたが、ヴィジュアル系のレンズを通して見れば、突然理に適うんだ。
両方とも、スレイヤーの曲というよりは、X Japanの曲のように聴こえる。
Narasakiはインタビューで、ヘドバンギャーのためのインスピレーションをうけたのはへヴィメタルよりヴィジュアル系だと認めさえして、“本当にメタルを理解してない日本のヴィジュアル系によるメタル”のように意図的に聴こえる曲だと言った。

このヴィジュアル系とメタルのハイブリッドという状況でアルバムを聴くってのは、アルバムに新しい観点を与えるし、クリエイターが実際に行ったことを感じ取れる。
最終的に君が得るのは、おそらく考えうる限り最高のメタルと歌謡曲のメロディの凝ったごちゃまぜというアルバムだ。
それは多くのヴィジュアル系バンドが、80年代後期と90年代初期にやろうとしてたことだ。
そしてNarasakiのファンとして、それらの曲で完全なメタルに行く彼を聴くのは面白い。
それはCoaltar Of The Deeperの曲で彼がめったにやらないものだ。
彼のアニメのものとアイドルのものを含めた全体的なディスコグラフィーを背景として曲を聴くのっていいよ。
アンダーグラウンドシーンでレコーディングしてツアーをするという辛い仕事をやり遂げた人によって作り出された曲と、1度もバンドをやったことない人がパソコンで作ったアイドルソングとの間の違いを聴くことが出来る。

The GuardianのDom Lawsonが、グループは“マキアベリズムの天才が真夜中に突然、“ひらめいた!”、日本のオーディエンスは間違いなく最先端の音楽的なアイデアの一見矛盾したごちゃまぜをきっと受け入れる”と確信した人たちによって作られたと言うかもしれない一方で、彼は上っ面をなでてるだけだ。
ここしばらくの間、このごちゃまぜは起こっていた。
それは最近アイドルミュージックが売られている方法だ。
ニッチなマーケットを選び、曲をプロデュースする人たちを手に入れて、音楽の異なった面を強調する。
率直に言って、バンドとミュージシャンが自分たちのバンドでやっていくことが出来ないってのは凄く気が滅入る。
けど、商業主義から利益を得られるものがあるとしたら、それは才能のある人たちの仕事が耳にされるようになるってことと、BABYMETALのようなグループがメタルとインディーズの音楽の世界へのキッズの入り口になるかもしれないってことだ。

そう、それは作られた。
そう、それは馬鹿馬鹿しい。
だが、それは一面的なものの見方だ。
可愛さと商業主義のハイゴには、いくつかのクールなバンドがある。
君はもうちょっと深く掘り下げなければならない。
https://donotcrossthestreams.wordpress.com/2014/03/15/the-faces-behind-babymetal/

....................
trp0
俺は間違いなくこれが日本のミュージックシーンと日本の文化という環境から彼女たちが現れたってこととBABYMETALに関する最高の記事だと気づいたよ。
最近はネットの反応、そして音楽メディアですら、全然深く掘り下げることなく、“ワォ!日本からの最新のクレイジーなものだ!”ってのが多すぎるんだ。


deleted
彼は良く分かってるな。


steelydancel
クソッ、俺は記事を半分読んだだけだけど、今まででベストのBABYMETALの記事じゃね?って質問に対する俺の答えは、すでにYESだ。


piyochama
すげー良いよ!
長い間、日本の音楽をフォローしてたものとして、東アジアのクリエイティブな天才がどれだけ働いてるか分かってる。
彼はそれをファッキン理解してるんだよ。


Jean-François Cloutier
今までで1番良いBABYMETALの記事のひとつだよ。
興味深い事実をありがとう。


bselt2
俺は骨が誰なのかを理解しようと思ってここに来たんだよねw






ホルモンのダイスケはんがドラムを叩ける理由を初めて知りました…。

             /ヽ       /ヽ
            / ヽ      / ヽ
  ______ /U ヽ___/  ヽ
  | ____ /,,   U  ,, :::::::::::U:\
  | |      /《;.・;》___ 《;.・;》  ::::::::::::::|
  | |     |   |   |     U :::::::::::::|    自民党の小委員会がNHK受信料の
  | |     |U  |   |      ::::::U::::|     支払い義務化を提言するんだってさ
  | |     .|  ├―-┤ U...:::::::::::::::::::/    見返りの臭いがぷんぷんするんですけど…
  | |____ ヽ     .....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄      :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |           :::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___      ::::::::::::::::::::::::|









■ BABYMETAL「新曲『違う違う』(仮名)の歌詞が書き起こされる」 「BABYMETAL まとめ(2015.6.24)」より
/
幕張メッセで初披露された新曲(タイトル未定)(仮名:違う違う・パーリラ)の歌詞がファンにより書き起こされた

(※mono.--中略、詳細はサイト記事で)

◆2ちゃんねる掲示板より(若干↑と違う)
パッパラララパパパ
どれでも同じだよ みんなそう言うけれど
なんかちょっと違うよね やっぱちょっと違うかな
(違う違う)って何よ
(違う違う)って言われても
(違う違う)って知らん ってなんかちょと違う
(ヤバイ)気になっちゃってどうしよう 気になっちゃってどうしよう
あれどっち これどっち パーリラパーリラプー
(ヤバイ)気になっちゃってどうしよう 気になっちゃってどうしよう
あれどっち これどっち パーリラパーリラパーリラリラ
(ピッポパッポピッポパッポピー ピッポパッポピッポパッポピー ピッポパッポピッポパッポピー ピッポパッポピッポパッポピー)

どれでも同じだよ みんなそう言うけれど
なんかちょっと違うよね やっぱちょっと違うでしょ
(違う違う)って何よ
(違う違う)って言われても
(違う違う)って違う
(違う違う)違うのだ
なんかちょっとやっぱちょっと違う
(ヤバイ)気になっちゃったどうしよう 気になっちゃったどうしよう
あれどっち これどっち パーリラパーリラプー
(ヤバイ)気になっちゃったどうしよう 気になっちゃったどうしよう
あれどっち これどっち パーリラパーリラパーリラリラ 違うわー

あれも違うこれも違う どれも違うこれも違う あれも違うこれも違う かなり違うかなり違う
あれも違うこれも違う どれが違うこれが違う あれも違うこれも違う あー全部全部違う

(ヤバイ)気になっちゃったどうしよう 気になっちゃったどうしよう
あれどっち これどっち パーリラパーリラプー
(ヤバイ)気にすんなっていいでしょ 気にすんなっていいでしょ
あれどっち これどっち パーリラパーリラプー

でもね違う 違う
でもね違う 違う
でもね違う 違いすぎて困る
パーリラパーリラパーリラリラ
(ピッポパッポピッポパッポピー ピッポパッポピッポパッポピー ピッポパッポピッポパッポピー ピッポパッポピッポパッポピー)


■ BABYMETAL - Ijime,Dame,Zettai - Live at Sonisphere 2014,UK★全てはここから始まった 「Sleeping Turtle - 眠る海亀(2015.9.9)」より
/

