鶴屋「ねぇねぇキョンくんっ!もしキョンくんのお母さんと恋人が溺れてたらどっち助けるにょろ?」

キョン「そりゃどっちも助けますよ」

鶴屋「ブーッ!めがっさ残念!どっちか一人しか助けられないっさ!」

キョン「えー?どういう状況なんスかそれ?」

鶴屋「んっとね…ボート、キョンくんはボートの上にいるにょろ!それでそのボートには後一人しか乗れないにょろ!さぁ、どうする!?」

キョン「うーん…」

鶴屋「(ムフフ、困ってる困ってるw)」

キョン「じゃあ、俺は降りて二人をボートに乗せます」

鶴屋「か、カッコイイにょろー…(大和魂健在にょろー)」

キョン「あの鶴屋さん。どうでもいいけど鼻息荒いですよ」

鶴屋「にょ、にょれろーん!?(でもデリカシーが無いにょろ!)///」



阪中「保守なのね」

朝倉「え?なに?」

阪中「あなたとの愛の歴史が途切れないように保守したのね……(///)」

朝倉「……もうっ(///)」



長門「江美理ー、おもらしした」

朝倉「アチャー」
喜緑「アチャー」
長門「………うぅ」
朝倉「高校生になってそれはないわよ有希」
喜緑「ま、まだ三歳なんだしそんな気を落とさないで。ねっ?」
朝倉「そんなこと言ったら私らだって三歳児よ?」
長門「…ぅ……ぐすっ」
喜緑「余計なこと言わないの!あーん、有希ちゃん泣かないでー」
朝倉「アチャー」


朝倉が無意識のうちにとっていたのは『敬礼』の姿であった。
涙は流さなかったが、無言の女の詩があった――
奇妙な友情があった――
そう、朝倉は長門の布団と自分の布団をすりかえていたのだ――



国木田「あれ?阪中さんこんなところで何してるの?」

阪中「野良犬さんを見てたのね」

国木田「あ、本当だ珍しいね野良犬なんて」

阪中「かわいそうなのね」

国木田「…だね」

阪中「かわいそうだけど明日の朝には我が家のテーブルに並べられる運命なのね」

国木田「それより先に僕のお腹に収まる運命だけどね」

阪中「かわいそうなのね……」

国木田「…うん、よく洗ってから食べようね」


ハルヒ「怖っ!あそこのバカップル怖っ!」
キョン「コラッ目を合わせるなハルヒっ!ぶっ殺されるぞ!」



江美理「あ゙ーケツかいー」

ボリボリ

江美理「…って、知らない間にケツ毛伸びまくりんぐ!!1!!1!
ちょっと長門さん!こっちきてカミソリで私のケツ毛剃ってー」

長門「………」



ショリショリ…ショリショリ…



江美理「あ゙ースッキリしたー。ありがと長門さん
今度長門さんのケツ毛伸びたら私が剃ってあげるから」

長門「………」



鶴「キョンくんちょっといいかい?」
キ「はい 何です?」
鶴「キョンくんだけに伝えたい事があるの・・・」
キ(まさか・・・)
鶴「だから・・・学校一緒に帰らないかい?」
キ「もちOKです」

鶴「じつはあたし・・・・」
キ(ゴクッ)
鶴「キョンくんが知ってる鶴屋じゃないんです」
キ「は?」
鶴「実は・・・」


ビリリッ

古「僕なんですよ キョンたん」



キョン「なあ神人、お前って姿変えれるんだろ?だったら小さくなって今度のテストのとき
俺の耳の横で答え教えてくれないか?」
神人「でもそれってルール違反じゃないの?」
キョン「いや、頼む!これでオチたら進級できないから!」
神人「う、うん…」

