ゴロネコ藩国@Wiki

大観光地

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yot

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だれでも歓迎! 編集

大観光地


L:大観光地 = {
 t:名称 = 大観光地(施設)
 t:要点 = 大観光地,たくさんの人出
 t:周辺環境 = おみやげ物屋,ガイド
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *大観光地の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *大観光地の位置づけ = 生産施設として扱う。
  *大観光地の特殊 = 毎ターン生産フェイズに資金が+20億される。
 }
 t:→次のアイドレス = ちょっとHな水着大会?(イベント),観光客若宮康光?(ACE),観光客善行忠孝?(ACE),水着ふみこ(ACE),リゾートホテル(施設),海の家(施設)

ビーチ イラスト YOT

設定文


 ゴロネコ藩国は温暖な環境にある。その温暖な気候は、雨に濡れてもすぐ乾くということで、傘という文化が生まれなかったほどである。そして温暖な気候と付き合ってきた藩国の人々は、涼をとることが得意だ。中でも海水浴は定番であり藩国には巨大な海水浴場が整備されている。
 海水浴場はいつも大盛況で、最近は交通環境が整ったため近隣の国の人たちが来るようになった。そのため観光協会では、ガイドの派遣や特産品を売るみやげ物屋を設置して、更なる発展を見込んでいる。
文 アム

 ゴロネコの海水浴場は幅が非常に長い。そのため、多くのにぎわいの中でもゆったりと過ごすことができるのが最大のポイントだ。穏やかな海はバカンスに向いており、家族連れやカップルにお勧めである。
 環境保護の理念からあまり多くの施設はないが、トイレやシャワー室、海の家にお土産屋などの観光施設はいくつか設けられているため、不便さは感じない。
 海岸沿いには食糧増産のときに作られたミカン畑が多くあり、海水浴場客は気軽にみかん狩りに行くこともできる。
 透き通った海は評判がよく、周辺に生息する生き物の種類も多いため、ダイビング客にも好評らしい。特に遺跡近くでは古代の建築物が魚の絶好の住処になり、地元の名スポットとして知られている。
文 ウル

この海のに住む生き物達 イラスト YOT

背景

温泉に続く新たな観光地の制定に当たって選ばれたのはビーチである。
温暖な気候と美しい自然環境を生かして観光地として展開された。

自然環境の保全

ビーチを観光地するに当たってもっとも気が使われたのは自然環境面への影響である。
これは美しい自然環境こそが観光資源その物であり、それを損なっては本末転倒であると言う観点から行なわれた。
環境保護のために以下のような方策が実行されている。
  • 観光地として開放するビーチの規模に制限をかける。
  • 各種マリンスポーツ用の船の運行数や運行地域に制限をかける。
  • やってはいけない行為やマナー違反について出来る限り目立つ用に告知を行なう。
  • 悪質なゴミ捨てや動植物を徒に傷つける行為にに罰金と罰則を設ける。
  • ビーチの監視員とガイドが上記の罰則行為の監視と勧告を行なう。

ガイドについて

観光地や周辺について深い知識を持った人材を育成しガイドとして観光地周辺に配置を行なった。
彼(彼女)らの活動は観光地についての説明、周辺の店舗やホテル等を含む広範な道案内、
やって良い行為と禁止行為についての解説、悪質違反者への勧告、津浪等の緊急時の非難誘導等多岐に渡る。
何か分からない事があれば取り合えず聞いてみれば親切に教えてくれる筈である。
仮にその人が知らないマイナーな事柄であっても、仲間のガイドと連絡を取り合ってより詳しい人物を呼び出してくれるだろう。

