辛く寒い冬が終わりを告げ、春一番が女の子達のスカートをチラつかせる頃
僕はキョンたんの事ばかりを考えていました
早く今日の授業を終え、一刻も早くキョンたんのいる文芸部室・・・・いえ正確にはSOS団の団室に向かいたいものです
おや?
靴箱に手紙が入っていますね?
どうやら僕宛ての恋文のようです
================昼休み==============
女生徒「あ・・・古泉くん」
ゲ泉「少々遅れてしまったようですね。申し訳ございません」
女生徒「ん・・・大丈夫」
ゲ泉「いえいえ、気を使って頂く必要はございませんよ。それで話と言うのは?」
女生徒「わ・・・わたし・・・・古泉くんの事が・・・」
やはりですか・・・
しかし僕の答えは決まっているのです
ゲ泉「申し訳ありませんが・・・」
その言葉を聞いた彼女は顔をうつ向けます
ゲ泉「僕にはキュンた・・・いえ、想いを寄せている方が他にいますので・・・」
女生徒「うん・・・」
彼女は走り去っていきました
春一番がいたずらに彼女のスカートをめくり上げましたが、僕は単なるピンク色の下着を見ても何も嬉しく思えませんでした
僕も教室に戻ろうと思いました
その時、長門さんと朝比奈さんが屋上に現れました
どうやら僕には気付いてないみたいですね
何やら密談をしているようにも思えます
僕が二人に声をかけようと歩み寄ったところ、何やら話し声が聞こえてきました
みくる「私がキョンくんを呼び出しますのでその時に・・・」
長門「その案を採用する。私という個体も彼を使って性と呼ばれる欲を解消したいと思っている」
それを聞いた僕はすぐさま二人の間に割り込みました
みくる「きゃっ・・・古泉くん・・・」
長門「・・・」
ゲ泉「僕のキョンたんに一体何をしようと言うのですか?##
いかに長門さんや朝比奈さんと言えど許しませんよ?###」
みくる「古泉くん・・・貴方も」
長門「汚物・・・・情報連結の解除を申請する」
ゲ泉「アッー!!!」
○○○【次回予告】○○○●<ふんもっふ!
人々の気力を蝕む夏、SOS団はサマーランドで青春の一時を過ごしていた
ゲ泉の野望・・・・ みくるのおぱーい キョンの情熱! ハルヒの嫉妬・・・・・
其々の想いが交錯する中、一体誰が勝利の栄光を手にするのか!?
夏の暑さ・・・・
それは時に『暑さ』では無く、『熱さ』に変わる!!
次回、ゲ泉記第二章【サマーランド】!!
『『俺はお前を・・・・守り抜いてみせる』』