おまけ
キ「…んあ?俺は一体、何をしてたんだ…?」
にゃあ?(気絶してたんでしょ!)
キ「何か、物凄く恐ろしい事をされた気がするが…」
にゃあ(失礼ね!どうゆうことよ!)
キ「まあいいや、シャミ(ry)を探しに行かないとな。あれが見つかる可能性があるからな。大人しくしてろよ。ハルヒ(ry)」
キョンは出て行ったわ…さて、何を隠していたのか確認しましょ。ガサガサガサガサ…
ん?てっきりエロ本だと思ったのに、何この本?女性誌じゃない?栞が挟んでる…?
『特集 カレとの初☆体☆験』
な、何よこれ!気になるじゃない!!しかもこのチャート式並のチェックは何!?えーっと、どれどれ…
A子「鈍感な彼を好きになったの。どんなにアピールしても気付いてくれなかったから、最後の手段、勝負服を来て特功したの。
そしたら彼ったら突然…///。その勝負服ってのは、大きめブラウス一枚のみで、上と下のボタン外して見えそうで見えない感じ。
(下着は着けてたわ。勝負用だけどね)。そして、彼の好きな髪型で猫みたいに甘えて見たの。
その姿が彼のツボにハマったらしく自分を抑え切れなかったみたい…」
…こ、これだわ!早速実践よ!ブラウスはないから、キョンの制服のカッターシャツでいいわ!
あとポニーテールにして、下着は…あれ?何でここに私の勝負下着があるのかしら…?まあいいわ。
さっきは少しやり過ぎたから、もう少しじっくり甘えた方がいいわね。
あとはキョンが来るのを待つだけ…
…キョンと…キョンと…でへへへへ…//////
長「情報改竄及び上書き…成功」
み「やりましたね!ツッコミどころ満載の情報操作なのに、涼宮さん受かれちゃってそれどころじゃないみたい」
長「彼女は今後の展開を妄想することで頭が一杯。多少の矛盾はアウト・オブ・眼中になっている」
み「…まだそれ引摺るんですか…」
長「情報統合思念体より、ナウいヤングのイケてるボキャブラリーだと聞いた」
み「…そんなバナナ、冗談はよし子ちゃん。わかわかめ、ってか?」
長「!!!」
おまけその2
キ「ん?メールだ。…佐々木からか。何々…?
『少々長い文章になってしまったので、パーソナルコンピュータのE-mailアドレスに文章を送った。そちらを見てくれないか?』
…面倒臭い事をする奴だ。しょうがない、見てやるか」
キョンはしぶしぶPCからメールを見ていた。
…佐々木さんからのメール?気になるわ。ちょっと見せてもらおうかしら…
☆☆☆☆☆☆☆☆
私事で悪いんだが、相談があるんだ。
はっきり言って下らない事だが、こんな出来事は不馴れなので、教えて欲しい。
君の恋愛感情に関するオピニオンを聞かせて欲しい。
がっかりするかもしれないが、僕はあるルームメイトに猛烈なアタックをされているんだ。
好意を抱いているのは嬉しいが、少々目敏くてね。
きっと君なら僕の気持ちを理解してくれると思って、メールしたまでさ。
涼感溢れる好青年で、文武両道、容姿端麗、カリスマ性もあり、次期生徒会長にも推薦されている。
宮仕えしたいという娘もいる、女子No.1人気の彼だ。
さて、そんな彼だが、僕は告白されて困っているんだ。
んな事知るか!と君は言うかもしれないが、僕にとっては重大な事だ。
にらまないでくれよ。好きでもない男に告白されても嬉しくないんだ。
はにかむ笑顔が女子連中を虜にするそうだが、僕は興味ないし付き合う気にもなれない。
負んぶに抱っこで申し訳ないが、いい断り方は無いだろうか?
