理由はわからない、あたしとキョンはこいつらに攫われて船に乗せられている。
とにかくこいつらはあたし達が邪魔らしい、あたしとキョンを殺すといっている。
不思議と恐怖は感じ無かった。
「あと五分程で日本の領海をでる、そうしたら君達には死んで貰う。
あぁそうそう最期の願いはあるかな？よかったら聞いてやるぞ但し命乞いはだめだが」
キョンの命が助かるんだったら土下座でも裸踊りでも何でもやる自殺したっていい
でも何をしてもこいつらがあたし達を生かしておかないのはわかっていた。
あたしは殺されてもいい、でもキョンを殺そうとするのは許せなかった。
そんな奴らとは口を聞きたくなかったのであたしは黙っていた。
「……こいつと……ハルヒと結婚したい」
キョン……いきなりなにを……
「ハルヒを……こいつを独りで死なせたくない、ハルヒを俺の家族として
俺はハルヒの家族として最期を迎えたい、頼む俺達を夫婦として死なせてくれ」
キョン……
「こいつは驚きだ、大体こんな船の上で結婚なんかできると思うか？
それに女はともかく男の方はまだ結婚できる年齢じゃないだろう」
そう確か女性は16歳だけど男性は18歳以上じゃないと結婚できない筈
というかキョンはいったい……
「外洋船の船長には様々な権限を公的に認められている筈だ
その中には婚姻に関するものある、違うかそこの船長さん？」
キョンから話を振られた船長がしぶしぶうなずいた。
「それにもうすぐ公海にでるんだろ、そしてこの船は便宜地籍船つまり日本の船じゃぁない
だから日本の法律は適用されない、適用されるのはこの船の籍がある国の法律だろ？
そこの国の法律じゃぁどこの国の人間であれ俺達の年齢なら当人達の同意があれば結婚できる筈だよな」
また船長がうなずいた。キョンって意外と物知りなんだ、って今そんなこと考えてる場合じゃないわね。
「本当なのか船長？その…結婚式はすぐに済むのか？」
「そうですね、立会人が三人以上いて船長である私が二人の合意を確認するだけですので
五分とかかりませんが……」
「まぁ良かろうやってやれ」
「ハルヒそういう訳だ、順番が逆になったがお前を愛してる結婚してくれ！」
もちろんよ！、あっあたしもキョンが好き！とっととあたし達を結婚させなさい！
船長は聖書をもってこさせてあたし達の名前を読み上げた
結婚式はドンドン進行していく
キョンはあたしと結婚するかって聞かれて大きくハイっていってくれた
あたしもちゃんとハイって返事をした
「船長として法律上付与された権限により、この二人が夫婦であることをここに宣言する
それでは誓いのキスを……」
キョン……、キョンの顔が近づいてくる、あたしは目を閉じてその時をまった。
ハ「はっ！ドリーム！……」
ハ「という初夢だったんだけど、キョンあたしと一緒に誘拐されて結婚してくれない？」
キ「……(´･ω･｀)」
長門「あ゛ー風邪っぽい」
キョン「大丈夫か」
長門「鼻水と熱が出てきた」
キョン「帰って寝てろよ」
長門「一人でいると心細い」
キョン「朝倉いないの？」
長門「………今、遠くに行った」
キョン「…朝倉も大変だな、俺の家くるか？」
長門「行く」
キョン「妹は構わなくていいから」
長門「もしかしたら…恋の病かもしれんね…………くしゅん」
キョン「風邪だな」
長門「そう」
古泉「僕のアナルも恋の病のようです」
みくる「冗談言ってないで、ほら座薬入れますよ」
朝「・・・・・」
ぎゅう
キ「どうしたんだ、朝倉？」
朝「え、い、いや・・・何でもないよ・・・・・」
キ「本当か？」
朝「あう・・・ほ、本当だよー・・・」
キ「嘘だ！！」
朝「ひっ！！・・・ぐすっ」
キ「こんぐらいで、泣くなよ。弱虫だなー」
朝「・・・うぅ・・・」
キ「悪かったって・・・なんでもするから許してくれ」
