おれはベッドで眠りふけっていたはずだ・・・。
少なくとも学校の校庭なんかで寝ちまうほどのマヌケでもないつもりだ。
灰色の空、灰色の風景、どこかで見たことがある風景だ。
ここは・・・・・閉鎖空間だ。
少なくとも学校の校庭なんかで寝ちまうほどのマヌケでもないつもりだ。
灰色の空、灰色の風景、どこかで見たことがある風景だ。
ここは・・・・・閉鎖空間だ。
何故か隣には古泉が寝ている。またこいつがおれをここに連れてきたのか?
「おい起きろ古泉。」
古泉の頬を何度かペチペチと叩く。
「ん・・・・?ここは・・・?」
とぼけてないでさっさと事情を説明しろ。
「これは・・・どういうことでしょう・・・僕の能力は今・・・完全に消えています」
「何?ここにおれを連れてきたのはお前じゃないのか?」
おれは少しばかり動揺していた。しかしそれは古泉にも同じだったらしい。
「いいえ。今回のことは僕にも全くわかりません・・・なぜ貴方と僕がここにいるのか、そしてなぜ僕の能力が消えてしまったのか・・・。」
「おい起きろ古泉。」
古泉の頬を何度かペチペチと叩く。
「ん・・・・?ここは・・・?」
とぼけてないでさっさと事情を説明しろ。
「これは・・・どういうことでしょう・・・僕の能力は今・・・完全に消えています」
「何?ここにおれを連れてきたのはお前じゃないのか?」
おれは少しばかり動揺していた。しかしそれは古泉にも同じだったらしい。
「いいえ。今回のことは僕にも全くわかりません・・・なぜ貴方と僕がここにいるのか、そしてなぜ僕の能力が消えてしまったのか・・・。」
ふいに昨日朝比奈さん(大)に言われた言葉を思い出した。
「キョンくん・・・『くそみそテクニック』って知ってます?」
くそみそ・・・あれは結局何が言いたかったのか・・・何のことかさっぱりわからん。
「おい古泉、お前『くそみそテクニック』って知ってるか?」
古泉は一瞬目を見開いて考え込むような仕草を見せた。何がいいたいんだこいつは。
「・・・・僕には心当たりはありませんね・・・」
「そうか。とりあえず校舎に入ろう。部室に行けば茶もある。」
俺は少しでも安心できる場所に行きたかった。今思うとこの行動が間違いだったのかもしれない。
「おい古泉、お前『くそみそテクニック』って知ってるか?」
古泉は一瞬目を見開いて考え込むような仕草を見せた。何がいいたいんだこいつは。
「・・・・僕には心当たりはありませんね・・・」
「そうか。とりあえず校舎に入ろう。部室に行けば茶もある。」
俺は少しでも安心できる場所に行きたかった。今思うとこの行動が間違いだったのかもしれない。
「そうですね。行きましょう」
俺たちは薄暗い校舎の中へと歩をすすめた
俺たちは薄暗い校舎の中へと歩をすすめた
茶をすすりながら俺と古泉はいつものパイプ椅子に腰をかけていた。
いまだに状況が掴めない。なぜおれと古泉は2人でこんな胸クソ悪いところに閉じ込められんだ?
「僕にはさっぱりわかりません。しかし、ここに涼宮さんがいないことから。新たな世界の再構築ではないことは確かですね」
ん・・・?じゃあここはただの閉鎖空間ということか・・・?それにしては腑に落ちない点が多い。
そんな俺の心を読み取ったかのように古泉が続けた。
「しかしここには『神人』がいない。それに現実世界へ戻れない。ただの閉鎖空間ではありません。僕の能力が何故消えたかも気がかりですし・・・」
いまだに状況が掴めない。なぜおれと古泉は2人でこんな胸クソ悪いところに閉じ込められんだ?