当日
ハルヒ「ねえ誰その子?」
キョン「…何でヒザに乗ってる?!ってか大きさが変わってない!!」
神人「ね♪ダーリン?」
キョン「だ!そんな誤解するようなこと!!!そこ!こっち見てヒソヒソすんな!」
ハルヒ「へー…ダーリンね…そうなんだー」プルプル
キョン「おやハルヒさんここに居られましたか、いやこれはですね!違うんですよ!」
神人「ダーリンは私が嫌いなの?」
キョン「いや!そう言うとまたややこしくなるから!」
ハルヒ「優柔不断!サイテーね」パチン
キョン「痛!」
神人「バカぁ」パチン
キョン「いて!」
神人「もう知らない!」タッタッタ

結局その日は赤点でした



「ねぇ~キョンく~ん 今日はハルにゃんたちと遊ばないの~?」
さて俺は1年間にテスト休みを除いての貴重なSOS団の休みを
何もすることがなく自分の部屋に籠もって空費しているのであった
何もすることがないと言うのは嘘だ 妹を自分の部屋から出すという用事が出来たからだ

とりあえず何故俺の部屋に入ってるか理由を聞こうか
「ん~理由はないよ」 じゃぁ出て行きなさい
「嫌だ ここにいる」 何故?理由があるからここに居るんでしょうが
「理由は・・・」 妹が一瞬口ごもった 何かあるようだ
「・・・ここにいたいから」 無理やりに理由をつくったようだ

出ていきなさい 「嫌だ」
妹は断固として部屋から出て行こうとしない 困ったものだ
とりあえず同じ質問をしてみよう 上手くいけば何か聞き出せるかも知れんな
何故俺の部屋にいる?
「それはハルにゃ・・・あっ」 やはりハルヒか
さて何を吹き込まれたんだ すっきりとはきなさい!
「だって・・・ハルにゃんが監視してって言ってたから・・・怪しい事したらすぐに言いなさいって」
俺は容疑者か そんなことしないしする気もない

ほら用は済んだんだからとりあえず出て行きなさい
ひょっと妹を押したときに手が妹の尻にあたった

「えっち・・・」
妹は顔を紅くして部屋を出て行った

翌日俺のあだ名が「キョン」から「ロリキョン」になっていたのは余談でいいだろう
いや 忘れてくれ 本当に



その日は白いものが空から降っていた
そんな中、涼子と外に出る

冷たい…これは何?

「雪よ」

雪?私の名前と同じ…

「雪は神様からの贈り物なの。木も枯れて淋しい冬の景色を隠して、明るい白銀の世界に変えてくれるのよ
 有希、辛い事があったら雪にお願いするのよ。辛い事や悲しい事を真っ白な世界に閉じ込めてって」

…涼子、泣いてる?

そうたずねる私を彼女は抱きしめる
なんかとってもあたたかい

「いい?強く生きるのよ?」

「私は有希と違って感情を持ってる。だけど感情は予想以上にエラーを発生させてる。
 そのエラーは蓄積して、遠くないいつか私を暴走させる。おそらく、そうなった私を止められるのは有希しか居ない。
 だから、その時はためらわないで、私を…」

わかった





後に対峙する事になる二人、その二人が揃って冬を迎えるのはこれが最後だった



「だれもいないのかな かな?」
「それキャラ違うぞ、阪中」



鶴屋「おやっ!あすこに串カツのお店があるぞぉっ!有希にゃん突撃にょろっ!」

長門「………」 モグモグ
鶴屋「有希にゃん美味しいかい?」
長門「………」 コクリ
鶴屋「そいつはよかったっ!あぁっ!あんなところにタコセンがあるよ有希にゃん!」

長門「………」 ムシャムシャ
鶴屋「美味しいかい有希にゃん?」
長門「………」 コクリ
鶴屋「そいつはめがっさよかったねぇ!」

鶴屋「やっぱり大阪と言ったらお好み焼きにょろっ!有希にゃんのも焼いてあげるねっ!」
長門「………」 コクリ
鶴屋「でっきたっ!どうぞめしあがれっ!」
長門「………」 ハムハム
鶴屋「有希にゃん美味しい?」
長門「………アリガトウ」
鶴屋「いいってことさっ!」
長門「………」 ハムハム



朝倉「ごめん有希ー!タオル持ってきてー」

長門「なんで?」

朝倉「脱衣所にタオルないのよー、早くー」
長門「了解した」

ゴソゴソ

長門「ほぉううぅ……わちゃっ!」ズビシッ

長門「わちゃっ!わちゃっ!」ズビシッ

長門「ほぉぅわちゃあああぁぁぁぁぁ!!!」ビシー!