涙無しには見れません。この映像は公式で出て本当によかった。これ、このソニスフィアが海外関連の事柄の全ての始まりなんですよ…実質的な。このブログでは今までBABYMETALの海外関連のニュースをずーっと追ってきているのですが、実際に全てが始まったのがこのフェスでのライブ。それを思うと今見ても涙が出そうになる。


ちょっとその歴史をふりかえりたい。

まずBABYMETALが海外のメディアの目にとまったのは、去年の2月末に出た『ギミチョコ』のMV。このブログの去年の3月あたりの記録を見ると、不思議なことに最初に食いついたのはアメリカの一般メディアでした。どれも「ジャパニーズがまた変なものを出してきたあははははは…」みたいなリアクション。殆どは『ギミチョコ』のインパクトで面白がっている記事で、真面目に音楽の事をとりあげているわけではなかった。

その中で唯一BABYMETALの音楽について語ってくれたのが、3月13日付英国『The Guardian/ガーディアン』紙のメタル評論家ドム・ローソンさんによる記事。たぶん当時音楽の事を書いてくれたのはこのお方だけ。

そしてその次に出たのが、4月3日のアメリカのユーチューバー・TheFineBrosによる「Youtubers React To Babymetal」のビデオ。これがたしか数日で100万回のビューカウントを記録。若い人たちがBABYMETALの存在に気付き始めた。

それでもまだまだ「日本の変なモノ」への疑惑は晴れない。4月10日付『Time』magazineなど、あからさまに「へ~一見面白いけどどうなのかしらね。英国でフェスに出るの?お手並み拝見だわね」と皮肉な調子の記事もあった。

「とにかく得体が知れない…」それが当時の海外メディアの反応。BABYMETALに興味は持ってくれてもその内容はリスペクトではなかったように思う。ただ「摩訶不思議なアジアのもの」に対する好奇心ばかりが先行していた。


そして始まった欧州ツアー。7月2日の仏・パリを皮切りに各地でショーは大盛況。それでもソニスフィアの前日には、私もこのブログで「まーBABYMETALちゃんはランチタイムの時間なのであまり人が来ないかもなぁ」などと心配していた。

そして迎えた当日7月5日。
この映像はその日の記録です。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)



■ 【BABYMETAL】「なんという彗眼!」2013年の段階で世界に行けると予言した人がいたと話題に
/
2015/08/10 に公開
【BABYMETAL】「なんという彗眼!」2013年の段階で世界に行けると予言し­た人がいたと話題に

2013年のベビーメタルはいよいよ世界に出て行こうとしていた年ですね。
そんな時世界で活躍出来ると断言した人のブログです。
ではその内容は..

ーーーーー
■ BABYMETALは世界に行けます 「Sleeping Turtle - 眠る海亀(2013.8.24)」より
/
たぶん。この子達は行けると思う。こんな妙な物が出せるのは今の日本だけでしょう。まーあきれたもんだ…(笑)。素晴らしいですね。こんな妙な組み合わせを考えられるのは日本人だけでしょう。

以前から噂だけは聞いていたんですが、まあDEATH METALなんてそもそもジャンルとして聴かないし、組み合わせは確かに面白いけど、どうせまた子供がぎゃーぎゃー叫んでるだけだろうと舐めてました。



ところが…とにかく歌が上手い。びっくりした。動画サイトでちょっと聴いただけなのでまだよく分からないんですが、このSU-METALさん(中元すず香さん15歳)はリードボーカルなの?この子の歌唱力は驚愕ですよ。鳥肌立った。まーすごいな。こんな上手いアイドルいるんだ…。

私はこういう音楽が出る前に年を取ったんで(せいぜいAC/DCからMETALICAぐらいまで)こういうのはよく知らなくて大げさなメロディーも苦手なんですが、何が面白くて何がつまらないかぐらいは分かると思う。この子達は面白いです。この面白さは海外にもうけると思う。

というわけで、またいつものように上から目線の「海外へ行け行け文」を書こうと思います。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)


/
2015/05/06 に公開
New anthem "Road of Resistance" at Saitama Super Arena in Japan - 20,000 people sold out show!

BABYMETAL’s 1st Album including 2 bonus tracks will be released in Europe via earMUSIC ( http://www.ear-music.net/en/news/ ).
The album will be released in Germany, Sweden, Finland and Spain on May 29th, in the United Kingdom, France,Belgium, Holland, Poland, Switzerland, Norway and Denmark on June 1st, and in Italy on June 2nd!!

The European release will be available as the Standard Edition as well as a Deluxe Edition that includes a bonus DVD compiling 6 music videos from BABYMETAL.

BABYMETAL’s 1st Album including 2 bonus tracks will be released via RAL / Sony Music Entertainment ( http://www.redmusic.com/ ) .
The album will be released in the US on June 16th, followed by releases in Canada and Mexico as well!

■BABYMETAL WORLD TOUR 2015
May 9th|Circo Volador|Mexico City, Mexico
May 12th|Danforth Music Hall|Toronto, Canada
May 14th|House of Blues|Chicago, USA
May 16th|Rock of the Range|Columbus, USA
May 29th|ROCKAVARIA|Munich, Germany
May 30th|ROCK IM REVIER|Gelsenkirchen, Germany
June 1st|La Laiterie|Strasbourg, France
June 3rd|X-TRA|Zurich, Switzerland
June 5th|Estragon Club|Bologna, Italy
June 6th|ROCK IN VIENNA|Vienna, Austria
June 21st|MAKUHARI MESSE|Chiba, Japan
August 29th|Reading and Leeds Festivals 2015|Reading, UK
August 30th|Reading and Leeds Festivals 2015|Leeds, UK


■ アミーゴ! 「楽しい時間はあっちゅう間(2015.5.11)」より
(※mono.--前半を大幅に略、詳細はブログ記事で)

/
たぶん、お父さんが娘を連れてきてると思うのですが、その娘さんの表情と撮ってるお父さんの心情が伝わってくるような動画です。会場の発狂具合もよく映っていて臨場感がたまりません。

次は12日トロント、14日シカゴです。まだまだ続くよ~


■ 夢想的BABYMETAL初考 その14 「縁木求魚(2015.3.28)」より
(※mono.--前半にお勧めリンクあり。ブログ記事で。)
/
 熱狂ライブのあと、数人のグループが居酒屋で熱く語っていたらしい。
BABYMETAL自体の情報が少ないために、ファンが語ろうとする、情報の少なさを
埋めようとする、そんな欲を刺激しているのではないか?と言う人あり。

 AKBの総選挙やメンバーのちょっとした変わった癖、チーム対抗、大組閣等、
最近では、誰が卒業するのかといった、ファンをヤキモキさせる仕掛けが語り欲を
刺激し、気にせずにいられない存在にさせ、気にすることが多くなることで、親近性を
増大化させ、人気を保持していく。

