キッカケは些細な事だった
そう、何かの拍子に机の角で股間がこすれて、それが今まで感じた事がない快楽だったのだ

それから長門有希は人目のない時はぐいぐいと角を股間を押しつけていた

それにもコツとかがあるらしく、初めは教室の机とかだったが、部室になり、キョンの鞄や所有物でするようになっていた

色々試してみたが、彼の持ち物以上の快楽は得られなかった


その日もキョンが使ったシャープペンで刺激していたときの事だった

今日は涼宮ハルヒは帰宅、朝比奈みくるは友人に連れていかれ、古泉一樹は組織の会議
彼も今は涼宮ハルヒに言われた仕事をこなしている

だから長門有希は気を抜いてしまった
部室に鍵もかけずに行為に耽ってしまった

「……ふぁ……ん……はぅ」

長門有希の行為はそう激しいモノではない、下着越しに性器を刺激する程度のモノだった
それ以上先の事なんて知らなかったし、この行為だけで十分に満たされていた

「あぅ……キョ……ふぁん……ふぁぁ…」
ビクビクと快楽に身を委ねて行為に耽っていた
だから、部室の扉が開けられても気付かなかったのだ

夕日が射し込む中、長門有希は一人行為に耽っていた
スカートを巻くし上げて、片足をイスに乗せて彼のシャープペンで優しく、時に強く性器を刺激していた

「…あっ……はふぅ…キョン……あはっ」

これが彼の私物でなければ長門有希は気配に気付いていたかもしれない
一通りの快楽を味わった長門は少し火照った顔を上げた


すると目の前には目を見開いて自分を見つめている彼の姿があった
「あ…いや……その……予定より早く終わって……」

なんて言いながら彼は目のやり場に困っているようだった
長門有希もどうしていいか分からず困っていた

彼には私を知ってもらいたい。全部を見てもらいたい
ただ、なぜか分からないがこの行為を見られたのは恥ずかしいと感じた

「……あ…それ俺のじゃ……」

キョンは長門が自分のシャープペンを使っていたのに気付いた

長門が俺のシャープペンを……?
状況的考えればアレを使ってたんだよな?
「……あ…それ俺のじゃ……」

そう言うと長門はビクッとして、首をふるふると振っている
長門も動揺しているのか高揚しているせいか、いつもの長門とは違う気がする

今にも泣き出しそうな長門を見ていて俺の中のデビルが目覚めた

さらば~良心~フォ~エヴァ~


俺は一気にずっと首をふるふるしている長門に歩み寄った

「あれ?ヤッパリこのシャープペン俺のじゃないか。これ何に使ってたんだ?」
俺はあえて意地悪く聞いてみた
長門は壊れた玩具のようにずっと首をふるふるしている

ヤバいぞ。何か新たな何かが俺の中に芽生えそうだ


そして俺が舐め回すように舐めを見てみる

スラッと伸びた白い足…片足はイスに乗せているから白い下着が丸見えだ
上半身は乱れてないようだ。右手には俺のシャープペンを持って……これは色んな意味でヤバい
長門よ…破壊力抜群だ……

俺のその視線に気付いたのか、イスに乗せていた片足を下ろしてスカートを直した
おいおい!それじゃ純白の聖地がみれないじゃないか
「わりぃ、もっと見せてくれ」

そう言って俺は長門の前にしゃがみ込んで、両脚を一気にに左右に開いた

足を開いた時長門はなんだかよく分かってない顔をしていた
まぁ突然過ぎて当たり前だよな


そして長門がフリーズしている間に聖地を堪能してみる
長門の…なんとも言えない香りが脳をダイレクトにくる
よくよく見ると下着にうっすらとしたシミもある

興味本意で指で突っついてみた
長門は激しくビクッとして「あふぁ…」と色っぽい声を出してくれた

俺はまた長門に意地悪な事を言おうと顔を上げた
「あ……な、長門……?」
それにはまだイヤイヤして泣いている長門がいた
「あ…その……すまん」
長門は泣き止まない
正直調子に乗り過ぎた自分が許せなくなってきた

だから長門はイヤかもしれないが…
長門を抱きしめた
「ごめんな…調子に乗り過ぎた…」

そう言うと長門はようやく首を振るのをやめた
「ごめんな……」
俺はそれしか言えなかった
「ごめん……」
「……問題ない」
だから長門にそう言って貰えて嬉しかった。これからは長門に優しくしてやろうと思った

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最終更新:2020年05月28日 19:32