朝倉「遊んでないで早く持ってきてよ~!お腹冷えちゃうー」

長門「は~い」 トコトコトコ



喜緑「有希、いる?」
長門「なに?」
喜緑「はい、お弁当、あんた忘れてったでしょ」
長門「・・・」
喜緑「ほら、泣かないの、じゃね」
長門「ありがと」



あーあ、カゼでお休みなんてつまんない。早くキョンくん帰ってこないかな…
あっ、鍵を開ける音がする、キョンくーんお帰りなさい。ゴホゴホ



喜緑「もぅっ、騒いでないで早くごはん食べちゃいなさい」
長門「そう」
朝倉「はーい」



キョン「おいハルヒ、俺の弁当食っただろ」
ハルヒ「食べたわよ。それがどうかしたの?」
キョン「どうかって…お前なあ」
ハルヒ「別にいいでしょ、代わりに―」
みくる「あれー、キョンくんどうしたんでしゅか」
キョン「聞いてくださいよ朝比奈さん、ハルヒが俺の弁当を食べちゃったんですよ」
みくる「ありゃー。よっぽどおなか減ってたんでしゅかね」
ハルヒ「ち、違うわよっ」
キョン「こんなやつ放っておいて学食行きませんか」
みくる「え? えぇ、はぁい…」

ハルヒ「ちょっと、キョン…! あたしの手作りお弁当…はぁ」
神人「キニシナイデスズミヤサン、イツカキョンクンモキヅイテクレルサ」
ハルヒ「ば、ばかっ。あたしは別にそんな…」



神A「俺ら出番ないよな」
神B「そうだよな」
神C「なんで出番なくなったの?」
神D「キョンという青年が我らが主涼宮ハルヒの怒の部分を切り取った」
神E「だから私たちの出番が無くなったわけね どうするにょろ?」
神A・B・C・D「まぁ殺すしか・・・」


キ「ちょ・・・なんだお前」
E「私は数ある神人の一人よ とりあえずあなたを社会的に殺す」
キ「う・・わ・・・今授業中だ」
ハ「・・・何やってるの?」
キ「あ・・・ハルヒこれはだな・・・」
E「こんばんは 私たちの主 涼宮さん とりあえずキョンはもらったわ」
先「何やってるんだ?お前」


こうして俺は社会から抹殺されたわけだ

end



鶴「みくる ちょっち来て~」
み「ふぇ?なんです?」
鶴「えいっ!」
み「あっ・・・らめえええええええええ」
鶴「ふふふ 服を切ってればみくるはここから動けない 我ながらいい案にょろ」
み「な・・・な」
鶴「それじゃぁ先に帰ってるよ~ じゃぁねん」


キ「朝比奈さん どうしたんですか?はい上着貸しますよ」
み「あ・・・ありがとう キョンくん」


鶴「|д゚)」


end



喜緑「おかえんなさい」
長門「・・・・・・」
喜緑「ただいま でしょ」
長門「ただいま」
喜緑「ご飯できてるよ」
長門「はーい」
喜緑「今日はどうだった?」
長門「なんでもない一日」
喜緑「そう」
長門「そう」



朝倉「どうしたの」
長門「なんか眼がさめた」



朝倉「明日も学校だよ」
長門「了解している、でも、もうすこし」
朝倉「なに」
長門「夜を感じていたい」
朝倉「そうね」



鶴屋「おっはよーみくる、おそかったじゃね」
朝比奈「はーかくかくしかじかで」
鶴屋「さっすがぽんこつだね」


長門「暇」

長門「ヒマバウアー!」

長門「今夜はカレーバウアー!」

長門「風呂バウアーしたらアイスバウアー!」

朝倉「うるさーい!テレビ聞こえないでしょっ」

長門「……ふて寝バウアー」



谷口「hohohoほsh」
国木田「ダマレカス」



キ 「俺を散々な目に合わせる作者は反省汁!」
作者 「はあ?クダクダ言うと朝倉を投入するぞ」
キ 「朝倉だけは!朝倉だけは!」
ハ 「ふん!面白いわ。かかってきなさい!」
作者 「ほう、作者に挑戦か?朝倉、排除しろ」
朝 (ハルヒを撲殺)
キ「おっ!これで長門とイチャイチャできて(゚д゚)ウマー」
朝「なに言ってるの?私と付き合わないと有希の命はないよ?」
キ 「長門だけは!長門だけは!」