 しかし、BABYMETALもAKBも共に語り欲を刺激しているとしても、その語りの内容は
違い過ぎないか。誰しも、面白く・すばらしいと感じたものは、それについて情報を求め、
また、語りたくなるもの。それが自然だと思うが、それに対し、出来事を計算的に測り行動し、
語るのとは、質を異にしているのではないか?
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
 BABYMETALについて、なぜ語りたくなるのか。語らされているのか。
その一つに、BABYMETALの隠された意味とその多義性、相対立さがある為ではないか。
人気と語りたくなることは、関係性があるのか無いのか。同じなのか、別なのか。
おそらく別なのだろう。
線型的人気と非線形的人気の違い?!
線型的人気を得る場合、それほど多くを語る必要はない?
謎解きをするような、言説を再構成するような語りは必要ではない。
一方、非線形的人気の場合、賛否両論を伴いつつ、言説の再構成の語りがなされるのでは
ないだろうか。
 言説の再構成とは、対象化作業であり、対象を対象として存在化し、そのものとして
受け入れる作業である。BABYMETAL現象の対象化作業で見えてくるのは、BABYMETAL現象の表面上
の隠された意味、要因の相対立性、こういって良ければレジスタンス?!。
 キツネサイン、ダメジャンプだけでは無い。

(1)Death=死=4=よろこびの4。Deathは反転され喜びに変えられてしまう。
   このなんというレジスタンス。従来メタルへのアンチテーゼ?
   KAWAIIからのレジスタンス。

(2)DeathVoiceに代わる情感豊かなSU-METALのパワーボイス。
   KAWAIIなのに、パワーボイス。
   そして、2015/3 YUIMETALのトマトボイスが公開された。
   トマトなのに、あの声なのか。これもまたレジスタンス?!

(3)Give ME Chocoと軽やかに歌いながら、それを欧米人に言わしめる。
   戦後日本が占領下にあった一コマの反転。敗戦下にあった惨めさ・貧しさに対する、
   成長し今や自力で立てるようになり民主制下でゴールに立てた事の宣言のような
   自虐さへのレジスタンス。

(4)メタルの内進化・核に向かって縮減していく急進的閉塞性に対し、
   アイドル的側面、和製ロックのオマージュ、和の曲調で、開放的な可能性を示した
   レジスタンス、又は反転。

(5)流麗な・スムーズなダンスではなく、ポーズからポーズへ素早く切り替えることにより、
   より印象的にしているダンスと、そのポーズの構成が物語的であるという巧妙さ。
   キレキレのダンスと言われているのは、ポーズからポーズへの素早い切替えであり、
   ポージングの正確さが目に止まることから、そういう表現がぴったしと思える。

(6)メタルで世界を1つにしたい、KAWAIIは正義であるという「大それた目標」を語ると
   いう「生意気さ」だが、憎めない宣言。メタルはアンチではなかったのか? そんな
   メタルが世界を一つにするという生産的な、「メタル」の意味の反転。

そして、
(7)OnlyONEを目指すという事で、競合的関係に入り醜悪な争いをあらかじめ避ける巧妙さ。

(※mono.--以下まだまだ続くよ。詳細はブログ記事で)


■ BABYMETALから見る。METALの希望と絶望。 「CULTIZM(2015.3.25)」より
/
Dum spiro spero(ドゥム・スピーロー・スペーロー)

と、今回はいきなりラテン語で入ってみました。
ディルアングレイのアルバムタイトルにもなっています。

意味は「息をする限り、希望を抱く」。古代ローマのキケロの言葉だと言われています。

まあ、簡単に言えば、生きている限りはどうしたって希望を抱くってわけですね。
これ、結構、実は不便だったりもします。
希望を抱くない時もありますからね。そして希望が偏執を産み、変質的になってしまうこともあります。
皆さんも希望なんて捨てたい、そんな瞬間、何度も味わったことがあると思います。

さて、この希望。

ギリシア神話ではパンドラの匣(壺という話もあります)の最後に残っていたものだとか。
でも、これも説が色々あるみたいですね。
希望も災厄の一つだという説もあります。先ほど僕が述べたようなことですね。
希望があるからこそ、人類は未来に振り回されるってね。
ちなみにパンドラの匣の最後に残っていたものは「エルピス」と言います。
意味は、期待、希望、予兆。
悲観的な説は、すべてこれらの意味から起因しています。

悲しい話ですね。切ないです。

さて、その希望の反対が、絶望。
望みが絶たれてしまった状態のことですね。
(でもこの話の文脈だと希望もまた絶望と似ているのかもしれませんが…)
さて、キルケゴールなんかは「死に至る病」で絶望について書いてます。
絶望の根底は自己認識があるとかなんとか。そして最後には信仰に救われるしかない、と。

僕は、希望はまだ見ぬ未来についての「ねがい」だとしても、絶望は、現状、今の状態に対する負の感情なんだと思っています。
それは、つまり、今への恐怖だと思います。
それが人を絶望させる。
なんてことをここ何日間か考え、そして僕の思考はいつものようにバタイユを経由して、BABYMETALに辿り着く。
(※mono.--以下「BABYMETAL」論が展開される。詳細はブログ記事で)


■ BABYMETALはなぜ「現在進行形の神話」となり得たか? さいたまスーパーアリーナ公演を分析 「リアルサウンド(2015.1.15)」より
/
 2015年1月10日、BABYMETALによるワンマン公演「LEGEND “2015” ~新春キツネ祭り~」が、さいたまスーパーアリーナにて開催された。

 過去最大規模となったこの日の公演の動員数は約2万人。印象的だったのは、欧米人のファンの姿もちらほらと見かけたこと。この日の公演は海外向けのチケットも販売しており、おそらくアメリカやヨーロッパのダイハードなファンが駆けつけたのだと思われる。海外のメタルフェスへの参加やワールドツアーを経て大きな躍進を遂げた2014年のBABYMETAL。その成果はこんなところにも表れていた。

 それにしても、なぜBABYMETALはここまでの現象を巻き起こしたのだろうか? 「メタルとアイドルの融合」をコンセプトに掲げたグループは、なぜ国境を超え、言葉の壁を超え、ジャンルの枠組みを超えて、世界中に熱狂を巻き起こしつつあるのか? 今回の記事は、さいたまスーパーアリーナのライヴの模様からその理由に迫っていこう。
(※mono.--以下略、詳細はサイト記事で)


■ BABYMETALの紙芝居に流れた「三種の神器」とは何のことなのか予想してみよう! 「BABYMETALの楽園(2015.1.12)」より
/
 まず、昨年の幕張公演でモッシュやWODに少し乱暴な部分があったために、今回のSSAキツネ祭りでは事前にモッシュ・ダイブや他の客に怪我をさせるような行為等を禁じる公式発表があったせいか、今回のモッッシュやWODはお互いに相手のことを気遣った非常に和やかな物になったようで、メンバー3人が考える「おしくらまんじゅう」や「かけっこ」 に少し近付いたのかもしれませんので、禁止されていたとは言え結果的にメンバー3人の理想に近付いたので良かったと思うのですが、皆さんはどう思うでしょうか?