けんもほろろに断るのは気が引けるからね。
なるべく彼を傷つけ無い様にしたいんだ。
いや、正確にいうと僕が大多数の女子に敵にされるのが嫌なのさ。
からかわないでくれよ。僕だって好き好んで人に嫌われたくない。
らしくない相談かもしれないが、是非相談に乗って、返答を聞かせてほしい。
P.S. 最も、キョンは鈍感だから僕の気持ちに気付かないだろうけどね…
★★★★★★★★
キ「…佐々木も、恋愛関係で悩む年頃になったわけだ。一時期は精神的な病の一種とかいってたのにな。しかし意味の分からない文章だ。『僕の気持ちを理解できる』と『僕の気持ちに気づかない』は全く逆のことだろう?そして、俺が鈍感だとはどう言う意味だ?お前よりは普通だと思うぜ?俺は」
…キョン、あなた絶対佐々木さんより恋愛に疎いわ。保証してあげる。
このメールの真意に気付いて無いわね。よーく読みなさい。
…あたしとしては気付いて欲しくないから何も言わないけど。
キ「一応返信しておくか。…これで文章はよし、と。後は送信だけだな」
妹「キョンくん、電話~!」
キ「ああ、今行く。ハルヒ(ry)、触るなよ」
…何て書いたのかしら。とっても気になるわ、見て見ましょう。
☆☆☆☆☆☆☆☆
俺に断り方を聞かれても困るが、相談にはのってやる。
もちろん最終的にお前の判断に任せるが、素直に気持ちを伝える事が大事だ。
お前のハートの中身を整理しろ。ルームメイトをどう想っているか。ヒントはそこにあるんだ。
前々から思ってたが、お前の喋り方は回りくどくて、真意が他人に伝わりにくいんだ。
がんばれよ。大いに応援するぜ。
好きなら付き合って、嫌いならフればいい。それだけの事だ。
きっとお前の気持ちは伝わるさ、彼にも他の女子にも。
だから心配なんかしなくてもいい、自分の素直な気持ちをぶつけるんだ。
P.S. どうだ、たいした物だろう?これでも本当の気持が分からないと言うのか?
★★★★★★★★
ちょ、ちょっと待ったぁぁー!!!、キョン、これ本気なの!?嘘よね!?ただの偶然よね!!?
…連番の宝くじ全て一等だったくらいの偶然だと思うけど、これを送るのはマズいわ。マズすぎるわ!
編集して違う文章にしなきゃ!…えーっと、…あっ!これはもしかしてうまくいけるかも…よし、送信!
キ「全く、谷口の奴、橘の連絡先を教えてくれだと?知らんぞそんなもん。それに知りたくないし…」
あ、キョンが帰って来た!猫のフリしなきゃ!
キ「いい子にしてたか?ん?メールが送信済みになってるぞ?」
にゃあ。(気づかれませんように…)
キ「送信した覚えがないんだが。ハルヒ(ry)…が動かすとは思えないし、妹か?一応メールを確認するか」
☆☆☆☆☆☆☆☆
俺に断り方を聞かれても困るが、相談に
はのってやる。もちろん最終的にお前の判断に任せるが、素直に気持ちを伝える事が大事だ。お前の
ハートの中身をを整理しろ。
ルームメイトをどう想っているか。
ヒントはそこにあるんだ。前々から思ってたが、お前の喋り方は回りくどくて、真意が他人に伝わりにくいんだ。
がんばれよ。
大いに応援するぜ。
好きなら付き合って、嫌いならフればいい。それだけの事だ。
きっとお前の気持ちは伝わるさ、彼にも他の女子にも。
だから心配なんかしなくてもいい、自分の素直な気持ちをぶつけるんだ。
P.S. どうだ、たいした物だろう?これでも本当の気持が分からないと言うのか?
★★★★★★★★
キ「…改行がおかしくなっているが、文章に変更はないな…。意味は通じるし、ま、いいか。天気もいいし、散歩にでも行くか、ハルヒ(ry)?」
にゃあ♪(大・成・功!!
やっぱり何も考えてなかったわ!でも天然であんな文章作るのはある意味すごい才能ね…)
佐「………これは偶然だ。偶然に決まっている!あのキョンが狙ってこんな文章を打つとは思えないわ…」