喜緑「長門さん、新聞紙丸めて何してるの?」
長門「ルパンごっこ。今の私は五右衛門。気安く話しかけるなでござる」
喜緑「あはっ長門さんったらかーわ」

長門「きええええああああああああ!!」
ザシッザシュブシャ!!

喜緑「い……い……うごふっ」
バタン……

長門「また つ ま ら ぬ モノを斬ったか……」

朝倉「喜緑さん?喜緑さああああああん!!」



朝倉「ふふっ人が少ないのね。でも私は保守なんてしてあげないわよ。
   さあ、じわじわと落ちていく恐怖を味わいなさい!」

キョン「朝倉……」

朝倉「なによ!降参?降参なの!?何でも言うこと聞くって誓えば許してあげるわよ!?(……ドキドキ……)」

キョン「……保守乙」

朝倉「あ」



「キョンくーんハサミ貸してー」
「……おい妹よ。」
「なぁに?キョンくん」
「何度言えば良いと思っているんだ。俺の事をキョンと呼ぶな。」
「え?どうしてキョンくん」
「もう六年生なんだぞお前。
その年で兄らしい呼び方の一つもしないと周りから変な目で見られるんだぞ。
だからわざわざ言っているんだだから明日からは兄らしい呼び方をしろ、わかったか?」
「………はーい。」
「じゃあ俺寝るから、ハサミそこな。じゃおやすみ。」
「おやすみなさい……。」

一時間後
『ハサミ返しに来たよ。』
コト
『ハサミ置いておくよ。』
『………寝てるよね?』
『確かキョンくんの本がここら辺に』
ガサゴソ

翌日

「寝みー。お、おはよう」
「………」
「どうした妹よ?そこは『おはようお兄ちゃん』だろ?」
「やあ……おはよう……兄くん。」
「そう来たかorz」



朝倉「あら、それ今週のリボン?私にもあとで見せてね」
長門「うん。ねぇ涼子ぉ…」
朝倉「なに?」
長門「コンドームってなに?」
朝倉「え゙」
喜緑「ブッ!ゴホッゴホッ…」
長門「ねぇ、コンドームってなにぃ?」
朝倉「えっとぉ……芸人さん?」
喜緑「……(涼子ちゃん目泳ぎすぎ)」
長門「でも人の絵じゃないよ?」
朝倉「えっとね…それがあったら有希は生まれてこなかったかもしれないわねぇ」
喜緑「…(あらあら、開き直っちゃった)」
長門「なんでぇ?」
朝倉「なんでもなの!そういうことにしときなさいっ!」
長門「え゙ぇー、なんでぇ?」
朝倉「も、もう知らないっ!有希のバカ!」
喜緑「………(最近の少女漫画っ凄い…)」 ドキドキ



静まれぇーい!静まれぇーい!
この紋所が目に………
皆のものぉ!静まれっ、静まれ、静まれぇーい!
このお方をどなただと………静まれぇーい!
ええぃっ!静まれぇ!静まれってばっ!
先の副将軍、水戸の御老……し、静まれぇーい!
静まれっ!静まれよぉ!