 ただ、アリーナでペットボトルやサイリウムを投げた客が1人だけいたそうで少し残念ですが、皆さんのコメントを読む限りとても素晴らしいコンサートになったようですので、ファンの1人としてとても嬉しいです。

 さて、キツネ祭り最後の紙芝居で「三種の神器を手に入れるために~」という文言が流れたそうですが、はたしてこの「三種の神器」とは何のことなんでしょうか?

※ コンサート最後の紙芝居は以下の通りです。
“Road of Resistance”、それは道なき道を突き進む若き勇者たちの物語。

混沌(カオス)の時代に生まれた、日いづる国。 
“Metal Resistance”の新たな調べ、第三章”Trilogy(トリロジー)”の扉は開いたのだ。

キツネ様はBABYMETALに新たな使命を与えるのであった。
“Trilogy(トリロジー)”の三点を繋ぐ三種の神器を手に入れる為、
あのメタルゴッドの待つ異国の地へと旅立つのだ。

迫り来る史上最大の鋼鉄の決戦に向かって。
/
そこで今回は、この「三種の神器」についてみんなで予想してみませんか?

 ちなみに管理人はこの「三種の神器」を世界の「3大メタルフェス」ではないかと予想しているのですが、世界の「3大メタルフェス」ってどのフェスなのかも知らないというアホな管理人なのでありました。

 では、皆さんの「三種の神器」に関する意見を教えてください。
(※mono.--以下コメント欄に続く。詳細はブログ記事で)


■ Perfume 大くし 「リラックマおじのブログ(2015.2.15)」より
/
昨夜のP.T.A. TV一言でいえば「かすうか大くし」ですかね(大笑
いぁー笑いました!
やはり予想通りの大幅延長となりましたが、充実の1時間30分でした。

最初のコーナーは2014年の振り返りでしたが、その中で、Perfumeの口からベビメタちゃん達のことが語られ時は、驚きのあまり椅子から転げ落ちそうになりましたw
/
しかも、すぅちゃんがあこがれのPerfumeのメンバーと握手した時、緊張で手が震えていたとか、その横で、ゆいもあちゃんがキランキランした眼をしながら「私も~」とはしゃいでいたとか、すぅちゃんが以前に初めてPerfumeのメンバーと握手した後から、オーディションに合格したり、さ学に入学できたりと運が開けてきたとか、KOBAMETALのことを「お父さん」と呼んでいるとか、もうレアな話満載でこれだけでも視聴した甲斐がありました。


■ 世界制覇 「Nowhere Man(2015.2.14)」より
/
長年ロックファンを続けてきたが、どうしても払拭出来ない懸念がある。
日本では聴き手に回るしかないという問題だ。
個人的見解を述べるなら、ロックは西洋の音楽である。
これは西洋で生まれたという意味だけでなく、ロックの真髄が日本を含む東洋では表現出来ないのではないか、という問題に繋がっている。
これは文化の違いであり、狩猟民族・農耕民族の違いであり、強いて言うならばDNAの問題の様な気がしている。
ぶっちゃけ言うならば似合わないのだ!日本人は…

例をあげるなら時代劇がある。
青い目のサムライという言葉があるが、マーロン・ブランドだろうが、ロバート・デ・ニーロだろうがちょんまげの役は似合わないのと同じ。これは日本の魂に関するものであるだけに簡単には譲れない。
そしてロックがこれに当てはまる様な気がしてならないのである。

この思いをずっと持ち続けて今日まで来た。
しかし何故かこんな考えを笑い飛ばすかの様に全てをクリアしてしまったグループが出現したのだ。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)

■ BABYMETAL の“年長組”ファンは素晴らしい!の話、その5、最終回。その優れたるコミュニケーション能力を絶賛す 「されどロックな日々(2015.2.13)」より
/
(※mono.--大長編エントリー記事につき、すべて略、詳細はブログでじっくりとww)


■ 天才がオンリーワンを保証する 「文書の形(2015.2.11)」より
/
武道館のライブ盤を聞いていて、やはりBABYMETALは中元すず香のためのバンドだと再確認している。

何がすごいかと言うと、誰もが認める圧倒的な高音の伸びは別にして、天才的なリズム感。

DDM(こういう省略は嫌いなのだが、BABYMETALの曲名に対してはたしかに便利)は好きではなかったのだが、ライブ盤を聞いてYouTubeでは分からなかった彼女のリズム感に驚かさせた。シンコペーションが続くラップみたいな部分(何を言っているか分からないが、「超すごい」の後に続く部分)。オンビートからオフビートに変わるところがとても難しいはずなのだが、何の苦もなく自然に歌っている。全く意識さえしていない。

振付師が彼女のダンスは天才的だと評しているそうだが、おそらく同じことを言っているのだろう。どんなに速い変わったリズムでも自然に表現できる。絶対音感という言葉があるが、彼女の場合は「絶対的リズム感」か。

そういう観点から聴きなおしてみると、至るところにリズム感の秀逸さが出ていることに気がついた。

例えばIDZの中盤、インストルメンタルパートが終わって「涙みせずに」と歌いはじめる部分。最初の4小節はドラムもベースも演奏していないのだが(かすかにピアノが聴こえる)、5小節目からバックバンドが追随し始めても彼女の歌のリズムには全く変化がない。単にテンポが変わらないのではなく、彼女はリズムセクション無しで、パワーメタルのノリを表現していたのだ。

彼女の歌はビブラートを使わないストレートな歌唱法に聴こえるのだが、実際にはパワーメタルの速いリズムに正確にのせるという難しい技術を使っていたわけだ(それも本人は何気なくやっている)。

J-POPとメタルとの融合だとか、アイドルとメタルの融合だとか様々に表現されていても、それが可能なのは中元すず香という天才があってこそ。

それ故に、BABYMETALは唯一無二の存在でありつづける


■ 4の歌 「ブログはじめました!(2015.1.24)」より
(※mono.--あちこち略、詳細はブログ記事で)
/
その中で先日ブログに書いた「Catch me if you can」に匹敵する曲を見つけてしまいました!!(笑)

この曲もアレンジがすげー!!
そしてこの曲も詩の中身なにもねー!!(笑)
でも面白い!!!
/
海外のライブでも盛り上がっております。
「よんっ!よんっ!」ってシンプルな単語の繰り返しっていうのがいいんでしょうね。
言葉が違うからこそシンプルな単語が生きてくる。

※ 音取りが不安定な歌唱だけれど、このストレートで一見坦々とした歌唱が聴くものの想像力をかきたてる。

BABYMETAL 魂のルフラン 投稿者 babymetalbox

※中ほどでBABYMETALについて話している。

slash 投稿者 lfod

■ 『ド・キ・ド・キ☆モーニング』考 1 「BABYMETAL試論(2015.2.11)」より
/
BABYMETALの持ちプログラムについて論考していくシリーズの1回目は、やはりデビュウ曲から始めるべきだろう。
 ニワカの知ったかで書くので、誤謬や思い込みなどが多い事は予めお断りしておく。このシリーズだけは後で改訂版を書く必要があるかもしれないと思っている。
 楽曲の歌詞全体は、曲名+歌詞で検索されたい。
 やはり初めの曲であり、包括的な事柄も含めるので、いささか長くなる。