朝「・・・じゃあ・・・ずっと・・・その・・・えっと・・・好きで、いてくれる？」
キ「もちろん」
ミ「・・・・あぅ・・・」
キ「あ、ミヨキチどうしたんだ？」
ミ「えっと・・・えっと・・・その・・・でも、どうせ駄目だろうし・・あう・・・」
キ「ん？」
ミ「どうせ・・・そうせ・・・うぅ・・・でも、言いたいよ・・・でもいえないよ・・・」
キ「俺に言いたいことがあるのかい？」
ミ「は、はい！で、でも・・・断られるんじゃないかなって思うと・・・怖くて・・・・」
キ「言ってみたら？どうぞ」
ミ「えっと・・・えっと・・・・・・うぅ・・・でも、どうせ・・・・・」
キ「弱気になってないで言ってみて？」
ミ「えっと・・・その・・・す、好きです！！」
キ「・・・・・！・・・・そうか」
なでなで
ミ「ひゃうっ！？」
キ「ありがとう。でも、あと４年は必要かな・・・。４年後もずっと変わらず俺が好きなら、付き合ってあげる」
ミ「あう・・・その間にお兄さんに彼女が出来たりしたら・・・・うぅ・・・・」
キ「弱気になるなって。大丈夫。誰とも付き合わないよ」
ミ「ほ、本当ですか！？ありがとうございます・・・えへへ・・・抱きついちゃいます」
キ「んー・・・嬉しいが、恥ずかしいもんだ――ちゅっ――なっ！？」
ミ「あ・・・えっと・・・あの・・・その・・・ごめんなさい！！大好きです！！」スタタタタ・・・・
キ「・・・やれやれ。こりゃ、４年間待つとしますか」
キ「ハルヒ」
ハ「あら、キョン」
キ「丁度良かった。お前に言いたいことがあるんだ。公園のベンチにでも座って話がしたい」
ハ「ええ・・・いいわよ」
キ「・・・あのさ、ハルヒ」
ハ「なに？」
キ「・・・お前が・・・好き、なんだ・・・」
ハ「え・・・えぇぇえぇぇぇ！？ふにゅ～・・・」
キ「・・・俺に倒れこんだのはどう取ればいい？」
ハ「えへへ・・・大好きなキョンの膝枕気持ちいい・・・」
シンデレ＝でれると好きな人にＳｉｎｋ
sink・・・沈むという意味もそうだが、倒れこむなどの意味もある。
∴デレると好きな人に倒れ込む。
マジデレ
ハルヒ「キョン!好き！好き好き！だーいすき♥」
キョン「そうか。」
ハルヒ「キョン!一緒にご飯食べましょ♥」
キョン「ああ」
ハルヒ「キョン！今日デートし・な・い？♥」
キョン「いいあんだ」
ハルヒ「あぁ！いいわキョン♥」
キョン「そうだな」
マジデレ
キョン「で、何か話でもあるのか？」
長門「ﾃｸﾏｸﾏﾔｺﾝﾃｸﾏｸﾏﾔｺﾝ！キョンくんが私を好きになれぇ～！」ﾀﾘﾗﾘﾗﾝ
キョン「長門…愛してるぞ…」ｷﾞｭｯ
長門「…………//////」
マジデレ＝マジック・デレ
魔法の力で何でも解決！
君もレッツトｒ（ｒｙ
キ「長門」
長「？」
キ「今日、デートしないか」
長「・・・ん」
ハムハム
キ「っ・・・耳甘噛みするなよ、くすぐったいだろ」
ハムデレ＝デレると耳をはむはむと甘噛みする
キ「朝比奈さん」
み「どうしたの、キョンくん？」
キ「このまま現代で俺と一緒に暮らしてくれませんか？」
み「キョンくん！？」
キ「離れられません・・・貴女無しで、生きられないんです」
み「せ、せ、拙者もそなたを好んでいるでござる！」
キ「慌てる姿も愛しい」
み「あ、ありがたき幸せでござる！」
武士デレ＝デレると言葉が武士っぽい
「キョン、ちょっと話あるから残ってて」
「厄日か」
古泉君にまぁまぁと肩を叩かれて、キョンは俯いて溜め息を吐いている。
失礼もここまで来ると何だかすがすがしくて、怒る気分にならない。
何でかしら。あたしの心が月の静かの海より広いからね。器量の良い女はもてるのよ。
「じゃあな、長門、古泉」
「ええ。お先に、涼宮さんも」
「……また」
「ばいばい、二人とも」
