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■ 北方領土不法占拠者の四割はウクライナ人である 「アゴラ:八幡 和郎( 2022.03.21 17:00)」より
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Facebookで北方領土を不法占拠している島民のうち四割はウクライナ系だということを紹介したら、反響が大きかったので紹介したい。

ウクライナはロシア(=ソ連)に支配されていたのだとか、強制連行されてきたのだろうから責めるのは気の毒といって反論してくる人もいるが、完全な誤りである。


ウクライナは旧ソ連の中核であって被支配者でない

今回のウクライナへのロシアの侵攻は無条件にロシアが悪い。しかし、ここに至るまでの紛争や歴史的事情については、まったく別だ。とくに歴史認識については、ウクライナの主張はデタラメで酷すぎるし、また、日本人がまったく勘違いであることも多い。それどころか、その話に乗っては国益を毀損するとか天に唾することが多すぎる。

そのなかの一つが、旧ソ連=ロシアであるような論理で、日本人もウクライナ人もロシア人の国家である旧ソ連の被害者であるというような気分で同情する人が多い。

ソ連は15の共和国の連邦国家だったが、バルト三国だけは、ベルサイユ体制で独立国だったのを無理矢理併合されたのだから、少し違う。しかし、残りの共和国はロシア人に支配されていたわけでなく、ソ連の構成国だったのだから、ソ連の悪行についてロシアと平等に責任がある。とくに、ウクライナとかベラルーシはロシアと団子三兄弟である。連邦の中でロシアが孤立しないようにロシアとは別の共和国にしたという一面すらある。

(※mono....中略)
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北方領土ではロシア人よりウクライナ人の方が多い
北方領土に住む旧ソ連系住民でウクライナ人が多いと、これまでもさまざまな形で報道されている。たとえば、2015年8月18日の北海道新聞ニュース「国後島でウクライナ出身者ら緊急集会<北方四島映像だより>」では、島民の3人に1人がウクライナ出身者だとしている。

また、北海道大学のスラブ研究所の「21世紀COEプログラム研究報告集 / 21st Century COE Program Occasional Papers No.15」での岩下明裕(北海道大学スラブ研究センター)、本田良一(北海道新聞小樽支社)による「日ロ関係の新しいアプローチを求めて」では、南クリール、クリール両地区執行委員会幹部から聞き取り(1991年前半の取材)として「91年夏の時点で、北方領土の住民はウクライナ人4割、ロシア人3割、残りはその他という割合だった」としている。(P.112)としている。

どうしてそうなったかは、「第二次大戦で主戦場となったウクライナは疲弊していた。北方領土へ移り住んだウクライナ人が多かった事実は、当時、ウクライナが貧しかったということを反映しているのだろう」としているが、これは著者の当てずっぽうだ。

スターリンによってウクライナ人は強制連行ないし集団移住させられたに違いないから本人に責任はないという人がいるが、スターリンが国防などの理由から盛んに集団移住させたのは、戦争中のことであって、時期が違う。

移住者は募集され、通常の2~4倍の高給を目当てにやって来たのである。この時代、ウクライナは飢饉と戦争での損害と人口減少で、不足をロシア人の移住で埋めたとナショナリストたちがいっているのだから、職はいくらでもあったのである。

また、いわゆるシベリア抑留でウクライナに抑留されていた人たちもいる(ドイツ人抑留民が過酷な扱いを受けたのに比べて日本人への扱いは相対的によかったそうだが)。

つまり、日本の返還要求をはねのけるため北方領土をソ連が確保すべく行われた募集に愛国的に応募したのであるから、少なくとも善意の第三者ではない。

どうしてウクライナ人が多いかと言えば、海外との交流が多かったウクライナの人は、故郷を離れて移住することを嫌がらず、欧米にも多いし、在日のロシア人と思われている人のかなりはウクライナがルーツである。また、黒海に面しているので、海に囲まれた島での生活への順応度が高かったのではないか。

(※mono....以下略)


日露関係
★■ 露大統領府、ロシアがクリル諸島を譲渡する可能性があると報じるマスコミの記事を読まないようアドバイス 「Sputnik(2021年03月04日 06:03)」より
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ロシアのペスコフ大統領報道官は、ロシアで政権が交代した場合に同国が日本にクリル諸島を譲渡する可能性があると報じるマスコミの記事を読まないようアドバイスした。

ペスコフ氏は記者団に「このようなマスコミ(の記事)を読まないでください。 日本を含むすべての国に非常に多くの極端論者、そのような極端な思考を持つ人々を支持する非常に多くの人たち、そしてこのような極端な思考を二国間関係の発展に向けた建設的なアプローチに置き換えようとしている人々が非常にたくさんいる」と述べた。

ペスコフ氏は、ロシアと日本のコンタクトはその豊かさの点で抜きんでていると指摘し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が収束してすべての人が普通の生活に戻ったときにこの動きが継続されることに期待を表明した。

ペスコフ氏は「われわれは日本との関係を大切にしており、大統領はこれについて繰り返し話してきた。われわれは日本との関係を発展させ、二国間関係の最も困難なすべての問題を対話で解決する」と語った。

先にロシア極東サハリン州のワレリー・リマレンコ知事は、ラジオ局「KPサハリン」のインタビューで、日本との互恵的協力はクリル諸島をめぐる領​​土論争を取り払い、サハリンとロシア本土を結ぶ橋の建設は、投資家にとってサハリンと北海道を結ぶ回廊建設への刺激となるだろうとの考えを示した。

日本とロシアとの間の領土問題、 第二次世界大戦の終結後からいまだ解決に導かれていないこの問題は、二カ国の間の障害となっている。

ロシアと日本の間にはすでに70年以上も平和条約が存在しておら ず、日本は1855年に結ばれた日露通交条約に基づいて国後、 択捉、色丹、そして歯舞群島を要求している。1956年、 ソ連と日本は共同宣言に署名。その中でソ連は、 日本との平和条約が締結した後に、 日本へ歯舞と色丹を引き渡す可能性を検討することに同意している 。国後・択捉の扱いについてはそこでは触れられていない。

しかしソ連は、1960年に日本が米国と日米安全保障条約を締結 した後に、日ソ共同宣言での約束を拒否した。 その後に行なわれた協議の数々はどんな結果ももたらさず、 第二次大戦終結にからんだ平和条約が締結されることはなかった。

ロシアの立場は、 島々は第二次世界大戦の結果としてソ連領になったのであり、 ロシアがこれらの島々に対して主権を有していることは疑いがないというものだ。


■★ ロシア外務省報道官、北方領土問題「いかなる形でも議論できない」 平和条約交渉に関しては「交渉を行う用意がある」 「Share News(2021-02-19)」より
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北方領土問題「いかなる形でも議論できない」 憲法理由に・・・ロシア外務省報道官

▼記事によると…

  • ロシアの外務省報道官が北方領土問題について、領土割譲を禁じた憲法を理由に、「いかなる形でも議論できない」と発言しました。

ロシア外務省のザハロワ報道官は18日、動画サイトのインタビューで日本との北方領土問題について、「憲法があるので、いかなる形でも議論できない」と発言しました。一方で、日本との平和条約交渉に関しては、「交渉を行う用意があるし、実際に交渉を続けている」と述べています。

  • 領土割譲を禁じたロシアの改正憲法をめぐっては、プーチン大統領が14日に放送された国営テレビのインタビューで、「憲法に反することは一切しない」と語っていました。



■ 戦争しないと取り返せないじゃねえかよ 「二階堂ドットコム(2019/06/09 18:33)」より
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元々日ソ不可侵条約破って攻めてきたんだから、防衛のために取り戻すための戦争は国際法的にも可能だ。我が国は実効支配を認めない。

ロシアなんて日本と戦争したら勝てるわけがない。核はあっても日本には撃てない。それは、プーチンの後ろ楯が許さない。

色丹島にロシア巨大水産加工場 7月稼働、実効支配強化 「朝日新聞(2019年6月8日19時35分)」より


日露関係】 / 【日ソ共同宣言
■ ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使 会見 2019.3.28

jnpc
2019/03/28 に公開
Mikhail Galuzin, Ambassador of the Russian Federation to Japan

就任後、初となる日本記者クラブでの会見。昨年11月の日ロ首脳会談での合意を受け、交渉が進められる平和条約に質問が集中した。交渉の基礎とされる1964年の日ソ共同宣言については「文書全体をみて履行する必要がある」と強調。色丹島、歯舞群島の返還が明記されたことは「ソ連、ロシア側の善意の行為」とした。

司会 川村晃司 日本記者クラブ企画委員(テレビ朝日)


■ 北方領土を戦争(武力)で取り戻す! この発想は丸山穂高議員だけではないでしょ 「BLOGOS(猪野 亨2019年05月14日 13:29)」より
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丸山穂高氏は、飲酒による大失態、北方領土の元島民たちに島を取り戻すために「戦争」という言葉を使ったそうです。


「丸山議員が元国後島民の大塚小彌太団長(89)に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」などと大声で質問。団長が「戦争はすべきではない」と答えたが、戦争しないとどうしようもないとの発言を返した。」


 言われた方が不愉快ですよね。現実に戦争なんかするはずもなければ、実際に戦争になれば多くの人命が失われることになるのですから。

 とはいえ、もはや北方領土が返還される見込みがないというのも事実。
 色丹、歯舞限定であれば可能性はあるとは思いますが、北方四島が戻ってくる可能性はゼロ。もういい加減に現実を受け入れるときです。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


丸山穂高
■ 日本は戦争に厳しいねぇ。でも確かに、国後択捉は戦争しないと帰らないよ。 「二階堂ドットコム(2019/05/14 14:52)」より
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鈴木宗男がチョロチョロしていかにも何かやってるようにあちこちで喋っているが、一向に進まないロシアとの北方領土問題。丸山穂高という議員が「戦争しないと帰ってこない」と酔って言ったとかで大騒ぎだ。

丸山某に議員辞めろとか鼻クソとかいろいろ言っているが、俺はそもそも議員になる前の”ある事”を知っているので、別に戦争発言くらい驚かない。酒に弱いバカなのだ。(俺も人のことは言えない)

ただ、丸山が言っていることは、正しい。

はいはい、戦争いやーですね。それはわかってます。しかし、きれい事ではなく、国後択捉は事実、戦争でもしないと帰ってこないだろう。俺が小さいときからずっと、北海道では「北方領土を取り戻そう」というキャンペーンを政府はやってきたが、いまだに何も戻らない。それこそ「ムネオハウス」が出来ただけだろう。