 初リリースは2011年4月、『さくら学院 2010年度 ~message~』(トイズファクトリー期)の一曲として。録音自体は2010年だろう。
 10月にDVDシングルが発売された(買えない)。
 Credits: 作詞:NAKAMETAL 作曲:のりぞー・村カワ基成、編曲:SOH(Oh! S-D)・村カワ基成
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
『ギミチョコ!!』や『Catch Me If You Can』などが、私が最初に気に入った楽曲で、『ド・キ・ド・キ☆モーニング』は少し後に初めて聴いた。
 最初の印象は、「ああ、やっぱりデビュウ時は大分アイドル寄りだったんだな」というもので、この路線だけを続けていたら、自分はファンにはならなかったかもしれないと思った。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
レンジが拡大したギターに拮抗し存在感を出すには、普通に歌っていては埋もれるのだ。
 Judas Priestのロブ・ハルフォードは「ステージの上じゃろくに自分の声が聞こえないんだ。だからハイトーンでシャウトする様になった」と、「Metal Evolution」で述べている。
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
/
しかし、この私の初期の考えは間違いだったと今は思っている。
 メタルをやりたいプロデューサーなら、メタルバンドを発掘するなりプロモートすればいい。
 そうではなく、可憐Girl'sがあって、そこから解き放たれた中元すず香を、どう世界にアピールすれば良いのか、それしか最初には無かったのではないか。会社の支援は殆ど期待出来ず、さくら学院の活動の範疇で、どう化けるのかも見えないながら圧倒的なポテンシャルを持つ彼女を、過度期の今どう導けばいいのか。
 その解決策が、自身がファンであったメタルだったのだと、今は考える。
(あくまでも私の妄想であるが)
/
 中元すず香のキャラクター、声質、背格好に揃える事を止めて、並ぶとアンバランスになる水野由結と菊池最愛という、もの凄いタレントを持った少女達を得られたのが、BABYMETALの最初の幸運だったのだと思う。
 しかしこの曲は、彼女達を有機的に絡ませる想定ではない時期に作られていた。
「ちょ~××」以外は単純にユニゾン・コーラスで入っている。三人の混ざった声は、中元すず香ソロとは別種の魅力、武器ともなっていく。

「アイドルとメタルの融合」を目指すと、BABYMETALは発言してきた。まあこういった事は、「~っていう事なんだよ」とプロデューサーから説明された概念を、自身が納得しての発言だろう(『Only One』などと同様に)。
 しかし字義通り本当に「融合」させていたら、いや、BABYMETAL以外の「OKとは思えない」楽曲は寧ろ融合させようという試みの結果だったのだと思う。以前書いたとおり、融合では双方の尖ったものが鈍化するのだ。

 SU-METALは、「ロックはこう歌わなければいけない」という呪縛から完全に自由である。いや、そもそもメタルがロックだとすら思っていないに違いない。これはラジカルだ!
 異物同士を全く調整せずに合体させている。私にはBABYMETALがそう見えている。
 そしてその原形が、紛れもなく『ド・キ・ド・キ☆モーニング』だったのだ。



■ BABYMETALが今、あえて「ライヴCD」を発表する意義 「エンタメNEXT(2015.1.21)」より
/
BABYMETALライヴCD『LIVE AT BUDOKAN~RED NIGHT~』レビュー


 1月7日、BABYMETAL初のライヴCDである『LIVE AT BUDOKAN~RED NIGHT~』がリリースされた。同日に映像ソフト『LIVE AT BUDOKAN~RED NIGHT & BLACK NIGHT APOCALYPSE~』がDVDとBlu-rayで発売されているので、そのオマケ的な発売では? と思っている向きもあるかも知れないが、それは大きな間違い。そこにはBABYMETALの、今後進んでいく道への決意、ライヴに対するこだわりが隠れているのである。今、どうしてライヴCDなのか? その内容とは?


 ライヴアルバム(CD、アナログレコードなど)が、ほとんどリリースされなくなって久しい。70年代以降、特にロックバンド系ではライヴアルバムを制作することは当たり前であったが、70年代後半にVHSが家庭に普及し映像作品が発売されるようになると、音源によるライヴ作品は徐々に需要を減らし、2000年代に入ってDVD作品が容易に制作されるようになるとライヴ音源作品は大きく発売数を減らした。

 今でも海外のロック系アーティストでは、安価にライヴ作品を制作出来るライヴCDは発表されているが、日本国内では、映像作品にほぼ取って代わられてしまったという状況だ。

 しかし、ライヴアルバムが音楽の歴史で果たした役割は大きい。イギリスのハードロックバンド、ディープ・パープルは1972年の日本公演(大坂フェスティバルホール・日本武道館)をレコーディング。『ライヴ・イン・ジャパン(洋題 Made In Japan)』として日本で発売された後、世界各国でもリリースされた。日本のチャートでは最高14位、アメリカではビルボードで最高6位、プラチナディスクを獲得するなど各国でヒットを飛ばした。

 作品内容も、当時の彼らのライヴの凄まじさを知らしめるもので、ディープ・パープルの最高傑作アルバムにこの作品を挙げるファンも多い。

 ディープ・パープル以降、日本でのライヴをアルバムとしてリリースするアーティストが増えたが、中でもアメリカのロックバンド、チープ・トリックが1978年にリリースした『チープ・トリックat武道館(洋題Cheap Trick at Budokan)』は意義深い。

 当時のチープトリックは日本では既に人気沸騰していたが、本国アメリカではほとんど無名の存在。日本で発売されたこのライヴアルバムが輸入盤としてアメリカで評判となり、翌年正式にリリース。ビルボードで最高4位、トリプルプラチナムを獲得。チープトリックはアメリカを代表するロックバンドに育っていった。

 こうしてライヴアルバムはロックバンドにとっては自身のライヴの魅力を伝える最高のアイテムに発展していったのだが、それは日本のアイドルというジャンルでも同様で、70年代には山口百恵や西城秀樹といったトップアイドルたちも頻繁にライヴアルバムを出していた。

 しかし80年代以降ライヴビデオがリリースされるようになると、特にヴィジュアルも重要な要素であるアイドルのジャンルでは、ライヴアルバムは急速に姿を消していったのだ。

 そんなライヴアルバム不遇の時代の中、今年BABYMETALのライヴ作品がCDフォーマットで発表されたのはある種の衝撃であった。

 同時発売のDVD・Blu-rayを見れば一目瞭然だが、メンバーのヴィジュアル的魅力やダンスパフォーマンス、大仕掛けなセットや演出など、見た目の要素が重要であった武道館公演を、音だけで勝負するしかないCDでリリースするのは大きな冒険であったろう。そこにはアイドルであると同時にヘヴィメタル・アーティストであるBABYMETALの、「ライヴこそが勝負の舞台」という決意と覚悟が秘められているようだ。アルバムジャケットにもそれは表れている。メンバーの姿は一切ない。ただのまっ赤なジャケットに、エンボス加工で浮き上がるアルバムタイトルというスタイルはアイドルらしいデザインではなく、ヘヴィメタルのCDジャケットのそれだ。