意味ありげな目線の有希の肩を、また古泉君が叩く。
将来しけた会社の中間管理職になったら怖いタイプね、と思考転換。
何で有希があんな目をしてたのか、なんとなく――知るか。
「で、何の話だ」
「あたし、傘忘れた」
キョンはバナナのむき方を知らないサルを見るような目であたしを見た。
「本気で言ってるのか」
「嘘ついてどうするのよ」
そっぽを向きつつ、だから、とあたしは言った。
アンタの傘が雨を遮断する面積の半分、あたしによこしなさい。
何でそんな変な言い方になってしまったんだろう。素直は酷い整理より強敵だから。
「まぁ、構わんが……途中のコンビニで、ビニル傘でも、」
疾風怒濤でその先を遮る。頬が赤くなっていないだろうか。
「財布も、忘れたわ」
今度こそキョンは絶句していた。
それでも――たっぷりと十秒間固まってはいたけれど――最終的には、
やれやれやれやれ、だなんてちょっとやれ多すぎよ、一緒に帰ってくれた。家まで。
「……たまには役に立つじゃない」
「やっぱり厄日だった――じゃあな」
遅刻するんじゃないわよ――！ と言いたかったのに、ありがとうとあたしの口は呟いていた。
余談だけれど、今日は早朝から雨が降っていて、あたしのお昼は購買だった。だからなんなのよ。
第一回不思議探索にて。
ハ「マジ、デートじゃないのよ、遊んでたら後で殺すわよ！
本当はあたしがキョンと一緒がよかったのよ！」
キ「！？」
ツンゲロ＝ツンツンした口調で自分の本心をゲロ（白状）してしまう事。
ふいんき（ｒｙ も何もあったもんじゃない。
キ「ロンリー誰も孤独なのかい？」
ハ「//」
キ「ロンリー僕は独りかい？」
ハ「////」
・・・・・・・・
キ「どう？大好きな人の前でしか歌わない歌なんだ」
ハ「キョン、アンコール・・・」
く♂デレ＝つんく♂の歌を歌いまくるとデレる。歌い過ぎると発情する
ハルヒと灰色空間に閉じ込められたあの事件のあと、俺は古泉に、いや機関の超能力者達に雇われていた。
その内容はというと、ハルヒが閉鎖空間を作ったらただちにキスをして欲しいというもの
まあこれだけで月5万ほどもらえるんだ、悪い話じゃない。
そして今日も
「まったく！なんで誰もアクセスしないのよウチのサイト！」
ここぞと言った感じで古泉が目配せしてくる
やれやれ、わかったよ
「ね？キョんむっ！」
他の団員の目なんか気にしない、ハルヒの唇やわらけー
○
ο
o
/.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ｨi.:,､.:.ヽ
/ｲ.:.:.:.:i|:/__,V'､|l_ｊ:.:.:.ｌ
lr:l:.:.l -ｰ -､ ﾚﾍ!
l l:.|/// |//|:l
`ｰi;| ' ,N
| `ｰ ￣ , '
,,rへ､_ ｀ 〔´__
／l :ヽ､ ﾞ7'r'Yヽ､ﾞｰ､
: : |: : : ヽ/､;:;;;}ｲ: :ヽ: ＼
.: :.＞': : ヽ/::::| .ｌ: :＜: : ヽ
『しかしあまりキスしすぎると・・・』
俺がバイトをやり始めてもう1ヶ月
キスの量は日に日に増えていった
まあ、気持ちいいからいいんだけど
ハルヒ（キョンまたいつキスしてくれるのかな？かな？）
ハルヒ（まだかなまだかな？♪）
ハルヒ（あ～んもう我慢できないぃ！）
ハルヒ「キョｫｫンんむぅぅっ！」
キョン「なｎむぅ！」
ハルヒ（あぁ♪キョンの唇！キョンの唇！キョンのくちびるぅぅ♪）
○
ο
o
/.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ｨi.:,､.:.ヽ
/ｲ.:.:.:.:i|:/__,V'､|l_ｊ:.:.:.ｌ
lr:l:.:.l -ｰ -､ ﾚﾍ!