文 YOT

海の生物の模型の土産物とガイドさん イラスト YOT

SS

 ゴロネコ藩国内に大観光地と呼ばれる物ができ。治安向上をめざし、今日は、海側と、土産などを売っている地区に、見回りに出向こうと話になっている。

 ~ゴロネコ会議室~

雑賀「と、言うわけで、チームわけは以下のとおり。」

 海組 榊聖 YOT アム わたどり
 街組 エスト アールヴ 六花
 待機組 雑賀 ウル 武田”大納言”義久

ウル&武田「え~」

YOT「すいません。何かあった場合に駆けつけてくれると有り難いです」

榊聖「えぇ~。六花さんと街周りがいい~」

武田「じゃ! 俺海!」

ウル「同じく!」

YOT「ダメです藩王! さっき、ガイドブックの服屋の所見てたでしょ!」

雑賀「武田、今日休日だから水着の女の子沢山いるよ? ウルさん、部屋に新しい水着ありましたねぇ…」

榊聖「(バレテル!)」

武田「……」

ウル「(いつの間にチェックを!)」

YOT「と言うわけで、コレでいきます」


 ~そして…海組 浜辺~

榊聖「じゃあ、始めるわよ~」

アム「了解でござる」

わたどり「あ、はい」

 浜辺に着いた榊達は、さっそく見回りを開始しようとしていたが、YOT以外水着姿になっている。
 そして今日は、いつもより暑い……。


榊聖「ふっふっふっあまいわね!こんなこともあろうかと、下に水着を着ていたのよ!」

わたどり&アム「ふっふっふっ……」

 YOTは口をぱくぱくさせている。

榊聖「ん?水着無いなら(ゴソゴソ)前使った褌(ふんどし)あるわよ~」

バックから一枚の布切れのような物を取り出す榊。

YOT「Σ」

わたどり「(ばったり)」

アム「Σ お二人気を確かに!」

 YOTは、褌の衝撃から立ち直った。

YOT「じゃなくて!」

 しかし、一人正装しているYOTは汗が滝のようにでてくる。しかも、ここでは、正装はもちろん目立つ。

YOT「………(滝汗)」

榊聖「……アムさん、そこの屋台でかき氷買ってきてくれる?」

アム「はっ」

YOT「……あ、」

アム「ん? いかがなされた?」

YOT「イチゴミルクで…………(バタ)」

榊聖「…お願いね(笑)」

アム「(にっこり)」

わたどり「よいしょっと。YOTさんを日陰に運びます……」

 ようやく立ち直ったわたどりがYOTを肩に担ぐ。

榊聖「うん、お願いね。アムさん来たら後お願いして一回りしましょ」

榊聖(何かあったら水着の方が動きやすいってのもあるんだけど…少しだけ泳ごっかな…)



 ~その頃街組は…~

 お土産屋が並ぶ一角にある旅館に立ち寄っていた。

旅館若女将「わざわざありがとうございました…」

 若女将は深々お辞儀をしている。

六花「いえいえ、観光客が増えています。不審者など見かけたら、最寄りの交番、または王宮までお願いします…」

 六花もつられて深々お辞儀をしている。

アールヴ「貴重品の安全、戸締まり、避難経路の確保しっかりやっておくと良いですよ~(にっこり)」

エスト「災害用のパンフです、目を通しておいてください」

旅館若女将「はい、ありがとうございます。今日はお暑いでしょう? コレを皆さんで冷やして食べてください」

 若女将はフルーツ水羊かんセットをパンフレットと交換する形でエストに渡した。

エスト「Σ あ! おかまいなく~」

 しかし、若女将は強引に水羊かんを手渡し、挨拶もそこそこに奥へ笑顔で戻っていってしまう。

アールヴ「あー、しまったね~」

六花「もう、持てないですよ~」

エスト「ウ~ム、まだまわるところあるんだけど…」

 半分以上まわっているが、皆気さくで、逆に暖かい励ましの言葉を頂戴しているようだった。

アールヴ「どうしましょう? とりあえず待機組呼んでコレを頼んでみましょうか…」

エスト「そうしましょうか…これ以上はさすがに…」

六花「どうするかは、あとで相談しましょ?」

二人「うん、了解」

街の暖かさに触れ、さらにやる気がでてくる三人。



 ~その頃待機組は…~

ウル「あ~~~づ~~い~~~~」

武田「あ~~~~~づ~~~~~~い~~」
雑賀「ゾンビみたいになってないで手動かしなさいって……」

 そう言いつつハンカチで汗を拭う雑賀有。
 午後の一番暑い時間帯、今日はいつもより暑いせいか待機組もダレている…。

武田「床が気持ちいいずぇ~~~」

 武田はドアの前で大の字、ウルも続いてねころぶ…

ウル「あ~、本当だ、ほんのりひんやり……」

(ごり)
ウル「うう!」
(くりょ)
武田「!!?」

雑賀「あっ、ごめん。そんな所に寝てるから…」

 雑賀は空笑いのまま政務室を出ていく。

ウル「あう…生きてるか~?武田~?」

武田「……うご……てめっ…ドコを…ナニ…してくれとんじゃ……」

 ウルは腹部を、武田は…――想像にお任せする――を踏ん付けられ悶絶している。

ウル「(大の字になってるから……)」

(がちゃ)
(ごん)