 音を聞いてみると、余計な装飾のない、ネイキッドで生々しいライヴサウンドの音像が浮かび上がってくる。ボーカル、バンドサウンドやSE、オーディエンスの歓声がバランス良くミックスされており、その場の空気感・熱が良く伝わってくる。『ヘドバンギャー!!』などではSU-METALの息づかいまでもがハッキリ聞こえる。目を閉じれば当日ライヴ会場で見た光景が鮮やかに脳裏に浮かんでくる。

 マスタリングを担当したのはアメリカの名マスタリング・エンジニアであるテッド・ジェンセン。ノラ・ジョーンズのアルバムでマスタリング・エンジニアとして初のグラミー賞・最優秀アルバム賞を受賞したテッドの手によるサウンドは、まさに目の前でライヴが行われているような臨場感あふれるものとなった。

 チャートアクションを見てみると、オリコン週間アルバムチャートで初登場3位。女性アーティストのライヴアルバムのトップ3入りは女子十二楽坊の『奇跡』以来11年2ヶ月ぶり、日本人女性グループに限るとWinkの『Shining Star』以来何と24年7ヶ月ぶりの快挙となった。

 海外ではアメリカ・ビルボードのワールドアルバム週間チャートで3位。iTunesのメタルアルバムチャートではアメリカ、イギリス、ドイツなどで1位を獲得、その他の国でも軒並みトップ10にランクインした。

 このようにチャート的に見ても歴史に残る快挙となったが、前述したディープ・パープルやチープ・トリックのライヴアルバムのような歴史的な意味を持つライヴアルバムになるかどうか……。その答えは、いよいよ始まった〝メタルレジスタンス第三章〟にある。





/
corakko rakko1 週間前

間違いなく、今年の分岐点はソニスフィアでしょう。たぶん本人たちより、スタッフや私たちを含む周りのほうが緊張していたのかもしれません。個人的にはインスタグラム等から上がってくる情報などをリアルタイムにチェックしながら、無事に終わったと知った時には本当にほっとしました。

特にゆいちゃんの最初のフラッグのもたつきや、もあちゃんのフリ飛ばしなど、さすがに中学生にはきつかったのかなと、思ったりしながら。並の人間なら焦りまくりだったでしょう。しかしそれ以降、次々と上がってきた情報を読み解きながら、予想以上のもあゆいのプロフェッショナル振りに、改めて感心した次第です。

しかし何と言っても圧巻は、すぅちゃんの堂々とした歌唱でした。まさに衝撃を受けました。あの海外の数万のメタラーだらけの会場で、少しも声が上擦るでもなく、むしろリラックスして楽しんでパフォーマンスしているような余裕さえ見えました。絶対に頭のネジの2、3本は吹っ飛んでます。まさにステージに立つために生まれてきたような人なんだな、と確信しました。

ーーーーーー
capulega2 日前 (編集済み)

2014年は本当に飛躍の年でしたねー
大晦日にギミチョコの200万再生に協力したのはイイ思い出になるかな~(笑)
そして、2015…まだ12日しか経ってないけど、昨年1年分くらいの露出度
今年は一般人にもバレテしまってメジャーになって、俺らだけのものじゃなくなっちゃうんだろうなー
でも、もっともっと活躍するとことを見てみたい!世界中を虜にしちゃえ、ベビーメタル!
うp主、お疲れ様&THX

ーーーーーー
einsfia5 日前

素人制作だなんてとんでもない!
造り手がどれだけ愛情を込めて丁寧に仕事をしたのかは、受け手にはっきりと分かるものです。
人を感動させるのは、技術よりもそういう心意気の部分です。この動画からは30分という短い時間にBABYMETALの2014年を凝縮させようとしたBraun vonさんの情熱が伝わってきます。
素晴らしいコンテンツをありがとうございます!

ーーーーーー
Amshage1 週間前

Brilliant video, I loved watching it, bringing back so many memories of the year 2014.
It's been almost one year now that I discovered BABYMETAL, and I didn't spend ONE day without listening to them.
Thank you BABYMETAL for this !

ーーーーーー
zaq1xsw2935 日前

いかん!不覚にも涙出た。。。。w

ーーーーーー
mrfujisawa1 週間前

Great video, thank you!


(高画質 60fps) BABYMETAL ~I,D,Z~ MUSIC... 投稿者 MSDCF0416


BABYMETAL Music Station (02-07-2014) 投稿者 cold6001


BABYMETAL現象 NHK 2014/12/21 投稿者 kizackree



BABYMETAL - 魂のルフラン - Tamashi no Refrain 投稿者 quebec666




(※mono.-上記メンバー欄にブログやTwitterのリンクを貼りました。2015.1.14 19:39)

■ BABYMETAL〜新春キツネ祭り2015〜の感想 「BOHオフィシャルブログ「六弦BASS道」(2015.1.11)」より
(※mono.--前略)
/
昨日は新年一発目のBABYMETALのShow さいたまスーパーアリーナでした

新年を迎えるに相応しい、素晴らしい盛り上がりでしたアップ

ファンクラブ限定で12月に行われたSU-METALさんの聖誕祭以外では、NY & London後
初の日本公演。

日本国内のみならず、海外からお越しくださったファンの方も多数いらしてくださって、
BABYMETALをサポートしている、我々神バンド一同も大変嬉しく思っておりますヾ(@°▽°@)ノ
ステージセットも、和と洋をミックスした豪華なものでした

昨年の3月に行われた武道館2DaysからのBABYMETALの成長...ファンの皆様はどのように
感じていらっしゃるでしょうか?

海外でワンマンショーをやり、世界の名だたる有名バンドと、フェスで共演し、
日本国内のメディアからの注目も増し、本当に濃密でたくさんの修行を積んだ
チームBABYMETAL...

僕が昨日のLiveで一番感じたのは『無敵の領域に突入しつつある』ということ。

(※mono.--以下略、詳細を是非ブログ記事で!!)

