ハルヒがシャミセンと入れ替わっただと!?
古「ええ、昨日あなたがシャミセン氏と戯れている姿を見てましたから」
しかし、それだけの理由で…!?
古「お風呂も寝るのも一緒だとあなたは言ってまし、憧れたのでしょう」
…。しかし、そうしたらハルヒの体はどうなっている!?
ハ「にゃあ」
キ・古『!!?』
古「それでは、涼宮さんとシャミセン氏のお世話、宜しくお願い致します」
ちょっと待て。せめてどちらか一つお前が預かれ。
古「それは無理です。シャミセン氏姿の涼宮さんがここにいるのを望んだことです。
それに涼宮さん姿のシャミセン氏はあなたの部屋がお気に入りです」
ハルヒを俺の部屋に住まわせる気か?勘弁してくれ。
古「ほとぼりが覚めたら元に戻るでしょう。それまで宜しくお願いします」
勘弁してくれよ…
シ・ハ『にゃあ』
…古泉帰宅後…
さて、ハルヒ(中シャミセン)とシャミセン(中ハルヒ)はじゃれあっているがどうすっかな。
まあいい、とりあえず風呂に入ってから考えるか。
ちょ、ちょっと待て!お前ら付いて来るな!
シ・ハ『にゃあ』
『にゃあ』じゃない!どっちが入って来ても困るんだよ!ほら、シャミセン(ry)、ベッドに戻れ。
シ「フギャー!」
うぉぉー!痛てぇー!!引っ掻くな!!
シ「フー!」
確かに人間で言うと胸の位置を触ったかもしれんが、今お前は猫だ。諦めろ。
ハルヒ(ry)も戻れ。くそ、どうしても付いて来るつもりか。意地でも戻してやる。そりゃ!
プニュ
ん?この感覚はまさか…
シ「ブギャー!!」
す、すまんシャミ(ry)、悪気は無かったんだ!だから止めてくれ、爪と牙の波状攻撃は洒落にならん!!イテテテ!!!
ハ「にゃあ」
…キョン入浴中…
くそ、シャミ(ry)に引っ掻かれた場所がしみるぜ…
しかしどっちも風呂に入らせないわけには行かないし、どうすっかなぁ。
シャミ(ry)はまだ何とかなるが、ハルヒ(ry)は流石に一緒に入れないよな。
ん、待てよ。ハルヒ(ry)はシャミなんだから、シャミ(ry)にばれなきゃ大丈b…いやいや、何を言っているんだ俺は?
しょうがない、長門か朝比奈さんに頼んでお風呂に入れてもらおう。
さて、出るか。ガラガラ
っておい!シャミ(ry)!なんで脱衣所にいるんだ!!しかも何で俺の着替えにうずくまっているんだ!!!
シ「にゃぁ~///」
待て待て、しかも俺今全裸じゃねーか。こいつにテドd…じゃない、MY SON を見られちまったorz
シ「ゴロゴロ/////」
くっそぅ、羞恥の極みだ。
はあ、本格的に長門や朝比奈さんに任せようかな…
…長門&みくる到着…
…という訳で、ハルヒ(ry)をお風呂に入れて、着替えさせて欲しいんですよ
長「…わかった」
み「では早速涼宮さん(ry)を綺麗にしましょう。キョンくん、お風呂借りますね」
え?俺の家で洗うんですか?
み「はい。涼宮さん(ry)を私たちの家に運ぶのも大変ですし、銭湯だとどんな行動するかわかりませんし」
でも、着替えはどうるんですか?
長「…私達は一旦取りに戻る。涼宮ハルヒ(ry)の着替えは古泉一樹が用意する」
っていうか、二人ともうちのお風呂に入るんですか?
み「ええ、みんなで入るのも楽しいと思いますよ。それじゃ、少し待っててくださいね」
…二人は着替えを取りに一旦帰った…
今のうちにバスルームに盗撮カメ…じゃない!掃除するか…
そういえば、シャミ(ry)はどこいったんだ?
ハ「にゃあ?」
…長門&みくる&ハルヒ(ry)、入浴中…
み「さあ涼宮さん(ry)、体を洗いましょうね」
ハ「にゃあ」
み「これだけ大人しい涼宮さんも珍しいですね。長門さん、前の方お願いします」
長「………」
ムニムニムニ。
み「な、長門さん!?」
長「大きい。私の手には収まらない」
み「本当ですね。ふふっ、そうだわ。涼宮さん、いつも私のを触ってるからたまには私が触ってもいいですよね?ごめんなさい、涼宮さん(ry)」
ムニュ。ムニムニ
み「うゎ、柔らかい///それに涼宮さん、大きいだけじゃなくて形もいいですよね」
長「それだけでは無い。張り、艶、弾力、向き、その他生理的特性について全て成人女性の平均を33~58%上回っている」
み「涼宮さん、すごいですね~。私なんかまだまだですね」
長「あなたも平均を十分上回っている。特に大きさに関して言えば、偏差は著しく大きい。
正規分布曲線のx軸漸近線に近い。偏差値で言うと86に該当する。
…羨ましい。私は情報統合思念体によって全て平均レベルとして作られた。
しかし私が普段接する空間内にいる女性は大きさに関して平均より著しく…」
み「な、長門さんのだって可愛らしいですし、とても素敵ですよ!」
長「そう…ありがとう」
―脱衣所の前―
キ「…正直、たまりません」
…入浴後のハルヒ(ry)…
二人とも、どうもありがとうございます。
長「…いい」
み「どう致しまして。こちらも楽しかったですよ♪」
何が楽しかったんですか?