武田「ほげ」
ウル「Σ」

 ドアが開いた近くで悶絶してた武田にあたる。

雑賀「はい、仕事! ウルさんは海組と合流してYOTさんを回収! 武田はリアカーと青いビニールシートを持って、街組と合流! 仕事内容は向こうで聞いてね~」

ウル「え? YOTさんどうしたんですか?」

雑賀「今日は暑かった、って、事ですよ。後の事務は引き受けた」

ウル「ワ~イ!行ってきま~す!」

 走っていくウル。

武田「………」

雑賀「武田、へっぴり腰だな?」

武田「ダレのせいじゃーー!!」

雑賀「はいはい、走れ走れ。みんな待ってるぞ~」

武田「ぬヴヴぅぅぅぅぅぅ」

 武田はやけくそで走ったが……

(ガシャ~ン)
 遠くの武田の声「だぁ!ごめーん!」

 せめて前見ろ。

雑賀「さて、大見栄はったからには…コレ片付けるか……」

 ウルと武田の残した大量の雑務書類を見て苦笑する雑賀。



~そして、夜の王宮政務室…~

 治安維持活動? として、動き回っていた面々が帰ってきた。
 ひからびたウル、武田がゴムプールに浮かんでいる。恵がウルと武田を診ているようだ。
 恵は海組と一緒におり、ウルが到着した時にはYOTを看病していた。YOTが無理矢理動こうとするので、これまた偶然通りかかった武田がリアカーで恵と一緒に王宮に運んだのだ。
 リアカーは往復三回し武田は暑さと疲労で干からびていた。ウルも何故かというと、武田の「二人でこげば二倍早くなるんじゃね?」という馬鹿提案を人の良さとノリでOKしてしまったからである。(付き合いで街組の方もやった)
 結果武田と一緒に干からびているのである。

(ちなみにYOTは全快した) 
 恵がゴムプールから離れ、席に着いてから雑賀が口を開いた。

雑賀「はい、では、報告の前に…」

YOT「それより、いい加減服着てください、海組。」

榊聖「えっと、サービス?」

エスト「ん? だれか?」

ひからび武田「ん? だれが?」

わたどり「ちょ…ふたり……」

六花「あ、恵さん。ブータ先生達見ませんでしたか?」

 恵が六花と話に集中した時、恵の視界に入らないように移動する雑賀。

(ごん!)
エスト「あだ!」
(ぐしゃ!)
ひからび武田「おぶわ!」(ごん!)
わたどり「いた!」

 YOTは大きな音を、椅子から落ちてごまかした。

恵「?(キョトン)」

アールヴ「(見てしまった…見事な連携を…わたどりさん明らかにまきぞいだけど………)」

恵「えっと、お腹冷えますから服は着たほうがいいですよ?」

 恵の言葉で服を着始める面々。摂政二人は複雑な顔をしている。

雑賀「恵さん、今日はありがとうございました。」

 YOTも頭を下げている。
恵は「いえいえ」と言った後、にっこり微笑んだ。

YOT「では…海組はまだ着替えてますから、街組お願いします。」

アールヴ「Σ はっ!了解。」

 街組はお土産屋さんを中心に防犯に関する話や、こんなこともあろうかと用意していた災害パンフレットを配り、街の見回りもしていたらしい。

アールヴ「以上です」

六花「意識向上、あと、街は今の所問題はありませんでした」

雑賀「では、藩王、海組お願いします」

榊聖「ん、海組は…」

 海組は、YOTが王宮に運ばれた後、覗き犯、物取り犯の2件を解決した。
 物取り犯はアム&わたどりが連携で確保。また、覗き犯は藩王自ら捕まえたため拍手やサイン攻め少しの混乱が起こった。

恵「すごいですね。かなり人込みがあったと思うんですが…」

榊聖「えっへん」

雑賀「待機組はコレといったこともなく、書類整理をしていました。」

雑賀の「コレといったこともなく」に反応する、ウルと武田。

雑賀「で、藩王、これ今回やった書類です。最低でも目をとうしておいてください。」
(どさっ)

榊聖「こんなにあるの?」
恵「あとで、六花さんと一緒においしい紅茶淹れに行きますよ(にっこり)」



 ~そして、少し時間がたち王宮のとある場所~

 ブータとハンニバルが星空を見ながら歌を歌っている…
 ふと、二匹が下を見てみると…

ハンニバル「………?」

 政務室と、藩王の部屋に明かりがまだついている。

ブータ「(今日は朝から賑やかだったようだな……)」

ハンニバル「……(にっこり)」

 政務室の様子が少し見える。ゴムプールにむけ、ブレーンバスターをかけようとしている武田、…相手はアールヴのようだ。
 見事にゴムプールから外れもんどり打っている二人笑い声が聞こえる。

ハンニバル「(ふふふ(笑))」

 藩王の部屋では、榊が書類前でうなだれながら紅茶を飲んでいる。近くにクスクス笑いながら、恵と六花が藩王に話し掛け、榊聖がそれを聞いて笑っている。

ブータ「(こんな、賑やかな夜があってもいい…)」
 ブータはにっこり笑うとハンニバルと目を合わせ、また唄を唄い始めた………。

SS 武田”大納言”義久

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