周囲の沈黙が重く、鈍く聞こえる。
そよ風がまるで馬の群れが疾走するかのように響き渡る。
そよ風がまるで馬の群れが疾走するかのように響き渡る。
ドドドドドド…
運命は何時だって私の味方だ……
このガキの持ち出した『猫草』の空気弾も運よく懐の『腕時計』が守ってくれた。
それなのに……
このガキの持ち出した『猫草』の空気弾も運よく懐の『腕時計』が守ってくれた。
それなのに……
「てめー今確かに 『吉良吉影』っつったよなあぁ~~~~!」
「こっ…こんな偶然がッ!!」
目の前のガキ、川尻早人が拳を握り締めて「してやったり」という顔をしている。
「こっ…こんな偶然がッ!!」
目の前のガキ、川尻早人が拳を握り締めて「してやったり」という顔をしている。
「偶然なんかじゃあない…運命なんかでもない!これは賭けだ!ぼくが賭けたんだッ!!」
沈黙が止み、会話が継続しているのに一層大きく耳鳴りが鳴り続ける。
沈黙が止み、会話が継続しているのに一層大きく耳鳴りが鳴り続ける。
ドドドドドド…
「ちょっぴり早く来させる事に賭けたんだッ!(そして来たッ!)」
早人がモーニングコールによって起こした、『バイツァ・ダスト』で爆死が決まっている(であろう。)
『東方仗助』が近づいてくる、まずいッ……!!
早人がモーニングコールによって起こした、『バイツァ・ダスト』で爆死が決まっている(であろう。)
『東方仗助』が近づいてくる、まずいッ……!!
「確かに聞いたぜ…!おめーは今…確かに名乗った!!」
声にならない喘ぎ声が漏れる、どうする…?どうすればいいッ!?
「ドラァッ!」
「ドラァッ!」
奴のスタンド、クレイジー・ダイヤモンドの拳が頬に直撃する。
「同姓同名の人違いだったらよォォ~~~ッ
怪我はいつでも治せっからよォォー~~~」
隣にいた虹村億奏が私の正体に驚いているがそんな事を気にしている余裕は…あった。
私の能力、『バイツァ・ダスト』は見た人間を爆死させる、私自身を除いて。
出現条件は『川尻早人』への私に対する質問、詮索。
もしくは『川尻早人』へ危害を加えること。
そして爆破した瞬間、一時間前へと時間を戻す。
と、いう事はだ…。
「同姓同名の人違いだったらよォォ~~~ッ
怪我はいつでも治せっからよォォー~~~」
隣にいた虹村億奏が私の正体に驚いているがそんな事を気にしている余裕は…あった。
私の能力、『バイツァ・ダスト』は見た人間を爆死させる、私自身を除いて。
出現条件は『川尻早人』への私に対する質問、詮索。
もしくは『川尻早人』へ危害を加えること。
そして爆破した瞬間、一時間前へと時間を戻す。
と、いう事はだ…。
ビシッ、地面についている砂粒程の小石を早人の目に向けて飛ばす。
小さく、手の平サイズに縮んだ私のスタンド、『キラークイーン』が姿を現し小石を掴み取る。
小さく、手の平サイズに縮んだ私のスタンド、『キラークイーン』が姿を現し小石を掴み取る。
「なんだ……こいつ!?」
「なにか…ヤバいッ!削りとれェッ!」
「なにか…ヤバいッ!削りとれェッ!」
『キラークイーン・バイツァ・ダスト』は網膜に『憑き物』のようにして入り込む能力。
絶対に回避する事の出来ない無敵の能力、最強の爆弾。
絶対に回避する事の出来ない無敵の能力、最強の爆弾。
こうして賭けに勝ったが、勝負に負けた川尻早人は…
全てを諦め、『吉良吉影』を父親として迎え入れるしか無くなった。
全てを諦め、『吉良吉影』を父親として迎え入れるしか無くなった。
涙を流しながら学校へと向かっていく早人を見送り、
愛する妻の入れてくれたコーヒーを飲み終え、支度を済ませる。
「それじゃあ仕事に出かけるか『お出かけ』の…キスをしてもいいかな?」
愛する妻の入れてくれたコーヒーを飲み終え、支度を済ませる。
「それじゃあ仕事に出かけるか『お出かけ』の…キスをしてもいいかな?」
その日、5人の杜王町に在住してた住民が突然、失踪した。
中には有名な超人気漫画家の岸辺露伴と海洋冒険家の空条承太郎も含まれていた。
中には有名な超人気漫画家の岸辺露伴と海洋冒険家の空条承太郎も含まれていた。
青空の広がる美しい杜王町、だが殺人犯が居るとは未だに誰も気づいてはいなかった…
「彼女……美しい手をしているなァ~~~~」
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