旧ソ連、現ロシアは国後と択捉に軍事基地を作っている。温暖化した現在もそうなのかは分からないが、ロシア極東艦隊(便宜上そう呼ぶ)は、国後択捉より北に行くと、凍っていて、冬の軍事活動が出来なくなるそうだ。オホーツク海から太平洋に抜けるルートが作れないから、不当といえども実効支配しているのだ。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 丸山議員、北方領土「戦争による奪還」発言の音声


日本維新の会の丸山穂高衆院議員は、北方領土の「ビザなし交流」で訪問した国後島で11日、元島民に対し「戦争で島を取り戻すことには賛成か」「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと発言した。酒に酔っていたという。
丸山氏は離党届を提出し、日本維新の会は14日除名処分にした。音源と写真の一部は同行記者団提供【時事通信映像センター】


★ 丸山氏の辞職勧告決議、維新が与野党に呼びかける方針 「朝日新聞(2019年5月15日13時06分)」より
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 日本維新の会は15日の国会議員団役員会で、北方領土返還に関連して戦争に言及し、除名処分とした丸山穂高衆院議員について、辞職勧告決議案の衆院への提出を与野党に呼びかける方針を決めた。与党内にも賛同する声が出ている。自民党が賛成に回る場合、決議案は可決される。

 維新の松井一郎代表(大阪市長)は14日、丸山氏について「辞職するべきだ」と記者団に述べたが、丸山氏は自らのツイッターに「無所属にて活動する」と投稿、議員辞職はしない考えを示している。辞職勧告決議案は可決されても法的拘束力はない。

+ 続き
 維新を除く立憲民主党など野党5党派の国会対策委員長は、維新の役員会に先立ち国会内で対応を協議。立憲の辻元清美国対委員長は会談後、「けじめをつけないといけない。単なる暴言とはちょっと意味が違う」と記者団に述べ、辞職勧告決議案の提出に意欲を示した。

 丸山氏は11日、北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪れた際、酒に酔った状態で団長の元島民に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と質問。さらに「戦争しないと、どうしようもなくないですか」とも発言した。13日に都内で記者団に「謝罪し撤回する」と釈明し、14日に維新に離党届を出したが、受理されず除名処分を受けた。


★ “戦争”発言の丸山穂高衆院議員、維新から除名処分 「TBS-news(2019.5.14)」より
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 「戦争で島を取り返すことには賛成ですか、反対ですか」。北方領土をめぐり、こんな発言を繰り返した丸山穂高衆議院議員について、日本維新の会は除名処分とすることを決めました。

 日本維新の会の丸山穂高衆議院議員は、北方領土の「ビザなし交流」の訪問団に同行した今月11日、酒に酔った状態で北方領土について「戦争しないと、どうしようもなくないですか」などと、「戦争をしないと島は返ってこない」とも受け取れる発言を繰り返しました。

 丸山議員は「不適切だった」として自らの発言を撤回し、謝罪。14日午前、離党届を提出していましたが、日本維新の会は離党届は受理せず、党紀委員会で除名処分とすることを決めました。

 丸山氏はツイッターで、議員辞職はせず無所属で活動を続ける考えを示しています。



★ 外交青書「北方4島は日本に帰属」表現消える 「読売新聞(13:08)」より
(※mono....前半大幅に略。※メモ2019.4.23
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 ロシアとの関係では、昨年までの青書で記述していた「北方4島は日本に帰属する」との日本の法的立場に関する表現が消えた。日露関係は「最も可能性を秘めた2国間関係」とも強調しており、領土交渉の進展を図る思惑とみられる。


■ 在日米軍司令官、北方領土に米軍基地を置く可能性は無い 「社会科学上の不満(2019-01-18 00:00:38)」より
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《 在日米軍のマルティネス司令官は9日、東京都内の日本記者クラブで会見し、北方領土に米軍基地を置く可能性について問われ、「現在、これらの島に戦力を置く可能性はない」と述べた。》 

ここまで一部引用、続きは記事ソースをご覧ください。
https://www.asahi.com/articles/ASM196CQ1M19UTFK024.html

現在、米露対立の順位はそれ程高くないと言う事か?
そりゃそうだ
北方領土に米軍がいたら
そこがロシアvsアメリカの最前線になってしまうとの書き込みに座布団1枚。
てか司令官レベルで決められる事なのか?との書き込みに対し、もちろん決められない、最終的に決めるのは大統領との書き込みのやり取りにそれぞれ座布団1枚。
あんなとこに置くなら北海道に置いた方が便利だ
ぶっちゃけそこからなら北方領土を軽く蹂躙できるしとの書き込みに座布団3枚。これは純軍事的モノの見方。しかし政治的なモノの見方とは異なるから。
ロシアが嫌なのはレーダーが設置されることだろ
レーダーは攻撃力を持たないとかの詭弁じゃねーのwとの書き込みに座布団3枚、それに応えたこの件についてはロシア側の言い分も分かる。との書き込みにも座布団1枚。
あれだけ土地があるのに北海道って米軍基地無いんだよなとの書き込みが秀逸、冷戦真っ盛りの60〜80年代にも無かった。ミグ25事件の後にも米軍基地は置かなかった。
露は米国がカイロ宣言を遵守し、小笠原諸島や沖縄諸島を返還し日本の信頼を得た事を低く考えているのか?それとも軍を押さえる為か?

(※mono....以下略)


日露関係
■ プーチンにおちょくられる日本 「倉山満の砦(2019年1月15日)」より
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ロシア通への質問。

日本とロシアが友好的だった期間を答えよ。私の答えは合計10年間。その回答は末尾に。

ーーー

安倍首相、6年間でプーチンと20何回会っているとか。外務省は文書の内容を進展させることで北方領土返還に近づけると考えているようだけど、それに対するロアシアの答えがこれ。


見事なまでに、何一つ譲歩していない。

この前もプーチン本人が「領土問題を棚上げして、平和条約を先に結ぼう」とか、鳩山一郎内閣以来の大前提をぶち壊すようなことを言い出したばかり。

いいかげん、プーチンは真面目に交渉する気がないと気づかないか?

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


★ ロシア、安倍首相発言に抗議=大使呼び「世論惑わす」 「時事ドットコム(2019年01月10日06時26分)」より
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 【モスクワ時事】ロシアのモルグロフ外務次官は9日、上月豊久駐ロシア大使を外務省に呼び、北方領土交渉をめぐる最近の日本側の発言について、「(日ロ首脳の)合意の本質を乱暴に歪曲(わいきょく)し、両国の世論を惑わせる」と抗議した。安倍晋三首相は4日の年頭記者会見で、交渉に関し「(ロシア人の)住民に帰属が変わることを納得、理解してもらうことも必要だ」と述べており、これに強い不快感を示した形だ。


 河野太郎外相が14日にモスクワでラブロフ外相と会談するのを前に日本側をけん制する意図もありそうだ。
 ロシア外務省の発表によると、モルグロフ氏は「『島の領有権の日本への移行』に関し、南クリール(北方領土)の住民の『理解を得る』必要性について述べた日本指導部の発言を注視している」と指摘した。日本側が今年は日ロ平和条約交渉の「転機」になると述べていることや、日本政府が北方四島に関する賠償請求権の放棄を提案する方針を固めたとするメディア報道にも言及。領土引き渡しを前提としたような発言や報道に警戒感をあらわにした。
 その上で、こうした発言などが1956年の日ソ共同宣言を基礎とした交渉の加速化という両首脳の合意の本質を歪曲するものだと批判。「平和条約問題に関する雰囲気を故意にあおり、自らのシナリオを他方に押し付ける試み」と断じた。
 モルグロフ氏は平和条約締結のためには、日本側が北方領土におけるロシアの主権を認め、第2次大戦の結果を無条件に受け入れることが必要との認識を改めて示した。(2019/01/10-06:26)


日米地位協定
■ ぼ ぉ ~ っ と、生きている人。 「我が郷は足日木の垂水のほとり(2018年12月21日)」より
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戦争で奪われたモノを、戦争で取り返した。

それが、サハリンの南半分だった。

そして、今度は、卑怯であろうが何であろうが。日本を後ろから斬りつけて、千島列島を奪った。ロシア(当事はソ連)の兵士が、血で購(あがな)った。その神聖な領土を、単なるお話で返すなど、そう考えるのは、三流の単なる空想家の幻想でしかない。わが郷・左近尉が思うに。歯舞・色丹だって、プーチンは返すつもりはない。安倍晋三は、サンフランシスコ講和体制を、日本の独立元年だとか。おもいきり、お馬鹿を語ってきた。台湾と朝鮮を奪われ。その旧領土は、今度は米国が国際巨大ゴロツキ金融の力で、カネの奴隷にしている。こうした現実を辨える。そして、日本は経済の実質世界一。この力でもって、米国だとか英国のユダヤ金融から、朝鮮と台湾を呪縛を解き放つ。これが出来て、はじめて一流の政治家と言える。
https://blog.goo.ne.jp/wagasato/e/a94f6ca2ade6f94730d3026040038152

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)
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が、100万名もの殺戮をくり返した。その米穀は日本との、戦略的平和構造の構築者なのだといふ。大きすぎる力には抗えない。それで、日本はその大儀名文としての、日米安保条約を結んだ。その地位協定などを見れば、米軍は軍靴を履いていさえすれば、何処へでもずかずかと闖入する事が出来る。つまり、やろうとすれば、日本の政治家を銃剣を突きつけて逮捕する事だって出来てしまう。この窮極の不平等条約が、日本の健全な発展を妨げている。
https://blog.goo.ne.jp/wagasato/e/7f28f98f5a354cdf34ad69ea4a9960b9


■ ドイツ統一で西側政府に騙されたロシアは日米政府の約束を信じないだろう 「櫻井ジャーアナル(2018.11.23)」より
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 サハリン沖で油田が発見されたという。ロシアは中国との貿易を拡大、すでにヨーロッパを上回るビジネス相手になり、シベリアでもロシアは天然ガスや石油を輸送するパイプラインを建設している。新たな油田が開発された場合、その販売相手としても中国のほか韓国が想定されているだろう。