み「うふっ、涼宮さんのサイズがわかったんですよ。聞きたいですか?」
あ?い、いえ、止めときます…
(立ち聞きして長門や朝比奈さんのサイズまで全部知ってるなんて言えねぇ…)
長「………ジーッ」
(長門!いつもより目線が冷たいぞ!立ち聞きがばれたのか!?)
と…ところで、ハルヒ(ry)はどこですか?
み「もうすぐ来ますよ。ほら」
ハ「にゃ」
!!!
……………
あのー、一つ聞いてもよろしいでしょうか?
長「何?」
何でTシャツ一枚なんですか、ハルヒ(ry)は?
み「中身は猫ですし、服を着るのを嫌がったんですよ。着せるの大変でしたぁ。あの一枚でせいいっぱい」
えーっと、あの、その、つまり、えー、し、下着は、ど、どうなってるんですか?
長「していない」
……!
長「ノーパンノーブラ」
……!!!
長「ぱんつーまるーみえー」
はうっ……バタン
…キョンは気絶した…
み「長門さん、ネタが古いですよ!それに穿いてないんですから【禁則事項】まるーm
…そうじゃなくて、からかっちゃダメですよ。
でもそんな言葉で気絶するなんて、キョンくん純情ですね♪」
長門「…ユニーク」
み「でも助かりました。長門さんが空間操作をしてくれたおかげで下着を身に着けることができました。
でもちゃんとキョンくんに伝えないと可哀想ですね」
長門「…そう」
…長門&みくる帰宅…
あぁ、さっきは長門にしてやられたな。しかもジェスチャー付とはかなりマニアック。
もしかして立ち聞きの仕返しだったのか?
お詫びに何か本を買うことにしよう。
朝比奈さんにバレたらそこはかとなくマズいだろうし。
ちなみにハルヒ(ry)は俺のベッドの中で寝ている。
最初はベッドの上で寝ていたが、Tシャツ一枚では色々と見えそうだったので布団を被せる事にした。
シ「にゃあ」
ん、お前は今までどこに行ってたんだ?
お前のせいで今日はクタクタだ。
シ「にゃぁ~」
シャミセン(ry)は胡座をかいている俺の足の上に乗り、丸くなった。
やれやれ、こうしているだけなら問題は無いんだがな。
頼むからあまり騒動を起こしてくれるなよ。
俺はシャミ(ry)の頭を撫で、喉を擦ってやった。
シ「ゴロゴロ…」
気持ち良さそうだ。
暫くそんな事をしているとシャミ(ry)は寝たようだ。
さて、俺も飯まで一眠りするか…
…キョンとシャミ(ry)、睡眠中…
妹「キョン君、ご飯だよー!」
はっ!もうそんな時間か。よし、飯を食いに行くか。
お前も来るか?シャミ(ry)?
ハ・シ『にゃあ』
ハルヒ(ry)、お前はもう少し寝てろ。今出て行くと面倒だ。後から持って来てやる。
ハ「にゃあ」
妹「シャミのごはんだよー」
大量のキャットフードがシャミ(ry)の目下に広がる。
…多分食べないだろうな。やれやれ、後から持って来てやるからお前も我慢しろ。
シ「にゃー」
おいおい、テーブルに乗るな。俺の飯を食うな。しかも俺の好物ばっかり食うな!
シ「にゃはぁ」
…前言撤回。お前に飯はやらん!
…夕食後…
さて、ハルヒ(ry)にも飯をやらなきゃな。流石に人間の食べるものを与えないとハルヒも怒るだろうな。
ハルヒ(ry)、お前がいつも食べているものとは違うかもしれんが、黙って食べてくれないか?
ハ「にゃあ」
流石シャミセン。聞き分けがよい。それに比べてシャミ(ry)は…
妹「キョンくーん、シャミをお風呂に入れてよー」
そういえばまだシャミ(ry)は風呂に入れてないな。でも変な処障ると引っ掻かれるしな…
そういえば最近、
『猫は自分の体を舐めるグルーミングと言う行動で体を綺麗にしているので、本来風呂に入る必要はない』
という文章をどこぞのスレで見た気がするが、まあ気にしないでおこう。
中身は女の子だし、風呂には入りたいだろう。
そうだ、妹よ、お前がたまには洗ってやれ。
妹「わーい、シャミとお風呂だー」
シャミ(ry)よ、これなら文句ないだろ?
シ「…にゃ」
渋々行ったな。やはり体は洗いたいらしいな。
―数分後―
シ「フギャー!!」
うをっ、どうしたシャミ(ry)?