長門「ぅうーん………ガンバね涼子」 ムニャムニャ

朝倉「なんか有希うなされてるみたい…」

喜緑「怖い夢でも見てるのかしら?」



鶴屋「祭りにょろー!有希にゃん射的やろー!」
長門「………」 コクリ
鶴屋「有希にゃんすごーいっ!あっ!有希にゃん林檎飴食べよっ!」
長門「………」 モグモグ
鶴屋「有希にゃん“ベェ”ってしてみて」
長門「………」 ベェ
鶴屋「ありゃー、やっぱ真っ赤っ赤にょろ!美味しいかい?」
長門「………」 コクリ
鶴屋「そいつは良かったねー!じゃあ次はイカ焼きにょろっ!」
長門「………」 モグモグ
鶴屋「有希にゃんはなんでも美味しそうに食べるからついつい買ってあげちゃうんだよねー」 ナデナデ
長門「…わた飴も食べていい?」
鶴屋「もちろんっ!」



長門「人間にはそれぞれ欠点というべき個性がある」
朝倉「私達対有機生命体インターフェイスはより人間らしくあるためにあえて欠点が設けられているの」

キョン「欠点なんかあるか?」

長門「ある」
朝倉「例えばそうね…有希の場合はペチャパイでしょ?」
長門「むか……ッ」

キョン「落ち着け長門」

長門「…芋眉」
朝倉「は?」
長門「あなたの欠点は芋眉」
朝倉「むか……っ」

キョン「落ち着けっ、とりあえず落ち着け!そ、そうだ喜緑さんの欠点はなんなんだ!?」

長門「光合成」

キョン「へ?」

朝倉「江美理は昼間あの髪の毛で光合成をしないと死んじゃうの」

キョン「それって人間じゃなくね?」



みくる「つーるーやーさーん」
鶴屋「ん、みくる?そんな明るい声出してどうしたにょろ?」
みくる「鶴屋さん、今日お誕生日ですよね?おめでとうございます。これ、お誕生日プレゼントです」
鶴屋「ありがとみくる!開けてもいいにょろか?」
みくる「ええ、どうぞ」
鶴屋「…これは…車のワックス?」
みくる「それ、ピカピカできれいになるって評判なんですよ。鶴屋さんも使ってみてください」
鶴屋「ありがとう。自分の車を買ったら、ありがたく使わせてもらうにょろ!」
みくる「いえ、車じゃなくて鶴屋さんのチャームポイントにですよ」
鶴屋「え?」
みくる「それを使って自分のおでこにさらに磨きをかけてくださいね!それじゃ」
鶴屋「…好きでおでこが広いわけじゃないにょろ…くすん」
たまたま現場を目撃した長門「(…あの人からは黒い気を感じる…)」
次の日
トントン(肩を叩く音)
長門「…」
鶴屋「ん、有希っこ、どうしたにょろ?」
長門「…これ…誕生日プレゼント…」
鶴屋「え、私にくれるにょろ?」
長門「…」
鶴屋「ありがとう、開けてみてもいい?」
長門「…」
鶴屋「これは…ぬこのお面?」
長門「…それで気にしているところを隠して…」
鶴屋「え?あ、うん、ありがとう、有希っこ!」

鶴屋「まさか有希っこが誕生日プレゼントをくれるなんてなあ…でもこれをつけて学校には来られないにょろ…」
鶴屋「…けど嬉しいにょろ。ふふ、ありがと、有希っこ」

長門「…私が彼女を守る…」



妹「誰もいないの?
一人じゃ淋しいよぅ・・・」 保守



長門「ただいま」

喜緑「おかえんなさい」



喜緑「どうしたの、有希」
長門「わたし、いや、わたしたちには、過去の記憶がない」
喜緑「へ、普通にあるじゃない、作られてからの記憶なら」
長門「そうじゃない、成長の記憶」
喜緑「あ、そうゆうこと、でもしょうがないじゃない、いきなり今の状態で作られたのだから、
なんかあった?」
長門「今日、あの人が幼馴染の友人と話しているのをみた」
喜緑「うらやましかった、わけだ」
長門「わたしの知らない情報をいっぱい、あの人と共有している人がいる」
喜緑「・・・・・・」
長門「共有できる経験記憶の基盤がわたしには無い」
喜緑「おいで」
長門「うん」
喜緑「泣くといいよ、気の済むまで、どうしようもないんだもの」
長門「うん」


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最終更新:2007年01月12日 17:14