(※mono...中略)
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 そうした中、安倍晋三首相がロシアや中国を訪れているが、これは経済界に対するポーズだろう。安倍首相によると、「1956年(日ソ)共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速させることでプーチン大統領と合意した」のだというが、安倍本人はアメリカ支配層に逆らってまで締結する気はないだろう。

(※mono...中略)
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 そもそも、日本が受け入れたポツダム宣言はカイロ宣言の履行を求め、日本の主権は本州、北海道、九州、四国、そして連合国側が定める小さな島々に限られるとしている。


 その小島は1946年1月に出された「連合軍最高司令部訓令」で示されているが、竹島、千島列島、歯舞群島、色丹島は日本の領土から除かれている

(※mono...中略)
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歯舞島と色丹島を日本へ渡すというソ連側の案は決して悪くなかったのだが、アメリカのドワイト・アイゼンハワー政権は日本とソ連の接近を許さない。国務長官だったジョン・フォスター・ダレスは重光外相に対し、2島返還でソ連と合意したらアメリカは沖縄を自国領にすると恫喝したという。日本が「4島返還」を主張するようになるのは、それ以降である。


 日本がアメリカの属国である以上、ロシアが引き渡した島にアメリカ軍の基地が作られる可能性は高い。日本政府に最終的な決定権がない以上、アメリカ支配層の意向が重要になるが、そのアメリカ支配層は約束を守らない。ドナルド・トランプ云々の話ではないのだ。

(※mono...NATOの東方拡大関連記事は略)
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ウラジミル・プーチン大統領を始め、現在のロシア政府がアメリカによる保証を信じるとは思えない。まして日本政府の約束など何の意味もない。




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  • 日露和親条約〔Wikipedia〕 1855年2月7日下田で締結
  • 樺太・千島交換条約〔Wikipedia〕 1875年5月7日に日本とロシア帝国との間で国境を確定するためにサンクトペテルブルクで署名、8月22日に東京にて批准締約
  • ポーツマス条約〔Wikipedia〕 1905年(明治38年)9月4日(日本時間では9月5日15時47分)、アメリカのポーツマスで調印。大日本帝国とロシア帝国との間で結ばれた日露戦争の講和条約。日露講和条約とも称する。ロシアは樺太の北緯50度以南の領土を永久に日本へ譲渡する。
  • サンフランシスコ平和条約(日本国との平和条約)〔Wikipedia〕 1951年(昭和26年)9月8日に全権委員によって署名され、同日、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約も署名された。翌年の1952年(昭和27年)4月28日に発効。日本は千島列島を放棄。南千島(択捉島、国後島)が千島列島に含まれるかどうかの解釈上の争い。歯舞・色丹は千島列島に含まれない、と政府見解。つまり、択捉・国後は千島列島に含まれることを日本は認めている。従ってこれは、日本が択捉・国後両島を返還交渉に乗せる筋合いではないのではないか?
(※mono....日本はこの表明の意味を深く考えるべきだ。発言に責任を持つべき。嘘つき日本になるべきではないと思う。)


経済特区
■ 経済特区の怪しさ-主権放棄を意味するのか? 「万国時事周覧(2017.8.27)」より
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北方領土においてロシア側が経済特区を設置した一件は、経済特区とは何か、という国際社会で考えねばならない新たな問題をも提起しているように思えます。何故ならば、ロシアによって経済特区が設置されれば、日ロ間での懸案となってきた主権問題が解消され、好都合であるとする期待論があるからです。

 プーチン大統領の訪日に際して日ロ間で合意された共同開発案では、両国の何れが行政管轄権(主権)を及ぼすのか不明であるため、仮に、ロシアが徴税権を行使した場合には、日本国が、北方領土の主権がロシア側にあることを暗に認めたことになりかねない、というリスクが指摘されてきました。しかしながら、外務省幹部のものと報じられている上述の期待論では、経済特区の設置と同時にロシアが徴税権を‘放棄’し、いわば、北方領土の“無国籍化”を予測しているのです。

(※mono....中略、詳細はブログ記事で)
/
 国民の多くは、経済特区が意味するところについて、政府から正直な説明を受けていません。イギリスのロンドンなどを見ますと、既にイギリスという国の首都というよりも、国際経済組織の拠点の観があります。政府が、国内向けの経済政策の一環として経済特区の設置を国民に説明しながら、その実は、国外向けに、一部であれ主権的権限を放棄し、自国を勝手に国際経済組織の利益のために開放しているとなりますと、この行為は、重大なる国民に対する背任行為となりかねないのではないでしょうか。


■ 露首相、クリル諸島での先行社会経済発展区の創設を承認 「EMERALD WEB(2017.8.25)」より
(※mono....前後略、詳細はブログ記事で)
/
上野氏「(TORについての)この決定は、ロシア政府が、2016年12月の日露首脳会談によって合意されたこの地域の日露共同経済活動を、ロシア側の管轄権のもとで行うことを決意したものであると、日本政府は理解する可能性がある。

日本政府内では、『北方領土』における日露共同経済活動をロシア側の管轄権のもとで行うことは反対であるという意見が大半を占めているので、この決定は、日本側にとっては、日露共同経済活動の発展の障害になると考えられる」


 一方、ロシア高等経済学院のアレクセイ・マスロフ教授は、南クリルに経済特区ができることは、日本に対する具体的な提案であるとみなしている。

 マスロフ氏「特区ができることによって、かなり自由にビジネスをすることができるようになる。特定の活動が非課税になるし、企業の登録の簡素化やローンを組む際の優先権などが得られるからだ。経済特区に参加するのは日本企業だけでなくてはいけない、ということでは全くない。しかしこれはもちろんはっきりとした、日本に対するクリルへの招待である。

もし日本側がこの招待に応じないのなら、クリルにおける投資についての日本側の数々の約束は、単に口だけだったということになるだろう。なぜなら特区創設は、ロシア側からの、かなり具体的な提案であるからだ。もし日本側が長く返事を引き伸ばすなら、経済特区の恩恵を活用しようとロシア企業が入っていくだろう」

 日本外務省は、今回の特区創設は、9月に行なわれる予定の日露首脳会談には今のところ影響を及ぼさないという見解を示している。この首脳会談では、南クリルを含む、日露共同経済活動が主要テーマになるだろう。日本側は、慎重にロシア側の動きを見極めるつもりだ。

ーーーーー
■ やはりロシアに騙された安倍外交 「戦争を知らない子供たち(2017.8.24)」より
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ロシア・メドベージェフが、北方領土に経済特区を設置する文書に署名。
日本以外の中韓の企業なども開発に参加できるとも言われており、
日露が交渉中の北方四島での共同経済活動と矛盾しかねない。
島民にロシアより日本統治の方が、豊かで自由に生活できると知らしめよ。
共同経済活動で金をバラまいても、北方領土が返る保証はない。
元KGBのプーチンにとって、ボンボンの安倍晋三を騙すのは簡単。


日露関係
■ プーチン大統領の日本へのメッセージ 「Annex to a house(2017.6.6)」より
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ふむ。こいつはまたストレートな物言いだな。

プーチン大統領 北方領土の軍備増強は米への対抗措置
6月1日 21時01分-NHK
ロシアのプーチン大統領は、北方領土でのロシア軍の軍備増強はアメリカへの対抗措置だと正当化したうえで、北東アジアでアメリカが軍事力の強化をやめるなど緊張緩和に努めなければ軍の撤収はできないという立場を強調しました。

個人的な認識としては「ロシアは信用できない国」という意識が大きいが、プーチン氏の発言は注目に値する。

先に、何故ロシアが信用できないか?と言う話をしておこう。
まず1つは1945年に起こった出来事についてである。

(※mono....中ほど略、詳細はブログ記事で)
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もう1つロシアが信用できない理由、それは、サハリン2の話がある。
ロシアの苦境と北方領土の開発権叩き売り(2015/9/8)
ロシア経済協力相を新設?!(2016/9/1)
サハリン2事件は2006年9月の出来事で、簡単に言うとロシアの天然ガス液化プラントに手を出した日本企業が、完成間近で難癖を付けられて撤退を余儀なくされ、ロシアの政府系企業のガスプロムに横取りされてしまった。

(※mono....中ほど大幅に略、詳細はブログ記事で)
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そんなわけで、プーチン氏のこの発言に対して、「ロシアなんて信用できない、クソ食らえ!」となにも考えず拒絶するのは簡単だが、少々早計である。
これまでは、ロシアからこうした発言が出てこなかった背景を探り、ロシアと連携が採れる方策を練るのは、日本にとって悪い話では無い。ロシアは痩せても枯れてもアメリカと肩を並べるほどの大国であった時期がある。国際的にも影響力は強いのだ。
そんなロシアの協力を一部でも取り付けられれば、外交的な切り札に成り得る。が、そうした外交手段を行使するためには、どうしても相手となるロシアに舐められないだけの戦力を必要とする。

日本がロシアとの関係が築けない背景には、間違いなくアメリカの意向がある。不必要にロシアに近づくな、というアメリカの意思は、アメリカの都合でしかないわけで。
日本の軍備拡張が疎かになっている背景にも、やはりアメリカの介在がある点は否定できない。「戦後レジームからの脱却」を実現する為には、ある程度の軍備拡張は不可欠なのだ。

プーチン氏からのメッセージをどう受け取るかは、日本次第なんだな。


■ 北方領土 「二階堂ドットコム(2016.12.8)」より
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今回は帰ってこないです。カニが多少捕れるようになるとか、多少サハリンとかウラジオストク、ハバロフスクに行きやすくなるかもしれないというくらい。誰に聞いたかって、まぁ、偉い人に・・・。

(※mono....以下略、詳細はブログ記事で)


ロシアが北方領土にミサイル配備
★ クリル諸島へのミサイル複合体の配備は、ロシア大統領の訪日準備によって現在見られている日本との関係における「求心的傾向」に影響しない。ロシアのペスコフ大統領報道官が記者団に発表した。 「Sputnik(2016.11.23)」より
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ペスコフ報道官は、日本との交渉を考慮した場合、ミサイル複合体の配備は時宜にかなっていたかとの質問に対し、「その質問は、国防省の我々の同僚に投げかけることをお勧めする。もちろん、そこには独自の根拠がある」と答えた。