シ「ギャー!ギャー!」
妹「シャミは猫だから熱いのは苦手だと思って、水を掛けてやったの~」
熱いのが苦手なのは舌だけだ。よく覚えとけ馬鹿妹よ。
妹「えへへっ。シャミゴメンネッ☆」
シャミ(ry)は俺に抱えられ、ブルブル震えてる。
―やれやれ、やっぱり俺がやらないとダメか―
…水を掛けられたシャミ(ry)、お風呂入り直し…
キ「さ、体を洗ってやる。頼むから引っ掻いたりはしてくれるなよ」
シ「にゃ…」
何だか寂しそうだな。俺と一緒に入りたかったのか?
シ「にゃあ」
すまんが、先に入らせてもらったんでな。また今度だ。
シ「……」
というか、シャミセンは湯船には浸からないぞ。いつも体を洗うだけだ。
ん?そういえば震えてるな。さっき妹に水を浴びせられたからな。
しゃーない、お風呂に入れてやる。しかし桶では小さいし、かと言ってバスタブに足が届かないな。
抱えてやるから一人で入れ。それでいいだろ?
ハ「…にゃ」
よし、納得したな。それっ!プニ
シ「フギャー!」
しまった!また触っちまった!!
スマン悪かったから暴れるなやめrうぉっ!
…キョン、足を滑べらしてバスタブにダイブ…
ぷはっ!…やれやれ。結局一緒に入る事になるのか…
シ「にゃ♪」
しょうがない、シャミ(ry)が出るまで浸かることにするか…
シ「にゃー♪」
…シャミ(ry)と入浴中のキョン…
やれやれ、服を着たまま風呂に入る事になるとはな。ま、こいつと裸で入るわけにもいかんしな。
シ「にゃあ」
お?そろそろ出たいか?俺もでるかな
さぁ体を拭いてやる。暴れるなよ
シ「に゛ゃぁ~」
こら少し落ち着け。だから暴れるな!
………
……
…
ふーっ、もういいぞ。さて、俺も体拭くか。いつまでも濡れ雑巾のままでは風邪を引くしな。
シ「……ジーッ」
おいこら、何見てんだよ?そんなに俺の裸を見たいのか?
シ「……にゃ」
ふっ、よし見せてやろう。ヌギヌギ
シ「…!」
ほれ最後の一枚だ。よく見ろ、脱ぐぞ。ズル
シ「ッ!!!」
あーあ、逃げたか。あいつも恥ずかしいと言う単語知ってたのか。
人に見せるのは慣れているのに見るのは慣れてないんだな。
まぁ俺も逃げなかったらどうしようかとは思ってたんだがな。
…入浴後、まったり休憩中…
ふわぁー、眠くなったし、寝るか。シャミ(ry)もいつの間にか俺の膝の上で寝てるしな。部屋に戻るか。
ハ「にゃあ」
…こいつを忘れてた。どこで寝かせるかな…
といっても、いつものシャミセンなら追い出しても勝手に潜り込んでいるしな。
ハ「にゃあ」
案の定、潜り込みやがった…
しまったなぁ、他に布団はないし…。ハルヒすまん、何もしないから一緒に寝かしてもらうぞ。
おいハルヒ(ry)、もっと奥に行け。
ハ「にゃあ」
はぁぁ、緊張して眠れねぇ~。どうすっかなぁ、俺。
…キョンとハルヒ(ry)とシャミ(ry)、同じベッドで就寝中…
だぁー!だめだ!やっぱり眠れん!!
ハルヒは「黙っていれば一美少女」と前に俺は言った。
今目の前にいるハルヒ(ry)は殆ど何も喋らず、奇抜な行動もせず正に「一美少女」そのものだ。
しかも俺の横で寝ているという、二度とないようなシチュエーションだ。
さらに言うと、手を出しても何も言わないだろうし、抵抗もしないだろう。
…いかんいかん、戯言だ。気にしないでくれ。第一中身は雄猫だ。そんなマニアックな趣味は俺にはない。
でもなぁ、外見がハルヒで、しかも「にゃあ」の声が異様に可愛いんだ。本当にハルヒが甘えてきているような、そんな感じだ。
…おいおい、また妄想か。本格的にやばいな、俺。
仕方ない。寒いが俺がベッドの外で寝る事にしよう。服を着込めば大丈夫だろう。よし、布団から出るか。
ハ「にゃあ?」
しまった!ハルヒ(ry)を起こしちまった!
な、なんだハルヒ(ry)、俺の顔をじっと見つめて。ドキドキするだろうが!
ハ「……」
か、顔を近付けるなぁ!
ペロッ
はぅっ…ドサッ
…キョン再び気絶…
み「あ~ぁ、キョン君、涼宮さん(ry)に顔を舐められただけで気絶しちゃいましたぁ。
相変わらずヘタレですぅ。残念です。あんなんじゃ面白い事は起きませんね♪」
長「……ウブでシャイ」
み「長門さん、やっぱり古いですよ…」
―キョンの部屋に盗撮カメラをつけ成り行きを見守る二人であった―
※ハルシャミ保守 2日目(長門&みくる編)につづく