長門「………」 クルクル
キョン「………」
長門「………」 クルクル
キョン「なあ、長門」
長門「なに?」 クルクル
キョン「なにしてんの?」
長門「…万華鏡」 クルクル
キョン「……見ればわかるよ」
長門「…そう」 クルクル
キョン「貸しt」
長門「ヤッ」 クルクル
キョン「…………」
キョン「そんなこと言わずn」
長門「ヤッ」 クルクル
キョン「貸s」
長門「ヤッ」 クルクル
キョン「k」
長門「イヤ!」 クルクル
キョン「………orz」
長門「………」 クルクルクルクル
キョン「………」
長門「………」 クルクルクルクルクルクル
キョン「………?」
長門「………」 クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル
キョン「お、おい長門。そんなに回すと目を回すぞ…」
長門「………」 クルクルクルクルクピタ
長門「………ウプッ」 フラフラ
キョン「ほら言わんこっちゃない…」
長門「な゙ん゙が気持ぢ悪い゙ぃ゙…」
キョン「楽しいのはわかるけど何事も節度をもってやらなきゃダメだぞ?」
長門「ウプッ…了解した」
キョン「手元にあったらまたやりそうだしなお前は……とりあえず万華鏡は部室に置いくか?」
長門「………」 コクリ
《翌日》
長門「………ない」
ハルヒ「何が無いの?」
長門「私の万華…」
ハルヒ「はぁ!?」
長門「ここにあった私の万華知らない?」
ハルヒ「しっ、知らないわよそんなの!///」
長門「そう…朝比奈みくる。ここにあった万華を見なかった?」
みくる「み、みてないでしゅ!!」
長門「古泉一樹…」
古泉「そもそも生えてたんですか?」
長門「?」
長門「私の万華鏡………どこ?」 クスン
一方その頃
キョン「すげぇ楽しい……ウプッ」 クルクルクルクルクルクルクルクル
『射手座の前日』
チャットルーム:403(参加3:閲覧1)
古:いよいよ明日だな
キ:そうだな
ハ:俺達の同期組、配属がバラバラになっちまって
古:こんなときだってのに、顔会わせられないっての残念だけどな
ハ:こうなったら早いとこ始まって欲しいもんだぜ
キ:そういえばあいつはまだ来てないのか
古:長門艦隊はまだ演習中ですよ
ハ:本当か、うちのとこだって、今日は早目にあがったってのに
キ:鬼のように訓練積んでるらしいぜ、あそこは
古:一番の戦果はあそこでしょうね、きっと
長門艦隊 xxxxが参加しました。(参加4:閲覧1)
長:よう遅くなった
ハ:おっす
古:お疲れさまです
キ:遅かったな
長:ああ、うちとこの長官は本当に血も涙もないぜ
ハ:明日は期待しているよ
長:まかせろといいたいとこだな、ここは
長:でも一番安全そうなのは、古泉艦隊じゃないか
古:どうでしょう、案外駆け引きに弱そうですからね、うちとこは
キ:ハルヒ艦隊の猪突猛進よりはましじゃないか
古:策士といえば、キョン艦隊でしょ
長:そういえば、あいつは
キ:しっ
長:なんだよ
古:あいつみくる艦隊だろ、もう落ち込んじゃってみてらんないよ
ハ:そういえば、前の合同演習の時に迷子になったてのほんと?