11月22日、ロシアの沿岸用ミサイル複合体「バル」と「バスチオン」が、クリル諸島に配備されたことが明らかとなった。

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★ 南クリル諸島に沿岸ミサイル複合体「バスチオン」が配備された理由は、国家安全保障強化にある。外務省のマリヤ・ザハロワ報道官が明らかにした。 「Sputnik(2016.11.24)」より
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「南クリル諸島への沿岸ミサイル複合体『バスチオン』」の配備に関して言うと、ロシアでは計画に基づき国防建設の枠組みの行事が行われている。目的は、国家安全保障強化にあり、まさにこのような線に沿ってミサイルシステムが南クリル諸島に配備された。南クリル諸島はロシア領土の不可欠な部分だ」とザハロワ報道官が述べた。

先に日本の岸田外相が、イトゥルプ(択捉)、クナシル(国後)両島へのミサイル複合体配備に対し、日本は適切な対応を考えると述べた。

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★ 政府、ミサイル配備に苦慮=領土、強まるロシアペース 「時事通信(2016.11.25)」より
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 ロシアが北方領土に地対艦ミサイルを配備し、日本政府が対応に苦慮している。来月のプーチン大統領来日で領土交渉の打開を目指しているだけに、ロシア側を過度に刺激しないよう「遺憾」の伝達にとどめ、両国関係が冷え込むのを避けたい考え。とはいえ、経済協力が先行するロシアペースの流れは強まる一方で、日本側には手詰まり感も漂っている。
 「ロシアに足元を見られているのではないか」。民進党の後藤祐一氏は25日の衆院安全保障委員会で、北方領土をめぐる厳しい状況を招いた政府の責任を追及。これに対し、岸田文雄外相は「北方四島の問題を明らかにして平和条約交渉を締結する。経済協力も互恵的なものでなければならない」と述べ、来月の首脳会談で成果を出せるよう全力で準備を進める考えを強調した。
 ロシアはこれまでも、北方領土に要人を上陸させたり、軍事演習を実施したりするなど、実効支配を誇示してきた。ミサイル配備はその動きをさらに強めるメッセージとも受け取れる。稲田朋美防衛相は安保委の答弁で「網走北東あたりは射程に入る」と強い懸念を示した。
 政府はミサイル配備を受け、外交ルートで「わが国の立場と相いれず遺憾だ」と申し入れた。だが、昨年8月にメドベージェフ首相が択捉島を視察した際、アファナシエフ駐日大使を外務省に即日呼びつけて抗議したのに比べると、かなり穏便な対応だ。
 プーチン氏は、19日のペルーでの安倍晋三首相との会談後、「共同経済活動」について議論したと一方的に公表。ロシアの主権を前提とした提案に日本は難色を示しているが、ロシアが交渉の主導権を握ろうとしているのは否めない。与党内からは「このままでは島も戻らず、ロシアに経済協力だけ持っていかれるのではないか」(自民党中堅)と悲観する声も漏れている。(2016/11/25-21:01)


★ ロシア・ペスコフ大統領報道官、領土交渉に「進展」示唆 「NNN-news(2016.10.11)」より
(※mono.--ニュース動画はサイトで。)
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領土交渉に、一定の進展があり得るとしている。
ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、日本との北方領土交渉について、「理論上、突破口を見いだすことは可能だ」としたうえで、「遅かれ早かれ、ある種の合意に達する」と述べ、交渉に一定の進展があり得ることを示唆した。
その一方で、「領土問題は、忍耐と段階的なアプローチが必要だが、経済・貿易関係の発展に基づく強固な信頼関係が、最も重要だ」とも指摘し、交渉進展と引き換えに、日本側から経済協力を引き出したい意向をにじませた。


■ 北方4島の「帰属」 はぐらかす安倍総理、うろたえる岸田外相 「逝きし世の面影(2016.10.9)」より
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『イメージカラーが何時の間にか緑から青に変わっていた学歴詐称の小池百合子東京都知事の変身』

何時までも時代遅れでマイナスブランドの『共産党』の党名を変えたくないと頑張って日本共産党や左翼陣営に大損害を与えている志位和夫など現共産党執行部の頑迷固陋さには辟易する。面子以外には得になることが少しも無いのですが、変えないことで大損しているのですから情けない。
ところが、アメリカ系財団が経営する語学学校らしいエジプトのカイロ・アメリカン大学卒なのにアラブ世界一の名門大学であるエジプト国立カイロ大学を首席で卒業したとの恥ずかしすぎる大嘘の学歴詐称を行って都知事に当選したアメリカ国務省のインターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(IVLP)研修生の小池百合子は、選挙戦中の自分のイメージカラーの小池グリーン(緑)を何時の間にかコイケ・ブルーに変えていた。(小池によるとグリーンは戦闘用でブルーが平時の仕様とか)
少しは志位和夫など高偏差値で学歴エリートの共産党幹部も見習ってほしい天晴なほどのコイケの変身ぶりである。

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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『北方4島の「帰属問題」、国土やら帰属やら主権やら施政権やら領有権やらエトセトラ』

9月23日(金)与党自民党や安倍政権の方針に対して、論調がもっとも近いことが特徴である読売新聞の第一面の見出しは『北方領土、2島返還が最低限…対露交渉で条件』(歯舞群島、色丹島の2島でのロシアとの平和条約締結)だった。
9月26日、衆議院本会議での安倍信三の所信表明演説では行政府の長である安倍総理が国権の最高機関である立法府の長(大森衆議院議長)の『着席してください』との制止を3回も無視して自ら議員に起立して拍手するように強制する前代未聞、空前絶後の阿呆臭い珍事が発生していた。
文章だけを読むと、これでは国会で『兵隊さんよありがとう』の拍手という流れなのですが、官僚が書いたらしい原稿の棒読みがダラダラと30分も続くのですよ。あまりにも退屈なので、切れ者の萩生田官房副長官が何かの余興(暇つぶし)が必要だと考えたのでしょう。
あれは、たぶん、国会解散での万歳三唱の予行演習ですよ。
安倍の所信演説の中身では、私としては一番気になったのは、『領土、領海、領空』と三つを並立的に喋っていた部分で、護憲左派の諸氏が誰も突っ込まないのは不思議と言えば一番不思議である。
領土や領空は無断で入っただけで『主権の侵害』になるが、実は領海には自由航行権があり、外国軍艦であっても違法ではない。挙国一致の日本のタブー(禁忌)として「日中漁業協定」隠していたが、極最近から、メディアの大変化で今では書くようになっている。
たぶん、日本語が不自由な可哀想な日本国総理大臣の安倍晋三としては精一杯、9月23日の読売新聞の『歯舞群島、色丹島の2島でのロシアとの平和条約締結』を婉曲に説明して支持層の右翼国粋主義の不満を逸らす手立てを模索しているのである。
しかし60年間も一貫して言い続けていた『4島一括返還』の手前、至難の業である。
このような大きな変更は日本側の安倍晋三が主導したのでもロシア側のプーチンが主導したのでもなくて、1万キロ離れた遠いワシントンから任期切れが迫ったバラク・オバマが主導してアメリカ大統領の『レガシー』(実績作り)として無理やり日本政府に押し付けたのでしょう。

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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『ただし、ここで注意すべきは安倍首相の答弁姿勢ではなくて「4島の帰属」との新しい言葉(表現方法の変更)』

そもそも、前原誠二の国会質問では『帰属の問題』を問うていないのです。それなら明らかな『はぐらかし』であるだけではなくて、『帰属』の言葉自体が今まで政府の答弁では滅多に使っていない含蓄がある不思議な言葉なのですから、今回の些細な表現の変更は実はトンデモナク大きな政府見解の変化を示唆しているのである。
この答弁を引き出したのが、あの民主党政権時代に海上保安庁の所轄大臣(国土交通相)だった日本版ネオコンの前原だったことは意味深で双方出来レース(馴れ合いの八百長)だった可能性が高い。

(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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安倍首相の実弟、岸信夫外務副大臣『2島先行返還で交渉』 10月9日(日)日本テレビ(NNN)読売新聞系列

安倍首相の実の弟である岸信夫副大臣(ロシア外交担当)が8日、北方領土問題について、歯舞・色丹2島の先行返還も排除せず、交渉を進めていると明かした。
--(歯舞・色丹)2島引き渡しを先に進めていくことも選択肢の一つか?
岸信夫副大臣
『できるだけ広いオプションの中で解決策を見いだしていく。原則論だけで言っていてはまとまってこなかったというのがこれまでの歴史だと思う。
これまでの膠着した状況が続くということは、やはり適切ではないと考えている』。
『旧島民の皆さんの自由な往来、漁業者の安全操業のための環境、そうしたことが早く実現できるようにしていくというのも我々の仕事と思う』。
『我々の要望だけを100%通す交渉は成立しない』。
岸信夫副大臣は、また、北方4島に約1万7000人のロシア人が暮らす現状を認めるた上で、元島民の自由な往来と漁業権の確保が最優先の課題との認識を示し、山口県での首脳会談まで2か月、協議を一気に進めしていると明らかにした。
(要約)

9月23日(金)の読売新聞の第一面の『歯舞群島、色丹島の2島でのロシアとの平和条約締結』を補強するというかダメを押した内容であり、あとは安倍総理の地元の山口での日ロ首脳会談で正式に発表するとのシナリオは決定されているのでしょう。もちろん直後の『2島返還の信を問う』解散・総選挙の方はもっと決定的である。


日露関係
★ ロシア人居住権を容認へ 政府方針 「毎日新聞(2016.9.1)」より
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 政府は、ロシアとの交渉で北方領土が日本に帰属するとの合意が実現すれば、既に北方領土で暮らすロシア人の居住権を容認すると提案する方針を固めた。5月の日露首脳会談では、領土交渉を進展させるために「新たなアプローチ」で臨むことで一致しており、今回の方針は新アプローチを具体化するものになる。歴史的経緯を巡って帰属を争う従来の協議が進展しなかった反省から、両国が合意した後の日本側の姿勢を示すことで、事態打開を図りたい考えだ。

+ 続き
 安倍晋三首相は9月2日から2日間の日程でロシア極東ウラジオストクを訪問する。今回の方針に基づくロシア側との協議は、2日のプーチン大統領との会談や、2カ月に1回のペースで行っている外務次官級の平和条約締結交渉を想定している。ロシア側の検討を促し、12月に来日する予定のプーチン氏から前向きな姿勢を引き出す構えだ。