/
vinyalonde2 日前 (編集済み)

強力な、純粋な、完璧なピッチ、揺るぎない:蘇メタルは素晴らしい声を持っています。彼女が歌うとき、彼女は感情的に人(または少なくともこの人)を移動し、そのまれな能力を持っています。これらのオープニングノートは感情の洪水を生成し、彼女は曲全体を通して1秒のために私達を解放しません。彼女の作品のすべては、彼女の驚くべき才能のための別のショーケースですメギツネ含め、しかし動いている。

古い17年はこれをどのように行うのですか?これはライブパフォーマンスです!これは、1つは関係なく、彼女は常に一貫して高いレベルで実行するどのように良いか、まだ経験して、すべての出演者に期待しないであろうものではありません。私たちは彼女がちょうど彼女のストライドをヒットすると彼女の本当のポテンシャルを実現し始めていることを受け入れるなら、それは私たちがMs.Suzuka中本からより多くの多くのことを見に行くされていることは明らかである。

私はBabyMetalはちょうど蘇金属されていない、それが唯一の理由BabyMetalの一部で信じられないほどの努力、才能、そして皆のスキルを動作しますが、確かに誰も蘇メタルは素晴らしい声を持っていることを否定しないであろうことを認識することが、私は追加する必要があります。
/
Yagami Wolf1 週間前

私は、誰もが言う金属を気にしないかどうか、それは叙事詩です!
/
syucreate2 週間前

勘違いしないでほしいのは、su-metalの透明感のあるストレートな歌唱力が
ヘビーメタルの重音の中で一服の清涼剤のようなすがすがしさを感じさせているのであって、
su-metalがアメリカの歌手みたいにビブラートを必要以上に使い倒して
「私、実力あるでしょ」的な感じで歌っていたら心に突き刺さるような物になっていないと思う。
外国人が言語を超えてakatsuki(紅月)に感動するのもそこなんじゃないかな?
/
syucreate1 週間前

  1. SuperSImRock Sonisphereが感動的だったのもまさに・・・カッコつけようとしたり
実力以上にうまく見せようとしたりと・・そんな小細工が通用するような場ではない
大アウエー状態で10代半ばの少女達が重圧に押しつぶされる事なく、最後まで
立派に自分達のパフォーマンスをやりきった事に心を揺さぶるものがあったんだよね。
リアルタイムでヒヤヒヤしながら情報を検索していたが、5~6万人の大観衆を前に
3人の少女達がお立ち台に立っている写真を見た瞬間、本当に鳥肌が立ったよ。
折りたたむ
/
matsuitaku1 週間前 (編集済み)

SU-METALの声質や歌唱法は、ジョーイ・テンペストやヨラン・エドマンに似たところがあって、海外のHR/HM好きの人にとっても特に珍しいものではないと思う。
ただそれでも、彼女の魅力の源の1つなのは間違いないし、彼女の歌唱力に対する批判には的外れなものが多いね。


■ BABYMETAL@さいたまスーパーアリーナ 「Ro69 ライヴレポート(2015.1.11)」より
/
《世はカオスの時代 世界中の人々がメタルの魂を失いかけていた2014年 BABYMETALはキツネ様の教えに従い 再びメタルの魂に火をつけ メタルで世界をひとつにするという使命を背負い 異国の地へと旅立った》というナレーションがステージ左右のヴィジョンの映像とともに厳かなナレーションが響くと、ソールドアウト満場のさいたまスーパーアリーナは雄叫びのような歓声に包まれていく。《幼きメタルの魂は世界中を駆け巡り 幾多の困難を乗り越え 国を越え 言葉の壁を越え 感動を与え 世界はひとつ“THE ONE”になったのであった――》
(※mono.--中略)
/
そして、彼女たちにとって初のさいたまスーパーアリーナ単独公演となるこの日のステージ=「BABYMETAL LEGEND“2015”~新春キツネ祭り~」は、そんな状況を真っ向から受け止めてさらなる「その先」への意志とヴァイタリティを放射するBABYMETALの3人の「今」を、この上なく鮮烈かつダイナミックなアクトとして提示してみせた、最高の爆演だった。
(※mono.--中略)
/
巨大なメタルの王宮の如きセットの前に、和風の朱塗りの橋がステージ中央から左右に大きく渡され、時折舞台上空から吊り下がってくる大きな朱色の橋が、アリーナ中央に設けられたセンター・ステージとメイン・ステージとを結ぶ架け橋として機能する――という大掛かりな舞台装飾の中、ステージ背後のLEDスクリーンに浮かぶ棺の映像とともに、「Scream & Dance:MOAMETAL」「Scream & Dance:YUIMETAL」「Vocal & Dance:SU-METAL」と名前がコールされて着物をまとった3人が登場、「さあ時は来た いざ進まん!」のナレーションとうおおおっという大歓声を受けて、着物を鮮やかに脱ぎ捨てて流れ込んだ1曲目は“メギツネ”! 上手側に大村孝佳(G)&青山英樹(Dr)、下手側にLeda(G)&BOH(B)という陣容の「神バンド」が繰り広げる鉄壁の爆音、そして開幕早々からセンター・ステージでアグレッシヴな歌とダンスを展開するSU-METAL/YUIMETAL/MOAMETALの姿が、実に2万人を動員した広大な会場の距離感をあっさり無効化し、あっという間にたまアリを「THE ONE」にしてみせたのはさすがだ。
(※mono.--中略)
/
“Road of Resistance”のラストに再び「We are!」「BABYMETAL!」のでっかいコール&レスポンスを響かせ、ラストのキメと同時にどでかい花火が炸裂して――終了。そして、暗転した場内でヴィジョンに映し出されたのは、「BABYMETAL WORLD TOUR 2015」「2015年6月 幕張メッセ展示ホール」の文字。さらなる過去最大規模のワンマン・ライヴ開催決定の告知に、驚きと感激に満ちた大きな歓声が湧き起こる……自らの快進撃を勇壮な新曲“Road of Resistance”として高く掲げ、どこまでも進み続けるBABYMETAL。5月にはアメリカ・オハイオ州で開催されるフェス「ROCK ON THE RANGE」にジューダス・プリースト/スリップノット/リンキン・パークらとともに出演することが決定している彼女たちの、いよいよ幕を開けた「メタルレジスタンス第三章」の行方をまだまだ観たい――という期待感が終演と同時に湧き上がってくる、圧巻のステージだった。なお、今回の「BABYMETAL LEGEND“2015”~新春キツネ祭り~」の模様は3月にWOWOWで放送が決定(詳細は http://www.wowow.co.jp/babymetal/ をご参照のこと)しているので、そちらもお楽しみに。(高橋智樹)


◆ BABYMETAL現象 ~世界が熱狂する理由~ の本番前の小ネタ 【海外の反応】 「外人の反応にニヤニヤする(2014.12.24)」より
/
(※mono.--記事は本文で)

◆ 【海外の反応】BABYMETALイギリス・ロンドン公演!外国人の反応 「べびけん(2014.7.8)」より
(※ 英文はサイト記事で)
/
訳)BABYMETALを見に行くところだよ、今超ワクワクしてる!!!!

訳)Sonisphereで最も良かった&最も変わっていたバンドはBABYMETALだな。めちゃくちゃ仰天するほど素晴らしいよ!

訳)Tesseractは凄かった。BABYMETALは変わってた、そしてとても楽しんだってことを認めたくない。Anthraxも凄かった。Deftonesも凄かった。

訳)今何か黒か赤のタータン柄の着る物を探してるxD

<>お前BABYMETALを見に行くの?!ラッキーなやつめ、すごく羨ましいよ。

訳)BABYMETALのコンサートに何を着て行くの?という質問へのお父さんの答え。(※ 写真付き)

訳)今日体育の先生が私のBABYMETALバンドについて聞いてきたo.O

(※ 中略)

訳)うわっ、私BABYMETALのコンサートに場違いだわ、明るいピンクのブラウス着てる。
ルフィの麦わら帽子にアカツキのジャケットを着てる人を見た・・・帰りたい。

訳)みんながBABYMETALのために列を作ってるのが、バンド自身よりも奇妙だ。

訳)どうやらこれがBABYMETALのコンサートに必須のドレスコードらしい。

訳)BABYMETALライブ待ちの行列が俺のオフィスまでずっと続いてる!!!!