長:ほんと、うちが探しにいったもん
キ:逃亡とかではなく
長:艦隊全部だぜ、本気で前後左右がわからんみたい
ハ:ご愁傷様だな
キ:いいやつだったんだけどな
古:案外戦闘宙域にたどりつかないってヲチもあったりしてな
キ:そうそう、この戦争が終わったらおれ、結婚を申し込むんだ
ハ:いつかいってた幼馴染か
古:待っている人がいるってのはいいですね
ハ:そろそろ落ちるか
キ:明日早いもんな
古:それでは、長寿と繁栄を
ハルヒ艦隊 xxxxが退出しました。(参加3:閲覧1)
キョン艦隊 xxxxが退出しました。(参加2:閲覧1)
古泉艦隊 xxxxが退出しました。(参加1:閲覧1)
長門艦隊 xxxxが退出しました。(参加0:閲覧1)
みくる艦隊 xxxxが退出しました。(参加0:閲覧0)
翌日
「涼宮閣下、先行の索敵艇より入電、敵艦隊を補足しました」
「敵艦隊、行動8時20分 距離6.3天文単位 光速の約60%で本艦隊に接近中 総数は約15、000隻」
「来たわね 敵を殲滅するわよ、全艦隊戦闘配置」
「アイアイマム 全艦戦闘配置・・・・・・」
「すーすーぱーぷろとん砲 全砲門を発射体制へ」
「電子戦開始 電磁ブースター最大 全ECM ECCM作動」
「よぉし、全艦最大船速よ」
「おい、ハルヒもうちょっと下がったほうがいいんじゃないか」
放課後、僕がいつものように部室で詰め将棋をしていると、涼宮さんが泣きながらやってきました。
「一体どうしたんですか!?」
「古泉くん……ひどいことが起きたのよ」
「何が起こったんです、涼宮さん?」
「キョンが……死んじゃったの……」
「なっ!?それは本当ですか?ああ、何という事でしょう……それで、彼は最期に何か言い残しましたか?」
「え、ええ」
「彼は何と言ったのですか?」
「キョンはこう言ったわ……」
頼む、ハルヒ、その銃をおろしてくれ
長門「(この星で生活する事3年、色々な事を学んだけどまだまだ知らないことも少なくはない。)」
長門「腐女子…」
長門「少女漫画などに深く熱中する若い女性の事」
長門「男で言う『オタク』の女子版」
長門「何故女性には『腐る』なんていう文字が使われるのだろうか?」
こうして今日も放課後、日は徐々に落ちてゆく…
キョン「最近ハルヒがセックスしてくれなくなったからな、ダッチワイフとしてるんだ」
古泉「ダッチワイフ?いつの間にそんなものを買ったんです」
キョン「なに、ちょっと首を絞めただけさ」
長門「どどん波!ビー!」
キョン「ぐわあ!」
長門「ギャリック砲!どかーん!」
キョン「くそー負けるかー」
長門「かめはめ波ー!ずどーん!」
キョン「やーらーれーたー」 バタン
ハルヒ「有希ぃ、部室内での必殺技の使用は控えなさーい。それにキョンも一緒になってふざけないの!」
長門・キョン「はーいっ」
ある日、キョンに色目を使ったのでみくるちゃんを殺した、死体は掃除用具入れに押し込んだ
次の日見に行くと死体は消えていた
5日後、キョンに色目を使ったので有希を殺した、死体は掃除用具入れに押し込んだ
次の日見に行くと死体は消えていた
10日後、キョンに色目を使ったので鶴屋さんを殺した、死体は掃除用具入れに押し込んだ
次の日見に行くと死体は消えていた
15日後、キョンを掘ろうとしていたので古泉くんを殺した、死体は掃除用具入れに押し込んだ
次の日見に行くと死体は消えていた
20日後、キョンがあたしの告白を断ったので殺した、死体は掃除用具入れに押し込んだ
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった
ハルヒと結婚してもう10年になるだろうか。
結婚3年目で生まれた娘もすくすく成長し、俺も順調に仕事をこなしていた。
そんなある日、娘が俺にこんな事を聞いてきたのだ。
「パパ、私はどうやって生まれたの?」
……やれやれ、実に答えにくい質問だ。
しかしながら答えない訳にはいくまい。
「俺が知りたいよ」
キョン「もう秋か、」
長門「・・・」
キョン「なんかさ、ホントに下らないことなんだが」
長門「何?」
キョン「テレビでさ、月見バーガーのCMが始まると、秋が来た感じがするよな」
長門「・・・つきみばーがー?」
キョン「ああ、そうか、月見バーガーっていうのはな
ハンバーガーに目玉焼きみたいなのが入っててだな、」