 日本政府関係者によると、ロシア側は5月以降、「新アプローチを提案した日本が具体案を提示すべきだ」との意向を伝えてきた。北方四島には現在、約1万7000人のロシア人が居住し、主に水産業や水産加工業に従事している。政府はロシア人の退去や両国による共同統治は困難とみて、日本に帰属した場合でもロシア人の待遇を一定程度保障する必要があると判断した。政府内には、より幅広く権利を保障し、高度な自治を維持する考えもある。これまでも政府は領土問題解決時にロシア人の「人権や利益、希望」を尊重する方針を示してきたが、居住権の容認を明確に示すことで、具体的な返還時期や条件などの協議進展につなげる狙いがある。

 一方、首相は5月の首脳会談で、島民だった日本人の望郷の思いについて語っている。日本政府内では、両国が帰属問題で合意する場合には、ロシア側に元島民らの居住権を認めるよう要求し、日本人の移住を可能にする案もある。元島民らは現在、墓参や交流などを目的とする一時滞在のみ認められている。返還後のロシア人の権利容認の前例とする狙いだが、ロシアの実効支配を追認することにもなりかねず、政府内で異論が出る可能性もある。

 北方領土を巡っては、「第二次世界大戦の結果、自国領になった」と主張するロシアと、「固有の領土」と訴える日本が対立し、協議が行き詰まってきた。首相が提案した「新アプローチ」は、日本への帰属などで合意したとの想定で、統治制度のあり方について検討を目指すものと言える。

 ただ、ロシア側が領土問題でどこまで譲歩するかは不透明で、居住権だけでなく、住民自治や行政機構のあり方など詰めるべき点は多岐にわたる。私有地の登記やロシア企業の資産の扱い、学校教育のあり方などの難題も多く、日本の思惑通りに協議が進むかは未知数だ。【前田洋平】


■ 北方四島でロシア人に居住権を与える? 日本の政治が領土を取り戻せない理由・・・ 「さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」(2016.9.1)」より
(※mono.--前後大幅に略、詳細はブログ記事で)
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やはり経済協力です。ロシアが欲しいのは日本の資金と技術です。日本がロシアから欲しいのは奪われた北方領土。

しかし、居住権を認められた在日ロシア人は第二の特別永住者になるかもしれない。居住権を得た在日ロシア人は北海道や本州へと移り住んでいく可能性もあります。

日本人は在日朝鮮人の特権でうんざりしているのに、「新たなアプローチ」が「新たな災い」にならないように願いたい。

北方領土を返還させるチャンスはソ連崩壊時にありました。資金支援を外交カードとして北方領土返還を条件とするべきでした。しかし、当時の日本には国際社会を見据えた世界観のある戦略的な交渉が出来る政治家はいなかったのです。

同じように、昭和20年2月のスターリンが対日参戦する代わりに南樺太や千島列島を貰う条件とした「ヤルタ会談」について、2005年にブッシュ大統領がラトビアのリガで「ヤルタ協定」を批判する演説をした時、小泉首相はそれに応じることは何も言えませんでした。

この時、ブッシュはバルト三国やミュンヘン協定や日ソ不可侵条約を言い、「小国の自由を犠牲にした試みは、反対に欧州を分断して不安定化をもたらした」と演説しました。

ブッシュはなぜこの演説が出来たか。歴史の流れを知り、世界を俯瞰して見ることが出来、各国の思惑が手に取るようにわかるからです。

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■ 在任中の解決へ 「匿名党ブログとてんこもり野郎ヲチス(2016.9.1)」より
(※mono.--前後大幅に略、詳細はブログ記事で)
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「北方領土を返還したとき、住んでるロシア人はどうするんだ?」という話は前からあったわけだが、やはり残すようでつね。


まあ、返還されてロシア本土と自由に往来できなくなるなり、商売するにも関税がかかり、物価も税制も違う、言葉も通じないとなれば黙ってても出て行くでせう(縛w



で、プーチン来日。

こないだの会談の時もそうだったが、ロシア側から食い気味に発表(縛w
詳細な日程は明日明後日の会談でとか(縛w
なぜネゴってから発表しない?(縛w


おそらく害務省のせんべい共がサボタージュしてて、それを粉砕するためでつね。

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■ 安倍ちゃん強いな。 「バンコクジジイのたわ言(2016.9.2)」より
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日露首脳会談、オバマに認めさせちゃったよ

おまけに、北方領土については「今住んでるロシア人はそのまま居てもいいよ」なんて言う話も出してます。

住んでる方にとっても、こんないいことはない。

日本の金で、環境整備してくれて、日本に住めるってことです。

住民は反対から賛成に回るでしょうね。


露大統領の訪日、米「懸念も心配もしていない」
2016年08月31日 14時01分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160831-OYT1T50055.html

 米国務省のカービー報道官は30日の記者会見で、ロシア政府がプーチン大統領の12月訪日を明らかにしたことについて、「我々は(日露の)両国関係に懸念も心配もしていない」と述べ、調整を見守る考えを示した。

 ただ、カービー氏はロシアによるクリミア併合に言及し、「ロシアとの関係をいわゆる通常の状態に戻す時ではないという我々の考え方には変わりはない」と述べ、米国の原則的な立場も改めて強調した。

これでとりあえずは、アメリカに気兼ねなくプーチンを迎えることができます。

「秋田犬その2」を用意するのかな?


領土問題や、平和条約の話が進むといいのだが。

ロシアは話し合い、国民同士の交流は、中国や韓国とは比べ物にならないくらいスムーズだと思います。

理由は簡単。

ロシアは反日教育をしていないから。


ロシアとの平和条約が成立したら、中国へのプレッシャーになることは間違いないです。

例えロシアにその気が無くたって、中国は勝手に警戒してくれますわ。

がははー

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)

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■ ロシアとの交渉?外務省が手玉に取られるだけ(笑) 「日の本太郎のひとり言のブログ(2016.8.27)」より
(※mono.--前半大幅に略、詳細はブログ記事で)
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 と言うことだが、もし仮にプーチン大統領が日本に来て話し合ったとしても、いいところだけ吸い取られて「北方領土」は還らずとなることだろう(大笑)
 外務省が絡むとまともな結果にはならないからナァ・・・・
 特に、中国や韓国、ロシアになるとからっきしだめで、相手国の言い分だけ履行して結局日本側だけ約束したことを果たすということになるのサ(蔑笑)

日露関係
■ 北方領土交渉はなぜ失敗したか - 名越健郎 「BLOGOS(2016.6.14)」より
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拓殖大学海外事情研究所教授 名越健郎

領土交渉は仕切り直し


 安倍晋三首相は5月6日、ロシアのソチを訪れ、プーチン大統領と非公式首脳会談を行った。差しの会談を含め3時間以上にわたった会談で、安倍首相は北方領土問題で「新たな発想に基づくアプローチ」で交渉を進めることを提案。エネルギー協力や都市整備、中小企業拡大、医療協力、産業多様化など八項目の協力方針を提示した。詳しい会談内容は不明だが、安倍首相は「領土問題の交渉を打破する突破口を開くことができた」と述べた。

 日露間では、両国首脳の交互の訪問が原則だが、今回のソチ訪問で安倍首相は3回連続で訪露したことになる。懸案のプーチン大統領訪日は、14年のウクライナ危機の煽りで延期され、未だに実現していない。次の訪問も、安倍首相が9月初めのウラジオストクでの極東フォーラムに出席する予定で、4回連続で日本の首相が訪露する展開となる。プーチン大統領訪日時期も「適当な時期に調整する」ことに留まった。

 だが、安倍首相の前のめり姿勢とは対照的に、プーチン大統領は領土問題でソフトな姿勢は見せなかったようだ。領土交渉は仕切り直しとなり、すべては今後の交渉にかかることになる。ロシア大統領報道官は「困難な交渉が1回の首脳会談で妥結するはずがない」とし、長期にわたるプロセスとなることを示唆した。

 客観情勢から見て、今後の交渉が難航することは間違いない。プーチン大統領は、歯舞、色丹の二島引き渡しを規定した1956年の日ソ共同宣言の義務を履行する姿勢を見せており、二島返還なら決着可能だ。しかし、二島返還なら60年前に解決可能だったわけで、四島全体の7%にすぎない。もし二島決着なら、日本外交の敗北となり、世論も同意しないだろう。

 かといってプーチン政権はまだ国後、択捉の帰属問題協議に応じると言ったことはない。領土問題の核心は国後、択捉の取り扱いにかかるが、近年ロシアは愛国主義を強め、ラブロフ外相は「四島のロシア領有は大戦の結果であることを日本が認めることが前提」と主張している。「領土問題は70年前に既に決着している」(モルグロフ外務次官)といった強硬発言も飛び出した。

 昨年の戦勝70周年を盛大に祝うなど、戦勝意識を強めるロシアは大戦の「戦利品」である領土問題で一段と強硬になり、世論も90%以上が日本への返還に反対している。ロシアは9月に下院選挙を控え、18年3月の次回大統領選に向けて政治の季節に入る。原油安や欧米の経済制裁でロシア経済は危機的状況にあり、生活苦が高まり、国民の不満も広がっている。プーチン政権にとって、支持基盤である保守派の反発を招く領土返還は政治的リスクを伴うことになる。

 このように、客観情勢は極めて厳しく、今後の交渉も難航が予想されよう。それにしても、日本の対露外交を見ていると、本来動くべき時に動かず、難しい時に動こうとする奇妙な欠陥が垣間見える。

(※mono.--以下長文略、詳細はサイト記事で)


★ 日ロ、22日に平和条約交渉 「時事通信(2016.6.17)」より
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 日ロ両政府は22日、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を東京で開催する。原田親仁日ロ関係担当大使とロシアのモルグロフ外務次官が出席する。岸田文雄外相が17日の記者会見で発表した。 
 平和条約交渉は昨年10月にモスクワで行われて以来。安倍晋三首相とプーチン大統領は5月の首脳会談で交渉を「新しいアプローチ」で進める方針を確認し、次回会合を6月中に開催することで合意していた。(2016/06/17-10:41)


★ ロシア外相、北方領土「4島すべてが交渉対象になる」 「JNN(2016.4.13)」より
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 ロシアのラブロフ外相は訪日を前に会見し、北方領土問題をめぐる協議について、「北方領土の4島すべてが交渉の対象になる」との考えを明らかにしました。

 「4島すべての帰属を完全に明確にすることが我々の目的だと確認している」(ラブロフ外相)

 ラブロフ外相はこのように述べ、北方領土の帰属問題を巡って「4島すべてが交渉の対象になる」との考えを明らかにしました。

 ラブロフ外相は15日に東京で日ロ外相会談を行い、大型連休中には安倍総理がロシアを訪問する予定で、それを前に具体的な領土交渉についてこれまでより前向きな姿勢を示した形です。

 しかし一方で「平和条約についての話し合いは領土問題に絞るべきではない」と従来の考えも繰り返し、北方領土問題の解決を条約締結の前提条件にする日本側をけん制しました。(13日05:17)


(※mono.--まぁ、ネタですね。きっと、だってIDにKGBなんて入れないでしょう。)
ラグビー
■ プーチンの約束:「ラグビーW杯で日本が南アを破れば、北方四島をお返しするよ!」→Спасибо! 「Kazumoto Iguchi's blog(2015.9.21)」より
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みなさん、こんにちは。

いや〜〜これは面白い。

本当かどうかは分からないが、先日のラグビーW杯イングランド大会で、もし日本が初戦の相手の優勝候補の南アに勝利したら、北方四島を含む「千島列島」を日本にお返しする、とロシア大統領のウラジミール・プーチンがトゥウィッターに書いたというのである。以下のものである。


プーチン大統領閣下! ありがとう、スパシーバ、Спасибо!

