８０１無題１ - 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki

古泉「ねーねーキョンたんキョンたん!」
キョン「……なんだ気色悪い。というか『たん』付けやめれ」
古泉「では、何を付けてお呼びすればよろしいですか?」
キョン「…いきなり真面目になるのか」
古泉「あー!キョンたんはこっちのキャラの方が良かったかにゃ?」
キョン「どっかの殿みたいなキャラになってるぞ」
古泉「べっ別にキョンたんの為にやってあげてるんじゃないからね!」
キョン「今度はツンデレか?」
古泉「もう僕は帰っちゃうからね!着いて来ないでよね!」

キョン「…脈絡の無い奴だ…」

次の日

ハルヒ「キョーン!!!」
キョン「よぉ…って」
ハルヒ「どう?ポーニーテールにしてみたんだけど…似合」
古泉「キョーンたーん!!オハヨー!!!
みてみて!!!キョンたんがポーニーテール萌えって聞いたから
僕も今日からポーニーテールに……」

　　修　　羅　　場

みくる「キョンくーん!おはようです…あっ」
長門「おはよう…ぁ」
ハルヒ「あっ…」
古泉「きょへっ!?」

キョン「…何故みんなポーニーテールなんだ!!!!」

古泉「(びくっ)…だって…だって…キョンたんがポーニーテール萌えとか宣言しちゃうから…
ぐすん…ふぇーん…」
キョン「何故お前が泣く!」
ハルヒ「あー!キョンが古泉君泣かしたー!!」
みくる「あの…泣かすのは良くないと思います!」
長門「…最低」

古泉「うっ…うっ…ぐすん…ありがとう…みんな…
でっでも!キョンたんを責めないで!」
ハルヒ「古泉君…」
古泉「みんなだって…キョンたんのことが好きなんでしょ…?
だからこうしてポーニーテールにしてきた…そうでしょ…?」
みくる「…そうです」
キョン「ななななんだってー!!!!」
長門「…(ｺｸﾝ)」
キョン「長門まで!?」
ハルヒ「そう…そうよ…みんなキョンのことが大好きなの!!」
キョン「告白されちゃったよ!!!」
古泉「ね…?キョンたんはみんなに好かれてるんだよ…」

キョン「古泉……」
古泉「…やっやだ!なんか…また涙が…でてきちゃった…
なんでだろうね…キョンたんの事を考えると胸が苦しくなっちゃうんだ…」

みくる「…古泉君、それは恋っていうんですよ」
古泉「恋…?」
ハルヒ「そう、好きって気持ちがいっぱいになったら
それは恋になるの」
長門「…すき、スキ、好き…表現はいくらでもある。
勿論好き以外にもある。」
古泉「好き以外にも…」

キョン「雲行きが怪しくなってまいりましたよ。」

「…私たちはそろそろ行くね。
ほーらみくるちゃん!行くわよ!」
「はっはひっ!」

ハルヒに腕を掴まれた朝比奈さんは共に教室の方へ消えていった。
その際古泉になにかしら吹き込んだように見えたのは気のせいか?
長門も

「…やればできる」

などと古泉に話しかけたと思いきや、立ち去った。

文体変更

今この廊下は俺と古泉の２人っきりだ。
1時間目の授業を知らせるチャイムが響き渡る

「古泉…遅刻するぞ。早く教室に行こう」

おれは一刻も早くこの場を立ち去りたかったのかもしれない。
でも古泉はそれを許さなかった。

「キョンたん…このまま部室に行こ?」

何を言っているんだコイツは。
なにが小首を傾げながら『行こ?』だ。
でも俺は思わず首を縦に振ってしまった。

古泉が部室のドアを開けた。
キィーとドアが軋んだ。
授業中だからかもしれないが、いつも以上に周りが静かに聞こえた。

「キョンたん…僕、やっと気付いたんだ。」

なにをだ。

「さっき廊下で涼宮さん達と話してたの聞いてたでしょ?」

そりゃあ最初から居たからな

「僕ね……キョンたんというマイスイートアナルを愛しているんだ!!!!」

古泉が大きな声で叫んだ。
それはもう授業中ということを忘れてしまっているかのように。

案の定その声は学校中に響き渡った

「…よく言ったわ…古泉君…」

「やりましたね…古泉君」

「…グッジョブ」

ざわめきが聞こえてきた
もう俺は駄目なのかもしれない

「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!僕のマイスイートアナル!!!!
キョンたーん!!!!!!!!」

「アナルだけは!!アナルだけは!!!!」

おまけ

「アナルじゃなかったらいいんですね?」

「アッー!!!!」