長門「・・・?」
キョン「長門、」
長門「何?」
キョン「帰り、寄ってくか、マック。」
宇宙版カツアゲ
長門「この本にのっている食べ物は見たことがない……お寿司とはなに……?」
キョン「寿司……か、握り飯の上に魚を乗っけたようなもんだ」
長門「情報が不十分、食べてみたい」
キョン「……まあいいか、幾らか金はあるしな……食わせてやるから着いてこい」
長門「……行く」
長門「フグ刺ってなに?」
キョン「フグ刺か……フグをきって並べたもんだ」
長門「わからない……食べてみたい……」
キョン「またかよ!? ……ううっ、今月は厳しいんだが……仕方ない、着いてこい」
長門「行く」
長門「すき焼きってなに?」
キョン「……おまえさあ」
キョン「なんで季節の代わり目の雨ってこんなにワクワクするんだろうな…」
長門「………」
キョン「なんだかすごく優しい気持ちになるんだよね」
長門「………保守」
ガチャ、ばたん。テクテク、トスッ。
・・・ペラ・・・ペラ・・・
はぁー・・・・
長門「・・・しんどいわ、もう疲れた。
毎日、毎日、毎日涼宮ハルヒの観察。観察。正直、もう秋田」
キョン「うぃーす、あれ?ながt・・・おまえ・・・」
長門「・・・今のは腹話術」
キョン「長門、そんな苦しい言い訳してもあとで恥ずかしくなるだけだぞ」
長門「///(・・・・・・悔しい、でも感じちゃう・・・)ビクンビクン」
YUKI_N>見えてる?
KYON>見えてるとも
YUKI_N>嘘
KYON>?
YUKI_N>着替えなおさなきゃ
KYON>着替え中?
YUKI_N>そう
KYON>見たかったなぁ 生着替え
YUKI_N>見せようか?
KYON>是非
YUKI_N>はい
KYON>意外とスレンダーなんだな 長門
YUKI_N>そんな(/////)
YUKI_N>はっ私口車に乗せられてる!?
KYON>今頃気づいたか・・・
ハルヒに殺される五秒前のキョンであった
みくる「オッパイペラペラソースwwwwww」
長門「ただでかいだけの胸なんて邪魔なだけ」
「大きければいいというものではない」
「形や色の重要さに気づくべき」
ぺたぺた・・・
みくる「長門さん………『オスポイアロンベルアペダーソース』はスペイン語で『八つ裂きにしてやる』って意味なんでしゅよ?」
長門「…………あなたの発音はおかしい」
みくる「そうでしゅか?」
長門「…………訛り?」
みくる「………オッパイノペラペラソース!」
長門「……キャー!!……これは何だか私らしくない感じがする……」
長門「……みギャ~!!……なんというか、色気がないような……」
長門「……ヤァ!!……こんな感じが……多分私のイメージに近い……」
長門「……イヤッ!!……中々いいかもしれない、これからはこうしよう……」
ゴキブリ「……………………」
長門「……冬に多い天気といったら?」
古泉「……? 長門さん……? なにか……?」
長門「……冬に多い天気といったら?」
古泉「……雪でしょうか……?」
長門「……そう」
古泉「……? あっ、長門さん、ちょっと待っ……行ってしまいました……」
長門「……冬に多い天気といったら?」
みくる「ヒ……あ、あの……な、なんですか……?」
長門「……冬に多い天気といったら?」
みくる「えっ、あの、その……ゆ……雪ですか……?」
長門「……そう」
みくる「え……? あの……」
ハルヒ「……あれ有希なにしてんの?」
キョン「名前忘れられてないか心配なんだとさ」
――ガチャ
古泉「……今日はまだ長門さんだ……ってちょっと待ってください……!」
長門「…………」
古泉「いい加減にやめてもらいたいと言ったはずですよ……長門さん……」
長門「……止めるかどうか決めるのは私……」
古泉「そんなことを続けるようなら……こっちにも考えがありますよ……!」
長門「……何をする気……?」
古泉「機関の予算を全額投資してでも、長門さん、あなたを消滅させてあげます……」
長門「……そんなことができるなら……やってみればいい」
――ガタッ
長門は攻撃する姿勢に入りながら、キョンの椅子から立ち上がった。
『ツンバカ』
みくる「ドドインドインドイーンwwwwwwww」
長門「ぺたぺた・・・ぺたぺた・・・」
キョン「ナッガート・・・(俺はツルペタ派だからな・・・!)」