ぜひ千島列島までは欲しくないから、北方四島はお返しくださいヨ。

どうせ住んでいるのは、ロシア人ではなく、大半がウクライナ人なんだからヨ。

(※mono.--以下略)


ヤルタ会談
■ 共産スパイによるヤルタ密約が蒸し返され、盛り上がる北方領土奪還機運 「スロウ忍ブログ(2015.8.17)」より
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戦後70年の節目を向かえ、SAPIOの2015年9月号が「ヤルタ極東密約」について蒸し返している。この密約こそが戦後の北方領土問題の原因であり、日米に潜む真の戦犯(共産主義者)の存在を浮かび上がらせるものである。


米国務省 「北方四島は北海道の一部」との報告書提出の過去

2015.08.17 07:00
SAPIO2015年9月号

 今年5月19日にロシアのラブロフ外相は、北方領土(択捉、国後、歯舞、色丹などの南千島)の返還を求める日本に対し、「敗戦国の日本には返還を求める権利はない」と、これを批判した。ロシアとの北方領土返還交渉が一向に進まぬ背景には、70年間影を落とし続ける「ヤルタ極東密約」の存在がある。米ソの思惑によって結ばれた密約を、社会学者の有馬哲夫氏が解き明かす。そして、その責任は当時の米・ルーズウヴェルト大統領にあると有馬氏は指摘する。

なぜ北方領土がいまに至るまで不法占拠されているのだろうか。それは秘密・個人外交に走ったルーズヴェルトの責任だといえる。

 1944年の米大統領選挙で再選を狙ったルーズヴェルトは、戦争終結のための巨頭会談を選挙戦の目玉にしたかった。そこで、いろいろ贈り物を用意してソ連のヨシフ・スターリンに会談をもちかけた。その一つが日本固有の領土である千島列島のソ連への引き渡しだった。

 しかし、米国務省は、南千島(北方四島)は住民の居住実態からして北海道の一部で、切り離すことができないという報告書をルーズヴェルトに提出していた。ところが大統領がこれを読んだ形跡はなく、千島全島をソ連に引き渡すという極東密約を、米国議会にはからずヤルタ会議で無断で結んでしまった。

 この会議で、文書を用意し、管理する役割を担ったのは国務省特殊政治問題局長のアルジャー・ヒスだが、この国務省の高官はソ連のスパイであることが1950年の米国議会による調査で分かった。つまり、南千島はスパイによって奪われたのだ。

極東密約が無効であり、日本が主権を放棄していない以上、北方領土を日本が要求するのは当然であり、すぐに返還されるべきなのだ。

このヤルタ密約は既に米政府も「無効である」と認めている。また2005年には当時のブッシュ大統領もこの密約について「史上最大の過ちの一つ」と発言している。

(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)



プーチンに叩頭する“ロシアの犬”安倍晋三の危険(Ⅱ)──“日本の友好国”ウクライナを全面支援せよ、ニッポン!
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第四節「ロシア人」として育った“売国奴”森喜朗

 元総理の森喜朗が、二〇一四年二月二十日、福岡で毎日新聞社主催の講演会で、「北方領土を日露共同管理にすればよい」と、日本の固有の領土にロシアの主権を認める旨を言い放った。それは、ロシアは北方領土の返還をしなくてよいとの謂いである。

 これは森喜朗の個人的な思いつきかに誤解され、失笑をもって等閑視されているが、むろんそうではない。この発言は、現在、安倍晋三とプーチンが行っている交渉の中味を踏まえた発言である。

 実際にも、安倍は密かにロシアに対して、形だけ日本に返還したことにする、実態は返還しないでよい、要は“日本国の北方領土放棄”での日露合意を調整中である。これに対するいずれ巻き起こる国民からの囂々たる非難を最小化するための“事前の国民洗脳”を森喜朗が担当しているのである。

 しかも森喜朗は、対ロ交渉で安倍晋三に対してかなりの影響力をもっている。「ロシア人」である森喜朗は、昔から、北方領土の半分をロシアに貢ごうの、日本の主権放棄の札付きの先導者で極めつきの売国奴である。だから二〇一四年に入り、ますます過激に北方領土全面放棄論へとエスカレートした。 

固有の領土と主権の不可分性が理解できない“暗愚の宰相”安倍晋三

 安倍晋三は、二〇一三年四月二十八日に、天皇・皇后両陛下のご臨席の下、日本の主権回復記念式典を挙行した。しかし、大学とは言えない成蹊大学卒という無学・無教養を誇る“暗愚の安倍”は、領土と主権の不可分性はまったく理解できない。

 国後・択捉島の全面返還がない限り、日本の主権は回復しない。だが安倍は、これすら理解できない。だから、「北方領土は、もう日本の領土ではない」を意味する、「日本の主権はすべて、一九五二年に回復しました」を前提にした主権回復記念式典を、安倍は音頭をとって政府主催で挙行した。主権回復記念式典は、ロシアKGBの指揮下にある民族系団体の日本会議など “畸形の売国奴”たちが集って、「北方領土は、もう要らない!」と合唱したもの。いわば、わが国に対する国家叛逆のクーデター祝賀会ともいえるシロモノ。このようなものにご臨席を願うとは、両陛下に対する前代未聞の不敬行為。安倍は、この大罪を恥じて、皇居前広場で切腹すべきではないのか。 
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で。太字はmono.)


■ 北方領土奪還は米国の国益にも適う。 「スロウ忍ブログ(2015.3.13)」より
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日本が注目しているアラスカ産LNGは、2023年にも南部の液化プラントが稼働する計画だが、同州産のLNGは地政学的リスクが低いことが最大のメリットである。

しかし、もし今後もロシア軍が北太平洋で動き回るようになれば、そのメリットは大きく毀損することになるだろう。以前から述べている通り、TPPなどで活発化するであろう日米貿易に安全性を確保するためには、第一にロシア軍の北太平洋遊弋を阻止する必要があり、そのためにはまずロシア軍の北太平洋への出口となる北方領土を日本が奪還しておくことが最も重要なのである。

参考:
2014年8月20日水曜日
北方領土:TPPと択捉島奪還計画。

とはいえ、平和裏に北方領土問題を解決する方法もある。それは、かつての米国の「アラスカ購入」がヒントになる。

+ 記事前半
 日本の有名な政治家森喜朗氏が、日本が自国の「北方領土」と呼ぶ土地、南クリル諸島の問題を解決するために、特命を受けて、再びイニシアチブをとろうとしている。

 先日「BSフジ」のテレビ番組に出演した森氏は、南クリル諸島問題の解決策として自身の考えを提示した。すなわち、最大面積の島択捉のみをロシアに残し、国後、色丹、歯舞を日本がとる、というものである。森氏はごく近いうち、安倍晋三首相の特別代表としてモスクワを訪問する。そこで改めてこの「解決策私案」を提示するということは大いにあり得ることに思える。しかし、とどのつまり、こうした提案が公式になされることはないであろう。菅義偉官房長官は森氏発言の直後、南クリル諸島に関する日本政府の立場は従前の通りである、と声明を出した。すなわち、日本政府は森氏のイニシアチブを支持せず、ロシアに対してはやはり、4島全ての日本への帰属という主張を届けるということだ。「譲歩」として日本は、諸島の「現実の返還の時期については柔軟に」対応する用意がある、としている。
 しかしこうした選択肢はモスクワを満足させるものではない。モスクワの視点によれば、南クリル諸島は第二次大戦の結果ロシア領土に組み入れられたものであり、これを見直す必要はない。しかし自由意志の発露として、モスクワは何らかの譲歩をする用意がある。可能な最大限の妥協としてウラジーミル・プーチン大統領が2005年に提示した解決策が、ロシアが自由意志で日本に色丹と歯舞の2島を返還した後平和条約を締結することを予定している1956年のソ日共同宣言を基礎にする、というものである。そして、これをもって領土問題は一度に、そして永遠に解決される。しかし日本は南クリル諸島全部の返還という主張に固執している。
 この立場は絶対的に非現実的なものである、とモスクワ国際関係大学国際問題研究所のアンドレイ・イワノフ上級研究員は考えている。
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 ―ロシアにとっては、第二次世界大戦の結果得られたものを見直す可能性についての問題が届けられること自体が、全く受け入れられないものなのである。ここには地政学的な事情も一役を買っている。南クリル諸島というのはロシアの太平洋艦隊にとって、太平洋への玄関口である。諸島をコントロール下に置き、この重要な海域を制圧するという考えは、1940年代、米国をも魅了した。米国は戦後処理の一環として日本からクリルを獲得し、そこに軍事基地を構築することを夢見た。ただ、日本との戦争にソ連を参加させ、それによって米国の損失を軽減するという喫緊の必要性が生じたために、セオドア・ルーズベルト米大統領は南クリル諸島が将来的にモスクワのコントロール下に置かれることに同意せざるを得なくなった。あにはからんや、戦争終結から数年後、ソ連は米国の敵国になり、日本は米国の同盟国になった。米国は、日本政府の領土返還運動を支持するようになった。そこには、諸島に米軍基地を建設し、海峡をコントロール下に置く、という狙いも含まれていた筈だ。すなわち、必要の際にはロシア海軍の太平洋への出口を封鎖する可能性を手元に置く、という狙いが米国にはあったのだ。

+ 後半続き
 ロシアから「北方領土」の返還を求める日本政府は、同時に、尖閣諸島をめぐる中国とのホットな紛争を抱えている。日本政府はしかし、尖閣諸島については、領土問題の存在そのものを認めていない。ここで問題になっているのは尖閣諸島の陸棚に眠る化石燃料などではないのだ。日本は中国とこれを分け合うことに同意している。非常に文明的なことに、この天然資源の共同採掘に関する合意が既に結ばれている。しかし、尖閣諸島の一部を中国に明け渡すことさえ、日本市民の大部分には国民的な侮辱と受け取られる。さらに日本政府には、中国がそこに軍事基地を設営するのではないかとの危惧がある。
 同様の危惧をロシアも抱いているのだ。すなわち、南クリル諸島が日本のコントロール下に置かれた場合について。もしもそうであるならば、尖閣問題について日本が中国に対してとっている立場と同様の立場を、いまロシアが取ることも自然なことではないだろうか。

ウラジーミル・プーチン
■ ミンスク会談と北方領土 「徒然気学(2014.8.28)」より
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▼ アピール重視のプーチン

ミンスクの首脳会談が終了した.懸念されていたポロシェンコとプーチンの1対1会談は実施された.かなり突っ込んだ内容だったという.