l l:.|/// |//|:l
`ｰi;| ' ,N
| `ｰ ￣ , '
,,rへ､_ ｀ 〔´__
／l :ヽ､ ﾞ7'r'Yヽ､ﾞｰ､
: : |: : : ヽ/､;:;;;}ｲ: :ヽ: ＼
.: :.＞': : ヽ/::::| .ｌ: :＜: : ヽ
朝「うん、それ無理。じゃあ、死ん―――」
ちゅっ
朝「！？///」
キ「あはは。照れちゃって可愛い・・・俺はその美しさを補って崇高の男になるのです」
びきっ・・・びちっ
朝「！？」
キ「くくっ・・・うふふ・・・あはははははははは！！」
くら・・・さくら・・・朝倉！
朝「はっ・・・夢、か」
キ「どうした？」
朝「ううん・・・なんでもない」
キ「さて、じゃあ行こうか」
朝「うん・・・今日から夫婦なんだよね」
キ「あぁ、そうさ・・・幸せにするからな」
朝「うん」
岡「よく来たね！さぁ、やろうか！」
ベ「ここからが本当の地獄だ」
Ｈａｐｐｙ Ｗ―ｅｎｄｉｎｇ
キ「・・・ハルヒ・・・」
ハ「何よ、キョン」
キ「俺疲れちゃった」
ハ「え？」
キ「毎日毎日、こんな見つかるわけもない探索したりとか。俺疲れちゃった」
ハ「何を言って・・・！」
キ「でも、一番疲れるのはお前に気持ちを隠す事だ・・・ハルヒ、好きだ」
ハ「！！」
キ「世界一愛してる」
ハ「キョン・・・えへへ・・・私も大好きよ」
キ「ハルヒ・・・」
ハ「キョン・・・」
その頃学校内では
女岡「いやぁ！来ないでぇ！」
女古「ひぃっ！」
女シ「何あの化け物」
ベ「ロリロリロリロリッ娘を食べたいぞ～」
谷「ベジータ発見！これより捕獲する！！拘束器具●挿入！！」
ベ「アナルだけは、アナルだけは！アッー！！」
「……」
「……」
「……ゆ、ゆきりん」
「……いっちゃん」
「ゆきりん」
「いっちゃん」
「……クスッ」
「……」
「あ、今笑いましたね」
「……笑ってない」
「またまた」
「……いっちゃん」
「ゆきりん」
「……」
「……ほらやっぱり」
キョン「ハルヒ…あのさ、今すぐって訳にはいかないけど、
俺と…結婚してくれないか」
ハルヒ「嬉しい…ずっとそうなったらいいなって思ってた」
キョン「本当か！やった！」
ハルヒ「キョン…」
キョン「ハルヒ、大好きだっ！」
もうすぐ『涼宮ハルヒの約束』発売か。
また延期になんなきゃいいが…さて誰からクリアするかな？
まず古泉は論外だ。理由は言わなくても解るだろ？
やはり最初は朝比奈さんだな。
あのスイートボイスを独り占め出来ると思うと後ろめたい気するほど楽しみだ。
何やらポロリイベントもあるようだが…けしからんな。うん、けしからん。
次は勿論長門だな。
どうやらいつもと違った長門の一面が見られそうだ。それに今回も俺を助けてくれるようだし…毎度毎度済まないな長門お前には感謝の気持ちを込めてクリアさせてもらうぜ。
んで次は………まあ順番で行くとハルヒだな。
製作者には何故ゲームをやってまで奴に振り回されなきゃいかんのか小一時間問いたがまあゲームにかかった労力や制作費、容量などを無駄にするのも気が引ける。
とてつもなく気が進まないがクリアするか…。
ん、俺の弁当の食い方？なんだいきなりそんな事聞いて。
まあ最初に米その次野菜、最後にメインのおかずってとこだな。
ああ、俺は一番好きな物は最後にとっておくタイプだ。その方が楽しみが増すだろ？
……ってなにニヤニヤしてやがる気色悪い。
さてゲームの予約にでも行くか。