「僕にはさっぱりわかりません。しかし、ここに涼宮さんがいないことから。新たな世界の再構築ではないことは確かですね」
ん・・・?じゃあここはただの閉鎖空間ということか・・・?それにしては腑に落ちない点が多い。
そんな俺の心を読み取ったかのように古泉が続けた。
「しかしここには『神人』がいない。それに現実世界へ戻れない。ただの閉鎖空間ではありません。僕の能力が何故消えたかも気がかりですし・・・」
ハルヒが原因なのは確かだ。しかし最近ハルヒの言動はどこかおかしく見えた・・・。
近頃朝比奈さんにも全く興味をしめしてなかったしな。
くそっ・・・どうすれば・・・
近頃朝比奈さんにも全く興味をしめしてなかったしな。
くそっ・・・どうすれば・・・
ヴぉん・・・
俺と古泉は同時に音のする方に振り向いた
PCが起動する音だ
PCが起動する音だ
俺はすぐさまPCに駆け寄った。
真っ黒な画面に文字だけが映し出された。
真っ黒な画面に文字だけが映し出された。
YUKI.N>貴方たち2人は今わたしがいる世界とは別の世界にいる。
『それはわかっている。いったい何故俺と古泉なんだ?』
少しの間があった。まるで躊躇うかのような・・・。
少しの間があった。まるで躊躇うかのような・・・。
YUKI.N>涼宮ハルヒの腐女子化が原因。涼宮ハルヒは独自で801の世界を創り出そうとした。
その結果。選出されたのが古泉一樹とあなた。
厳密に言えば涼宮ハルヒはその世界に「いる」。しかし存在の仕方がこちらの世界と異なっている。それはそちらの世界に「いる」朝比奈みくるにもいえること。
わたしはハブられた。腐女子2人に。もうどうすることもできない。
その結果。選出されたのが古泉一樹とあなた。
厳密に言えば涼宮ハルヒはその世界に「いる」。しかし存在の仕方がこちらの世界と異なっている。それはそちらの世界に「いる」朝比奈みくるにもいえること。
わたしはハブられた。腐女子2人に。もうどうすることもできない。
『意味が全くわからん。おれにも解るように説明してくれ。』
YUKI.N>涼宮ハルヒと朝比奈みくるはその世界に「視点」として存在している。「見て」欲望を満たすだけの存在。
だからもうどうすることもできない。
文字がどんどん薄くなってきている。そして最後に遺言のように
だからもうどうすることもできない。
文字がどんどん薄くなってきている。そして最後に遺言のように
YUKI.N>open your anal
くそ・・・腐女子?801?そして最後のメッセージ・・・・意味がわからない。解決の糸口はないのか?
「おい古泉。今の・・・理解できたか?」
すっかり元通りニヤニヤしてやがる。何考えてんだこいつは。
「そうですねぇ・・・」
ニヤニヤしたまま口篭もる古泉。なんだこの歯切れの悪さは。
「くそっ!」
俺は何気なく窓の外を眺めた。外は塗りかけの絵画のように着色されていた。
「おい古泉。今の・・・理解できたか?」
すっかり元通りニヤニヤしてやがる。何考えてんだこいつは。
「そうですねぇ・・・」
ニヤニヤしたまま口篭もる古泉。なんだこの歯切れの悪さは。
「くそっ!」
俺は何気なく窓の外を眺めた。外は塗りかけの絵画のように着色されていた。
ガチャリ
俺が振り向くと古泉が部室のドアに鍵をかけていた。
「おい・・・何をやってるんだ?」
「・・・・」
いつもの古泉と雰囲気が違う。なんなんだいったい
「僕はこの世界でもやっていけそうな気がしてきましたよ」
古泉がにじり寄ってくる。気持ち悪い。
くそ・・・腐女子・・・801・・どこがきいたことが・・・そしてopen your anal・・・
!!!!!!!!!
「おい・・・何をやってるんだ?」
「・・・・」
いつもの古泉と雰囲気が違う。なんなんだいったい
「僕はこの世界でもやっていけそうな気がしてきましたよ」
古泉がにじり寄ってくる。気持ち悪い。
くそ・・・腐女子・・・801・・どこがきいたことが・・・そしてopen your anal・・・
!!!!!!!!!
俺は気づいてしまったのだった
少し前VIPPERである釣屋さんに「腐女子」と「801」について説明を受けたことがあった。
その時は釣屋さんがいきなり飛び降りたりしたせいで説明の内容を今まで忘れていた。
その時は釣屋さんがいきなり飛び降りたりしたせいで説明の内容を今まで忘れていた。
腐女子・・・801・・・そして閉じ込められた男2人・・にじり寄ってくる古泉一樹木・・・
o p e n y o u r a n a l
「ふふっやっと貴方も気づいたんですね!僕と一緒にこの世界を楽しみましょう!マッガーレ!」
アナルだけは!アナルだけは!・・・・・・!!
the end