当然だが,首脳会談の中身は非公表だ.中身は推測するしかない.私はプーチンがポロシェンコに譲れない一線を示して恫喝したと推測している.こういう場合は「自分がプーチンになった」つもりで考えるとわかりやすい.

私がプーチンなら「調子に乗るなよポロシェンコ! 俺がその気になれば国境のロシア軍精鋭4万を突入させることができるんだぞ! 譲れない一線はウクライナのEU入りとNATO加盟と軍事機密の流出だ.これが保全されないと俺はいつでもヤルからな!」と恫喝する.

もちろん国際社会の表ではこんなこと宣言しない.表舞台では「停戦にむけてロードマップ作成に合意した」「平和解決に向けて最大限に努力する」というアピール重視の内容が発表されている.

▼ 訪日はどうなる?

ロシアが8月に北方領土で軍事演習をした.もともと日本に友好的だったロシア・プーチンが日ロ関係が決定的に悪化するような軍事演習をしたことに日本の関係者は驚愕した.

しかし,これは高度な外交メッセージである.ロシアの意図は「プーチンの訪日に変更はない.ロシアは北方領土問題解決に変わらず前向きだ! 逆に今を逃すと永遠に解決できないぞ! 予定通りに訪日首脳会談を設定しろ!」というものだ.

(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

■ 北方領土:TPPと択捉島奪還計画 「スロウ忍ブログ(2014.8.20)」より
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沖縄駐留米海兵隊が昨日(2014年8月19日)、陸上自衛隊矢臼別演習場での実弾射撃訓練のため根室・花咲港から民間フェリーで上陸したとのことである。同港で米海兵隊員が上陸するのは初めてとのことである。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/557674.html
(※ 引用記事略)
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北方領土では先週、ロシアが大規模軍事演習を実施したばかりである。
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参考:
http://usami-noriya.com/?p=4506
米国との対立が深まるロシアにとって、択捉島はアメリカを牽制する地政学的な重要な拠点となりつつあるので「北方領土の4島返還」という主張をかなえることは大変難しいでしょう。なんせ真珠湾攻撃は択捉島から始まったんですから。
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そう考えると、今回の米海兵隊のイレギュラーな動き(花咲港からの上陸)は、もしかすると、「択捉島奪還計画」をシミュレートした行動だったのかも知れない。そして、先週のロシアの大規模軍事演習も、このような日米の動き(大圏航路の強化)を予想した牽制だったのではないだろうか。

今年11月の米中間選挙後は、“TPP”と“北方領土問題”が同時に動き出しそうな気配である。

日露関係
■ 北方領土:ロシアが最大規模の軍事演習開始 「スロウ忍ブログ(2014.8.13)」より
(※ 前後略、詳細はブログ記事で)
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ウクライナ情勢をうけて日本が欧米諸国と協調して対ロシア制裁に参加したため、それに対する警告のつもりなのだろう。

また、戦前から戦後にかけて日本人を反日洗脳してきた朝日新聞の嘘がいよいよバレ始めたこととも、今回のロシアの動きとも関係があるのかもしれない。


日露関係
■ 北方領土問題は進展するか? 「Ddogのプログレッシブな日々(2013.2.23)」より
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2島先行返還論と4島一括返還論をめぐり日本は50年以上意見を纏められないまま無為に時を費やしてしまった。
四島一括返還の旗は降ろしてはならないが、日本も何かしらの譲歩も必要だろう。

プーチン大統領は昨年3月首相としての会見で、柔道用語で「ヒキワケ」を使って、日本に「ヒキワケ」になる平和条約交渉再開を呼びかけた。

安倍首相は「北方四島の返還要求」を崩さず、ロシアからの提案を待つ姿勢を貫くだけでよいとしているが、森喜朗元首相は、プーチンと「ヒキワケ」について相談すると言う。自らの考えとして、歯舞、色丹、国後の3島返還という解決案だそうだが・・・森言い分は軽々しく聞こえる。
 北方四島を交渉で取り戻すのは容易ではない。だからといって、3島や3・5島で妥協しようとする考えは、「法と正義」の原則に反する。不法に占領されている領土の回復を、「びた一文譲れない国家の尊厳」の問題として今後も続けることは容易だ。
ただし、永遠に北方領土は帰ってこない・・・永遠に日本とロシアは友好条約を結ばないことになる。
プーチンロシアの事情で日本と友好条約を結びたがっている。日本も中国を牽制する為にロシアとの友好条約締結は必要だが、3島とか3.5島返還で妥協すべきではない。竹島や尖閣問題に波及する為「北方四島の帰属は日本であるという確認」は絶対に必要だと思う。


■ 2月7日は北方領土の日 プーチンは親日ではない 「日本の将来(2013.2.8)」より
(※ 前後略。)
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既にブログに何度も書いたが北方領土は一つたりとも戻ってこないだろう。
これは日本とロシアだけの関係ではなくアメリカもかかわってくる問題だからである。

アメリカが沖縄を日本へ返還する際にアメリカのジョン・フォスター・ダレス米国務長官が北方領土を「2島づつ分ける妥協案をロシアと結ぶのであれば我々は沖縄を返さない」と第二次世界大戦中に外務大臣を務めた重光葵を恫喝した話は有名である。

その後鳩山一郎総理がソ連を訪れ、「日ソ共同宣言」が作られ北方領土返還の交渉が始まるが、日本側はソ連が「歯舞諸島、色丹島」を返還することに合意したにも関わらず、日本側は「国後島、択捉島の返還も要求し、4島が返還されなければ平和条約を締結しない」という姿勢を取り交渉は決裂してしまう。この姿勢こそがアメリカの圧力なのである。

半永久的に日本は4島返還を口にし、ロシアは2島返還を提案してくる、それに対して日本は「2島では妥協しない、4島だ」と言い、暗礁に乗り上げる、これの繰り返しである。
はっきり言ってしまえば「北方領土問題」はアメリカにとって日露間に永遠に横たわる問題であり続けることを希望し、そしてロシアにとっては2島返還は外交交渉の一つの手段であり、日本が2島返還に応じないことをわかっていながら口にしているのである。
日本政府も国後島、択捉島の2島にはロシア人が実際に移住して生活しているとを知っているはずである。物理的にも困難なこの2島を含む4島返還はほぼ無理であるし、そもそもロシアは返す気はないのでロシア国民を移住させているのである。
申し訳ないが日本政府も北方領土に関して本気で取り戻そうという意思はないと私は見ている。


★ 北方領土、外国人労働者の定住増…家族にもビザ 「読売新聞(2013.1.24)」より
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 【モスクワ=緒方賢一】ロシア政府が北方領土で、外国人労働者に家族と共に定住する許可を与えるケースが増えている。
 国後島の消息筋が22日、読売新聞に明らかにした。北方領土にはこれまでも外国人労働者が流入していたが、ロシアには、労働者だけでなく家族へのビザも発給することで、4島に対する主権を内外にアピールする狙いがあるとみられる。
 消息筋によると、北方4島のうち択捉を除く国後、色丹、歯舞の3島にロシアが設定する行政区「南クリル地区」には2012年にウズベキスタンやタジキスタンなど旧ソ連諸国出身の外国人労働者が500人以上入域した。このうち20~30人は、ロシア政府の許可を受けて妻子も呼び寄せた。国後島の古釜布(ユジノクリリスク)では11年秋ごろから、中央アジアやカフカス系の女性や子供の姿が目に付くようになり、学校に通う子供もいるという。


日露関係
★ 日本の新しい外相に岸田文雄元沖縄・北方担当相 「The Voice of Russia(2012.12.24)」より
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 日本の新しい外務大臣に、対米関係の専門家で駐日米軍問題に詳しい、岸田文雄衆議院議員(55歳)が起用される。

 日本のマスコミが今日伝えたところでは、自由民主党の安倍晋三総裁は、すでにそうした決定を下した。
 岸田文雄氏は、衆議院議員当選7回、第1次安倍内閣で沖縄・北方担当相を務めた。氏の外相起用は、新しい首相となる安倍総裁が、対米関係に主要な注意を割く意向である事を示すものだ。日米関係は、ここ数年、まず第一に日本側が沖縄の普天間基地移転問題を解決する能力を持たなかった事から、若干冷却化した。

 先に日本では、すでに外相経験のある川口順子参議院議員(71歳)が新しい外相に就任するのではないかと見られていたが、安倍次期首相は、最後の段階で若手の起用に踏み切り、岸田氏を抜擢した。

イタル・タス

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★ 日本、外相に川口順子氏か 「The Voice of Russia(2012.12.25)」より
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日本の新政権で川口順子氏が外相に任命される可能性がある。同氏は2002年から2004年、自民党政権下で外相を務め、ロシアとの関係発展に積極的に取り組んだ。月曜、共同通信が消息通からの情報をもとに伝えた。