訳)BABYMETALのコンサート映像を見た今、なぜ今夜自分がBABYMETALを見に行ってないのか熟考してる。

訳)BABYMETALを見にThe Forumにいるよ。中はぎゅうぎゅう詰めで超暑い。かかってこいや!

訳)BABYMETALマジ最高!!!!!

訳)前言撤回するわ、BABYMETALはとてつもなく凄いよ。

訳)BABYMETALは最高だと言わざるを得ない!:D

訳)”we are…” “BABYMETAL” 本当にすごく良かった。

訳)全部の歌詞を日本語で歌ってダンスする、10代の若者のように振る舞う大の大人でいっぱいだった。今までで最高の夜だったよ。

訳)BABYMETALはバカみたいに良かったよ。素晴らしい音楽の才能、非の打ちどころのない歌、魅惑的なダンス。星5つだ!!!

訳)地下鉄でアイルランド人の人とオランダから来た人とおしゃべりしたよ。すっごくたくさんの人たちがBABYMETALを見るために実際に外国から流れ込んだんだね。
ある人はギリシャから、ある人はデンバーから2つ乗継便に乗ってきたんだって。

訳)BABYMETALは信じられないくらい素晴らしかった。

訳)今夜のBABYMETALの公演でXXLサイズのTシャツを販売してくれてすごく嬉しかった!この2つを手に入れたよ。(※ 写真はサイト本文で)

訳)イギリスへのBABYMETALの初めての旅は成功だったと思うよ。そして彼女たちがくだらないギミックバンドなんかじゃないってことを証明したと思う。

訳)キングブレード(ペンライト)を振り回してできた指のコレの処置をしたよ。ヒリヒリするぅぅぅ。(※ 本文中に赤く腫れた指の写真)

訳)BABYMETALのコンサートはものすごく素晴らしかった!最高の方法でくたくたに疲れたよ:-)

訳)BABYMETALは期待してた通りに驚異的だったよ!僕が行った中で最も面白くてヘヴィなコンサートの一つだよ!落ち着きを取り戻すまでしばらく時間がかかりそうだ。

訳)なんてこった!!!!世界征服が起ころうとしている!BABYMETALはゴジラよりも速くロンドンを壊滅させたね!近いうちにまたイギリスに来てね。













■★ 【超速報】BABYMETALがイギリスを制す! 超満員ロンドン公演レポ 「けてぃっく(2014.7.8)」より
/
イギリス時間7月7日の七夕の夜に、ベビーメタルがロンドンの老舗ライブハウスForumでライブを行った。チケット発売後すぐにSOLDOUTとなり、会場が変更されるほど前評判の高かった今回のロンドン公演を超速報という形でお届け!
/
本日の開場は19時、開演は20時であったが、取材班が昼過ぎに現場に着いたときには既に数百人のファンが長蛇の列を作っていた。先頭に並んでいたイギリス人に話を聞いたところ、朝の7時から並んでいたとのこと。4月にきゃりーぱみゅぱみゅが来英したときもそうであったが、イギリス人は日本人同様、長い列に並ぶことを厭わないタイプの人間が意外に多い。取材をしていると、会場近くに住んでいる中年男性が話しかけてきて、「一体この騒ぎは何だ?一体何者なんだ?」と興味津々。「日本から来たアーティスト」だと答えると、「ここに40年住んでいるけど、こんな行列は初めてだ」と教えてくれた。何を言っても納得いかない様子だったので、「日本代表ベビーメタルが来たんDEATH」と答えておいた。
/
開演前に多くのファンにインタビューを実施したが、会場に集まっている層は大きく分けて2層存在した。ベビーメタルの根っからのファンで、先日行われた英国内のフェス<SONISPHERE>にも参加して、その流れで今回の単独ライブに乗り込んできた層。日本から訪れているファンは多くがここにあてはまる。そしてもう1層が、「ベビーメタルという何だかよく分からないけど、とりあえず凄いらしいから確認しにきた」という層だ。イギリス人団体グループにこの傾向が強く、何人かで参加しており、その中の一人が熱狂的なファンで「今日はレアなチケットを取ってくれたみたいなので、着いて来た」という台詞を何度も聞いた。
/
息ができない程の熱気と大合唱

話がそれてしまったが、肝心のライブレポートに戻りたい。少し時間を押しての開演となったが、「BABYMETAL Death」の演奏が始まり、彼女たちが歌い出す前にダイブが起こるほど、序盤から観客のテンションは最高潮。2階席からのレポートだったのだが、超満員の観客と暴れ回る1階からの熱気で、じっとしているだけでも全身から汗が吹き出すくらい湿度、温度ともに高く、まるでロンドンにいながら日本の梅雨、いや日本のサウナを思い出すほどの環境だった。酸素を求めて会場の外に避難するファンもいたが、少しの休憩を挟んで、またすぐに走ってステージに近づいていく姿は「まるで何かの中毒に犯された人間のよう」と言っても過言ではない。

1階席はもちろん、YUIMETALとMOAMETALのジャンプに合わせて2階席で飛び跳ねて「危ない」と注意されているファンもちらほら。さらに1階席の観客を見渡すと、オリジナルの衣装はもちろん振り付けまで完璧な外国人も多く観られた。1階席よりは比較的大人しい2階席であったが、ライブ後半に向かうに連れて、合いの手や振り付けを徐々にマスターしていく様子は圧巻で、前半で書いた「確認しに来ていた層」が一気に彼女たちの虜になっていく姿が手に取るように分かった。終盤の「ギミチョコ!!」からの「ヘドバンギャー!!」ではアリーナから湯気が見えるほど、会場のボルテージはMAXに。そして最後の「イジメ・ダメ・ゼッタイ」では怒号にも似た大合唱でフィナーレを迎え、今回のロンドン公演はあっと言う間に、そしてもちろん大盛況のうちに幕を下ろした。会場を後にするグループを見ていると、連れて来た仲間に対して「ほら言ったじゃないか!」とでも言いたげな熱心なファンがあちらこちらに。そのしたり顔と彼らから滴る汗が本公演の成功を物語っていたと言えるだろう。

ベビーメタルがロンドンを制したり! 次回はもっと大きな会場でロンドンに帰ってくることを期待したいDEATH!
(※ サイトには多数の写真あり。)

ーーーーーーーーーーー
■ Festival Junkie in the UK〔Facebook〕
英国在住の音楽ジャーナリストとカメラマンがお届けする海外フェス情報サイト。主に英国フェスの情報を発信。




ーーーーーーーーーー











































.
最終更新:2023年11月24日 09:48