 日本の新政権は水曜、議会による安倍晋三・自民党総裁の首相指名後、発足する。自民党は先般の衆議院選挙で大勝した。現在組閣の最終調整が行われている。
 川口順子氏は外相時代、ロシアと日本の関係を著しく活性化するための、いわゆる「行動計画」に積極的に参加した。幾度となくロシアを訪れ、両国の平和条約調印に関する交渉に力を注いだ。現在川口氏は上院議員。2008年以降同氏は核不拡散・軍縮に関する国際委員会の共同代表を務めていた。

 イタル・タス


  • とは言え、“自公カルト保守政権コピー”とも謂うべき松下政経塾官僚ポチ野田政権では、日露関係が修復することなど、先ずあり得まい。此れは余りにも予想通りの展開と謂えるだろう。
 まぁ、シリア体制派を支援しつつ、一方でイスラエルにも武器を供与しているロシアのことだから、極東戦争を惹起させるべく、ネオコン(シオニスト勢力)とは裏で結託しつつ、阿呆なカルト保守=“野田政権”を煽っている可能性も決してゼロでは無さそうだがね(プ


ロシア問題の専門家、袴田茂樹氏が「安全保障問題研究会」の報告書に、日本政府も日本人も理解していない重要事項を2点、書いている。

まず、プーチン氏もメドベージェフ前大統領も北方4島の大きいほうの2島、国後と択捉の主権交渉を真剣に行おうとしたことは一度もないという点、さらにロシア指導部に近い人々や国際問題の専門家たちは、例外なくすべての人がプーチン氏が北方領土問題で対日譲歩することはあり得ないと確信している現実である。

袴田氏はロシアとの幅広い人脈を通して上の指摘に至り、2000年前後に日本で盛んに流布された楽観的情報も否定する。当時、プーチン大統領は本気で国後、択捉を含めた交渉を考えていたと一部の政治家や外交官が主張したが、その人々を「無知で不勉強」とまで断じて楽観論を戒めているのだ。

第二点として、氏は領土問題など国家の主権に関わる問題が戦争と同じ次元の真剣勝負だという世界の常識を日本政府も日本人もほとんど理解していないと指摘する。「個人的信頼関係」の強調もそうした「甘い認識」から生まれてくる。

領土問題解決には、「戦争遂行と同様の強力な政権が必要」との氏の指摘は正しく、そのような政権が存在しない現在の日本が領土交渉に積極的に取り組んでも、成功はおぼつかない。自らの非力を自覚して、いまは、これまでに勝ち取ってきた交渉の基本線を内外に主張し続けることが大事である。


★ 日ロ「リセット」に冷や水=北方領土返還を拒絶-ロシア首相 「時事ドットコム(2012.7.5)」より / 記事保護
  • ロシアのメドベージェフ首相は5日、北方領土・国後島訪問を含む4日間の極東連邦管区視察を終え、カムチャツカ半島からモスクワに帰る。北方四島は「ロシア領」と公言しただけでなく、日本の反発には「全く関心がない」と発言。先月の野田佳彦首相とプーチン大統領の初会談による日ロの「リセット」ムードに早くも冷や水を浴びせた。

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★ 「無条件降伏したこと思い出せ」 ロシア上院外交副委員長が日本批判「内政干渉だ」 「msn.産経ニュース(2012.7.4)」より
  • ロシアのメドベージェフ首相の北方領土・国後島訪問を日本外務省が「極めて遺憾」と批判したことについて、ロシア上院のシニャキン外交副委員長は3日、インタファクス通信に対し、ロシア内政に対する「容認しがたい干渉だ」と述べ、強く反発した。
 副委員長は「南クリール諸島(北方領土)はロシア領。首相は領内をいつでも訪問する権利がある。日本側の立場は全く受け入れられず、ロ日関係の善隣的性格と相いれない」と強調。さらに、日本の政治家は第2次世界大戦で連合国側に無条件降伏したことを思い出すべきだとも主張した。

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★ ガスプロム、日本へのガスパイプライン構想断念 「日本経済新聞(2012.6.30)」より / 魚拓
  • 構想は5月初めに訪ロした民主党の前原誠司政調会長とガスプロム幹部との会談で浮上したが、同社長は「技術的にも経済的にも合理的ではない」と指摘。日本への輸出では液化天然ガス(LNG)に専念する考えを示した。

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★ 北方領土ビザなし訪問団 進むロシア化 韓国企業も進出 「msn.産経ニュース(2012.7.3)」より
  • 「皆さんの感情はあくまで感情。否定的な感情もそちらの問題だ」
 択捉島を事実上管轄するクリール行政区のオーシキナ区長は、訪問団がメドべージェフ氏の再訪問が日露関係に悪影響を与えると指摘すると、そう強調した。領土問題は存在せず、日本側が一方的に問題視していると言いたげだった。
 強気な発言を裏付けるように、両島ではインフラ整備が着々と進んでいる。


■ 解決に向かい始めた北方領土問題(2011.2.28) 「国際情勢の分析と予測」より ★★ 
 ・2月20日と24日に、東京新聞と産経新聞で北方領土問題に関する画期的な報道が行われた。従来の日本国内の報道は日本の主張の正当性を主張するものだったのに対して、今回の記事は日本の主張が国際法的に根拠がないことを指摘し、ロシア側の主張に正当性があることを示している。


■ 第2次大戦の結果を受け入れる以外の最善策はあるのか(2011.2.19) 「逝きし世の面影」より
 ・ロシア政府高官がこれほど強い調子で領土交渉を否定したのは前例が無い。
これは06年に当時の麻生太郎首相が外交慣例を無視して突然『ロシアに不法占拠された北方領土』と発言。以来『外交』として異例で強硬なこの主張を歴代内閣が承認して繰り返している事態を重視して態度を硬化している中で、メドベージェフ大統領の国後島訪問に対して菅直人首相がさらに表現をエスカレートさせ通常なら宣戦布告直前の『許しがたい暴挙』と表現したこと対応したものと見られる。

★ 「北方領土」関連ニュース【国際】 「@flabo - ニュース」より
★ 「北方領土」関連ニュース【政治】 「@flabo - ニュース」より
■ 菅首相の「暴挙発言」、日露関係険悪 「チェ_アルデバラン」より
 ・ロシアのメドベージェフ大統領が、自らの北方領土訪問を「許し難い暴挙」と非難した菅首相の発言に激しく反発している。
 ・外交オンチ菅首相の後先を考えない不用意発言が日露関係を険悪な状態に陥れた
 ・日本側の対応を逆手に取るロシア側の謀略にまんまと嵌まってしまった
  拙い日本の外交力を露呈し、各国の笑いものだろう。
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■ 北方領土問題の本当の問題は何か? 「日本を守るのに右も左もない」より
 ・アメリカの取った戦略(手口)は、絶対にソ連が飲まない事が明らかな条件(4島一括返還)を、日本に押し付けそれを主張させることだった。
 そしてさらに問題なのは、それら(4島一括返還)は、マスコミの洗脳によって当然我々日本人が自ら考えた意思であるかのように、思わされてきた事かもしれない。
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■ 北方領土とアメリカ 「田中良紹の「国会探検」」より
 ・松本俊一、重光葵らが全権となって行われた交渉で、ソ連側は歯舞、色丹の二島返還では歩み寄るが、国後、択捉を加えた四島返還には同意しない。松本、重光らは二島返還で交渉をまとめようと考えるが、アメリカがそれを許さなかった。日本をソ連の「防波堤」に使おうとするアメリカは、ダレス国務長官が「四島返還を主張しなければ、沖縄も返還しない」と重光外相に迫ったのである。
★ 択捉、国後両島の駐留部隊の装備近代化 露国防相が北方領土訪問 「msn.産経ニュース」より
 ・11日にモスクワで予定される日露外相会談を前に、領土返還交渉を事実上拒否する態度を鮮明にした形だ。国防相は択捉、国後両島の駐留部隊の装備を近代化する意向を表明、軍事面でも日露間の確執が生じる可能性
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★ 日本の反応に「失望」 北方領土問題で露外務省 「msn.産経ニュース」より
 ・領土問題に固執する立場をやめることが、静かで建設的な日露の対話を可能にすると指摘、日本側の対応を批判した。
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★ 北方領土開発、韓国企業が参加か ロシア閣僚示唆 「asahi.com」より

■ 空港爆破テロに関してプーチンとメドヴェージェフの間に見解の相違 「東京kittyアンテナ(@w荒」より
 ・メドヴェージェフは魯国元首として始めて日本の北方領土の土を踏んだ。ヲレの意見としてはこれは日本の旅券法違反及び入国管理法違反である。その後ロシア国防省の高官も同様に北方領土に入ったが、彼らに就いても同様であるとヲレは考えている。いずれにせよメドヴェージェフは親日家のプーチンとの違いを浮き立たせるためにあの様な愚行を行ったと見ている。
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■ 日本 うんこを食らう 「この国は少し変だ!よーめんのブログ」より
■ ムネオ日記(2010.11.1-3)【コピペ】ムネオ日記」より
 ● 遺憾という言葉が与野党これほど使われた事はめずらしい。合せて臨場感・切迫感のない他人事(ひとごと)・評論家的いい方ではないか。
 北方領土問題解決に向けてどうしたらよいのか。小泉政権以後の不作為はなかったか。この空白の10年はどうしてか。大統領の訪問をきに、どうしたら解決につながるのか、前向きな話が出てこない。
 唯一、福島党首が「政府は北方四島の返還が進捗(しんちょく)するよう努力してほしい」と話している事が救いである。
 こうした時、強硬論を言うのは簡単だがそれで問題解決、先につながるのか。よくよく冷静に考えて頂きたい。
■ 露大統領の国後島訪問に隠された駆け引き 「永田町異聞(2010年11月02日)」より
 ● スルコフとて、プーチン相手に勝ち目のない戦いをするはずがなく、むしろメドベージェフの失政をもくろんでいると見ることもできなくはないだろう。
 メドベージェフが側近に踊らされて、大統領死守に血道をあげすぎると、意外な結末が待っているかもしれない。
■ ロシアによる北方領土侵略 - 無策で無責任に放置する政府と報道世に倦む日日」より
 ● 菅直人は、「遺憾に思っている」と無意味な官僚答弁を垂れていた。この問題の深刻さが何もわかっていない。官僚も政治家も、自分の不始末を逃げ、さも問題が重大ではないように国民の前で素振りをしてゴマカシている。
最終更新:2022年04月19日 20:14